
エチオピアのアワッサ湖畔で観察したギンガオサイチョウ Silver-Cheeked Hornbill です。
首都のアディスアベバからアフリカ大地溝帯の湖をつなぐ道がアワッサへと伸びています。アワッサはその水を利用して一大工業エリアになろうとしています。夕方、アワッサの町に到着したとき、夕暮れの空を飛ぶギンガオサイチョウを目撃。翌朝、アワッサ湖畔へとでかけました。

サイチョウはくちばしが大きく、上のうちばしから頭にかけてサイの角のようなふくらみがあります。これをサイの角にたとえて「サイチョウ」といい、さらにギンガオサイチョウの「角」はサイチョウの中でも大きいものですが、内部は海綿状で軽いのだそうです。

アワッサ湖畔の森にいたギンガオサイチョウです。訪れたのは11月下旬、たくさんのギンガオサイチョウを見ることができました。

くちばしだけでなく、羽も非常にゴージャスです。

こちらは羽つくろいしているペア。

私にはどちらがオスかメスかはわかりませんが、交互に羽づくろいをしたり、大きなくちばしをカチカチさせていました。

あまりにも幸せそうなギンガオサイチョウの表情です。
Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子
Observation : Nov 2016 , Lake Awassa – Ethiopia
Reference : Tomo Akiyama 秋山知伸, “A Traveller’s Guidebook”, Helm Field Guide “Birds of Horn of Africa”, Wikipedia (JP)
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