カテゴリー別アーカイブ: ■鳥(国・地域別)

エチオピア 神秘の景観 ソフ・オマール洞窟とワイルドライフ

ソフオマール洞窟(エチオピア) (12)

エチオピア中部の玄武岩台地の下を流れるウェブ川の流れが作り出した全長1.5キロに及ぶソフ・オマール洞窟。アフリカ最大級と言われていますが、洞窟に差し込む光の神秘的な景観とウェブ川に集まる村人、家畜たちの姿は「アフリカならでは」の景色です。

ソフオマール洞窟(エチオピア) (14)

洞窟自体は現時点では懐中電灯を持って中に入らなくてはなりませんが、川が流れ込んでいる部分は日が差し込んでいます。

ソフオマール洞窟(エチオピア) (15)

洞窟の中をウェブ川が流れています。洞窟を歩いて別の場所に出れるそうですが、体験したガイド氏によるととても観光客にお勧めできるものではない、とのことでした。

ソフオマール洞窟(エチオピア) (3) クロワシミミズク Verreaux's Eagle-Owl

洞窟内にいたクロワシミミズク Verreaux’s Eagle Owl  村人によると、この洞窟と付近の木で日中過ごしているのが観察されるそうです。「耳」のような毛、「ピンクのまぶた」が特徴的なとても大きなフクロウです。

ソフオマール洞窟(エチオピア) (4) イワハイラックス Rock Hyrax

イワハイラックス(イワダヌキ) Rock Hyrax くんもいました。

ソフオマール洞窟(エチオピア) (17)

洞窟の入り口付近のウェブ川の川岸は水を求めてやってくる村人、家畜たちで賑わっています。

ソフオマール洞窟(エチオピア) (16)

水を飲みに到着したラクダさんたち

ソフオマール洞窟(エチオピア) (18)

川に入って涼んで、水を飲んでいます。

ソフオマール洞窟(エチオピア) (5)

水浴び・洗濯にいそしむ村の女性

ソフオマール洞窟(エチオピア) (10)

活気あふれるウェブ川の川岸です。

そして、バードウォッチング。ソフ・オマール洞窟周辺からリフトバレーへと移動する途中に出会った野鳥たちです。

ソフオマール洞窟(エチオピア) (19) シロハラハイイロエボシドリ White-berried go away bird

シロハラハイイロエボシドリ White-bellied go-away-bird 村の木につがいでいました。

ソフオマール洞窟(エチオピア) (20) アカハシコサイチョウ Northern Re-billed Hornbill

アカハシコサイチョウ Northern Red-billed Hornbill ソフ・オマール洞窟の入り口の木にいました。

ソフオマール洞窟(エチオピア) (2)ツキノワテリムク Superb Starling

ツキノワテリムク Superb Starling エチオピアでは一般的で、村の木やホテルの庭などでも観察できます。

ソフオマール洞窟(エチオピア) (1) ツキノワテリムク Superb Starling

村の木に巣をつくっていました。若鳥は「ツキノワ」の白いラインがありません。

ソフオマール洞窟(エチオピア) (8) シロバシコウ White Stork

シュバシコウ White Stork 「シュ」は朱色で赤いくちばしからついた和名だそうです。ヨーロッパで繁殖し、冬にアフリカへ渡ります。

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Jan 2016 , Sof Omar Cave – Ethiopia

Reference : Bale Mountains National Park “A Travelloer’s Guidebook”, Information from Mr.Armaye Wegalign, Helm Field Guide “Birds of Horn of Africa”, Mr.Tedy – Tedy Tour & Travel service, Wikipedia (EN,JP)

 

