ミナミセミクジラの海(2) バルデス半島・パタゴニア  ”サンセットくじら”

ミナミセミクジラ 夕方のバルデス半島 Southern right whale in sunset (5)

パタゴニア、バルデス半島でのミナミセミクジラの観察です。この日は太陽も雲もあり「サンセットくじら」狙えるかも・・・と日没までホエールウォッチング。

ちょうど交尾行動を終えたあとのメイティング・グループ(1頭のメスと複数のオスからなるグループ)がボートに近寄ってきました。

ミナミセミクジラ 夕方のバルデス半島 Southern right whale in sunset (10)

ボートに近づいてくるミナミセミクジラ。全部で4頭!

ミナミセミクジラ 夕方のバルデス半島 Southern right whale in sunset (1)

ぐっと近寄ってきます。

ミナミセミクジラ 夕方のバルデス半島 Southern right whale in sunset (2)

興味津々。

ミナミセミクジラ 夕方のバルデス半島 Southern right whale in sunset (3)

マテ茶を飲むクルーを見るミナミセミクジラ。

ミナミセミクジラ 夕方のバルデス半島 Southern right whale in sunset (4)

船長とお話しするミナミセミクジラ。

ミナミセミクジラ 夕方のバルデス半島 Southern right whale in sunset (6)

空が染まり始めました。

ミナミセミクジラ 夕方のバルデス半島 Southern right whale in sunset (7)

「サンセットくじら」記念撮影。

ミナミセミクジラ 夕方のバルデス半島 Southern right whale in sunset (12)

赤くなり染まり始めました。

ミナミセミクジラ 夕方のバルデス半島 Southern right whale in sunset (13)

頭のクジラがボートの周りを離れません。

ミナミセミクジラ 夕方のバルデス半島 Southern right whale in sunset (14)

絵葉書にあるような「サンセットの中のテイルアップ」は見れませんでしたが、むなびれを上げて見送ってくれました!

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Sep 2017 , Valdes Peninsula, Chubut – Argentina

Reference : Hector Horacio Casin

★2018年ツアー情報 パタゴニアの海、バルデス半島を訪れるコースはこちら!

パタゴニア・バルデス半島自然紀行
【特別許可取得】3日間のチャーターボートでミナミセミクジラの海へ

シラヒゲウミスズメ Whiskered Auklet

シラヒゲウミスズメ Whiskered Auklet (9)

千島列島のシラヒゲウミスズメ Whiskered Auklet です。シラヒゲウミスズメは千島列島、カムチャッカ半島、アリューシャン列島、オホーツク海の北沿岸で繁殖する、非常に限られた場所でのみ観察される海鳥。日本では稀な冬鳥として北海道~本州北部で見られることがあるそうです。

シラヒゲウミスズメ Whiskered Auklet (8)

夏羽の白い飾り羽が大きな特徴で英名の「Whiskered」も「頬ひげがある」という意味。この目、赤いくちばし、息をのむ美しさです。

シラヒゲウミスズメ Whiskered Auklet (4)

繁殖地ではエトロフウミスズメと一緒にいました。エトロフウミスズメ(23-27センチ)に比べるとシラヒゲウミスズメ(17-22センチ)はだいぶ小型です。

シラヒゲウミスズメ Whiskered Auklet (5)

船が近づくと、いっせいに飛び立ちました。夏は繁殖の季節。甲殻類のプランクトンを採餌し、のどの袋に入れて巣へと運びます。

シラヒゲウミスズメ Whiskered Auklet (6)

その飛んでいる様は圧巻。シラヒゲウミスズメの糞が服についたのですが、甲殻類の色、ピンク色でした。

シラヒゲウミスズメは夜に巣にやってくるとのことで暗くなるまで待ちました。そしてウミスズメの大群が・・・

シラヒゲウミスズメ Whiskered Auklet (2)

シラヒゲウミスズメ、暗かったし船の上からの写真撮影は難しかったですが、圧巻です!

