タグ別アーカイブ: Whiskered Auklet

エトピリカ Tufted Puffin コマンドルスキー諸島の海鳥 アリーカメン岩礁 海鳥繁殖地 Komandorski Islands Ariy Kamen ea BIrds Breedng Islands (10)

ベーリング島で観察した海鳥たち(コマンドルスキー諸島)

エトピリカ Tufted Puffin コマンドルスキー諸島の海鳥 アリーカメン岩礁 海鳥繁殖地 Komandorski Islands Ariy Kamen ea BIrds Breedng Islands (10)

8月半ばのコマンドルスキー諸島、ベーリング島のアリーカメン岩礁で観察した海鳥をまとめてみました。この時期には繁殖が終りもう海に出ているシラヒゲウミスズメやウミオウムもいれば、繁殖期真っただ中のウミガラスやエトピリカ、そして渡りの途中のハシボソミズナギドリの姿も。そして個体によってはもう冬羽へ移行中です。

ツノメドリ Horned Puffin コマンドルスキー諸島の海鳥 アリーカメン岩礁 海鳥繁殖地 Komandorski Islands Ariy Kamen ea BIrds Breedng Islands (9)

ツノメドリ Horned Puffin

ツノメドリ Horned Puffin はベーリング島、メードヌイ島でも繁殖し、コマンドルスキー諸島ではあちこちで見ることができます。

ハシブトウミガラス Brünnich's Guillemot コマンドルスキー諸島の海鳥 アリーカメン岩礁 海鳥繁殖地 Komandorski Islands Ariy Kamen ea BIrds Breedng Islands (17)

ウミガラス Common Guillemot とハシブトウミガラス Brünnich’s Guillemot

繁殖地にいるウミガラス Common Guillemot とハシブトウミガラス Brünnich’s Guillemot(真ん中の個体)です。この2種は非常に似ていますが、ハシブトウミガラスはくちばしの根もとに白い線が入ることで見分けています。2種とも極東ロシアの島で繁殖しています。

ミツユビカモメ black-legged kittiwake コマンドルスキー諸島の海鳥 アリーカメン岩礁 海鳥繁殖地 Komandorski Islands Ariy Kamen ea BIrds Breedng Islands (1)

ミツユビカモメ Black-legged kittiwake

ミツユビカモメ Black-legged kittiwakeは千島列島~カムチャッカ半島~コマンダー諸島と極東ロシアで広く分布し、ウミガラスと同じ環境に繁殖しています。

アカアシミツユビカモメ Red-legged kittiwake コマンドルスキー諸島の海鳥 アリーカメン岩礁 海鳥繁殖地 Komandorski Islands Ariy Kamen ea BIrds Breedng Islands (6)

アカアシミツユビカモメ Red-legged kittiwake

アカアシミツユビカモメ Red-legged kittiwakeは珍しいカモメの仲間で、コマンドルスキー諸島、アリューシャン列島、プリビロフ島などで繁殖する、いわば「ベーリング海」固有種。赤い脚が本当に可愛らしい、コマンドルスキー諸島で必ず見たい海鳥です。ミツユビカモメに混じって繁殖しています。

エトピリカ Tufted Puffin コマンドルスキー諸島の海鳥 アリーカメン岩礁 海鳥繁殖地 Komandorski Islands Ariy Kamen ea BIrds Breedng Islands (4)

エトピリカ繁殖地 Tufted Puffin breeding ground

アリーカメン岩礁は高さ2~45mの高さの異なる小さな島です。低い場所はウミウ、チシマウガラス、チシマシギなどが見られ、垂直の岩場はウミガラスやミツユビカモメが繁殖し、島の上部の草地にはエトピリカが穴を掘って繁殖しています。

エトピリカ Tufted Puffin コマンドルスキー諸島の海鳥 アリーカメン岩礁 海鳥繁殖地 Komandorski Islands Ariy Kamen ea BIrds Breedng Islands (16)

エトピリカ Tufted Puffin

エトピリカは繁殖ステージが遅い目で9月の上旬でもまだ魚をくわえて巣に運ぶ様子が見られます。アリーカメン岩礁に近いトポルコフ島は10万羽のエトピリカの繁殖地です。

ヒメウ Pelagic Cormorant コマンドルスキー諸島の海鳥 アリーカメン岩礁 海鳥繁殖地 Komandorski Islands Ariy Kamen ea BIrds Breedng Islands (8)

ヒメウ Pelagic Cormorant

ヒメウ Pelagic Cormomrantは、少し低い目の岩場で繁殖しています。

Common Guillemot ウミガラス コマンドルスキー諸島 Komandorski Islands アリーカメン岩礁 Ariy Kamen Commander Islands ウミガラス繁殖地 (13)