★シミエン山地とバレマウンテン国立公園、アフリカ大地溝帯の湖への旅、2017年11月~2018年1月のベストシーズン限定ツアー

固有種の宝庫エチオピア・ネイチャースペシャル

アフリカリフトバレー、アワッサ湖の野鳥たち エチオピアでバードウォッチング

アワッサ湖(エチオピア)バードウォッチング (9)カンムリカワセミ Malachite Kingfisher

エチオピアのリフトバレー(アフリカ大地溝帯)は野鳥の宝庫。大地溝帯に沿って点在する湖では多様な野鳥たちと出会うことができる場所です。

リフトバレーの湖のひとつアワッサ湖の湖畔の野鳥観察記録です。最大水深10mほどの湖にはテラピヤやナマズなどの淡水魚が豊富でその岸辺には野鳥たちが集まります。

アワッサ湖畔のフィッシュ・マーケット付近の岸辺と森で簡単に野鳥を観察することができます。魚を乗せた船が近づくとアフリカハゲコウ Marabou Stork がポジション争いをしています。

アワッサ湖(エチオピア)バードウォッチング (21)

アワッサ湖のフィッシュ・マーケット

アワッサ湖(エチオピア)バードウォッチング (20)

アフリカハゲコウ Marabou Stork が人と一緒に魚を待っています。大きなこの鳥がそばで飛び立つときには「ブンブン」と羽ばたく音がひびき豪快です。

アワッサ湖(エチオピア)バードウォッチング (7)シロガオリュウキュウガモ White-faced Whisling Duck

シロガオリュウキュウガモ White-faced Whisling Duck アフリカで一般的にみられるリュウキュウガモですが、並ぶとインパクトあります。

アワッサ湖(エチオピア)バードウォッチング (6) シロガオリュウキュウガモ White-faced Whisling Duck アフリカオオバン Red-knobbed Coot

シロガオリュウキュウガモ White-faced Whisling Duck のそばにはアフリカオオバン Red-knobbed Coot。アフリカオオバンは白いくちばしと額板、繁殖期に赤くなる頭の上の2つの丸い突起がとてもかわいいです。

アワッサ湖(エチオピア)バードウォッチング (2) アフリカレンカク African Jacana

アフリカレンカク African Jacana

アワッサ湖(エチオピア)バードウォッチング ツメバガン Spur-winged Goose

ツメバガン Spur-winged Goose アフリカで最大のカモ類です。

アワッサ湖(エチオピア)バードウォッチング (4) Spur-winged Lapwing ツメバゲリ

ツメバゲリ Spur-winged Lapwing

アワッサ湖(エチオピア)バードウォッチング アフリカコガモ Hottentot Teal

アフリカコガモ Hottentot Teal

アワッサ湖(エチオピア)バードウォッチング アフリカコビトウ Long-tailed Cormorant

アフリカコビトウ Long-tailed Cormorant が翼を乾かしています。本当に、尻尾が長く大きいです。

アワッサ湖(エチオピア)バードウォッチング ミスジチドリ Tree-banded Plover

ミスジチドリ Three-banded Plover

アワッサ湖(エチオピア)バードウォッチング (1) カンムリカワセミ Malachite Kingfisher

カンムリカワセミ Malachite Kingfisher  アフリカのみで見られる小型のカワセミ。頭の羽が美しいです。

アワッサ湖(エチオピア)バードウォッチング  セネガルショウビン Woodland Kingfisher

こちらはセネガルショウビン Woodland Kingfisher やはりアフリカで見られるカワセミで、英名のWoodlandの通り、森の中で出合いました。

アワッサ湖(エチオピア)バードウォッチング (18) セネガルショウビン Woodland Kingfisher

セネガルショウビン君、何やら捕食中。

アワッサ湖(エチオピア)バードウォッチング エジプトガン Egyptian Goose

エジプトガン Egyptian Gooseです。ここではペアで森の中にいるのを数組見かけました。

アワッサ湖(エチオピア)バードウォッチング ハダダトキ Hadada Ibis

森の中を徘徊するハダダトキ Hadada Ibis

アワッサ湖(エチオピア)バードウォッチング サンショクウミワシ African Fish Eagle

足に魚を持ったサンショクウミワシ African Fish Eagle この後、巣へ魚を運んでいきました。

アワッサ湖(エチオピア)バードウォッチング (14) ハツハナインコ Black-winged Lovebird

そしてエチオピアとエリトリアの固有種、ハツハナインコ Black-winged Lovebird、Abyssinian Lovebirdとも言います。頭の赤いのがオス。愛情いっぱいの行動をすることからインコはLovebirdと呼ばれるんですね!