Movie, Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Jun 2017 , Kuril Islands – Russian Far East

Reference : Nik Pavlov – M/V Afina, Wikipedia(JP/EN), Birds of East Asia, 海鳥識別ハンドブック

★2018年ツアー情報 千島列島への船旅。じっくり観察するための少人数チャーターです。

千島列島アドベンチャークルーズ
カムチャッカ半島から千島列島へ 西遊旅行のチャーター船利用で巡る特別企画

 

エトロフウミスズメ Crested Auklet

エトロフウミスズメ Crested Auklet 千島列島 Kuril Islands (7)

千島列島のエトロフウミスズメ Crested Aukletです。千島列島、カムチャッカ半島、アリューシャン列島、サハリン島北東岸、オホーツク海北岸、チュコトカ半島沿岸の海に生息し、夏にコロニーを形成し繁殖します。日本では冬鳥として北海道~本州北部で見られます。

エトロフウミスズメ Crested Auklet 千島列島 Kuril Islands (9)

23-27センチと大きめでずんぐりむっくりした体型、夏羽では長い冠羽を持ち、英名のCrestedの通り。そして白い目、オレンジ色の太いくちばし。

エトロフウミスズメ Crested Auklet 千島列島 Kuril Islands (8)

集団で浮いていました。夏のくちばしの色は大変鮮やかなオレンジ色です。

エトロフウミスズメ Crested Auklet 千島列島 Kuril Islands (2)

繁殖コロニー付近のエトロフウミスズメ。5月半ばから8月半ばに繁殖地へやってきます。エトロフウミスズメは深く潜ることができ、おもにオキアミ食べ、のどの袋に入れて巣へ運んできます。

エトロフウミスズメ Crested Auklet 千島列島 Kuril Islands (4)

エトロフウミスズメ、正面。

エトロフウミスズメ Crested Auklet 千島列島 Kuril Islands (5)

船が近づくと水面を蹴って走り飛び立っていきます・・・

Movie, Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Jun 2017 , Kuril Islands – Russian Far East

Reference : Nik Pavlov – M/V Afina, Wikipedia(JP/EN), Birds of East Asia, 海鳥識別ハンドブック

★2018年ツアー情報 千島列島への船旅。じっくり観察するための少人数チャーターです。

千島列島アドベンチャークルーズ
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ミナミゾウアザラシ、オスの闘い ( バルデス半島・パタゴニア)

ミナミゾウアザラシ プンタデルガダ バルデス半島 Southern Elephant Seal (4)

パタゴニアのバルデス半島では9月になるとミナミゾウアザラシが上陸しコロニーを作ります。そこには1頭のオスとたくさんのメス、そして生まれた子どもたちがいます。

バルデス半島のミナミゾウアザラシについてはこちら

ミナミゾウアザラシ プンタデルガダ バルデス半島 Southern Elephant Seal (6)

海岸のメスと子どもたち。9月は出産シーズンで半日くらいプンタデルガダの海岸にいると赤ちゃんの誕生を見ることができます。

ミナミゾウアザラシ プンタデルガダ バルデス半島 Southern Elephant Seal (3)

死んでしまった赤ちゃん、その肉を食べてくちばしを真っ赤にしているオオフルマカモメSouthern giant petrel。オオフルマカモメはミナミゾウアザラシのコロニー付近をうろうろしています。

ミナミゾウアザラシの赤ちゃんは生まれて2~3週間ほどで母アザラシが面倒をみなくなり、一人立ちします。そしてメスは出産後2週間もすると再び繁殖可能となります。そのため、コロニーでは赤ちゃんが誕生する海岸でメスを追いかけまわすオス、オス同士の争う様子も見ることがあります。

ミナミゾウアザラシ プンタデルガダ バルデス半島 Southern Elephant Seal (1)

海岸でメスにいいよるオス。このメスは子どもがいなかったか、もう子育てを終わったメス。

ミナミゾウアザラシ プンタデルガダ バルデス半島 Southern Elephant Seal (2)

海から近づいてきてコロニーの様子を伺うオス。オス同士の争いが見られるピークは9月下旬から10月です。

オスは生まれてから1~12歳までは「独身オス」として暮らし、13~14歳の時に初めて「ハレム」を持つこととなり、40~70頭のメスの夫となります。9月上旬に海岸に上陸したオスの体重は4トンですが、交尾を繰り返し、10月に海に戻るときの体重は2トン。そしてほとんどのオスは13~14歳でそのまま海で生涯を終えるのだそうです。