チシマウガラス Red-faced cormorant

ウミガラスに囲まれた真ん中付近にいるのがチシマウガラス Red-faced cormorant。

コマンドルスキー諸島の海鳥 アリーカメン岩礁 海鳥繁殖地 Komandorski Islands Ariy Kamen ea BIrds Breedng Islands (20)

ヒメウもチシマウガラスも岩場の低い場所で繁殖し、時にはウミガラスに圧倒されています。この写真にはトドが映っていますね!満潮時に岩に上がったようですが、潮が引いてしまいました。

チシマシギ Rock Sandpiper コマンドルスキー諸島の海鳥 アリーカメン岩礁 海鳥繁殖地 Komandorski Islands Ariy Kamen ea BIrds Breedng Islands (5)

チシマシギ Rock Sandpiper

チシマシギ Rock Sandpiper はシギとしては分布範囲の狭い種で、コマンドルスキー諸島、アリューシャン列島、チュコトカ半島などで繁殖しています。千島列島ではあまり見ることはない種で、コマンドルスキー諸島でぜひ出会いたい海鳥です。8月半ばにはもう冬羽への移行なのですね。

ウミバト Pigeon Guillemot コマンドルスキー諸島の海鳥 アリーカメン岩礁 海鳥繁殖地 Komandorski Islands Ariy Kamen ea BIrds Breedng Islands (7)

ウミバト Pigeon Guillemot

お魚をくわえたウミバト Pigeon Guillemot 。ウミバトは極東ロシアではあちこちで繁殖していますが、コマンドルスキー諸島ではあまり大きな群れには出会いませんでした。このお魚をくわえた構図が撮りやすい海鳥です。口の中も赤く、足と口の中の赤色を同時に見せてくれることもあります。

ウミオウム Parakeet Auklet コマンドルスキー諸島の海鳥 アリーカメン岩礁 海鳥繁殖地 Komandorski Islands Ariy Kamen ea BIrds Breedng Islands (12)

ウミオウム Parakeet Auklet

そしてこちらは、後ろ姿だけですがウミオウム Parakeet Auklet。群れは作らず2~3羽で観察されることが多い海鳥です。

シラヒゲウミスズメ Whiskered Auklet コマンドルスキー諸島の海鳥 アリーカメン岩礁 海鳥繁殖地 Komandorski Islands Ariy Kamen ea BIrds Breedng Islands (13)

シラヒゲウミスズメ Whiskered Auklet

こちらは・・・大好きなシラヒゲウミスズメ Whiskered Aukletです。シラヒゲウミスズメは千島列島のクルーズでヤンキチャ島の繁殖地を訪問することができますが、その他で出会ったのはアリューシャン列島のアクタン島海域だけでした。ベーリング島のニコルスコエにある博物館の資料でシラヒゲウミスズメがコマンドルスキー諸島で繁殖していることになっていましたが、観察できたのは初めてでした!

ハイイロヒレアシシギ Red phalarope コマンドルスキー諸島の海鳥 アリーカメン岩礁 海鳥繁殖地 Komandorski Islands Ariy Kamen ea BIrds Breedng Islands (14)

ハイイロヒレアシシギ Red phalarope

渡りの途中のハイイロヒレアシシギ Red phalarope。夏にユーラシア大陸、アメリカ大陸北部の北極圏で繁殖し、冬にはアフリカや南米までの長距離の渡りをします。アリューシャン列島、コマンドルスキー諸島で夏に観察されます。

ハシボソミズナギドリ Short-tailed Shearwater コマンドルスキー諸島の海鳥 アリーカメン岩礁 海鳥繁殖地 Komandorski Islands Ariy Kamen ea BIrds Breedng Islands (15)

ハシボソミズナギドリ Short-tailed Shearwater

そしてこちらも長距離の渡りをする ハシボソミズナギドリ Short-tailed Shearwaterの群れ。ベーリング海までオキアミを求めてはるばるオーストラリア南東部・タスマニアからやってきます。コマンドルスキー諸島もザトウクジラが見られ、オキアミを求めてハシボソミズナギドリもやってくるわけです。

ここまでで14種の海鳥を1時間30分ほどのゴムボートのクルーズで観察しました。渡りの鳥は北半球のアホウドリ3種含め、詳しい人が見たらもっと見つかるのだと思います。

