カテゴリー別アーカイブ: マッコウクジラ Sperm Whale

クジラたちの海、トリンコマリー(スリランカ)

スリランカ東海岸のトリンコマリー。3月半ばごろにはシロナガスクジラが、4月に入るとマッコウクジラがやってくる海域があります。観察したクジラ動画です。マッコウクジラ、シロナガスクジラ、ピグミーシロナガスクジラ、ニタリクジラ・・・

▼トリンコマリーの海

Video & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation: Mar 2018, Apr 2017 Trincomalee, Sri Lanka

 

千島列島の船旅で出会った海のいきもの

7月と8月に訪れた千島列島。母船やゾディアックボートから観察した「海のいきもの」をまとめてみました。水中のハシボソミズナギドリ、トド、ザトウクジラ、イシイルカ、そして「クリル・マジック」にも遭遇!!

千島列島の旅で出会った海のいきもの

7月のクルーズではシャチやマッコウクジラに出会いましたが、8月のクルーズではおもにザトウクジラでした。特にパラムシル島のオホーツク海側での遭遇チャンスが良いようでした。

シャチはビデオを撮れませんでしたが、親子シャチの写真をお客様が送ってくださいました!パラムシル島沖で出会ったシャチです。

千島列島 パラムシル島沖 シャチ

そしてマッコウクジラの大きなオス。ライコケ島沖で休憩していました。

千島列島 マッコウクジラ

Video & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Photography: Kyoji KANEKIYO 兼清恭二さま

Observation : Jul – Aug 2018, Kuril Islands, Russian Far East

Special Thanks to Afina & Nik Pavlov

★2019年の「千島列島エクスペディションクルーズ」発表しました!海鳥の繁殖の季節!千島列島に詳しいクルーといく人数限定企画です。

千島列島バードスペシャル 北の海鳥の大繁殖地「中千島」へ★2019年6月27日発11日間

海鳥の聖域 千島列島探検クルーズ★2019年6月15日発13日間★探検隊長として自然写真家・寺沢孝毅氏が同行。(外部リンク)

千島列島アドベンチャークルーズ シュムシュ島からウルップ島まで★2019年6月4日発13日間

 

ライコケ島 Raikoke Island 千島列島の海鳥 

ライコケ島 千島列島 エトロフウミスズメ ウミオウム

中千島列島に位置するライコケ島 Raikoke Island。火山が海上に突き出た地形で島で、島の周囲は断崖が多く、海岸から山頂のクレーター部にかけてまで多くの海鳥が営巣する、まさに「海鳥の聖域」。


中千島に位置するライコケ島(Google Earth)

Райкоке by Nik (1)

ライコケ島の全景です。2.5キロメートル x 2キロメートルの火山島で、その名もライコケ山。

Райкоке by Nik (2)

ニック氏がドローンを飛ばして頂上部を見てみました。ライコケ山は標高551m。クレーターのふちまでびっちりフルマカモメがいました。ライコケ島はフルマカモメの一大営巣地です。

ライコケ島 千島列島 ウミガラス ハシボソウミガラス (4)

船からゾディアックボートでライコケ島の海岸へ。海岸では岩場、草地にさまざまな海鳥が。低い断崖はウミガラス、ハシブトウミガラス、ミツユビカモメが営巣していました。

ライコケ島 千島列島 ウミバト (1)

海岸の岩がごろごろした場所にいたウミバト<千島型>。羽の白い部分が少なく、中にはほとんどない真っ黒な個体もいました。

ライコケ島 千島列島 ウミガラス ハシボソウミガラス (5)

ウミガラスとハシボソウミガラスの営巣地。洋ナシ形の卵を見ることができました。

ライコケ島 千島列島  エトロフウミスズメ Crested Auklet (4)

岩乗りエトロフウミスズメ

ライコケ島 千島列島  エトロフウミスズメ Crested Auklet (2)

少し沖に出るとエトロフウミスズメが群れで浮いていたり飛んでいたりします。

ライコケ島 千島列島 ウミオウム

ウミオウムです。お客様のカメラの連写音が響きました!エトロフウミスズメにまざって小さい群れでいます。

ライコケ島 千島列島 トド (2)

そしてライコケ島は大切なトドの繁殖地でもあります。かつてはよく研究者が夏に来て観察や赤ちゃんトドの標識付けを行っていましたが、最近はオートマチックカメラが設置されています。

ライコケ島 千島列島 マッコウクジラ (1)

そして今日のボーナスは、ライコケ島沖で遭遇したマッコウクジラ。大きなオスです。かなり近づいてもプカプカ浮いていてくれたマッコウクジラでした。

Text & Photo : 澤田真理子 Mariko SAWADA

Observation: Jul&Aug 2018, Raikoke Island, Kuril Islands, Russian Far East

Reference : Nik Pavlov, Wikipedia(JP)

