カテゴリー別アーカイブ: ■陸の生き物

ガラパゴス諸島-32 サンタ・フェ島のサンタフェリクイグアナ

サンタフェリクイグアナ Santa Fe Land Iguana サンタ・フェ島 Santa Fe Island (4)

サンタ・フェ島 Santa Fe Island にはこの島にしか生息しないサンタフェリクイグアナ Santa Fe Land Iguana がいます。ガラパゴスリクイグアナが黄色っぽくまだらな皮膚の色をしているのに対し、サンタフェリクイグアナの皮膚の色はクリーム色~金色っぽく、体全体に均一です。また背中からから尻尾にかけての棘状突起が大きくはっきりしています。

サンタ・フェ島 Santa Fe Island (6)

サンタ・フェ島に上陸です。ビーチはやはりガラパゴスアシカ達のお出迎えです。

サンタ・フェ島 Santa Fe Island (5)

ボートから島を見ると、溶岩に覆われた海岸、その上にウチワサボテンが。このウチワサボテンの下にサンタフェリクイグアナがいます。

サンタフェリクイグアナ Santa Fe Land Iguana サンタ・フェ島 Santa Fe Island (3)

上陸してすぐに出会ったサンタフェリクイグアナ。

サンタフェリクイグアナ Santa Fe Land Iguana サンタ・フェ島 Santa Fe Island (1)

サンタ・フェ島では最初に出会ったサンタフェリクイグアナの観察に随分と時間をとってしまい、その後駆け足で散策ルートを歩きました。

この島ではかつて人間が持ちこんだヤギが野生化し、その数は3万頭にもなり、サンタフェリクイグアナは絶滅の危機にさらされました。その後、すべてのヤギが駆除され現在にいたっています。

途中、ウチワサボテンの巨木がありました。サンタフェリクイグアナの歴史を見守り、食料を提供してきた証人です。

Photo & Text  :Mariko SAWADA

Observation : May 2019, Santa Fe Island, Galapagos Islands, Ecuador

Reference : Angelito Ⅱ & Maja Homberger,  Tomo Akiyama 秋山知伸

参考文献:「ガラパゴス博物学」-孤島に生まれた進化の楽園 写真・文:藤原幸一氏

★次回催行時期についてはお問い合わせください。 ガラパゴス諸島 完全一周クルーズ14泊15日のチャータークルーズで行く、進化論の島ガラパゴスへの旅

ガラパゴス諸島-8 イサベラ島 ウルビナ湾上陸

ガラパゴス諸島 イサベラ島 ウルビナ湾 iSABELA ISLAND URBINA BAY Green Turtle アオウミガメ(3)

早朝、イサベラ島 Isabela Island のウルビナ湾 Urbina Bay に上陸です。ウルビナ湾はアルセド火山の南東の麓にあたり、1954年の火山活動の隆起による地形がみられる場所です。

ガラパゴス諸島 イサベラ島 ウルビナ湾 iSABELA ISLAND URBINA BAY ガラパゴスペンギン GALAPAGOS penguin(1)

海岸にいたガラパゴスペンギン Galapagos Penguin。日中は餌を求めて移動して見つけにくいため朝と夕方は上陸しているガラパゴスペンギンを見るチャンスです。

ディンギーでウェットランディング。ビーチの砂山から産卵を終えたアオウミガメが現れました。

ガラパゴス諸島 イサベラ島 ウルビナ湾 iSABELA ISLAND URBINA BAY Green Turtle アオウミガメ(2)

アオウミガメの産卵のシーズンの最後。海に帰っていく様子を見ることができました。

ガラパゴス諸島 イサベラ島 ウルビナ湾 ISABELA ISLAND URBINA BAY ダーウンフィンチ Dawin's finches

内陸に歩いていくと散策路上にたくさんのダーウィンフィンチ Darwin’s Finches がいました。その声も美しいこと。

ガラパゴス諸島 イサベラ島 ウルビナ湾 iSABELA ISLAND URBINA BAY ダーウンフィンチ Dawin's finches (4)

