タグ別アーカイブ: Sinharaja Forest Reserve

セイロンガマグチヨタカ (6) Sri Lanka Frogmouth (シンハラジャ、スリランカ)

3月のスリランカ、シンハラジャの森での観察です。

セイロンガマグチヨタカの親子、ママ鳥が体を揺らしています!セイロンガマグチヨタカはスリランカの固有種ではありませんが、見られるのは南インドの西ガーツ山脈とスリランカだけ。お客様からのリクエストの多い鳥ですが、道なき藪の斜面を歩くことも。でも、こんな光景を見たらすべての苦労がぶっ飛びますね!

Sri Lanka frogmouth セイロンガマグチヨタカ

Videography & text : Mariko SAWADA

Observation : Mar 2022, Sinharaja Forest, Sri Lanka

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スリランカ固有種、クリセスズメフクロウ Chestnut-backed Owlet(2)

クリセスズメフクロウ Chestnut-backed Owlet スリランカ固有種 Endemic bird of Sri Lanka Saiyu Lanka saiyulanka(1)

2年ぶりに訪れたスリランカのシンハラジャの森。最後に訪問したのはまさにコロナ・パンデミックが始まった2020年3月でした。懐かしいガイドさんたちと再会です!

シンハラジャに到着し、3日間のあいだに「出会いたい野鳥」スケジュールの打ち合わせ。まず、セイロンガマグチヨタカが営巣しているので見に行きましたが、珍しくとても高い場所に巣を作っておりじっくり観察することはできませんでした。

次に目指したのはクリセスズメフクロウのテリトリーの果樹園です。クリセスズメフクロウ Chestnut-backed Owlet  Glaucidium castanotum はスリランカの固有種の鳥で、シンハラジャ、キトゥルガラのウェットゾーンでしか見られない、珍しいフクロウです。

2羽いましたが、バラバラに木にとまっていました。なんと、1羽の足には捕獲したトカゲが!

Chestnut backed Owlet クリセスズメフクロウ

一見、モリスズメフクロウ Jungle Owlet のようですが(亜種だと考えられた時期があったそうです)、羽から背中にかけてがChestnut=クルミ色です。

クリセスズメフクロウ Chestnut-backed Owlet スリランカ固有種 Endemic bird of Sri Lanka Saiyu Lanka saiyulanka(2)

シンハラジャで期待する固有種のフクロウとの出会い第1号がクリセスズメフクロウでした。

 

Image & text : Mariko SAWADA

Observation : Mar 2022, Sinharaja, Sri Lanka

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セイロンガマグチヨタカ (5) Sri Lanka Frogmouth (シンハラジャ、スリランカ)

セイロンガマグチヨタカ 巣 オス 雛 Sri Lanka frogmouth  Ceylon frogmouth (1)

大好きなセイロンガマグチヨタカ Sri Lanka Frogmouth。

”Do you want to see  nesting Frogmounth?” と聞かれたとき「マジ?」と思い、歩き続け、胸がどきどきして、たどりついた木で見たのがこの光景。

セイロンガマグチヨタカ 巣 オス 雛 Sri Lanka frogmouth  Ceylon frogmouth (2)

羽毛と蜘蛛の巣から作られているという巣の上に乗る、ガマグチヨタカのお父様と雛。なんでこんなに丸見えの場所にいるの?という場所でした。

セイロンガマグチヨタカ 巣 オス 雛 Sri Lanka frogmouth  Ceylon frogmouth (4)

巣とお父様の間から雛の顔が。

セイロンガマグチヨタカ 巣 オス 雛 Sri Lanka frogmouth  Ceylon frogmouth (5)

たまらない光景です。ガイド氏によるとこの雛も数日で巣立ちするサイズだろうと。今年は繁殖ペースが速いらしく1月に期待していなかった光景に出会えました。それにしてもシンハラジャも滞在中雨が降らず・・・と思っていたら雲行きが怪しくなってきました。。

セイロンガマグチヨタカ 巣 オス 雛 Sri Lanka frogmouth  Ceylon frogmouth (8)

セイロンガマグチヨタカの幸せな光景を雨が降り出すまで拝ませていただきました。雨の降る藪道を泥んこになりながら下山。頭も胸も、この光景でいっぱいでした。

 

Photo & text : Mariko SAWADA

Observation : Jan 2020, Sinharaja, Sri Lanka

Special Thanks to Mr.Tilak, Mr.Anuradha

セイロンガマグチヨタカ (4) Sri Lanka Frogmouth (シンハラジャ、スリランカ)

セイロンガマグチヨタカ Sri Lanka frogmouth  Ceylon frogmouth  (5)

シンハラジャの森に行ったら絶対に出会いたい鳥がセイロンガマグチヨタカ Sri Lanka Frogmouth。私が鳥好きになったきっかけの鳥です。

セイロンガマグチヨタカ Sri Lanka frogmouth  Ceylon frogmouth  (4)

本日のセイロンガマグチヨタカ様は明暗のコントラストの難しい場所にいらっしゃいました。

セイロンガマグチヨタカ Sri Lanka frogmouth  Ceylon frogmouth  (6)

観察していた藪から降りてきてジープに乗ろうと車道を歩いていたら、道路から見える場所にもセイロンガマグチヨタカ様が。口を上に向けて寝ていました。本日見た2羽ともメス。繁殖期です、オスは巣で子育て中ですね!

