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白いミナミハンドウイルカの赤ちゃん(聟島列島、小笠原諸島)

小笠原諸島 嫁島 聟島列島 白いミナミハンドウイルカ Indo-pacific bottlenose dolphin (1)

小笠原諸島、聟島列島の嫁島で出会ったミナミハンドウイルカ Indo-pacific bottlenose dolphinの群れとその白い赤ちゃんです。

船長の「イルカだ~船の前に」の声。カメラをもって駆けつけると、「アレ?めっちゃ白い」。ミナミハンドウイルカの白い個体です。ポイントは嫁島の「マグロ穴」付近。

小笠原諸島 嫁島 聟島列島 白いミナミハンドウイルカ Indo-pacific bottlenose dolphin (5)

嫁島の「マグロ穴」は聟島列島の人気ダイビングスポット。イソマグロが巻いている楽しいポイントです。

小笠原諸島 嫁島 聟島列島 白いミナミハンドウイルカ Indo-pacific bottlenose dolphin (4)

こっちに向かうイソマグロの向こうにイルカ?!

小笠原諸島 嫁島 聟島列島 白いミナミハンドウイルカ Indo-pacific bottlenose dolphin (3)

イルカがイソマグロを蹴散らしてる・・・。さらに白い個体が!!

小笠原諸島 嫁島 聟島列島 白いミナミハンドウイルカ Indo-pacific bottlenose dolphin (6)

「嫁のマグロ穴」という宇宙です・・・。

小笠原諸島 嫁島 聟島列島 白いミナミハンドウイルカ Indo-pacific bottlenose dolphin (2)

サービス満点のミナミハンドウイルカたち。成長すると腹部に斑点が現れるのがミナミハンドウイルカの特徴とのこと。ミナミハンドウイルカは2000年にハンドウイルカの亜種から別種として認められるようになりました。

小笠原諸島 嫁島 聟島列島 白いミナミハンドウイルカ Indo-pacific bottlenose dolphin (7)

船にもどってからのシュノーケリングでも遊びに来てくれたミナミハンドウイルカたち。

小笠原諸島 嫁島 聟島列島 白いミナミハンドウイルカ Indo-pacific bottlenose dolphin

船の上にいる人にも大サービス。この白い赤ちゃん、アルビノなのか、白化個体なのか・・・。体に黒いところも見られ、ピンクっぽくないのできっと白化個体だろうなぁ・・・などといろんな話をしながら、皆、興奮は冷めません。

この子が無事に育ちますように!

 

Photo & text : Mariko SAWADA

Observation : April 2020, 嫁島、聟島列島、小笠原諸島

Special Thanks : Fisheye

とびうお桟橋のムナグロ(父島、小笠原諸島)

小笠原諸島 父島 トビウオ桟橋のムナグロ Pacific Golden Plover (5)

4月上旬の小笠原諸島、父島。ホエールウォッチングなどで船に乗る際に二見湾のとびうお桟橋でムナグロ Pacific Golden Plover を見ることができました。

とびうお桟橋は「とびうおの日時計のモニュメント」がある桟橋で、ダイビングや観光の船が係留している桟橋です。季節によっては夜に大きなマダラエイやシロワニが見られることでも知られています。

小笠原諸島 父島 トビウオ桟橋のムナグロ Pacific Golden Plover (3)

このとびうお桟橋には陸とつながっていないブロックがあり、ここでは朝に夕にムナグロたちを見ることができました。北極圏近いツンドラで夏に繁殖するムナグロは越冬のために東南アジアや遠いところでは東アフリカ、オーストラリアまで渡りを行いますが、日本ではこの小笠原諸島で越冬しています。

小笠原諸島 父島 トビウオ桟橋のムナグロ Pacific Golden Plover (2)

夏冬中間羽のムナグロ。

小笠原諸島 父島 トビウオ桟橋のムナグロ Pacific Golden Plover (6)

だいぶ夏羽に近いムナグロ。

小笠原諸島 父島 トビウオ桟橋のムナグロ Pacific Golden Plover (4)

個体によって差がありますが、冬羽と夏羽の中間期のムナグロを見れるのは、とびうお桟橋発着時の大きな楽しみでした。

 

Photo & Text : Mariko SAWADA

Observation : Early April, 2020, 父島、小笠原諸島

南島に上陸!小笠原一の美しさ、南島の自然(小笠原諸島)

南島 小笠原諸島  (18)

父島の南西約10キロにある無人島、南島。南島は父島や母島のように溶岩でできた島ではなく、サンゴ礁でできた石灰岩の島です。

”日本有数の沈水カルスト地形”で、約4000万から2000万年前に海底に堆積した石灰岩が氷期に海水面が下がり陸化した時に浸食が進み、間氷期に海水面が上がるとこの地形が海底に沈み浸食が止まりました。海水面の昇降が繰り返され、今から2万年ほど前の最終氷期の後、再び海水面が上昇して形成されたものが、現在の沈水カルスト地形であると考えられています。