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Jan 2016 , Lake Awassa – Ethiopia

Reference : Helm Field Guide “Birds of Horn of Africa”, Wikipedia(EN)

★★バレ山地も訪問するエチオピア・ネイチャーツアー 2018年発表★★

雨期明けの美しい季節11月限定出発★バレとシミエン エチオピアの固有種を追う
アフリカ大地溝帯山岳部のエチオピアオオカミとゲラダヒヒ

サネッティ高原の野鳥 バレマウンテン国立公園 – エチオピアでバードウォッチング

Blue-winged Gosseアオバコバシガン

写真: エチオピアの固有種 Blue-winged Goose アオバコバシガン

エチオピアのバレマウンテン国立公園の中心、サネッティ高原の野鳥の観察記録です。

バレマウンテン国立公園について

何もなさそうに見えるこの高原にはエチオピアの固有種でありアフリカ大陸最後のオオカミ、エチオピアオオカミが暮らしていることで知られています。そして、この高原には湖沼群・湿地が点在し、たくさんの野鳥の姿が見られます。乾燥した土地の多いエチオピアでは、この標高4,000mの湿原は野鳥の楽園です。

Blue-winged Gosseアオバコバシガン3

エチオピアの固有種、アオバコバシガン Blue-winged goose です。サネッティ高原だけでなく、ガイセイ草原付近の水辺でも見かけました。

Ruddy Shelduck アカツクシガモ バレマウンテン国立公園 サネッティ高原 (3)

Ruddy Shelduck アカツクシガモ アフリカではバレ山地が生息の南限です。ペアがいました。私は、アカツクシガモは「ヒマラヤを越えてやって来る、インドにいるカモ」と思っていたので、アフリカで見ると不思議です。

Chestnit-naped Francolin チャエリシャコ バレマウンテン国立公園 サネッティ高原 (1)

チャエリシャコ Chestnut-naped Francolin  エチオピア中部~ソマリア北部にかけての高地の固有種。高原の車道のそばの草地、岩の上に群れていました。

Ethiopean Siskin ズキンヒワ バレマウンテン国立公園 サネッティ高原 (5)

ズキンヒワ Ethiopian Siskin   エチオピアの固有種。セネッティ高原では、オオタケネズミを探して草原で待っている間に観察することができました。

Yellow-billed Duck キバシガモ バレマウンテン国立公園 サネッティ高原 (2)

キバシガモ Yellow-billed Duck

Hottentot Teal アフリカコガモ

アフリカコガモ Hottentot Teal

Wattled Crane ホオカザリヅル3

ホオカザリヅル Wattled Crane です。アフリカ南部の鶴ですが、このサネッティ高原が彼らの生息北限です。

ホオカザリヅルについて

Augur Bazzard ヨゲンノスリ ヴバレマウンテン国立公園

ヨゲンノスリ Augur Buzzard、獲物を探して高原を飛ぶ姿が多くみられました。

Crested Lark カンムリヒバリ バレマウンテン国立公園 サネッティ高原 (11)

カンムリヒバリ Crested Lark  低地から高地まで、アフリカのいろんな場所で出会います。とてもたくましい鳥です。

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Jan 2016 , Bale Mountains National Park – Ethiopia

Reference : Bale Mountains National Park “A Travelloer’s Guidebook”, Information from Mr.Armaye Wegalign, Helm Field Guide “Birds of Horn of Africa”

★★バレ山地も訪問するエチオピア・ネイチャーツアー 2018年発表★★

雨期明けの美しい季節11月限定出発★バレとシミエン エチオピアの固有種を追う
アフリカ大地溝帯山岳部のエチオピアオオカミとゲラダヒヒ

ホオカザリヅル Wattled Crane

Wattled Crane ホオカザリヅル4

エチオピアのバレマウンテン国立公園で観察した ホオカザリヅル Wattled Crane のレポートです。

アフリカで観察される6種のツル Craneのうち最も大きくレアなのがホオカザリヅル。ザンビア、ジンバブエ、南アフリカ共和国など南部アフリカを中心に生息するツルで、その生息北限がエチオピアのバレ山地。渡りはしないツルなので、このバレ山地で繁殖している個体です。