時には血を流すこともあるオス同士の闘い。子孫を残し、生涯を終える・・・のですね。

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Movie : Morihiko HAYAKAWA 早川守彦

Observation : Sep 2017 , Valdes Peninsula, Chubut – Argentina

Reference : Hector Horacio Casin

※バルデス半島での水中クジラの撮影には特別許可の取得が必要です。

★2018年ツアー情報 パタゴニアの海、バルデス半島を訪れるコースはこちら!

パタゴニア・バルデス半島自然紀行
【特別許可取得】3日間のチャーターボートでミナミセミクジラの海へ

 

オタリアと遊ぶミナミセミクジラ(2) バルデス半島・パタゴニア

オタリアとミナミセミクジラ Otalia & Southern right whale

バルデス半島のヌエボ湾には何箇所かオタリア Southern sea lion のコロニーがありますが、このコロニー付近ではミナミセミクジラと出会うことが多いのです。

ミナミセミクジラはここで何をしているのでしょうか・・・国立公園のスタッフに聞いたところ「遊んでいます」と。確かに、ボートから見ても遊んでいるように見えます。

ドローンで上空から見てみました。

オタリアと遊ぶミナミセミクジラ1(ドローン) バルデス半島・ヌエボ湾

オタリアと遊ぶミナミセミクジラ2(ドローン) バルデス半島・ヌエボ湾

それは、気を失いそうになるくらい、素敵な光景でした。

Movie, Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Sep 2017 , Valdes Peninsula, Chubut – Argentina

Reference : Hector Horacio Casin

※バルデス半島でのドローン使用には特別許可の取得が必要です。

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パタゴニア・バルデス半島自然紀行
【特別許可取得】3日間のチャーターボートでミナミセミクジラの海へ

オタリアと遊ぶミナミセミクジラ(1) バルデス半島・パタゴニア

ミナミセミクジラ バルデス半島 southern right whale(4)

バルデス半島のヌエボ湾にはオタリア Southern sea lionのコロニーが何箇所かあります。そこではほとんどの場合、ミナミセミクジラがいます。国立公園のスタッフに聞いたら「遊びに来ている」と・・・。

ミナミセミクジラとオタリア southern right whale & South America sea lion (7)

プエルトピラミデスのコロニーに来ていたミナミセミクジラ。

ミナミセミクジラとオタリア southern right whale & South America sea lion (6)

顔をあげたり・・・

ミナミセミクジラとオタリア southern right whale & South America sea lion (4)

回転したり・・・

ミナミセミクジラとオタリア southern right whale & South America sea lion (5)

これはどう見ても遊んでいるように見えるのです。

ミナミセミクジラとオタリア southern right whale & South America sea lion (1)

オタリアたちはクジラだけでなく、ボートにも遊びに来ます。

ミナミセミクジラとオタリア southern right whale & South America sea lion (2)

寄ってきたオタリア、大きなうるうる目。

ミナミセミクジラsouthern right whale (1)

「白いクジラ」です!親子クジラもオタリアのコロニーに来ていました。ミナミセミクジラの子どもには時々白色の個体がいます。大きくなると灰色になります。

ミナミセミクジラsouthern right whale (3)

お母さんクジラも接近。

ミナミセミクジラsouthern right whale (4)

近寄ってきても決して触ってはいけません!

バルデス半島ではオタリアと泳ぐことができます。(この季節は寒いので7ミリのウェットかドライを着なくてはなりません)オタリアのコロニーで泳いでたら現れたミナミセミクジラ動画です。

ミナミセミクジラとオタリア(水中)バルデス半島・ヌエボ湾

透明度も悪く(オタリアのコロニー付近はきれいではありません)、尻尾だけでしたが、それでも幸せな光景。

Movie, Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Sep 2017 , Valdes Peninsula, Chubut – Argentina