南島では”ラピエ”と呼ばれる鋭く尖った岩や、”ドリーネ”と呼ばれるすり鉢状の窪地(扇池、鮫池等)が見られます。

扇池より上陸 南島 小笠原諸島  (16)

南島への上陸方法は船で「鮫池」から上陸する方法と泳ぐかカヤックで「扇池」から上陸する方法があります。いずれも悪天候だったり風の向きが悪い場合にはアクセスできず、父島滞在中は「南島は行けるときに行くこと!」です。

4月上旬に泳いで上陸したときの様子の動画です。

扇池のアーチを越えて上陸するビーチ、扇浜はとてもきれいです。上陸してからはガイド氏の指示に従い、定められたルートを歩き「最大2時間ルール」を守って行動します。

ムナグロ 南島 小笠原諸島  (8)

上陸した海岸にいたムナグロ Pacific Golden Plover。夏冬中間羽が素敵です。

イソヒヨドリ Blue rock thrush 南島 小笠原諸島  (5)

南島の”ラピエ”と呼ばれる鋭く尖った岩とイソヒヨドリ Blue rock thrush のオス。父島、母島ともに海辺で普通に見られる鳥です。

陰陽池 南島 小笠原諸島  (12)

これは陰陽池と呼ばれる淡水と海水の混ざった汽水湖。雨水と台風の時に流入する海水でなる池で、ここには、渡り鳥が運んだと考えられる水草の「カワツルモ」が育っています。

セイタカシギ 南島 小笠原諸島  (11)

陰陽池にいたセイタカシギ Black-winged stilt 、2羽いました。小笠原では旅鳥。陰陽池は旅鳥の数少ない休息場所になっているようです。

オナガミズナギドリ 繁殖 南島 小笠原諸島  (6)

鮫池から扇浜に向かう丘の岩場でみかけたオナガミズナギドリ Wedge-tailed shearwater のペア。4月上旬だったので、早めの繁殖開始です。4~5月に岩の隙間に営巣をはじめ、6月には卵を産むそうです。

ヒロベソカタマイマイ 南島 小笠原諸島  (13)

そして南島と言えばコレ、絶滅した小笠原の固有種ヒロベソカタマイマイの半化石です。かつてはここに森があったといいます。1000~2000年前に絶滅したそうですが、年代測定の結果300年位前まで生存してたのでは、とも言われています。

鮫池 南島 小笠原諸島  (17)

そして「鮫池」。名前のとおり、岩場にはネムリブカ White-tip reef shark が群れでいることがあるそうです。この鮫池も侵食によってできた”ドリーネ”です。

ザトウクジラ 南島 小笠原諸島  (1)

そして南島周辺の海では1~4月の間、たくさんのザトウクジラの親子の姿を見ることができます!

 

Photo/video & text : Mariko SAWADA

Observation : April 2018, 2020 南島,小笠原諸島

Special Thanks : Fisheye

Reference : 東京都文化情報データベース”小笠原南島の沈水カルスト地”、世界遺産小笠原(楽学ブックス)、小笠原ハンドブック(南方新社)

(動画)アリューシャン列島・ラッコの毛づくろい

アリューシャン列島のウラナスカ島、ダッチハーバーの港で船の出航を待っている間に見ていたラッコです。あまりにも可愛くって・・・。

ダッチハーバーのラッコ毛づくろい

ラッコは3つのグループに分かれ、アリューシャン列島のラッコはアラスカラッコ Alaska Sea Otter / Northern Sea Otter です。

Videograhy & Text  :Mariko SAWADA

Observation :  Jul 2019, Dutch Harbor, Unalaska Island, Alaska, US

★アリューシャン列島「アリューシャンマジック」ツアーにつてはお問い合わせください。2020年7月出発予定。

 

千島列島で出会ったシャチ

千島列島 シャチ Killer Whale Orca Kuril Islands シャシコタン島 (2)

2019年夏の「千島列島バードスペシャル」のツアーで出会ったシャチのグループです。「バードスぺシャル」なのに「シャチスペシャル」とも呼べるシャチとの出会いがありました。

この日は朝からチリンコタン島(知林古丹島)を訪問し、夕方にエカルマ島(越渇磨島)を訪問するまでの間をシアシュコタン島(捨子古丹島)の海岸にある日本軍の上陸記念碑を訪問しようとして船を走らせていました。

シアシュコタン島(捨子古丹島)の海岸のすぐそばでシャチの背びれを発見。

千島列島 シャチ Killer Whale Orca Kuril Islands シャシコタン島 (1)

