カテゴリー別アーカイブ: ★番外編「おさかな」

(動画)沈船のシロワニ(父島・小笠原諸島)

小笠原と言えばシロワニ Sand Tiger Shark。海底の洞窟なんかにいるのが自然な姿ですが、沈船とシロワニの姿は非常にドラマチックです。

父島・二見湾には第2次世界大戦中に被弾した船がいくつも眠っています。沈船自体、すでにドラマチックなのですが、シロワニが住処にしている沈船は格別です。

Sand Tiger Shark at Shipwreck, Bonin island Japan|西遊旅行

小笠原 二見湾の沈船のシロワニ (7) Sand Tiger Shark - Bonin Island Japan

沈没船もその沈み方がいろいろで、空襲でバラバラになって沈んでいるもの、そのまま着底しているようなもの、横向いてるものなど様々。

船体の一部をお気に入りの場所にしているシロワニ、しかも複数発見!

小笠原 二見湾の沈船のシロワニ (3) Sand Tiger Shark - Bonin Island Japan

自分の上をゆっくり泳ぐシロワニ、これにはゾクッとします。深いので、この光景をずっとみているわけには行けません。もう浮上の準備。

小笠原 二見湾の沈船のシロワニ (4) Sand Tiger Shark - Bonin Island Japan

短いシロワニとの時間も最後!!

小笠原 二見湾の沈船のシロワニ (8) Sand Tiger Shark - Bonin Island Japan

シマアジを引き連れたシロワニが最後の個体。これを見送って浮上です。

 

Video / Photo & text : Mariko SAWADA

Observation : Oct 2020, 父島二見湾、小笠原諸島

Special Thanks to くぼちゃん、笠井船長 – FISH EYE

(動画)ミナミイスズミ(父島・小笠原諸島)

小笠原 二本岩 ミナミイスズミ (2)

小笠原の海でよく出会う魚が、このミナミイスズミ。伊豆諸島から小笠原にかけての岩礁で見られるイスズミの仲間ですが、伊豆諸島の北ではイスズミがほとんどで南に行くほどミナミイスズミが増え、小笠原諸島ではほぼミナミイスズミだけになるそうです。

小笠原 二本岩 ミナミイスズミ (3)

このミナミイスズミ、群れの中に時々、真っ黄色の個体がいます。「黄化個体」「黄色個体」と呼ばれ、色が黄色くなる理由ははっきりわかっていないようです。真っ黄色だけなく、時々、「まだら」とか「ぶち」もいます。

小笠原 二本岩 ミナミイスズミ (1)

9月の半ば、南島に近いポイント「二本岩」で潜ったときの動画です。この日、ものすごい透明度良く、めちゃくちゃたくさんのミナミイスズミが群れていました。

二本岩、ミナミイスズミワールド|西遊旅行

 

Photo / Video & text : Mariko SAWADA

Observation : Sep 2020, 父島沖、小笠原諸島

Special Thanks to 笠井船長、くぼちゃん – FISH EYE

(動画)小笠原・父島二見湾のシロワニ(2)

小笠原諸島、父島・二見湾の沈船のシロワニです。あのおがさわら丸の停留する二見湾、こんなところにシロワニが、と驚かされます。

この沈船は100m級の大きな船が2つに割けている感じで、ボトムは水深42mですが、この日は35m付近でシロワニと出会えました。シマアジを引き連れて泳ぐ姿は、とても魅力的です。

 

Video & text :Mariko SAWADA

Observation : Oct 2020, 父島二見湾、小笠原諸島

Special Thanks to くぼちゃん、笠井船長 – FISH EYE

(動画)小笠原・父島二見湾のシロワニ(1)

二見湾の沈船についているシロワニたちです。9月は別の沈船にいましたが、移動していました。二見湾には第2次世界大戦時に沈没した戦時物資を運ぶ輸送船が何隻か沈んでいます。今はシロワニたちのお気に入りの場所のようです。浮上時にはシマアジの群れが見送ってくれました。

 

Video & text : Mariko SAWADA

Observation : Oct 2020, 父島二見湾、小笠原諸島

Special Thanks to くぼちゃん、笠井船長 – FISH EYE

知床半島・羅臼、カラフトマスの定置網漁

知床半島 羅臼 カラフトマス 定置網 知床サライ 西遊旅行 (4)