Reference : Hector Horacio Casin

※バルデス半島での水中クジラの撮影には特別許可の取得が必要です。

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オタリアと泳ぐ(3) バルデス半島・パタゴニア

オタリアと泳ぐ バルデス半島 Swim with Otaria (2)

バルデス半島の 「オタリア・スイム Swim with Otaria」です。9月、春ですがまだ寒いバルデス半島の海。ここではオタリアとシュノーケリングやダイビングで泳ぐことができます。

ヌエボ湾にはいくつかオタリアのコロニーがありますが、その中でも少し離れた大きめのコロニーへ行ってみました。

オタリアと泳ぐ バルデス半島 Swim with Otaria (6)オタリアのコロニーに到着です。

オタリアと泳ぐ バルデス半島 Swim with Otaria (4)

ボートを見つけたオタリア、さっそく喜んでボートに寄ってきます。この日は海の状況も良く、泳ぎたい人は海の中へ。

オタリア(水中)バルデス半島・ヌエボ湾

オタリアのコロニー付近はさすがに透明度が悪いのですが、これだけの数のオタリアに囲まれると大変。手に触ろうとするし、顔をひっつけてくるし、カメラを覗き込むし、それは「人気者」になった気分です。

オタリアと泳ぐ バルデス半島 Swim with Otaria (7)

水面から見るとこんな感じ・・・

オタリアと泳ぐ(ドローン) バルデス半島・ヌエボ湾

こんなに人に興味津々な動物なんですね、オタリア。

Movie, Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子 写真提供: Hector Horacio Casin

Observation : Sep 2017 , Valdes Peninsula, Chubut – Argentina

Reference : Hector Horacio Casin

※バルデス半島でのドローン使用には特別許可が必要です。

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オオカワウソ Giant otter (パンタナール、ブラジル)

オオカワウソ River otter パンタナール (1)

パンタナールのオオカワウソ Giant otterです。北パンタナールの川でオオカワウソの親子と出会うことができました。

オオカワウソはイタチ科の中では最も大きく、まさに「巨大なカワウソ」。体長140センチにもなり、ペアと幼獣からなる5~10頭の群れで暮らしています。

川岸の巣があると思われる場所にいたオオカワウソの家族です。

手でお魚を<しっかり>持って食べています。

オオカワウソ River otter パンタナール (2)

巣穴に近い場所でオオカワウソの親子。

オオカワウソ River otter パンタナール (3)

木に登ってきました。

オオカワウソ River otter パンタナール (4)

毛のお手入れ・・・人のような手、しっかりした水かき!

オオカワウソ River otter パンタナール (7)

一方向を見つめるオオカワウソたち・・・

オオカワウソ River otter パンタナール (6)

カイマンがいました。一匹が近寄っていきます。小さなカイマンを襲うことがあるそうですが、この大きさともなるとどうするのでしょうか・・・しばらく見ていましたが、お互いに距離を置いて離れていきました。

Photo, Video & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Sep 2017, Porto Jofre, Pantanal, Brazil

Reference :  Mr.Ric, Mr.Jurio, Jugar Camp

★西遊旅行のパンタナールへの旅。2018年のツアー発表しました!

ブラジル・パンタナールにジャガーを求めて
南北パンタナールに計9泊滞在 大湿原に生きる野生動物の観察・撮影に特化した企画

 

 

パンタナールのジャガ ー(3) メイティング・ジャガー動画(パンタナール、ブラジル)

パンタナール ジャガー メイティング・ジャガー (7)

パンタナールのジャガーです。観察の初日、トランシーバーで船頭に連絡があり2頭のジャガーが岸辺にいると。ボートで駆けつけるとすでに10艘を越えるボートが集まっていました。

ジャガー、どこ?・・・いました。2頭が寝ています。想像よりも近い位置にいたのでいきなり興奮です。

パンタナール ジャガー メイティング・ジャガー (6)

パンタナールのジャガーは餌が豊富なため1年を通じて繁殖するといいますが、ガイドによるとこの季節は「多い」といいます。オスが寝ているメスに近寄ります。

パンタナール ジャガー メイティング・ジャガー (4)

かなりいいポジションにボートがついたので、ムービーとりました。メイティング2回分。交尾のあとのメスのローリング行動がすごいです。初めて見ました、「メス、なにやってんの?」。