ダーウィンフィンチ Darwin’s Finches。

ガラパゴス諸島 イサベラ島 ウルビナ湾 iSABELA ISLAND URBINA BAY ガラパゴスリクイグアナ  Galapagos Land Iguana(6)

ここはゾウガメ Galapagos Giant Tortoise とガラパゴスリクイグアナ Galapagos Land Iguana の繁殖地です。巣穴から見ているガラパゴスリクイグアナを見つけました。

ガラパゴス諸島 イサベラ島 ウルビナ湾 iSABELA ISLAND URBINA BAY ガラパゴスリクイグアナ  Galapagos Land Iguana(8)

さらに進むと散策路で横たわるガラパゴスリクイグアナが。

ガラパゴス諸島 イサベラ島 ウルビナ湾 iSABELA ISLAND URBINA BAY ガラパゴスリクイグアナ  Galapagos Land Iguana(7)

きれいな色をしたガラパゴスリクイグアナです。

今日の上陸ではイサベラ島のゾウガメに出会えなっったのが残念ですが、産卵を終えたアオウミガメをみんなで見送りました。次は海岸に戻ってシュノーケリングです!

Photo & Text  :Mariko SAWADA

Observation : April 2019, Urbina Bay – Isabela Island, Galapagos Islands, Ecuador

Reference : Angelito Ⅱ & Maja Homberger,  Tomo Akiyama 秋山知伸

★次回催行時期についてはお問い合わせください。 ガラパゴス諸島 完全一周クルーズ 14泊15日のチャータークルーズで行く、進化論の島ガラパゴスへの旅

ガラパゴス諸島-4 サンタクルス島のセロ・ドラゴン上陸

ガラパゴス諸島 ガラパゴスリクイグアナ Galapagos Land Iguana サンタクルス島 ドラゴンヒル Santa Cruz Island Cerro Dragon (10)

ガラパゴス諸島で2番目に大きな島サンタクルス島の西にある上陸地点がセロ・ドラゴン Cerro Dragon (ドランゴン・ヒル Dragon Hill)。「竜の丘」と呼ばれる丘のふもと一帯がガラパゴスリクイグアナの保護区になっています。

ガラパゴス諸島 サンタクルス島 ドラゴンヒル Santa Cruz Island Cerro Dragon (14)

ドラゴン・ヒルを望むビーチ付近にドライランディング。

ガラパゴス諸島 ツマグロ Black-tipped Shark サンタクルス島 ドラゴンヒル Santa Cruz Island Cerro Dragon (15)

大きな魚が・・・と思ったら小さなツマグロ Blacktip Reef Shark でした。

ガラパゴス諸島 オオアオサギ Great Blue Heron サンタクルス島 ドラゴンヒル Santa Cruz Island Cerro Dragon (11)

海岸にいた美しいオオアオサギ Great Blue Heron。

ガラパゴス諸島 ダーウィンクマバチ Carpenter Bee サンタクルス島 ドラゴンヒル Santa Cruz Island Cerro Dragon (2)

ビーチそばのお花にいたダーウィンクマバチ carpenter Bee。ガラパゴスの固有種のハチです。3~4センチと大きく、黒紫色しています。

ガラパゴス諸島 ヨウガントカゲ lava Lizard サンタクルス島 ドラゴンヒル Santa Cruz Island Cerro Dragon (1)

サンタクルス島のヨウガントカゲ Lava Lizardです。ヨウガントカゲも体の色を変えることができますが、とってもカモフラージュ。

ガラパゴス諸島 クロエリセイタカシギ Black-necked Stilt サンタクルス島 ドラゴンヒル Santa Cruz Island Cerro Dragon (3)

海岸から少し入ったところにラグーンがあり、クロエリセイタカシギ Black-necked Stiltが3羽いました。

ガラパゴス諸島 アオメバト ガラパゴスバト Galapagos Dove サンタクルス島 ドラゴンヒル Santa Cruz Island Cerro Dragon (8)