8月下旬の知床からのレポートです。今年は例年より少し早く、そして多めのカラフトマスが羅臼沿岸へ帰ってきました。ヒグマは一年で一番痩せている時期でカラフトマスの到来を待ちわびています。それは人も同じです。

羅臼では毎年、「今年の漁は最悪だった」という話を繰り返しています。そんな中、「今年は多いね」と聞くと、漁師さんも、そしてヒグマにも朗報です。

知床半島 羅臼 カラフトマス 定置網 知床サライ 西遊旅行 (1)

早朝3時30分に、宿を出発し、相泊の港へ。朝焼けが始まる時間でした。

知床半島 羅臼 カラフトマス 定置網 知床サライ 西遊旅行 (2)

定置網を手繰り寄せていきます。遡上を前に、川の前に集まっているカラフトマス。

知床半島 羅臼 カラフトマス 定置網 知床サライ 西遊旅行 (3)

網を引き寄せ、救い出して、船へ。

知床半島 羅臼 カラフトマス 定置網 知床サライ 西遊旅行 (5)

間もなく国後島に朝日が昇ります。この光景は羅臼の醍醐味。ゆっくりはしていられません、相泊港へ戻り、出荷の準備です。

知床半島 羅臼 カラフトマス 定置網 知床サライ 西遊旅行 (6)

満足げな漁師さんたち、「今日はよく獲れた」。

知床半島 羅臼 カラフトマス 定置網 知床サライ 西遊旅行 (7)

私たちも、オスとメス一本づつ、漁師さんからプレゼントされました。知床サライの森田さんが、持ち帰りやすいように、オスは精巣を取り、メスは筋子を別々にして、希望者にはフィレにしてクール宅急便にしてくれました!

知床半島 羅臼 カラフトマス 定置網 知床サライ 西遊旅行 (9)

恩恵を賜ったのは私たちだけではありません。気が付くと、カラス、オオセグロカモメ、オジロワシ、キタキツネに囲まれていました。そしてこの日の漁にありついた勝者はキタキツネくんでした!

 

Photo & text : Mariko SAWADA * The photos were taken during the tour in late August 2020.

Special Thanks : 天神幸吉さま、森田将平(知床サライ)

(動画)シロワニ Sand Tiger Shark(小笠原諸島)

小笠原諸島のシロワニ Sand Tiger Sharkです。

嫁島のマグロ穴 シロワニ|西遊旅行

このビデオは嫁島のマグロ穴で撮影したメスの個体です。カッポレ、そしてシロワニについているシマアジの幼魚がかわいらしい!

シロワニ Sand Tiger Shark 小笠原諸島 鹿浜 (1)

これは弟島の鹿浜で見たシロワニのメス。お腹が大きくお腹に子供がいるメスのようです。

サメの繁殖は神秘に満ちていて、卵生(卵を産む)、卵胎生(母親の胎内で卵が孵化してから子供の形で体外に出てくる)、胎生と種により繁殖の方法が異なるそうです。シロワニは卵胎生なのですが、最初に誕生した子サメが、他の卵や胚を食べて成長する”共食い型”と呼ばれるもの。このメスのお腹には卵・兄弟たちを食べて生き残った丈夫な子が入っているということなんですね、衝撃的な話です。

シロワニ Sand Tiger Shark 小笠原諸島 鹿浜 (3)

シロワニは世界中の暖かい海の沿岸に生息するサメで、全長3.2m。歯はすごくて怖い見た目ですが夜行性で昼はとてもおとなしいサメです。

シロワニ Sand Tiger Shark 小笠原諸島 鹿浜 (5)

大人しいとは言われても、あまり近づくと心配になってしまいます。

シロワニ Sand Tiger Shark 小笠原諸島 鹿浜 (6)

何度もそばを通過してくれたサービス満点のシロワニでした。

 

Video, photo & text : Mariko SAWADA

Observation : April  2020, 弟島、嫁島(聟島列島), 小笠原諸島

Special thanks to Fisheye

 

(動画)秋の知床半島・カラフトマスの遡上

秋の知床半島・カラフトマスの遡上

カラフトマス、外国ではピンクサーモン Pink Salmonと呼ばれる魚が知床半島の川へ戻ってきました。およそ2年、北の海を回遊し再び生まれた川へ産卵のために戻ってきたカラフトマス。

