作成者別アーカイブ: saiyu

オオミミギツネ Bat-eared fox(ボツワナ)


ボツワナ東端のマシャトゥ動物保護区で、オオミミギツネ Bat-eared foxとの素敵な出会いがありました。

アフリカのサファリでは「ビッグファイブ Big 5」が有名ですが、なかなか出会うのが難しい動物「シャイファイブ Shy 5」もいます。オオミミギツネとミーアキャット、ツチブタ、ヤマアラシ、アードウルフ(ツチオオカミ)の5種で、出会えたらとてもラッキーな動物たちです。


最初はトラッカーが見つけたくれたのですが、「あそこにいるよ」と平坦な草原を指さしてくれましたが、周りの岩と同化して中々見つけることができませんでした。


オオミミギツネは草原やサバンナ、特に草丈の低い地域に生息しています。黒い靴下を履いているような足が素敵です。


大きな耳が特徴で、英語ではBat-eared Fox「コウモリの耳のキツネ」を意味します。大きな耳でシロアリなどの地中にいる虫の動きを探知して捕まえます。

イヌ科の中では珍しく昆虫を主食とし、シュウカクシロアリ(シロアリの一種)が食事の80~90%を占めることもあると言われています。虫を食べるため臼歯が多く、小さな歯が46~50本も生えていてます。イヌ科の中では歯の本数が最多で、原始的なイヌ科の証拠とされています。


気温が低い時間帯しか活動しないので、ケニア・タンザニアなどの東アフリカでは夜か明け方でしか観察が難しいといわれます。しかし、アフリカ南部の冬は気温が低いので日中も活動している姿を見ることができます。


こちらにも慣れてきたのか、リラックスして2匹で毛づくろいをし合う愛らしい姿も見られました。

Photo & Text : Wataru YAMOTO

Observation : May 2023, Mashatu Game Reserve, Botswana

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アカアシドゥクラングール Red-shanked Douc Langur(ベトナム)

「霊長類の女王」「世界一美しいサル」と呼ばれるアカアシドゥクラングール Red-shanked Douc Langurです。

ベトナム中部の都市ダナン、その北東のソンチャ半島に位置するソンチャ自然保護区の狭いエリアに、ベトナム全体の40~50%のアカアシドゥクラングールが生息しています。

英名 Red-shanked Douc Langur(赤いスネをしたドゥクラングール)で、ドゥクは古代のベトナム語で猿を意味します。

またベトナム語でVoọc ngũ sắc「5色のラングール」と呼ばれ、顔のオレンジ、髪の黒、ヒゲの白、エリや脛の赤茶色、体の灰色の5色です。


尾の付け根にある白い三角形がとても印象的です。


リーフイーター(葉喰猿)の仲間で、木の葉、特に新芽を好んで採食していました。
牛などの反芻動物と同じように胃が四つに分かれていて、消化酵素をもつ微生物を前胃に共生させて、その力を借りてセルロースを分解しています。
水分も葉から吸収するので、水を飲むために地上に降りることはないと言われます。

 

このアカアシを含め、ドゥクラングール属は3種のみで、クロアシドゥクラングール Black-shanked Douc Langur 、ハイアシドゥクラングール Gray-shanked Douc Langur がいます。いずれも脛(スネ)の色で種を識別できます。
3種全てベトナム中部から南部に生息し、一部が隣接するカンボジア、ラオスにも生息しています。


ベトナム南部のカッティエン国立公園ではクロアシドゥクラングール Black-shanked Douc Langur も見ることができました。


同じくカッティエン国立公園ではピグミースローロリス Pygmy slow lorisも。

他にもキホオテナガザル、ハティンラングール、キタブタオザル、アカゲザル、カニクイザルと霊長類尽くしのベトナムの旅になりました。

 

Photo & text : Wataru Yamoto

Observation : March 2023, Son Tra Nature Reserve & Cat Tien National Park, Vietnam

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(動画)DIVING IN BONIN ISLANDS

西遊旅行の小笠原ツアー特集「世界自然遺産 小笠原諸島」のコンテンツ用に作った、小笠原のダイビングを紹介するビデオです。季節とかいろいろですが、ワイルドな海です!

DIVING IN BONIN ISLANDS

2本目はヒレナガカンパチに追われるニセタカサゴの群れですが、後半はザトウクジラの歌がバックです。

DIVING IN BONIN ISLANDS 2

 

Video & text : Mariko SAWADA

Special Thanks : Fisheye – OGASAWARA

(動画)雁の飛び立ち、蕪栗沼の朝

11月下旬の朝の蕪栗沼。この日は、天候のせいか、その他の理由か一斉に飛び立つのでありませんでした。しかしながら雪山を背景にした雁行は、これが日本の景色かと息をのむほど美しいものでした。

蕪栗沼・雁の飛び立ち 夜明けの蕪栗沼|西遊旅行

 

Video & text : Mariko SAWADA

Special Thanks to Hobby’s World 吉成才丈さん

Observation : end of NOV, 蕪栗沼、宮城県

(動画)小笠原の海で出会った、マッコウクジラの子供

10月、小笠原・父島沖で出会った子マッコウ。怒っているようにも見えるし、船に興味を持っているようにも見えました。船の上は、みんな大興奮です!