そしてガラパゴスバト、またはアオメバト Galapagos Dove。

ガラパゴス諸島 サンタクルス島 ドラゴンヒル Santa Cruz Island Cerro Dragon (7)

さらに中に進んでいくと、ガラパゴスリクイグアナの歩いた跡が。

ガラパゴス諸島 サンタクルス島 ドラゴンヒル Santa Cruz Island Cerro Dragon (13)

ガラパゴスリクイグアナの糞。ヒトっぽいです。

ガラパゴス諸島 ガラパゴスリクイグアナ Land Iguana サンタクルス島 ドラゴンヒル Santa Cruz Island Cerro Dragon (5)

今回のクルーズで初めて見つけたガラパゴスリクイグアナ Galapagos Land Iguana です!

ガラパゴス諸島 ガラパゴスリクイグアナ Galapagos Land Iguana サンタクルス島 ドラゴンヒル Santa Cruz Island Cerro Dragon (6)

緑の中のガラパゴスリクイグアナ。

ガラパゴス諸島 ガラパゴスリクイグアナ Galapagos Land Iguana サンタクルス島 ドラゴンヒル Santa Cruz Island Cerro Dragon (9)

歩いていると散策路の真ん中でじっとしているガラパゴスリクイグアナに出会いました。正面から撮影。

Photo & Text  :Mariko SAWADA

Observation : April 2019, Las Bachas – Santa Cruz Island, Galapagos Islands, Ecuador

Reference : Angelito Ⅱ & Maja Homberger,  Tomo Akiyama 秋山知伸

★次回催行時期についてはお問い合わせください。 ガラパゴス諸島 完全一周クルーズ 14泊15日のチャータークルーズで行く、進化論の島ガラパゴスへの旅

サハラ砂漠のフェネック Fennec(チャド)

フェネック Fennec チャド Tchad (2)

ハルマッタンの熱い風が吹くチャド。かつては川が流れていたというバハル・エル・ガゼル Bahr el Ghazalの北にある砂漠でフェネック(アラビア語でFoxの意味)のかわいい姿を見ることができました。

フェネック Fennec チャド Tchad (7)

フェネックはサハラ砂漠で見られる犬科最少の動物。キツネ属に属し、フェネックギツネともよばれ、実際にその姿も耳の大きな小型キツネ。
体長は40Cmほどですが、耳は15Cm。その大きな耳は放熱の役割をするうえ、強力な聴力で獲物の動きを察することができるそうです。毛皮は強い日差しをさえぎって体を守り、熱い砂の上を歩けるように足の裏も毛で覆われ、毛の色は砂漠と同じ保護色。さらには熱さに対応した腎機能も備え、乾燥と灼熱のサハラで暮らすことに見事に適応した動物です。

フェネック Fennec チャド Tchad (4)

「砂色」の毛皮をまとったフェネック、当然見つけるのは楽ではなく、砂漠の移動中に見かけたときは、いつも走って逃げる“うしろ姿”。今回は偶然にもキャンプ地のそばに巣穴があり、近くで観察することができました。

フェネック Fennec チャド Tchad (3)

夜行性で砂に巣穴を掘ってくらします。夜間に、虫や小動物を捕食するため、朝、夕方に巣穴付近で活動する姿をみかけました。この巣穴、入り口は小さいですが細長く、奥は10mほど続いているとのこと。

フェネック Fennec チャド Tchad (6)

日本でもペットとして飼育されているフェネック。調べていて、そのペットとして愛くるしい姿の写真や、かわいくてたまらないという飼い主の方のコメントもたくさん拝見しました。でも、サハラの大自然の中で見る、フェネックのたくましさ、美しさも格別です!

チャド Tchad バハル・エル・ガゼル Bahr el Ghazal (2)

フェネックの巣のあった砂漠の近くでのキャンプ。4月のチャドは、それはそれは猛暑。本当に夜が待ち遠しいものです。

チャド Tchad バハル・エル・ガゼル Bahr el Ghazal (1)

翌朝、再びフェネックと出会えないか巣の近くへ行ってみましたが、出会えませんでした。そしてチャドの首都ンジャメナを目指します。途中出会った、リビアからサハラを越えてきた人々のトラック。ここでは人もたくましい!

