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ブータンの旅

1975年に日本から最初の観光団体がブータンを訪れました。これが西遊旅行の第一回「秘境ブータン」ツアーでした。「おとぎの国」「桃源郷シャングリラ」と呼ばれ、伝統とヒマラヤの大自然が見事に融合した美しき国。冬はオグロヅルが飛来するフォブジカ谷、春はお祭り見学など、四季折々のブータンの魅力をご紹介します。

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ブータン基本情報

概要

名称 ブータン王国 Royal Kingdom of Bhutan 
ドゥック ユル DrukYul (雷龍の国)
面積 38,394㎢(九州とほぼ同じ面積)
人口 約75.4万人
首都 ティンプー Thimphu
時差 日本との時差 -3時間
公用語 ゾンカ語(国語)
ほか英語、ネパール語、多数のブータン語方言が使用されています。 ブータン方言としては、公用語で西部で用いられるゾンカ、中央ブータンで用いられるブムタンカ、東ブータンのシャーチョップカが主。
通貨 ヌルタム(インドルピーと等価で使用されています)

ブータンの気候

ヒマラヤ山脈南部に位置する内陸国ブータンは寒いというイメージを持ってしまいがちです。
しかし標高によって3つの気候帯に分かれ、気温も大きく異なります。

①ブータン北部:標高約3,000m以上のヒマラヤ山脈地帯

年間通して冷涼な気候だが、夏には高山植物が咲く所も。

②ブータン中部:標高約1,200mから3,000mの山と谷が続く地帯

日本のように四季があります。

③ブータン南部:標高約100mから1,200m未満の平原・ジャングル地帯

年間を通して温暖。
観光客が多く訪れる西部のパロや首都のティンプーは緯度が沖縄とほぼ同じで、標高は2,000m強。
日本人にとっては、夏は避暑地のようで冬は雪はあまり降らず、過ごしやすい場所と言えるでしょう。
ただし、内陸の地形のため朝晩と日中の気温差が大きいので、ご注意ください。



では、ブータン中部の四季について詳しくご紹介します。


●春 / 3月から5月

美しいエトメト(シャクナゲ)の咲く季節。
晴れた日は長袖シャツ1枚で十分ですが、3月、4月は朝晩まだ寒さが残るので防寒着が必要。 

●夏 / 6月から8月

雨季に入りますので雨具は必携(大雨はまれです)。
この時期は旅行者も比較的少なく静かな旅が楽しめます。マツタケが食べられるのもこの時期です。 

●秋 / 9月から11月

気候も安定し、黄金色の稲穂が美しい季節。一面に広がる真っ赤なトウガラシ畑も風物詩の1つです。

●冬 / 12月から2月

厳しい寒さが続く日もあり、時々雪も降ります。澄んだ青空と美しい山々が望めます。

 

ビザ(査証)について

●ブータンの入国申請とビザ取得は通常、旅行会社を通じてしか行うことができません。

ブータンは、国が観光政策を決めています。貴重な外貨獲得手段の1つとされていますので、他のアジア諸国の査証とは違い、国が旅行費用を決め、その決められた旅行費用を支払うことにより、査証を発行するという形を取っています。

言葉

●ブータンの国語

ブータンでは地方ごとに言葉が違います。ブータン方言としては、公用語で西部で用いられるゾンカ、中央ブータンで用いられるブムタンカ、東ブータンのシャーチョップカが主。南ブータンではネパール語が主流です。 現在、ブータンでは、小・中学校から高校、カレッジまで、国語(ゾンカ)以外のすべての学科の授業が、英語を通じて行われています。観光で訪れる町では、すべてといってもよいくらい英語で用は足ります。ホテル以外のバザールでの買い物や、町のレストランでも英語が通じなくて困る、ということはまずありません。小学生や中学生も英語を理解しますので、ちょっとした会話も大丈夫です。ブータン人の英語の発音も日本人には聞き取りやすいので、ヒヤリングで困るということも少ないでしょう。ただ、これは主要訪問地の話で、トレッキングなどで奥地に行くと、ゾンカも通じない村もあります。なにしろ谷ごとに言葉が違うといわれる国ですから、言語の通用度も多様です。