目の前で、間もなく命を終わろうとしているカラフトマス。ボロボロになったカラフトマスの姿は、生命の営みそのものでした。カラフトマスを食する私たちは、感謝していただかなくてはならない、と切に思うのです。

さて、カラフトマスは他のサケ科の魚に比べると「母川回帰本能」は強くなく、違う川にも上るそうです。この撮影をした年(2016年)は、8月半ばに北海道に3つも台風が来て、サケの定置網が外れたため川にたくさんのカラフトマスが見られました。

カラフトマス 知床半島 秋 遡上 Pink Salmon run Shiretoko Peninsula (1)

定置網の中のカラフトマス

カラフトマス 知床半島 秋 遡上 Pink Salmon run Shiretoko Peninsula (4)

滝つぼ付近のカラフトマス。水面に背びれがでています。

カラフトマス 知床半島 秋 遡上 Pink Salmon run Shiretoko Peninsula (3)

水中のカラフトマス。背が曲がっているのが繁殖期のオスです。

カラフトマス 知床半島 秋 遡上 Pink Salmon run Shiretoko Peninsula (2)

滝をのぼろうとするカラフトマス

知床半島 羅臼のヒグマ 秋  (2)

ヒグマに捕らえられたカラフトマス。この時期のヒグマは一番痩せていて、必死でカラフトマスを追っています。

余談ですが、私はこの3年ほど夏の間はカムチャッカから千島列島へ行く船での勤務がありました。ピンクサーモンは途中通過するカムチャッカ半島部やパラムシル島、ウルップ島など大きな島の河口部で見られ、そして獲ることができたサケです。ロシアの人たちの間の一番人気はキングサーモン(マスノスケ)ですが、安くて美味しいのがこのピンクサーモン。あ、イクラの話です。

ロシアの船でピンクサーモンが獲れた日は、雌からは卵を出してイクラを作り、オスからは精巣を出して「ロシア風天ぷら」を作り、身は初日はお刺身で楽しみ、翌日からはひたすらムニエルでした。ロシア人クルーたちはお刺身は苦手でした。

コロナが終息し、カムチャッカに行ける日が待ち遠しいです。

 

Photo & video, text : Mariko SAWADA

(Photos/video are from a trip in Sep 2017)
Location: Rausu, Shiretoko Peninsula, Hokkaido

Special Thanks : 知床ダイビング企画 関さま&スタッフの皆さま

アンバーグリスキーのコモリザメ(ベリーズバリアリーフ)

コモリザメ Nurse Shark ベリーズ ダイビング アンバーグリスキー Ambergris Caye (4)

ベリーズバリアリーフのアンバーグリスキーAmbergris Cayeのダイブサイト、タックルボックス Tackle Box Canyons、エスメラルダ Esmeralda Canyons のレポートです。

キーカーカーから近く、サンペドロから至近のダイブサイトで、いずれも珊瑚の渓谷が続き、コモリザメNurse Shark がうろうろ。

コモリザメ Nurse Shark ベリーズ ダイビング アンバーグリスキー Ambergris Caye (2)

最初に訪れたタックルボックス、船から降りて下の「砂地に集合」。ダイバーの練習用の輪があったのですが、コモリザメが芸でもしてるように見えてちょっと驚きました。

ベリーズ ダイビング アンバーグリスキー Ambergris Caye (7)

おねぇさんが Green Morayを追い払っています。

Green Moray ベリーズ ダイビング アンバーグリスキー Ambergris Caye (11)

Green Moray。

コモリザメ Nurse Shark ベリーズ ダイビング アンバーグリスキー Ambergris Caye (5)

本当にコモリザメががどんどんやってきます。上がってから船のスタッフに「餌付けしてるの?」の聴いたら「してない」と。不思議です。

コモリザメ Nurse Shark ベリーズ ダイビング アンバーグリスキー Ambergris Caye (10)

砂地でじっとするコモリザメ。時々、猫みたいに砂にすりすりしたりしていました。

コモリザメ Nurse Shark ベリーズ ダイビング アンバーグリスキー Ambergris Caye (8)

こちらはエスメラルダのサイトで、最初に集合した砂地にいたコモリザメ。

コモリザメ Nurse Shark ベリーズ ダイビング アンバーグリスキー Ambergris Caye (9)