※この記事は2011年6月のブログ「African Dream」の記事をリニューアルしたものです。

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : April 2011, Bahr el Ghazal , Tchad

Special thanks to Tambola, Ousmane & Togoi – SVS

冬の上部フンザ、カイバル村のアイベックス(パキスタン)

アイベックス 冬のカイバル村 北部パキスタン Khyber village winter Northern Pakistan (5)

パキスタンと中国の国境に近いワヒ族の暮らすカイバル村。この時期はたくさんのヒマラヤアイベックスが村近くに降りてくるとのことで行ってみました。村の畑にもやってくるのだといいます。

カイバル村は人口1100人、150家族が暮らす村ですが、冬のこの季節は寒さを避けるためにカラチなど大都市へ移動している人も多く、冬の人口は300~400人ほど。きれいな水が流れていますが1日の日照時間がとても短い村です。そして野生動物の保護とコントロールされたトロフィーハンティングを、1997年にパキスタンで最初に初めた村なのだそうです。

アイベックス 冬のカイバル村 北部パキスタン Khyber village winter Northern Pakistan (2)

クンジュラーブ川の対岸にある岩場へ。本当にいました。そしてクンジュラーブ国立公園よりもより近くに。ヒマラヤアイベックスの群れです。

アイベックス 冬のカイバル村 北部パキスタン Khyber village winter Northern Pakistan (3)

繁殖の季節でオスがメスを追いかけています。12月~1月が繁殖シーズンで6月に子供が生まれます。

冬のカイバル村 北部パキスタン Khyber village winter Northern Pakistan (14)

観察の距離はこれくらい。

冬のカイバル村 北部パキスタン Khyber village winter Northern Pakistan (8)

シロガシラジョウビタキ White-winged redstartのつがいです。シロガシラジョウビタキはヒマラヤ・カラコルム・パミール・中央アジアの山で見られる野鳥。パキスタンでは夏は標高4,000~5,000mで繁殖しますが冬は村のある標高まで下りてきます。

冬のカイバル村 北部パキスタン Khyber village winter Northern Pakistan (10)

白い帽子と翼のホワイトパッチが特徴のシロガシラジョウビタキのオス。およそ18センチと大型です。

冬のカイバル村 北部パキスタン Khyber village winter Northern Pakistan (13)

カイバル村のジュニパーバレーと呼ばれる谷。谷の入口に水力発電所があり、カイバル村は電気が24時間ある上部フンザでは恵まれた村です。宿泊していた村のコミュニティーゲストハウスではほかの上部フンザの村からは考えられないネットスピードの良さでした。冬は村人の多くが町に行ってしまいネットを使う人も少ないからだと思いますが・・・。

Photo& Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Jan 2019, Khyber village – GB, Pakistan

Reference : Mr.Irfan – Khyber,  Mr.Sultan Gohar – Khunjerab National Park

ヒマラヤアイベックス Himalayan Ibex( クンジュラブ国立公園、パキスタン)

アイベックス 冬のクンジェラーブ国立公園 Winter Khunjerab National Park (7)

12月下旬、パキスタンと中国の国境にあるクンジュラブ国立公園へ。クンジュラブ国立公園とその周辺の上部フンザの山には通年通してアイベックスが生息しますが、夏は標高が高い場所にいるので見ることは少なく、彼らが標高の低い場所におりてくる冬はカラコルムハイウェイから観察することができます。

アイベックス 冬のクンジェラーブ国立公園 Winter Khunjerab National Park (16)

カラコルムハイウェイの道路から、山の斜面を移動するアイベックスの群れを見つけました。

アイベックス 冬のクンジェラーブ国立公園 Winter Khunjerab National Park (8)