●ゾンカ語

ブータンの国語のゾンカとは、ゾンカクで話される言葉(カ)という意味です。現代の口語に対応できるようにゾンカ語の開発委員会が設置され、単語・綴り字などの整備が進み、1980年代になってやっと国語として定められたばかりです。旅行者はゾンカ語が話せなくても困ることはなかなかありませんが、それでもいくらか覚えていくとブータンがぐっと近く感じることでしょう。ゾンカ語は文法が日本語とよく似ていますので日本人にとっては意外となじみやすい言語です。いくつかおぼえておくと便利なものをご紹介します。

クズ ザンポー - こんにちは
いわずと知れた「おはよう」から「こんばんは」までをカバーする便利な挨拶の言葉です。どんどん使いましょう。目上の人やお年寄りには末尾に敬意を表現する「ラ」をつけて「クズ ザンポーラ」を使うとよいでしょう。

シンベ  - おいしい
食事がおいしいとき、使うと喜ばれるでしょう。語尾をあげると疑問形になります。

ミジュ - もう十分です
「ミジュ」は直訳すると「もう足りました、満ち足りました」という意味です。お腹がいっぱいでもういいです、というときに使います。

ガデ チ モ?  - これはいくらですか?
ディージエーの前にほしいものの名前をおくだけで使えるので便利です。「チャ-イ ディージエー」(チャーイをください)、「イエ ディージエー」(これください)、「サーブン ディージエー」(せっけんをください)、「ターリー ディージエー」(ターリー=定食をください)などなど。

ラ ソー - さようなら
OK、わかりましたを表現するもの同じ「ラ ソー」ですが、手を振りながら「ラ ソー」と言うと、さようなら、になります。

ダ ジョゲ - 行きましょう
ガイドさん、ドライバーさんに、次の場所に移動するときに使うと便利です。「ジョゲ」だけ覚えておけば、「ジョゲ ジョゲ」と重ねて使っても意味が通じます。

タシ デレ - 乾杯/おめでとう
お祝いの時、また乾杯の時に使われます。直訳の意は「あなたに幸あれ!」

カディン チェ - ありがとう
「とっても ありがとう」は「ナメサメ カディン チェー ラ」です。

お土産

●織物

織物の産地として有名なのはブムタン谷やタシガンなどの中央・東ブータン地方。今は外国産の機械織の布で仕立てた着物が普段着としてよく着られていますが、ブータンの人々がオシャレ着として着るのは、手織りで丁寧に織られた布で仕立てたゴ(男性の着物)やキラ(女性の着物)です。 
織物にも色々な種類があります。縦のストライプの布地にカラフルな絹糸で織り込んでいく「キシュ」。カラフルで目を引くブータン織物の代表選手といっても過言ではないでしょう。見ると刺繍のようですが、絹や木綿の布に短い絹の色糸を織り込んでいきます。手の込んだものは織り上げるのに何年もかかります。 
ウールの格子縞の織物「マタ」は、中央ブータン・ブムタン地方の特産品。学生が制服として着ているマタは、インド製の機械織りの生地です。 毛糸を織った「ヤタ」もブムタン地方の特産品。白地、青地の布にカラフルな毛糸を粗めに織りこんだもので質感はどっしりしています。
パロやティンプーでもこれらの布は購入できます。おみやげに最適なのはこれらを使って作られたバッグやポーチ、小物入れなど。様々な色やデザインの物をお求めいただくことができます。

●ボンチュー

ブータンには竹細工やうるし塗りの器など手工芸品も数多くあります。中でもおみやげとして一番人気なのはボンチューという丸型の竹の弁当箱。 上質の竹を赤、黄、緑に染めて編んでおり、円形の身と蓋からなります。身の方が大きく蓋の方が一回り小さく作られていて、身と蓋は閉めるとぴったりと合って、簡単には開かないようになっています。
主に弁当箱として使いますが、人に物を贈るときなどにも使われますし、身と蓋を別々にしてお茶の時間に出すお菓子入れとしても使えます。