コモリザメのひらひらした尾びれ。小さな コバンザメ Whitefin Sharksucker もついています。

ベリーズ ダイビング アンバーグリスキー Ambergris Caye (1)

珊瑚礁を泳ぐコモリザメ。

ベリーズ ダイビング アンバーグリスキー Ambergris Caye (14)

珊瑚の下に隠れる  French gruntとBluestriped grunt。

 Bluestriped Grunt French grung ベリーズ ダイビング アンバーグリスキー Ambergris Caye エスメラルダ (15)

French grunt、Bluestriped grunt。

ベリーズ ダイビング アンバーグリスキー Ambergris Cayeエスメラルダ (12)

エスメラルダ Wsmeralda Canyon を進むダイバー。

コモリザメ Nurse Shark ベリーズ ダイビング アンバーグリスキー Ambergris Caye (6)

見上げると、またコモリザメ。

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : April 2018, Tackle Box Canyons, Esmeralda Canyons – Ambergris Caye – Belize

Reference :  Frenchies Diving

「Shark Ray Alley」ホルチャン海洋保護区(ベリーズバリアリーフ)

ベリーズバリアリーフ ホルチャン海洋保護区 Shark Ray Alley (2)

キーカーカーから訪れたホルチャン海洋保護区のシュノーケリングツアーのレポートです。ホルチャン海洋保護区には1999年にくわえられた、ゾーンD「Shark Ray Alley」があります。

砂地にコモリザメとエイが集まる場所で、これは伝統的に漁師たちが漁のあと網を洗う場所に使ったことに起因し、そこから出る餌を求めてサメやエイが集まるようになったそうです。今は漁師はいなくなりましたが「ガイドさん」が餌を撒くことでサメやエイを集めています。

ベリーズバリアリーフ ホルチャン海洋保護区 Shark Ray Alley (1)ボートが到着すると集まるコモリザメ。ガイドさんが「すぐに行っちゃうから早く海に入って」と。

ベリーズバリアリーフ ホルチャン海洋保護区 Shark Ray Alley (11)

コモリザメだけでなくたくさんのお魚が集まっていました。が、すーっとコモリザメたちは行ってしまいました。他のボートが到着して餌をまくとみんなそっちに行ってしまいます。

ベリーズバリアリーフ ホルチャン海洋保護区 Shark Ray Alley (12)

コモリザメ Nurse Sharkは、珊瑚礁や砂地、マングローブの周囲などに生息するおとなしいサメ。ベリーズバリアリーフは最適な生息環境です。

ベリーズバリアリーフ ホルチャン海洋保護区 Shark Ray Alley (4)

大きな個体は3mほどにもなるコモリザメ。

ベリーズバリアリーフ ホルチャン海洋保護区 Shark Ray Alley (9)

エイもやってきました。

ベリーズバリアリーフ ホルチャン海洋保護区 Shark Ray Alley (7)

ふたたびアオウミガメさんです。

ベリーズバリアリーフ ホルチャン海洋保護区 Shark Ray Alley (5)

アオウミガメとコモリザメのツーショット。

ベリーズバリアリーフ ホルチャン海洋保護区 Shark Ray Alley (3)

小さなコバンザメをつけたコモリザメ。

ベリーズバリアリーフ ホルチャン海洋保護区 Shark Ray Alley (10)

そして私たちの船にもコバンザメ Whitefin sharksucker が。

 

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : April 2018,  Hol Chan Marine Reserve – Belize

Reference : Wikipedia(EN)

ジブチ 大地溝帯の海でジンベエザメと泳ぐ-4(動画)

ジブチ ジンベエザメ Djibouti Whale Shark Swim (119)

ジブチのタジョウラ湾は10~1月にプランクトンを求めてジンベエザメがやっています。11月下旬のツアーで撮影したハイライト動画です。

魚の群れと泳ぐジンベエザメの姿がすごいです。

Photo, Movie & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Nov 2017, Gulf of Tajoura. Djibouti

Special Thanks : M/V DELI, Sara

★2018年~2019年ツアー発表しました! ジブチ・アフリカ大地溝帯の海 ジンベエザメと泳ぐ チャーターヨット「DELI号」で過ごす大人の休日