乾燥したエチオピアでは「湖沼群」「湿原」が貴重です。ホオカザリヅルは標高4,000mのサネッティ高原で5~6月に繁殖し、水辺の植物や虫、小さな動物を食べて暮らしています。

Wattled Crane ホオカザリヅル1

150cmもある大きなツルで、英名の”Wattled(肉垂れのある)”は、首から下がっている肉ひだから付きました。雄の肉垂は大きめです。

Wattled Crane ホオカザリヅル5

見かけたのは親子でしょうか、1羽は体こそ親と同じくらいの大きさですがまだ幼い感じです。

Wattled Crane ホオカザリヅル6

もともとかなり遠方にいたうえ、こちらに気が付くと長い足で歩いて離れていきます。標高4,000m、追いつけません。美しく貴重な ホオカザリヅル Wattled Crane との出会いでした。

バレマウンテン国立公園について  >エチオピアオオカミ

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Jan 2016 , Bale Mountains National Park – Ethiopia

Reference : Bale Mountains National Park “A Travelloer’s Guidebook”, Information from Mr.Armaye Wegalign, Helm Field Guide “Birds of Horn of Africa”

★★バレ山地も訪問するエチオピア・ネイチャーツアー 2018年発表★★

雨期明けの美しい季節11月限定出発★バレとシミエン エチオピアの固有種を追う
アフリカ大地溝帯山岳部のエチオピアオオカミとゲラダヒヒ

インドモリフクロウ Mottled Wood Owl

Motteled Wood Owl インドモリフクロウ (3)

インド中央部、タドバ国立公園、ペンチ国立公園で出合ったインドモリフクロウ Mottled Wood Owlのレポートです。

インドモリフクロウ Mottled Wood Owl はインドの比較的大型のフクロウ。大きな黒い目、木の幹と同じ色のカモフラージュな羽毛が特徴的です。このフクロウはこれまでインドだけで観察されましたが2015年6月にネパールのバルディア国立公園(タライ平原)でも見つかりました。(ネパールで観察された鳥が877種から878種に更新されました。)

Motteled Wood Owl インドモリフクロウ (9)

特徴的な黒い目。

Motteled Wood Owl インドモリフクロウ (1)

木の幹と同じような羽の色です。

Motteled Wood Owl インドモリフクロウ (10)

とってもカモフラージュ。この写真は顔がこちらを向いていますが、後ろを向いていると本当にわかりません。見事です。

Motteled Wood Owl インドモリフクロウ (5)

タドバ国立公園でサファリ中に、鳥を食べている親子のインドモリフクロウがいました。

Motteled Wood Owl インドモリフクロウ (2)

親フクロウがヒナに肉を与えました!

Motteled Wood Owl インドモリフクロウ (6)

すぐ下の枝にヒナがもう1羽いました。

Motteled Wood Owl インドモリフクロウ (7)

バリバリと「鳥」を食べる親ふくろう。

Motteled Wood Owl インドモリフクロウ (8)

親ふくろう、全部食べてしまいました。

 

Photo & Text : Mariko SAWADA

Observation : Apr 2016 , Tadoa National Park,Pench National Park, Maharashtra, India

西遊旅行の野生動物ツアー一覧からチェック!