●うるし塗り、竹細工

うるし塗りの器には茶碗(ポップ)や大きな蓋つきの平たい器(デム)、壷のような器(ドップ)や2段重ねの重箱(ツァムデ)などがあります。他、お酒を入れる細長い筒(パラン)や鍋敷き(ゼコ)などの竹細工があります。

●タンカ

マンダラを描いたタンカ(仏画)。1枚1枚がすべて手書きです。ブータンのタンカは質が良いですが値が張ります。 お土産というよりは美術品の域に入っています。

●手漉き紙

ブータンは昔から質の良い紙の産地です。デショーと呼ばれるブータンの手漉き紙で、贈り物をラッピングしています。
ティンプーには手漉き紙の工場があり、原料のコウゾ、ミツマタ、沈丁花等の加工、紙漉きの実演を見ることができます。
和紙と似た技法で、素朴な紙で作ったレターセットやハガキはおみやげにぴったりです。

●ブータン特産のウィスキーやラム酒

有名なものは、スペシャル・クーリエ、ブラック・マウンテンなどのブータン製ウィスキーやラム。
お酒のお好きな方へのおみやげにおすすめです。

●切手

ブータンは変わり種切手の宝庫です。貴重な外貨獲得手段として、珍しい切手を毎年発行しています。以前、発行された3D切手や実際にブータン国歌が録音されたソノシート切手などは、今ではほとんど入手することは出来なくなりましたが、ティンプーの中央郵便局やパロの国立博物館などで実物を目にすることが出来ます。それ以外にもきれいなデザインの切手が多いのが特徴で、おみやげとしても喜ばれるでしょう。


  • 織物

  • ボンチュー

  • うるし塗りの器

ブータン旅行のキーワード

○寺院に関する単語

ゾン:チベットを起源とするブータンの特徴的な建造物の一つで、要約すると「要塞」「県庁」+「宗教的施設」を兼ねた施設のこと。

ラカン:字義は「神殿」。普通の寺院で仏教の拝殿。

キンレイ:大講堂

チョルテン: 仏塔、ストゥーパ。土地の神や高僧を祀るためにも建てられます。巨大なチョルテンは、内部をコルラしながら頂上まで上がることができます。

ダルシン:経文旗。縦長の布地に細かい字でびっしりと経文が書かれている。風に乗って仏法が行き渡るように、峠や湖のほとり、屋根の上など風通しの良いところに掲げられている。

タンカ:掛け軸に描かれた仏画。

コルラ:「ぐるりと回り歩くこと」を意味するチベット語

マニコル・マニ車:筒の中に経典を入れたもの。1回転させると1回お経を読んだことになります。マニ車の大きさは様々で、寺院にある巨大なものから、巡礼者が手に持ってくるくる回している手軽なものまであります。

ツェチュ:ブータンのお寺・僧院それぞれが年に一度、特定月の10日を中心に3日間~5日間ほど行う法要のこと。僧たちによって踊られる躍動的な仮面舞踊「チャム」、村人の素朴な歌や、民族舞踊などが披露され、大変にぎわいます。

チャム: お祭り(法要)のときに僧侶が舞う仮面舞踊。この舞踊を観ることで、仏教の教えや教訓が分かりやすく理解できるよう、物語になっていることがよくあります。

○人物に関する単語

グル・リンポチェ(パドマサンバヴァ):インド人の高僧で、ブータンに仏教を伝えた人物。

シャプドゥン・ンガワン・ナムゲル:ブータン建国の父。ゾンを初めて作った、釈迦の化身とされる僧。「シャプドゥン」僧の最高位を意味する。

ジェ・ケンポ:大僧正。


○その他

:峠 ツォ:湖  :山や丘  チュ又はツァンポ:川

ターキン:「体は牛、顔は山羊」と言われる、ウシ科に属すカモシカの仲間。ブータンでは北西部か北東部の奥地の標高4,000メートル以上の場所に生息。宗教的な歴史や神話と深いつながりをもち、ブータンの国獣に指定されている。

  • マニ車

  • ダルシン

  • プータンの国獣・ターキン

パンフレット BROCHURE

総合パンフレット 147号 2020年3月~11月出発 2019.12.05発行

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