インドヒョウ Indian leopard は、インド各地の森に暮らしていますが、見ることは難しい動物。
ラッキーなことにもランタンボール国立公園で地面を歩くインドヒョウと出会うことができました。インドヒョウを観察できる場合はほとんどが離れた岩の上で寝そべっていたり、木の枝で寝ていることが多いです。
インドに暮らす大型ネコ科動物のうち、ベンガルトラとアジア・ライオンは同じ場所に生息できませんが、インドヒョウはいずれとも同じ森で生息しています。なので、ベンガルトラの観察の際に、インドヒョウも観察できるチャンスがあります。
ランタンボール国立公園のゾーン5で閉園時間になり、今日はベンガルトラのチャンスがなかったかとあきらめてカメラをしまい、サファリカーでゲートへ向かっていたところ、急に視界にインドヒョウが現われました。ベンガルトラかと思うほどの大きなオスでした。
あわててカメラを取り出します。待って、いかないで・・・。最後までカメラはしまってはいけません。
道の脇で出会いましたが、どんどん森の中へと入っていきます。夕方になり、水を飲みに行った帰りでしょうか、口から水がしたたっていました。
結構近い場所で横たわってくれました!
こんなに至近でレオパードと出会ったのは初めてのことでした。
Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子
Observation :May 2015 , Ranthambore National Park – India
Reference : Information from Nature Guide, Ranthambore National Park, Collins Traveller’s Guide “Wildlife of India”
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