★インドでのバードウォッチング/サファリ/野生動物撮影手配を承っています。西遊インディア、または西遊旅行へのご依頼をお待ちしてます。

カンムリワシ Crested Serpent Eagle(ペンチ国立公園、インド)  

Crested Swerpent Eagle カンムリワシ (6)

インドのペンチ国立公園のサファリで観察したカンムリワシCrested Serpent Eagle の記録です。

カンムリワシはインドに広く分布し、英語名に「冠」と「蛇」がつく通り、「冠羽」があり、蛇をよく捕食するのが特徴の鷲です。ちょうどその2つの特徴がばっちり見れたサイティングでした。

Crested Swerpent Eagle カンムリワシ (7)

木の上から「獲物」を狙うカンムリワシ。白い点々模様があるのも特徴です。飛び立ったと思った次の瞬間、もう蛇を捕まえていました。

Crested Swerpent Eagle カンムリワシ (1)

その獲物を狙ってもう1羽のカンムリワシが登場。バトルが始まりました。

Crested Swerpent Eagle カンムリワシ (3)

戦いがエスカレートしていきます。

Crested Swerpent Eagle カンムリワシ (2)

お腹に蹴りが入りましたが、蛇を捕まえた方もものすごい威嚇です。かなわないと思ったのか、あきらめて離れていきました。

ペンチ国立公園へはベンガルトラの観察でやってきましたが、カンムリワシに大興奮、まさにワイルドライフ!

 

Photo & Text : Mariko SAWADA

Observation : Apr 2016  Pench National Park, Madhya Pradesh, India

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カベバシリ Wall Creeper  ネパールでバードウォッチング(5)

●Wall Creeper カベバシリ 007A1201

カトマンズからポカラに行く途中、「ムグリン」を過ぎると左手に岩壁が続きます。ここで観察できるのがカベバシリ。

私は初めての観察で、どうしても羽を広げた姿を写真に収めたくて、トラックの排気ガスにまかれながら道端でがんばりました。動きが早く、高い場所にいるので大変です。

 カベバシリ Wall Creeper

ヒマラヤ(パキスタン、インド、ネパール、ブータンなど)の鳥で、冬になると標高の低い場所へ下ってきます。11~2月が観察のシーズン。

羽を広げるとグレーに黒・赤・白い丸い模様と、とてもシックでインパクトのある模様をしています。繁殖期のオスはのどが黒くなります。

カトマンズ・ポカラ間の幹線道路のムグリンを過ぎたあたりの岩壁で観察したときの様子です。

●Wall Creeper カベバシリ 007A1211

岩壁にしっかりしがみつく、するどい足のカベバシリ

●Wall Creeper カベバシリ 007A1126

壁を走って、虫を捕まえました。

●Wall Creeper カベバシリ 007A1122

別の場所でも、捕食に成功。

●Wall Creeper カベバシリ 007A1128

銜えて、少し飛んで、移動します。長い距離は飛びませんでした。そう、基本的に「走っている」のですよね。

●Wall Creeper カベバシリ007A1186

背中側は美しい色の羽をしています。

●Wall Creeper カベバシリ007A1152

お腹側はこんな感じでした。

ちなみにここは交通量の多い車道(カトマンズ~ポカラの幹線道路!)ですので、十分気をつけて観察しましょう!

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Mar 2016 Mugring area – Nepal

Reference : Information from Shankar Tiwari, Helm Field Guides “Birds of Indian Subcontinent”, Wikipedia(EN)

★★ネパールでバードウォッチング!2018-2019★★

ヒマラヤの麓ネパール・バードスペシャル★6名様限定!!

★バルディア国立公園、シュクラファンタ野生動物保護区、コシタップ野生動物保護区への手配は西遊旅行または現地法人の西遊ネパールにて承ります。10月~3月はネパールのバードガイドの繁忙期でもありますのでお早めにご予約ください。

インドヤイロチョウ Indian Pitta(バンダウガル国立公園、インド)

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インド中央部、バンダウガル国立公園で観察したインドヤイロチョウ Indian Pitta。

インドヤイロチョウはインド亜大陸に暮らすヤイロチョウ科の鳥。冬は南インドとスリランカに、夏はインド中央部からヒマラヤ山麓の森にやってきて繁殖します。インド中央部・北部でサファリをしていると「夏の訪れを告げる鳥」として、バードウォッチャーだけでなくタイガーフォトグラファーにも愛されている小鳥です。