この地域のアイベックスは12月半ばから1月下旬にかけて低い場所に集まるといいます。オスがメスを追いかけまわしていました。

アイベックス 冬のクンジェラーブ国立公園 Winter Khunjerab National Park (10)

パキスタン北部のアイベックスは英語ではHimalayan IbexとかSiberian Ibexと呼ばれる亜種(Capra sibirica)。この中でも生息地域によってさらに分類されているようです。

アイベックス 冬のクンジェラーブ国立公園 Winter Khunjerab National Park (9)

立派な角のアイベックスです。案内してくれた国立公園スタッフが「あ、トロフィーだ」と。オスの角が38インチ(97センチ)越えると「トロフィーハンティング」の対象となります。ま、ここは国立公園の中なのでハンティングは認められていませんので安心ですが・・・。

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Khunjerab National Park, Pakistan

Reference : Mr.Sultan Gohar -KNP (Khunjerab National Park), WWF Pakistan

厳冬のクンジュラブ国立公園(パキスタン)

冬のクンジェラーブ国立公園 Winter Khunjerab National Park (1)

12月下旬、パキスタンのクンジュラブ国立公園へ行ってきました。
到着した日は雪はなかったのですが大変冷たい風が吹き、中国との国境クンジュラブ峠4,700m付近ではマイナス30度。冷たい空気が鼻の奥に入り、「痛い」と感じるものでした。
以前には考えられなかったことですが、こんな季節にも観光客が訪れるようになり、峠にはラホールから来た新婚旅行の夫婦も。スーパームスリムなこのご夫婦はアッラーの作り出した偉大な自然の姿にとても感動されていらっしゃいました。

「厳冬のクンジュラブ国立公園」の景色と出会ったワイルドライフ
この数年、いろいろ教えてもらっているクンジュラブ国立公園のゴハール氏の案内で国立公園内のレンジャー施設に滞在させていただきました。
カラコルムの峻険な山に囲まれた小屋の滞在。すべてのものが凍る環境で食事を作りお皿を洗うこと、ブハリ(暖炉)に中国産の石炭をいれて火をつけること、水も氷る環境でのトイレ・・・何もかもが貴重な体験でした。

アイベックス 冬のクンジェラーブ国立公園 Winter Khunjerab National Park (12)

12月~1月はアイベックス Himalayan Ibex が交尾で標高の低いところへ降りてきます。そのためカラコルムハイウェイ沿いからアイベックスの群れを観察できます。メスを追うオスの姿が。

イワシャコ 冬のクンジェラーブ国立公園 Winter Khunjerab National Park (5)

朝早い時間はカラコルムハイウェイ上をイワシャコ Chukar Partridge が横切ることが多いです。この鳥、パキスタンの国鳥です。

ユキヒョウに襲われたヤク 冬のクンジェラーブ国立公園 Winter Khunjerab National Park (21)

クンジュラブ峠へ向かう途中、トンネル付近でカラスが飛び立ったので見に行ったらヤクがユキヒョウに襲われていました。夕方、ユキヒョウが現れないか待ってみましたが、姿を見ることはありませんでした。

ヒゲワシ 冬のクンジェラーブ国立公園 Winter Khunjerab National Park (11)

そして上空にはヒゲワシ Bearded vulture (Lammergeier) の姿。

カサガラス 冬のクンジェラーブ国立公園 Winter Khunjerab National Park (13)

クンジュラブ川にはカワガラス Brown Dipper が。冬に観察しやすい鳥です。

冬のクンジェラーブ国立公園 Winter Khunjerab National Park (24)

クンジュラブ峠を目指し標高を上げると川は完全に凍っていました。

冬のクンジェラーブ国立公園 Winter Khunjerab National Park (19)

途中、山肌から水が吹き出しているところが凍り、道路がツルツルに氷り危ない箇所も。

冬のクンジェラーブ国立公園 Winter Khunjerab National Park (2)

クンジュラブ川の氷の上を少し歩いてみました。これはちょっと不思議な光景。

冬のクンジェラーブ国立公園 Winter Khunjerab National Park (23)