 

Photo & Text : Mariko SAWADA

Observation : Jan 2020, Sinharaja, Sri Lanka

Reference : Birds of Sri Lanka (Helm Field Guide), Wikipedia(EN)

Special Thanks to Mr.Tilak, Mr.Anuradha

スリランカオウチュウ Sri Lanka drongo (シンハラジャ、スリランカ)

スリランカオウチュウ Sri Lanka Drongo  Ceylon crested drongo(2)

スリランカの固有種、スリランカオウチュウ Sri Lanka drongoです。英語の別名がCeylon crested drongoで、その名の通りCrest=冠毛があるのですが、頭ではなくくちばしの上にある素敵な鳥です。

スリランカオウチュウ Sri Lanka Drongo  Ceylon crested drongo(1)

明るく輝く黒い羽色で、フォークテイル。そして森の中に住んでいます。

スリランカオウチュウ Sri Lanka Drongo  Ceylon crested drongo(3)

スリランカオウチュウは31–34 cmの中サイズのオウチュウです。インドでは草原など開けた場所で見ることが多いオウチュウを湿った森の中で見るのは新鮮でした。

 

Photo & text : Mariko SAWADA

Observation : Jan 2020, Sinharaja, Sri Lanka

Reference : “Birds of Sri Lanka” wikipedia

セレンディブコノハズク (3) Serendib Scops Owl (シンハラジャ、スリランカ)

セレンディブコノハズク Serendib scops owl スリランカ固有種 (3)

スリランカ、シンハラジャの森で観察したセレンディブコノハズク、Serendib Scops Owl 。

スリランカで最も最近に「発見」された固有種の鳥です。1995年ごろから鳴き声が観察され、2001年にシンハラジャで確認され、2004年に新種として紹介されたフクロウです。

スリランカ紙幣 セレンディブコノハズク

このセレンデイブコノハズク、スリランカ紙幣の20ルピー札に登場してるのですが、あまり似てない感じです。

セレンディブコノハズク Serendib scops owl スリランカ固有種 (2)

セレンディブコノハズクの素敵な足元!!

キトゥルガラとシンハラジャの森で確認されていますが、個体数は少ないらしく、一説では80羽ほどしかいないのではという話も。

セレンディブコノハズク Serendib scops owl スリランカ固有種 (4)

藪の中の様子。アイレベルで観察できる、ありがたいセレンディブコノハズクです。

 

Photo & text : Mariko SAWADA

Observation : Jan2020, Sinharaja, Sri Lanka

Reference : “Birds of Sri Lanka”, wikipedia

クリセスズメフクロウ Chestnut-backed owlet (1)(シンハラジャ、スリランカ)

クリスズメフクロウ Chestnut-backed owlet スリランカ固有種 (2)

スリランカ固有種の野鳥、クリセスズメフクロウ Chestnut-backed owletです。スリランカではキトゥルガラとシンハラジャの森で見ることができる、18~19cm~ほどの小さな、珍しいフクロウ。

クリスズメフクロウ Chestnut-backed owlet スリランカ固有種 (3)

訪れたのは1月、例年より早くに繁殖が始まり、巣穴近くで観察することができました。

クリスズメフクロウ Chestnut-backed owlet スリランカ固有種 (1)

クリセスズメフクロウは日中でも比較的見やすいフクロウです。今回2カ所で観察しましたが、朝と午後に観察できました。

クリスズメフクロウ Chestnut-backed owlet スリランカ固有種 (6)

ある民家の果樹園の木に巣を作っていたクリセスズメフクロウ。

クリスズメフクロウ Chestnut-backed owlet スリランカ固有種 (4)

一羽が飛びました。巣穴に向かっています。

クリスズメフクロウ Chestnut-backed owlet スリランカ固有種 (7)

巣穴のクリセスズメフクロウ。雛は見えませんでしたが、子育て真っ最中です。

 

Photo & text : Mariko SAWADA

Observation : Jan 2020, Sinharaja, Sri Lanka

Reference : “Birds of Sri Lanka” Wikipedia

セイロンケズメシャコ Sri Lanka Spurfowl(シンハラジャ、スリランカ)

スリランカ固有種 セイロンケズメシャコ Sri Lanka Sourfowl スリランカ バードウォッチング (1)

スリランカの固有種、セイロンケズメシャコ Sri Lanka Spourfowl。スリランカの森に広く分布するのですが、その姿を見るのはあまり簡単ではありません。