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とっても鮮やかで、体の割に足は長め、短い尾を持ちます。

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飛ぶと羽に白い模様が。

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インドヤイロチョウはとてもシャイな小鳥で、声はするけど見るのは簡単ではありません。バンダウガル国立公園で見たときは、サファリルートにたくさんの毛虫が落ちてきていて、それを捕まえに地面へと降りていました。

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背中はきれいな緑~青色。ヤイロチョウの名の通り、鮮やかな色どりです。

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後ろ姿、真っ赤なお尻があまりにかわいらしい。

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片足あげています・・・。

 

Photo & Text : Mariko SAWADA

Observation : Apr 2016 , Bandhavgarh National Park, Madhya Pradesh, India

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コシタップ野生動物保護区の水辺 Koshi Tappu Wildlife Reserve ネパールでバードウォッチング(4)

●Lesser Adjurant コハゲコウ 007A9770

村のそばの池にいたコハゲコウ Lesser Adjurant

3月上旬にコシタップ野生動物保護区 Koshi Tappu Wildlife Reserve の湿地、隣接する池や河原など水辺で観察した野鳥、動物たちです。

1976年に東ネパールのタライ平原にあるコシ川の氾濫原・湿地帯に作られた保護区。世界のバードウォッチャーに有名な自然保護区で、コシ川の河原、森、湿原、池があり野鳥たちと出会うことができます。

●Lesser Whistling-duck リュウキュウガモ 007A9727

リュウキュウガモ Lesser Whistling-duck インドやネパールの水辺で一般的なカモです。カモフラージュでうまく隠れているつもりのようでした。

●Pied Kinghisher ヒメカワセミ 007A9983

ヒメヤマセミ Pied Kinghisher 池の中の魚を狙ってホバリング中。

●White-throated Kingfisher アオショウビン 007A9720

アオショウビン White-throated Kingfisher

●Common Kestrel チョウゲンボウ 007A9832

チョウゲンボウCommon Kestrel

●Red-necked Falcon アカガシラチョウゲンボウ 007A9422

こちらは、アカガシラチョウゲンボウ Red-necked Falcon

●Shikra タカサゴダカ 007A0196

タカサゴダカ Shikra

●Grey-headed Lapwing ケリ 007A0233

ケリ Grey-headed Lapwing  コシ川に隣接する湿地帯にいました。遠かったです。

●Bronze-winged Jacana アジアレンカク 007A0155

アジアレンカク Bronze-winged Jacana。 遠くにレンカク Pheasant-tailed Jacana も見えました。

●Black-winged Kite カタグロトビ 007A9494

カタグロトビ Black-winged Kite

●ASsian Pied Starling ホオジロムクドリ 007A9968

ホオジロムクドリAsian Pied Starling 大きな群れがいました。

●Asian Openbill シロスキハシコウ 007A9924

シロスキハシコウ Asian Openbill  図鑑の通りすぎの隙間が開いたくちばし。

●Striated Grassbird オニセッカ9007A0008

オニセッカ Striated Grassbird

●Oriental Magpie Robin シキチョウ 007A9489

シキチョウOriental Magpie Robin

●White-rumped Vulture ベンガルハゲワシ 007A9712

池と森の間の木の上で子育てをしていた ベンガルハゲワシWhite-rumped Vulture

●Black Bittern タカサゴクロサギ 若い鳥 007A9757

珍しい鳥で、宿泊していたロッジのスタッフが「ここにいるはず」と連れてきてくれました。タカサゴクロサギ Black Bittern の若い子です。

●Great Cormorant カワウ 007A0181

カワウ Great Cormorant コシ川の砂州にはたくさんのカワウたちが。

●Asian Golden Jackal キンイロオオカミ9007A0037

日没前、コシタップ野生動物保護区を出る前に、車道で出合ったキンイロジャッカル Asian Golden Jackal。ジャッカルに見送られて、コシタップでの観察は終了です。

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Mar 2016 Koshi Tappu Wildlife Reserve– Nepal

Reference : Information from Shankar Tiwari, Guide from Koshi Tappu Wildlife Resort,  Helm Field Guides “Birds of Indian Subcontinent”, Wikipedia(EN)

★★ネパールでバードウォッチング!2018-2019★★

ヒマラヤの麓ネパール・バードスペシャル★6名様限定!!