冬のクンジュラブ峠、中国との国境です。スストの人たちの話では、国境は2018年11月30日まで開いていました。春はこれまで5月1日から外国人の通行が可能でしたが、2019年は雪の状況が許せば4月1日からという話です。

冬のクンジェラーブ国立公園 Winter Khunjerab National Park (22)

ゴハール氏がヒマラヤセッケイ Himalayan Snowcock を探そうというので国境の付近のカラコルムハイウェイから登りました。すでに4,700m付近にいたのでこの登りもしんどいものです。

冬のクンジェラーブ国立公園 Winter Khunjerab National Park (3)

苦労は報われずヒマラヤセッケイを探すことはできませんでしたが、雪に覆われたクンジュラブ峠の中国との国境を臨むことができました。

ユキヒョウの足跡 冬のクンジェラーブ国立公園 Winter Khunjerab National Park (20)

翌日、早朝に見つけた新しいユキヒョウの足跡。カラコルムハイウェイを横断してアイベックスの群れのいる方向へ足跡が続いていました。ゴハール氏が足跡を追いましたが見つけることはできませんでした。

Photo & Text  : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation: Khunjerab National Park, Pakistan

Reference : Mr.Sultan Gohar -KNP (Khunjerab National Park)

中千島・ウシシル島の青狐 Bering Island Arctic Fox

千島列島 青狐 Ushishir Island Arctic Fox Blue Fox (1)

「海鳥の聖域」ウシシル島に暮らす「青狐」・・・その正体はロシアのコマンダー諸島からきたホッキョクギツネの亜種 Bering Islands Arctic fox ( V. l. beringensis)です。

千島列島 青狐 Ushishir Island Arctic Fox Blue Fox (9)

この「青狐」、千島列島が日本領であった時代に毛皮のための養狐事業として連れてこられたものが自然繁殖したものです。

千島列島 青狐 Ushishir Island Arctic Fox Blue Fox (7)

この島では寒い冬も「温泉」が湧き暖かい場所があること、そして夏にはたっぷり海鳥と卵で栄養を取ることができるからでしょうか、元気なホッキョクギツネの家族の姿を目にします。

千島列島 青狐 Ushishir Island Arctic Fox Blue Fox (6)

ゾディアックで上陸する私たちを海岸から見ており、しばらくすると興味深々でよってきます。

千島列島 青狐 Ushishir Island Arctic Fox Blue Fox (2)

気になって私たちを見るホッキョクギツネ。

千島列島 青狐 Ushishir Island Arctic Fox Blue Fox (3)

エトロフウミスズメをくわえて歩くホッキョクギツネ。

千島列島 青狐 Ushishir Island Arctic Fox Blue Fox (4)

本来この島にいるべきではない、日本人が持ち込んだホッキョクギツネ、今後の処遇はわかりませんが、上陸する私たちをいつも出迎えてくれます。

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Jul,Aug 2018, Yankicha Island, Ushishir Island, Kuril Islands, Russian Far East

Special Thanks to Afina, Nik Pavlov

★2019年の「千島列島エクスペディションクルーズ」発表しました!海鳥の繁殖の季節!千島列島に詳しいクルーといく人数限定企画です。

千島列島バードスペシャル 北の海鳥の大繁殖地「中千島」へ★2019年6月27日発11日間

海鳥の聖域 千島列島探検クルーズ★2019年6月15日発13日間★探検隊長として自然写真家・寺沢孝毅氏が同行。(外部リンク)

千島列島アドベンチャークルーズ シュムシュ島からウルップ島まで★2019年6月4日13日間

ランタンボールのベンガルトラ -10「T-41 レイラ」(インド)

ランタンボール トラ T41 ライラ Ranthmabore Tiger T41 Laila (18)

ランタンボール、終日サファリのサイティングレポートです。この日のサファリのラストはT-41 Laila レイラ、メスのトラでした。

この日は朝、寝ているまだ名前のない子トラを見た以外なかなか良いトラとの遭遇がなく、夕方になりZONE-5の水辺へやってきました。

ランタンボール トラ T41 ライラ Ranthmabore Tiger T41 Laila (1)

