バンダウガル国立公園、マグディゾーン(Magadhi zone)、4月下旬の朝のサファリです。公園内に入ってしばらく走った場所に、バンダウガルのサファリガイドたちが「タドバ」と呼ぶ水場があります。なんで「タドバ」かというと、水場の作り方が、サファリルートのすぐそばで、形も人工的で、まるで「タドバ国立公園の水場」みたいだから、というのです。私はこの「タドバと呼ばれる水場」でトラをみたことはありませんが、聞いたところ、ここにトラがいても、水場がコンクリートでまるで動物園のトラの写真みたいなってしまう、ということでした。国立公園の方々には、ぜひ水場を整備するときに「より自然」になるように配慮していただきたいです。
セキショクヤケイ Red Junglefowl のメスです。
こちらはごく自然な形の水辺のアクシスジカ Spotted Deerさんたち。走っているとサファリルート沿いにたくさんのジープが止まっていました。聞いたところ「トラが2頭寝てる」と。
私のいたところから1頭は見えました。ガイドの話では、夜の間にシカを捕食してお腹いっぱいで早朝から木陰で寝ているとのこと。
眼が開いていますが、寝ています。もう、完全に寝に入っていて起きる可能性はほとんどないので、他の場所へドライブ。
アオショウビン White-throated Kingfisher、インドの森でとても一般的なカワセミ。
ムナフタケアオゲラ Streaked-throated Woodpecker のオス。
草むらからこちらをうかがう、ジャッカル。
インドヤイロチョウ Indian Pitta インドの森の夏を告げる鳥です。
インドブッポウソウ Indian Roller
飛ぶと本当に美しい鳥です。
インドブッポウソウ、地面の毛虫にめがけて着地。木から毛虫が降りてきていて、確かに自分にもたくさん毛虫がついていました。
Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子
Observation : Apr 2016 , Bandhavgarh National Park – India
Reference : Information from Mr.Papu, Bandhavgarh
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