ジム・コルベット国立公園、ディカラ・ゾーンでの午後のサファリです。午後3時、まだ暑い中をサファリジープに乗ってロッジからスタート。ディカラ・ゾーンでは、トラのサイティング・チャンスが高いのは草原と森との境界か川岸の水場。スタートと同時に川岸の水場を目指しました。
ロッジの庭にいたヤツガシラ Common Hoopoe。森の中よりは開けた草原や村の農地にいることが多い鳥です。
川岸に向かう途中の森にいたミドリオオゴシキドリ Brown-headed Barbet。インドの森の住人です。ミドリオオゴシキドリを観察していたら、どんどん他のジープが通っていくのでどうも、「トラ」のサイティングが始まっているようです。私たちも水場へと急ぎました。
到着するとすでに水場はたくさんのジープに取り囲まれていました。隙間から覗く、ベンガルトラが沐浴中。気持ちよさそうです。
間もなくトラが水から出てきました。一斉にサファリジープのエンジンも始動、トラの向かう方向にみんな移動を開始。
水辺から森に入り姿を消していたベンガルトラが現れました。不機嫌?
あくびではなさそうだし・・・
いろんな表情を見せてくれます。まだ若そうなメスのベンガルトラです。ガイドに名前はあるのか聞いたところ、ランタンボールなど他の国立公園のように名前をつけて管理をしているわけではないが、サファリ関係者の間ではインドの女優の名前で呼んでいるとのこと。(他の場所ではインド神話の女神の名前が多いように思いますが)
水浴びの後で、毛がきれいなベンガルトラ。
私たちの前を横切って・・・
草むらに入ってくつろいでいます。彼女はこの後、サファリの終了時刻まで草むらから出てくることはありませんでした。
そして今日もミナミシマフクロウ Brown Fish owl が私たちを見下ろしています。
Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子
Observation : May 2016 , Jim Corbett National Park – India
Reference : “Birds of Indian Subcontinent (Helm Field Guide)”
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