川辺の茂みの中にいるトラを発見、T-41レイラです。せっかくトラを見つけたのにもう夕方5時をすぎ、入口から遠い場所のため他のジープは移動を開始し始めましたが、私たちのジープは「おそらく水に入りにいくだろう」とじっと待ちました。

ランタンボール トラ T41 ライラ Ranthmabore Tiger T41 Laila (3)

突然、水辺にいるアクシスジカの方へ歩き始めるレイラ。

ランタンボール トラ T41 ライラ Ranthmabore Tiger T41 Laila (4)

トラがアクシスジカにむかって走り始めました。ダッシュです。

ランタンボール トラ T41 ライラ Ranthmabore Tiger T41 Laila (5)

突然のことで写真のフォーカスもできません。

ランタンボール トラ T41 ライラ Ranthmabore Tiger T41 Laila (6)

驚いたことに、追いかけられているアクシスジカを助けるために他のシカが飛び出してきてトラの動きを鈍くしようとしました。

ランタンボール トラ T41 ライラ Ranthmabore Tiger T41 Laila (7)

レイラはシカを追いましたが、トラはそんなに長くは走れません。この狩りは失敗。

ランタンボール トラ T41 ライラ Ranthmabore Tiger T41 Laila (11)

疲れてはぁはぁしているレイラ。そして、いよいよ水辺へ歩いていきます!

ランタンボール トラ T41 ライラ Ranthmabore Tiger T41 Laila (13)

川岸に現れたレイラ、夕方の光の中。

ランタンボール トラ T41 ライラ Ranthmabore Tiger T41 Laila (14)

水浴する場所を選んでいます。

ランタンボール トラ T41 ライラ Ranthmabore Tiger T41 Laila (15)

後ろ足で水を蹴りました。カメラマンさんたちから「ワーオ」と歓声が。

ランタンボール トラ T41 ライラ Ranthmabore Tiger T41 Laila (16)

トラは水に入るとき後ろ足から、深さを確認しながらゆっくり入っていきます。

ランタンボール トラ T41 ライラ Ranthmabore Tiger T41 Laila (17)

水に入ったレイラ。

ランタンボール トラ T41 ライラ Ranthmabore Tiger T41 Laila (20)

国立公園をもう出なくては本当にまずい時間になりました。移動の前に、レイラを正面から一枚。

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : March 2018,  Ranthambore National Park – India

Reference : Information from Safari Guide & driver at Ranthambore  National Park

Special Thanks to Girish Arora, Ram Sinh and Kamal

★★2019年、観察のベストシーズンに訪れる、ベンガルタイガーサファリ★★

ランタンボール タイガーフォトスペシャル 3日間の終日フリーゾーンサファリ

ベンガルタイガーを求めてタドバとバンダウガル 遭遇率の高い2つの国立公園へ

インド中央部の四大国立公園ベンガルタイガーリザーブへ

インド西部 希少動物の暮らす3つの国立公園へ インドライオンとベンガルタイガー

★プライベートでサファリ手配をご希望の方はお問合せください。国立公園・州によりその予約規則が異なります。ランタンボール国立公園は撮影目的のジープ、ガイド・ドライバー手配が可能な国立公園です。

ランタンボールのベンガルトラ -9 「T-39ヌールの子トラ」(インド)

ランタンボール ベンガルトラ Cub of T39 Bengal Tiger Ranthambore (2)

ランタンボールの終日サファリのレポートです。ZONE-1で出会った T-39 ヌールと2匹の子トラです。子トラといってももう18ヶ月ほどになるので母トラと大きさは変わりません。

ZONE-1に入って間もなく、他のジープの動きからトラのサイティングあることがわかりました。ジープはトラの移動に合わせてゆっくりと併走しています。ジープ上のインド人ツーリストたちが「ティーン(3)タイガー、ティーンタイガー」と興奮しています。