すぐに船内アナウンス。この日は急いでなかったのでしばらくシャチの様子を見てゆっくり追いかけることにしました。

千島列島 シャチ Killer Whale Orca Kuril Islands シャシコタン島 (8)

船のそばに現れました。雄と浮上してきた子シャチ。

千島列島 シャチ Killer Whale Orca Kuril Islands シャシコタン島 (9)

海面がないでいるうえに透明度も高く、水の中のシャチが良く見えました。

千島列島 シャチ Killer Whale Orca Kuril Islands シャシコタン島 (6)

前方を行くシャチとその後を泳ぐシャチ。

千島列島 シャチ Killer Whale Orca Kuril Islands シャシコタン島 (11)

グループが並んだ瞬間は船の甲板で歓声があがりました。

千島列島 シャチ Killer Whale Orca Kuril Islands シャシコタン島 (4)

みんなもう夢中。前にも右にも左にも、船の周りはシャチ!

千島列島 シャチ Killer Whale Orca Kuril Islands シャシコタン島 (3)

千島列島のクルーズではシャチと出会うチャンスはあるものの、船の周りをシャチに囲まれた、こんなに素敵な出会いは初めてでした。

Photo & Text  :Mariko SAWADA

Observation :  Jul 2019, near Shiashkotan Island, Kuril Islands, Russian Far East

Special Thanks : Nik Pavlov &  Afina

★2020年の千島列島クルーズは11月ごろ発表予定です。

(動画)千島列島で出会ったシャチ

2019年の「千島列島バードスペシャル」のツアーで出会ったシャチのグループです。

中千島のシアシュコタン島(捨子古丹島)へ向かう途中に出会いました。初めは3頭ほどが見えていただけでしたが、大きな群れとなって船に並走してくれました。しかもこの日は水面がないでいてスケスケ!

鳥好きの参加者の皆さんも、このシャチの群れには興奮です!

 

Photo & Text  :Mariko SAWADA

Observation :  Jul 2019, near Shiashkotan Island, Kuril Islands, Russian Far East

Special Thanks : Nik Pavlov &  Afina

★2020年の千島列島クルーズは11月ごろ発表予定です。

 

ガラパゴス諸島-28  ガラパゴスアシカと白砂のビーチ エスパニョーラ島・ガードナーベイ

ガラパゴスアシカ Galapagos Sea Lion Española Island Gardner Bay ガードナーベイ エスパニョーラ島  (1)

ガラパゴス諸島内屈指の美しい白砂のビーチ、ガラパゴスアシカの楽園・・・エスパニョーラ島  Española Island の ガードナーベイ Gardner Bayは、海岸で寝そべるガラパゴスアシカを見ながら何時間も過ごせるような場所でした。

エスパニョーラ島 Española Island はガラパゴス諸島で最も南にあり、最も古く、地理的にも隔離されていて固有種で知られる島。なんといってもハイライトは「ガラパゴスアホウドリ」なのですが、その前に上陸したこのガードナーベイは本当に心癒される場所でした。

海岸のガラパゴスアシカ達たち、エスパニョーラ島で見られる体の色が赤いウミイグアナ、シュノーケリングで見たネブリブカ・・・1分ほどの動画です。

ガラパゴスアシカ Galapagos Sea Lion Española Island Gardner Bay ガードナーベイ エスパニョーラ島  (2)

眠るガラパゴスアシカ

ガラパゴスアシカ Galapagos Sea Lion Española Island Gardner Bay ガードナーベイ エスパニョーラ島  (4)

眠るガラパゴスアシカ

ガラパゴスアシカ Galapagos Sea Lion Española Island Gardner Bay ガードナーベイ エスパニョーラ島  (3)

眠るガラパゴスアシカ….

ガラパゴスアシカ Galapagos Sea Lion Española Island Gardner Bay ガードナーベイ エスパニョーラ島  (10)

海岸はガラパゴスアシカだらけです。赤ちゃんがおっぱいをもらっている光景も。

ウミイグアナ Marine Iguana Española Island Gardner Bay ガードナーベイ エスパニョーラ島  (7)

体の色が赤い、エスパニョーラ島のウミイグアナ

ウミイグアナ Marine Iguana Española Island Gardner Bay ガードナーベイ エスパニョーラ島  (8)

ウミイグアナ

ウミイグアナ Marine Iguana Española Island Gardner Bay ガードナーベイ エスパニョーラ島  (6)

私たちのアンヘリート号とウミイグアナ@ガードナーベイ。

Photo & Text  :Mariko SAWADA

Observation : May 2019, Gardner Bay / Playa Gardner -Española Island, Galapagos Islands, Ecuador

