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サウスアイランド・エーデルワイス(South Island Edelweiss)

先日ネットニュースにて、鳥取県のフラワーパーク「とっとり花回廊」で大山(だいせん:1729m)を背景に約10万株のサルビア・スプレンデンスが丘一面に広がる風景が紹介されていました。丘一面に広がる真っ赤な風景の写真に思わず圧倒されてしまいました。また「とっとり花回廊」のHPを見てみると、コスモスも咲き始めたというお知らせも掲載されていました。

一度、是非訪れてみたいものです。

 

先週に引き続き、ニュージーランドの可憐な花の1つご紹介します。

 

皆さんは「エーデルワイス」や「ウスユキソウ」と名前を聞くと、どこの国・地域を連想されるでしょうか? 以前ご紹介したヨーロッパ・アルプスのエーデルワイスや日本の礼文島のレブンウスユキソウ、早池峰山のハヤチネウスユキソウなどを連想される方が多いのではないでしょうか。中には世界各国で花の観察をされている方は中央アジアを連想される方もが多いかと思います。

 

実は南半球のニュージーランドにも「エーデルワイス」という名前の付く花があります。本日は「サウスアイランド・エーデルワイス(South Island Edelweiss)」をご紹介します。

サウスアイランド・エーデルワイス(South Island Edelweiss)

被子植物 双子葉類
学名:Leucogenes grandiceps
英名:サウスアイランド・エーデルワイス(South Island Edelweiss)
科名:キク科 属名:レウコゲネス属(Leucogenes)

 

本日ご紹介する「サウスアイランド・エーデルワイス」は、ヨーロッパで観察できるエーデルワイス(キク科ウスユキソウ族)とは別属の花で、ニュージーランドのみに存在する属のレウコゲネス属です。

 

花の縁の白い部分は花弁のように見えますが、これは花序の周囲を飾る苞葉と呼ばれる葉です。これはウスユキソウ属も同じで、水分を保つためにたくさんの白い毛に覆われているのです。

 

白いガクを含めた花径は1.5~2.0㎝、草丈は2.5~10㎝と非常に小ぶりで、花弁(中央の黄色い部分)は15枚ほど、白くフワフワとした葉の中央に密集して花を咲かせます。じっくりと観察すると、ウスユキソウ属と花の作りが違うことがよく判ります。

葉や茎もウスユキソウ属とは異なり、一見すると多肉植物かと感じてしまうほどです。多肉植物のような葉の形状を見て、エーデルワイスと説明しても信じてもらえない時があるくらいです。

花の開花時期は11月下旬~2月、標高1,500m前後の高山帯などの岩場や岩礫地に咲いています。

 

レウコゲネス属は、ニュージーランドのみに分布し、北島に咲く「ノースアイランド・エーデルワイス」を含め、4種が確認されています。
私は、北島の「ノースアイランド・エーデルワイス」を観察したことがなく、是非一度観察してみたいものです。

サウスアイランド・エーデルワイス(South Island Edelweiss)