ランタンボール ベンガルトラ Cub of T39 Bengal Tiger Ranthambore (1)

3頭のトラは T-39ヌールと2頭の子トラでした。これくらいの大きさになると親子で一緒にいるのではなく、少し離れて行動します。3頭がバラバラに草むら、木陰を歩いていました。

T-39 ヌールですが、彼女の最初の子トラのお父さんは同じテリトリーをカバーするT-24ウスタッドという、オスとしては珍しくジープの前に現れることが多い立派なオスでした。このT-24ウスタッドは過去3回村人とフォレストガイドを襲ったことがあり、4回目となる事件が起こった2015年5月、これ以上は野性においておけないということでウダイプールの動物園に連れて行かれました(この件については事実ではないのに調査がないまま連れていかれたとして多くの人が反対しました)。

T-24ウスタッドを失ったT-39ヌールは、この時2頭の子トラを育てていました。空白になったウスタッドのテリトリーには間もなく新しいオスのトラがやってきて、トラの習性としてヌールの2頭の子トラを殺すだろう、と想像されました。そして同じ年の10月、ヌールとT-57という若いオスが一緒にいるところが目撃されました、なんとヌールの2頭の子トラも一緒に!

このことはトラ関係者を驚かせました。前のオスの子どもを受け入れたオス T-57。T-57はシャイで目撃されることが少ないオスですが、私たちがこの日見た子トラは2016年に生まれたT-39ヌールとT-57の3頭の子どものうちの2頭でした。

ランタンボール ベンガルトラ Cub of T39 Bengal Tiger Ranthambore (3)

子トラのうちの1頭がジープ道へと下ってきます。

ランタンボール ベンガルトラ Cub of T39 Bengal Tiger Ranthambore (4)

近寄ってきました。するりと私たちのジープの前を横切り、ジープ道を歩き始めます。

ランタンボール ベンガルトラ Cub of T39 Bengal Tiger Ranthambore (5)

ジープ道の木にマーキング。もう1頭の子トラもでてきました。が、こちらはジープ道には出てこず一番近い水場へ向かいました。

ランタンボール ベンガルトラ Cub of T39 Bengal Tiger Ranthambore (8)

この子トラを追いかけていくと、国立公園が作った人工の水場があり、そこで泥んこまみれになりながら木片をかじって遊んでいました。

ランタンボール ベンガルトラ Cub of T39 Bengal Tiger Ranthambore (7)

木片を銜える子トラ。この子トラはその後、何かに驚いて水から飛び出し森の奥へ走り去ってしまいました。

再びもう一頭の子トラが現れました。

ランタンボール ベンガルトラ Cub of T39 Bengal Tiger Ranthambore (11)

ジープ道を歩いてきます。小さい頃からカメラマンのジープに囲まれて育ち、堂々としたものです。さすがランタンボールのトラ。

ランタンボール ベンガルトラ Cub of T39 Bengal Tiger Ranthambore (10)

ジープ道を横断、そして森の奥へと行ってしまいました、サイティング終了。時間にして40分ほどのサイティング、ZONE-1にいたジープが満足そうに帰っていきました。

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : March 2018,  Ranthambore National Park – India

Reference : Information from Safari Guide & driver at Ranthambore  National Park

Special Thanks to Girish Arora, Ram Sinh and Kamal

★★2019年、観察のベストシーズンに訪れる、ベンガルタイガーサファリ★★

ランタンボール タイガーフォトスペシャル 3日間の終日フリーゾーンサファリ

ベンガルタイガーを求めてタドバとバンダウガル 遭遇率の高い2つの国立公園へ

インド中央部の四大国立公園ベンガルタイガーリザーブへ

インド西部 希少動物の暮らす3つの国立公園へ インドライオンとベンガルタイガー

★プライベートでサファリ手配をご希望の方はお問合せください。国立公園・州によりその予約規則が異なります。ランタンボール国立公園は撮影目的のジープ、ガイド・ドライバー手配が可能な国立公園です。