Reference : Angelito Ⅱ & Maja Homberger,  Tomo Akiyama 秋山知伸

参考文献:「ガラパゴス博物学」-孤島に生まれた進化の楽園 写真・文:藤原幸一氏

★次回催行時期についてはお問い合わせください。 ガラパゴス諸島 完全一周クルーズ14泊15日のチャータークルーズで行く、進化論の島ガラパゴスへの旅

ガラパゴス諸島-27 ラビダ島 ガラパゴスアシカとウミイグアナと泳ぐ

ラビダ島 Rabida Island

ラビダ島 Rabida Island に上陸です。酸化鉄を含む赤い砂のビーチ、そこから少し内陸に歩くとラグーンがあり、季節によってはフラミンゴや渡り鳥が見られます。が、私たちが訪問した時にはたいへん静かで、アメリカミヤコドリのペアがラグーンの岸を歩いていました。

その後、ボートからシュノーケリングです。ここでは赤い岩の海岸にそってシュノーケリングしましたが、ガラパゴスアシカ、そしてウミイグアナと遭遇。ウミイグアナは海底にへばりついているものと思っていたのですが、顔を出して泳ぐ姿でした。

ラビダ島は大きなガラパゴスアシカのコロニーがありましたが、エル・ニーニョの影響で数が激減し、個体数の回復が待たれています。

Photo & Text  :Mariko SAWADA

Observation : May 2019, Rabida Island, Galapagos Islands, Ecuador

Reference : Angelito Ⅱ & Maja Homberger,  Tomo Akiyama 秋山知伸

参考文献:「ガラパゴス博物学」-孤島に生まれた進化の楽園 写真・文:藤原幸一氏

★次回催行時期についてはお問い合わせください。 ガラパゴス諸島 完全一周クルーズ14泊15日のチャータークルーズで行く、進化論の島ガラパゴスへの旅

ガラパゴス諸島-26 サンティアゴ島 プエルト・エガス上陸

ウミイグアナ Marine Iguana Puerto Egas サンチャゴ島 (3)

サンティアゴ島のプエルト・エガスに上陸です。プエルト・エガス Puerto Egas は廃屋が残っており、かつては製塩所開発などで入植が試みられた場所です。

溶岩のビーチにランディングし、そこから海岸そいに鳥をみながら草地を、そして潮だまりのある海岸、溶岩の浸食によてできた景色の中を散策しました。

ウミイグアナ Marine Iguana Puerto Egas サンチャゴ島 (1)

潮だまりでまったりしているウミイグアナ。

ガラパゴスベニイワガニ Sally Lightfoot Crab がウミイグアナの不要な皮膚を食べていると思われるかわいらしい光景です。

ウミイグアナ Marine Iguana Puerto Egas サンチャゴ島 (2)

暑い日中、腕を立てて熱を放散するウミイグアナ。

Galápagos fur seal ガラパゴスオットセイ

今回、なかなか出会うことができなかったガラパゴスオットセイ Galapagos Fur Seal 。サンティアゴ島の海岸、溶岩の切れ目や穴で観察できますよ・・・と聞いていましたが、季節的なものか、なかなか出会えず、ようやく2頭観察することができました。

Galapagos Hawk ガラパゴスノスリ

そしてこの島で観察できた鳥、ガラパゴスノスリ Galapagos Hawk の成鳥です!これまで飛んでいるのを確認していましたが、なかなか撮影はできていませんでした。

Photo & Text  :Mariko SAWADA

Observation : May 2019, Puerto Egas – Santiago Island, Galapagos Islands, Ecuador

Reference : Angelito Ⅱ & Maja Homberger,  Tomo Akiyama 秋山知伸

参考文献:「ガラパゴス博物学」-孤島に生まれた進化の楽園 写真・文:藤原幸一氏

★次回催行時期についてはお問い合わせください。 ガラパゴス諸島 完全一周クルーズ14泊15日のチャータークルーズで行く、進化論の島ガラパゴスへの旅

ガラパゴス諸島-23 ヘノベサ島 Prince Philip’s Step ガラパゴスアシカと泳ぐ

Swim with galapagos Sea Lion ガラパゴスアシカと泳ぐ Genovesa Island

ガラパゴス諸島、海鳥の楽園ヘノベサ島 Genovesa Island のPrince Philip’s Stepのシュノーケリングで出会ったガラパゴスアシカの動画です。

Prince Philip’s Stepの断崖は海鳥の営巣地。透明度は??な感じですが、ガラパゴスアシカ3頭がずっと遊んでくれたシュノーケリングでした。

ガラパゴスアシカと泳ぐ Prince Philip’s Step |西遊旅行

Photo & Text  :Mariko SAWADA

Observation : April 2019, Prince Philip’s Step – Genovesa Island, Galapagos Islands, Ecuador

Reference : Angelito Ⅱ & Maja Homberger,  Tomo Akiyama 秋山知伸

★次回催行時期についてはお問い合わせください。 ガラパゴス諸島 完全一周クルーズ 14泊15日のチャータークルーズで行く、進化論の島ガラパゴスへの旅