Special Thanks : Nik Pavlov(Drone photography) , Hobby’s World 吉成才丈さま

★2019年の「千島列島エクスペディションクルーズ」発表しました!海鳥の繁殖の季節!千島列島に詳しいクルー&スタッフといく人数限定企画です。

千島列島バードスペシャル 北の海鳥の大繁殖地「中千島」へ★2019年6月27日発11日間

海鳥の聖域 千島列島探検クルーズ★2019年6月15日発13日間★探検隊長として自然写真家・寺沢孝毅氏が同行。(外部リンク)

千島列島アドベンチャークルーズ シュムシュ島からウルップ島まで★2019年6月4日13日間

ホッキョクグマの夏-5 クジラの死肉を見つけたホッキョクグマ(スピッツベルゲン)

ホッキョクグマ Polar Bear クジラの死肉 スピッツベルゲン (11)

スピッツベルゲン島北部でのホッキョクグマの観察です。お腹がすいた1頭のホッキョクグマを追いかけてゾディアックを走らせました。

ホッキョクグマ Polar Bear スピッツベルゲン 夏 (15)

海岸を歩くホッキョクグマ。鼻の先をあげてある方向に歩いています。ガイド氏によるとホッキョクグマは20キロ先の獲物のにおいを感じることができるといいます。(この数字には諸説あり)この先に何があるのでしょうか・・・。鼻を上げてにおいを嗅ぎ、舌を出して風を感じ、行く方向を決めるのだそうです。

ホッキョクグマ Polar Bear クジラの死肉 スピッツベルゲン (1)

ホッキョクグマがなになにやら白いものにのって舐めています。私たちも初めは「雪」だと思ったのですが、良く見ると「クジラ」の死体でした。

ホッキョクグマ Polar Bear クジラの死肉 スピッツベルゲン (2)

死んだクジラの全体です・・・マッコウクジラ (Sperm Whale) の形をしています。この海域はマッコウクジラは観察されないので、どこかの海で死んだマッコウクジラが潮で流され、このスピッツベルゲン北部のフィヨルドの奥に流れ着き、冬の間氷と雪に閉ざされていたものが、夏になり現れたと想像されます。

ホッキョクグマ Polar Bear クジラの死肉 スピッツベルゲン (6)

ホッキョクグマは何でも食べます。新鮮なアザラシの肉がベストでしょうが、夏の間は氷がないのでアザラシ・ハンティングができないため、死肉も大切な食料です。何もないときは、鳥の卵や苔、わかめなんかも食べる姿が見られます。

ホッキョクグマ Polar Bear クジラの死肉 スピッツベルゲン (7)

12センチはあるという大きなツメでクジラの脂をめくっています。

ホッキョクグマ Polar Bear クジラの死肉 スピッツベルゲン (8)

足の裏はクジラの脂でねちゃねちゃです。

ホッキョクグマ Polar Bear クジラの死肉 スピッツベルゲン (4)

大きな舌でクジラの脂肪をなめます。

ホッキョクグマ Polar Bear クジラの死肉 スピッツベルゲン (10)

脂肪に噛み付くホッキョクグマ。

ホッキョクグマ Polar Bear クジラの死肉 スピッツベルゲン (13)

観察に夢中。このホッキョクグマはこのクジラの死肉を見つけた最初のホッキョクグマでした。ガイド氏によると数日暖かい日が続くとこの死肉の匂いが広まり、数頭~10頭以上のホッキョクグマが集まってくるだろうと。ホッキョクグマは社交的な動物で、大きな獲物は親子や兄弟でなくてもシェアすることができます。

ホッキョクグマ Polar Bear クジラの死肉 スピッツベルゲン (12)

この「クジラの死肉」の発見は一週間ほどですべてのクルーズ船に知れ渡り、何艘ものクルーズ船とゾディアックがこの光景を取り囲み、観察することになります。

ホッキョクグマ Polar Bear クジラの死肉 スピッツベルゲン (14)

ひとしきりクジラの死肉を楽しんだホッキョクグマ、海岸から山のほうへいってしまいました。私たちも大満足、氷河ゾディアッククルーズを楽しみながら、船へと戻りました。

Photo & Text :Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Jun 2017, Virgohamna, Smeernburgfjorden, Spitsbergen, Svalbard, Norway

Reference : Birds and Mammals of Svalbard (Norwegian Polar Institute Handbook), Lecture from Samuel Blanc

Special Thanks to Samuel Blanc, Agnès Brenière and team of Polaris Ⅰ

★★なんと船は全員一人部屋★2019年6月16日発★11名様限定のチャータークルーズ★★

初夏のスピッツベルゲン★カメラマンさんにオススメ企画。たっぷり観察&撮影。
北極圏の野生動物・野鳥の観察・撮影をチャーター船で楽しむ10泊11日の究極のワイルドライフクルーズ

動画 羅臼・根室海峡のマッコウクジラ

Video & Photo  : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Aug 2016, 羅臼町・根室海峡 – 北海道

Reference : 羅臼観光協会、はまなす、北海道野鳥ハンディガイド(北海道新聞社)