★チトワン国立公園、バルディア国立公園、シュクラファンタ野生動物保護区、コシタップ野生動物保護区への手配は西遊旅行または現地法人の西遊ネパールにて承ります。10月~3月はネパールのネイチャーガイドの繁忙期でもありますのでお早めにご予約ください。

コシタップ野生動物保護区の森 Koshi Tappu Wildlife Reserve ネパールでバードウォッチング(3)

●Blue-throated Barbet アオノドゴシキドリ 007A9503

3月上旬にコシタップ野生動物保護区 Koshi Tappu Wildlife Reserve の公園内森林ウォークで観察した野鳥たちです。

1976年に東ネパールのタライ平原にあるコシ川の氾濫原・湿地帯に作られた保護区。世界のバードウォッチャーに有名な自然保護区で、コシ川の河原、森、湿原、池があり野鳥たちと出会うことができます。保護区にはゲートがあり、中は軍により管理されています。とはいっても、村に隣接し、保護区内なのか村なのかわかりにくいところもあり、途中、村人やコシ川で作業するインドのトラックなどにすれ違います。朝6時から夕方6時まで、たっぷり滞在しました。

保護区のオープンと同時に森を散策。ホッグジカや野生の水牛はあちこちで見かけました。

●Black-hooded Oriole ズグロコウライウグイス 007A9398

美しい声が森にひびく、ズグロコウライウグイス Black-hooded Oriole

●Common Hawk Cuckoo ハイタカジュウイチ 007A9607

声は聞こえるのに姿を見ることは難しかった、ハイタカジュウイチ Common Hawk Cuckoo。写真も体の一部しか撮れず。

●Fulvous-breasted Woodpecker コモンアカゲラ 007A9459

コモンアカゲラ Fulvous-breasted Woodpecker

●Common Iora ヒメコノハドリ 007A9631

ヒメコノハドリ  Common Iora

●Blue-throated Barbet アオノドゴシキドリ 007A9386

森で散策中に、一番多く出合った鳥が、アオノドゴシキドリ  Blue-throated Barbet

●Indian Grey Hornbill インドコサイチョウ 007A9545

インドコサイチョウ Indian Grey Hornbill  最近、コシタップで数が増えているんじゃないかと、地元のガイドさんが言っていました。

●Indian Roller インドブッポウソウ 007A9444

インドブッポウソウ Indian Roller

●Hog Deer ホッグジカ 9007A0044

ホッグジカくん Hog Deer  アクシスジカに比べて単体での行動が多くシャイなので、写真を撮るのが難しいです。

●Wil Water Buffalo 9007A0055

野生の水牛です。もともとコシッタプ野生動物保護区はこの野生の水牛の保護のために設立されました。足の下の方が白っぽく、4本足で白いソックスをはいているようなのがかわいらしいです。

●Rosy Minivet モモイロサンショウクイ 007A9564

モモイロサンショウクイ Rosy Minivet

●Red Collared Dove ベニバト 007A9624

ベニバト Red Collared Dove

●Spotted Dove カノコバト 007A9432

カノコバト  Spotted Dove 一般なハトですが、首の点々模様がきれいに見えました。他にも キアシアオバト Yellow-footed Green Pigeon、キンバト Emerald Dove、キジバト Oriental Turtle Dove を観察。

●Brown Hawk Owl アオバズク 007A0090

早朝、宿泊していたKoshi Tuppu Wildlife Resort の庭で観察した アオバズク Brown Hawk Owl。

●Jungle Owlet モリスズメフクロウ 007A9550

そして、この子たちともたくさん出会いました。 モリスズメフクロウ Jungle Owlet です 。

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Mar 2016 Koshi Tappu Wildlife Reserve– Nepal

Reference : Information from Shankar Tiwari, Guide from Koshi Tappu Wildlife Resort,  Helm Field Guides “Birds of Indian Subcontinent”, Wikipedia(EN)

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