夜、ロッジに戻りオーナーに写真を見せるとオスの個体を特定してくれました。

パンタナールのジャガー Hero (1)

昼間の写真をもとにジャガーを探す。

パンタナールのジャガー Hero (2)

ポルトジョフレ付近で確認されてるHEROと名づけられた個体でした。

パンタナール ジャガー メイティング・ジャガー (2)

HEROと呼ばれてるオスのジャガー。

パンタナール ジャガー メイティング・ジャガー (3)

JANIと呼ばれているメスのジャガー。

パンタナール ジャガー メイティング・ジャガー (5)

メスのジャガーのローリング行動・・・。ガイドによるとジャガーの交尾は数日間続き、最初の1~2日は何十回も交尾が繰り返されるのだそうです。

その後2頭は森の中へ。2頭が消えたあと、その場にいた船上のツーリスト、カメラマン、そして取材の撮影チームの方々、みなため息と歓声をあげていました。

この日、ジャガーを初めて見ました。パンタナールのジャガーは大きいと聞いていましたが、本当に大きく、船からの距離が近かったせいか「ベンガルタイガー」くらいの大きさに感じました。

※観察のときは帽子・サングラス、長袖のシャツなど日よけの準備を。また風がないと蚊等の虫もやってきますので虫よけの準備も。

Photo, Video & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Sep 2017, Porto Jofre, Pantanal, Brazil

Reference :  Mr.Ric, Mr.Jurio, Jugar Camp

★西遊旅行のパンタナールへの旅。2018年のツアー発表しました!

ブラジル・パンタナールにジャガーを求めて
南北パンタナールに計9泊滞在 大湿原に生きる野生動物の観察・撮影に特化した企画

 

パンタナールのジャガ ー(2) 岸辺の2頭(パンタナール、ブラジル)

●EB3I3655

パンタナールのジャガーです。ジャガーは新大陸に生存する最大の猫科の動物。

ポルトジョフレのロッジでのレクチャーによると、現在、中南米に約10万頭が生息すると考えられ、パンタナールに4,000頭~7,000頭(ずいぶんラフな数字ですが・・・それでもパンタナールは世界で最もジャガーの生息密度が高いエリア!)、ポルトジョフレ付近では73頭~100頭が生息するとのこと。

パンタナールのジャガーの特徴はその大きさ。

ジャガーはその生息地域によって大きさが非常に異なり、メキシコ太平洋岸地域の個体が35-50Kgであるのに対し、パンタナールでは65-148Kg。この差はカピビラやカイマンなど豊富な餌によるのだそうです。また、パンタナールのジャガーは餌が十分にあることから1年を通じて繁殖します。今回は複数回のジャガーのメイティングシーンに遭遇することができました。

滞在4日目に見た岸辺のオスとメスです。一緒にいる期間は交尾を繰り返し、その合間に岸辺に現れてくれました。

●EB3I3580

岸辺で寝ているメス。

●EB3I3605

起きると水を飲んで、

●EB3I3619

一息ついて、

●EB3I3769

岸に沿って歩き始めました。ジャガーを観察していたボートがいっせいに動き出します。

●EB3I3747

木陰を見つけて横たわって毛づくろい。

●EB3I3796

茂みからオスが出てきました。

●EB3I3776

メスが歩き出し、追いかけるオス。

●EB3I3822

時々立ち止まります。

●EB3I3806

ビーチで横たわるメスとそばに座るオス。

●EB3I3817

再び2頭が歩き出し、やがて森の中へ消えていきました。

※観察のときはボートの上で長時間待つことがあります。帽子・サングラス、長袖のシャツなど日よけの準備、また風がない時は蚊等の虫もきますので虫よけの準備も。

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Sep 2017, Porto Jofre, Pantanal, Brazil

Reference :  Mr.Ric, Mr.Jurio, Jugar Camp

★西遊旅行のパンタナールへの旅。2018年のツアー発表しました!

ブラジル・パンタナールにジャガーを求めて
南北パンタナールに計9泊滞在 大湿原に生きる野生動物の観察・撮影に特化した企画