この季節、母マッコウが深海へ採餌に行っている間に一人でいる子供マッコウをしばしば目撃しました。

 

Video & text : Mariko SAWADA

Observation : Oct 2020, 父島沖、小笠原諸島

Special Thanks to 笠井船長、くぼちゃん – FISH EYE

(動画)小笠原・父島二見湾のシロワニ(1)

二見湾の沈船についているシロワニたちです。9月は別の沈船にいましたが、移動していました。二見湾には第2次世界大戦時に沈没した戦時物資を運ぶ輸送船が何隻か沈んでいます。今はシロワニたちのお気に入りの場所のようです。浮上時にはシマアジの群れが見送ってくれました。

 

Video & text : Mariko SAWADA

Observation : Oct 2020, 父島二見湾、小笠原諸島

Special Thanks to くぼちゃん、笠井船長 – FISH EYE

(動画)知床半島のヒグマ、カラフトマスを獲る

2020年8月下旬のヒグマフォトスペシャルツアーで観察したヒグマの動画です。定置網を使ってカラフトマスを獲るヒグマの様子、そしてブイで遊ぶ可愛らしいヒグマの姿!

船からの撮影でちょっと船酔いしそうな動画です。

知床半島・カラフトマスを獲るヒグマ

ブイで遊ぶヒグマ

今年はコロナのせいで海外に行けない旅行者が多く(我々も・・・)、多くの釣り人が羅臼の海岸に押し寄せました。今年はカラフトマスの当たり年で、釣り人にもヒグマにもうれしいことなのですが、世界遺産の海岸でもっと自由にヒグマがカラフトマスを獲れる環境になればいいのに・・・と思いました。

 

Photo & text : Mariko SAWADA

Observation : Aug 2020, 知床半島

Special Thanks : 天神幸吉さま、森田将平(知床サライ)

カムチャッカ・クロノツキー半島からコマンドルスキー諸島航路で出会った海の生き物

トド クロノツキー自然保護区 Kronotskiy nature reserve (2)

カムチャッカ半島東海岸を北上し、クロノツキー半島のオルガ湾へ。夏の間はコククジラが集まり、浅いところで海底の生き物をヒゲでこして食べていました。訪れた9月上旬でも湾内には10頭はいたでしょうか・・・。しかも時折ジャンプを見せてくれました。

クロノツキー半島からコマンドルスキー諸島(コマンダー諸島)の航路で出会った海の生き物のまとめ映像です。オルガ湾のコククジラ、クロノツキー半島のコズロバ岩礁のトド、ベーリング島のキタオットセイ・・・

ビデオは取れませんでしたが他にも出会いが。

コマンダー諸島 オルカ

コズロバ岬のトドのコロニー付近にいたシャチ。コマンダー諸島航路では遭遇チャンスが高い生き物です。

コマンダー諸島 ラッコ

ラッコ。昆布で満たされたベーリング島の沿岸で出会いました。その他、航行中にはザトウクジラのブローを何度も見かけることができました。

 

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Sep 2018, Kronotskiy Nature Reserve, Bering Island, Russian Far East

Special Thanks to Afina & Nik Pavlov

 

小笠原諸島 聟島列島ドルフィンスイム

急に思い立って出かけた小笠原諸島、そして聟島列島。船で寝泊まりしダイナミックなケータの海でダイビング。そして「ドルフィンスイム」のチャンスが何度もやってきました!

聟島列島ドルフィンスイム

Text & Video : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Jun 2018, Mukojima, Ogasawara, Japan

Special Thanks : Fisheye 笠井船長&スタッフのみなさま

★★チャーター船なので、ドルフィンスイムのチャンスが高い★★父島からのチャーター船で行く小笠原諸島 ボニンブルーの海へ★★ザトウクジラと海鳥の季節 南島・母島・聟島列島も訪問

千島列島の船旅で出会った海のいきもの

7月と8月に訪れた千島列島。母船やゾディアックボートから観察した「海のいきもの」をまとめてみました。水中のハシボソミズナギドリ、トド、ザトウクジラ、イシイルカ、そして「クリル・マジック」にも遭遇!!

千島列島の旅で出会った海のいきもの

7月のクルーズではシャチやマッコウクジラに出会いましたが、8月のクルーズではおもにザトウクジラでした。特にパラムシル島のオホーツク海側での遭遇チャンスが良いようでした。

シャチはビデオを撮れませんでしたが、親子シャチの写真をお客様が送ってくださいました!パラムシル島沖で出会ったシャチです。

千島列島 パラムシル島沖 シャチ

そしてマッコウクジラの大きなオス。ライコケ島沖で休憩していました。

千島列島 マッコウクジラ

Video & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Photography: Kyoji KANEKIYO 兼清恭二さま

Observation : Jul – Aug 2018, Kuril Islands, Russian Far East

Special Thanks to Afina & Nik Pavlov

★2019年の「千島列島エクスペディションクルーズ」発表しました!海鳥の繁殖の季節!千島列島に詳しいクルーといく人数限定企画です。

千島列島バードスペシャル 北の海鳥の大繁殖地「中千島」へ★2019年6月27日発11日間

海鳥の聖域 千島列島探検クルーズ★2019年6月15日発13日間★探検隊長として自然写真家・寺沢孝毅氏が同行。(外部リンク)

千島列島アドベンチャークルーズ シュムシュ島からウルップ島まで★2019年6月4日発13日間