シンハラジャの森の朝、まだ薄暗い時間の民家の庭での観察です。ペアで行動する鳥ですが、暗闇にメスの姿が。まだ暗いので双眼鏡で観察。少し明るくなったところにオスが登場してくれました。

スリランカ固有種 セイロンケズメシャコ Sri Lanka Sourfowl スリランカ バードウォッチング (3)

セイロンケズメシャコ のオスです。わずか数分でしたが、ギリギリ写真にその「お姿」を収めることができました。

スリランカ固有種 セイロンケズメシャコ Sri Lanka Sourfowl スリランカ バードウォッチング (4)

こちらはセイロンケズメシャコのメス。このペアは明るくなると森の中へと消えていきました。

このシンハラジャの民家の庭、ほかにも素敵な野鳥との出会いがありました。

キンバト Emerald Dove スリランカ バードウォッチング

キンバト Emerald Doveのオスです。暗闇でも薄青色の頭がきれいに見えました。

スリランカ固有種 セロンヤケイ Sri Lanha Junglefowl スリランカ バードウォッチング

こちらはスリランカの固有種であり国鳥のセイロンヤケイ Sri Lanka Junglefowl。

スリランカ固有種 セロンヤケイ Sri Lanha Junglefowl スリランカ バードウォッチング (2)

こちらはセイロンヤケイのメスです。1羽のオスに2羽のメスが登場です。

Indian Blur Robin アカハラコルリ スリランカ バードウォッチング

暗い場所で写真が難しかった、アカハラコルリ Indian Blue Robin。冬の渡り鳥です。

セロンガビチョウ スリランカ固有種 Ashy-headed Laughingthrush スリランカ バードウォッチング (3)

スリランカの固有種セイロンガビチョウ Ashy-headed Laughingthrush。シンハラジャやキトゥルガラの森で見ることができる鳥です。

夜が明け、ずいぶん明るくなりました。民家の軒先でお茶をとともにホテルからのサンドイッチを食べました。そして次のロケーションへ・・・。

 

Photo & Text : Mariko SAWADA

Observation :  Jan 2020, Sinharaja forest, Sri Lanka

Reference : “Birds of Sri Lanka” (Helm Field Gide), Wikipedia

セレンディブコノハズク (2) Serendib Scops Owl (シンハラジャ、スリランカ)

セレンディブコノハズク Serendib Scops Owl シンハラジャ森林保護区 (3)

シンハラジャのバードスポッターから、「セレンディブコノハズク Serendib Scops Owlのこども」情報が。3月に入ると雛が巣立ちし、「親子」の姿を見るチャンスがでてくるとのこと。さっそくシンハラジャの森へ。

セレンディブコノハズク Serendib Scops Owl シンハラジャ森林保護区 (1)

いました、今回はそんなに歩かなくてもいい場所にいてくれました。

セレンディブコノハズク Serendib Scops Owl シンハラジャ森林保護区 (2)

巣立ちはしたものの、まだ親鳥のそばにいます。マロン色でとてもかわいいです。

セレンディブコノハズク Serendib Scops Owl シンハラジャ森林保護区 (4)

少し離れた木にいた親鳥。

ほとんど動かないのですが、動画も撮ってみました。

セレンディブコノハズク Serendib Scops Owl シンハラジャ森林保護区 (5)

見送ってくれたセレンディブコノハズク。今年は3月下旬から雨が降り始めたシンハラジャの森。森に入る方はヒル対策を忘れずに!

Photo & Text :Mariko SAWADA

Observation : March 2018, Near Sinharaja Forest Reserve, Sri Lanka

Reference : Birds of Sri Lanka (Helm Field Guide)

Special Thanks to Mr.Tilak, Mr.Anuradha

セイロンガマグチヨタカ (3) Sri Lanka Frogmouth (シンハラジャ、スリランカ)

セイロンガマグチヨタカ Se Lanka Frogmouth シンハラジャ (2)

スリランカのシンハラジャの森のセイロンガマグチヨタカ Sri Lanka Frogmouthです。セレンディブコノハズクを見つけて観察していたらすぐそばの木にいました。メスです。オスをさがしましたが見つからない。バードスポッターの方によると、しばらくオスの姿をみていないので巣にいるのではないか、と。

>>セイロンガマグチヨタカ (1)  >>セイロンガマグチヨタカ (2)

ほとんど動かないので意味はないのですが、動画もとってみました。

セイロンガマグチヨタカ Se Lanka Frogmouth シンハラジャ (1)

シンハラジャの森ももうすぐ雨季を迎えます。

Photo & Text :Mariko SAWADA

Observation : March 2018, Near Sinharaja Forest Reserve, Sri Lanka

Reference : Birds of Sri Lanka (Helm Field Guide)

Special Thanks to Mr.Tilak, Mr.Anuradha