これだけの海鳥が暮らせるということは、豊富な魚資源があるということ。コマンドルスキー諸島は本土から遠方すぎるため漁業は発達しておらず、村の人は遡上するサケからイクラをとる程度。停泊中にカムチャッカ半島では見れない位大きなオヒョウを釣ったこともあり、この人を近寄らせない「距離」が魚と海鳥の聖域を作り上げているのですね。

 

Photo & text :Mariko SAWADA

Observation : Aug 2021, Ariy Kamen, Komandorski Islands, Russian Far East

アリューシャン列島 ウナラスカ島 ダッチハーバー ザトウクジラ Aleutian Islands Dutch Harbor Unalaska Island Humpback Whale (7)

アリューシャン列島 ダッチハーバーへ

アリューシャン列島 ウナラスカ島 ダッチハーバー ザトウクジラ Aleutian Islands Dutch Harbor Unalaska Island Humpback Whale (7)

アリューシャン列島の旅の最後、夕日のダッチハーバーへ帰航です。今日もすっかり遅くなりましたが、美しい夕方のダッチハーバーの景色、ザトウクジラのブローの上がる、幸せな光景を見ることができました。

アリューシャン列島 ウナラスカ島 ダッチハーバー ザトウクジラ Aleutian Islands Dutch Harbor Unalaska Island Humpback Whale (6)

湾内で無数に上がるブロー。

アリューシャン列島 ウナラスカ島 ダッチハーバー ザトウクジラ Aleutian Islands Dutch Harbor Unalaska Island Humpback Whale (1)

夕陽を浴びてとても美しい光景です。

アリューシャン列島 ウナラスカ島 ダッチハーバー ザトウクジラ Aleutian Islands Dutch Harbor Unalaska Island Humpback Whale

ダッチハーバーの漁船の人が私たちの写真をプレゼントしてくれました。アリッサ号とザトウクジラ。

アリューシャン列島 ウナラスカ島 ダッチハーバー ザトウクジラ Aleutian Islands Dutch Harbor Unalaska Island Humpback Whale (3)

湾内では複数のグループが採餌行動を続けていました。

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そして我々も食事の時間です。いろいろありすぎて毎日遅い夕食でした。ホタテと野菜の串焼きです。

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無事にダッチハーバーへ帰航。素晴らしい自然と出会えたことに心から感謝です。

Photo & Text : Mariko SAWADA

Observation : Dutch Harbor, Unalaska Island, Fox Islands, Aleutian Islands, Alaska, USA

Special Thanks to Jimmer & Alyssa

ザトウクジラのランジフィーディング Lunge Feeding of humpback Whale アリューシャン列島 アリューシャンマジック (2)

アリューシャン列島 ザトウクジラのランジフィーディング

ザトウクジラのランジフィーディング Lunge Feeding of humpback Whale アリューシャン列島 アリューシャンマジック (2)

アリューシャン列島で見たザトウクジラのランジフィーディングです。

ランジフィーディングは海中のオキアミや魚の群れに向かって「突進= ランジ lunge」する、「突進飲み込み型採餌」とも訳される独特の採餌方法です。オキアミが海面に上がってきた時にだけ見られる行動です。

ザトウクジラのランジフィーディング Lunge Feeding of humpback Whale アリューシャン列島 アリューシャンマジック (3)

船の周りには50頭を越えるザトウクジラが集まっていました。

ザトウクジラのランジフィーディング Lunge Feeding of humpback Whale アリューシャン列島 アリューシャンマジック (4)

大きな口を開けて海水ごとバックリとオキアミを採餌するので、喉の畝が膨らんでいます。

ザトウクジラのランジフィーディング Lunge Feeding of humpback Whale アリューシャン列島 アリューシャンマジック (5)

あ、目が。

ザトウクジラのランジフィーディング Lunge Feeding of humpback Whale アリューシャン列島 アリューシャンマジック (6)

ばっくりと開いたザトウクジラの口。

ザトウクジラのランジフィーディング Lunge Feeding of humpback Whale アリューシャン列島 アリューシャンマジック (8)

ザトウクジラのヒゲです。これでオキアミをこしとるのですね。

すぐそばにいるハシボソミズナギドリが口に入ってしまわないか心配でした。ハシボソミズナギドリは海に突っ込まなくっても浮いているだけでオキアミが採れるのでしょう。

ザトウクジラのランジフィーディング Lunge Feeding of humpback Whale アリューシャン列島 アリューシャンマジック (10)

拡大してみたらオキアミらしきものが写っています!

ザトウクジラのランジフィーディング Lunge Feeding of humpback Whale アリューシャン列島 アリューシャンマジック (7)

アリューシャン列島で見たかった光景の一つがランジフィーディング。トイレも昼食も我慢して見続けたランジフィーディングでした。

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港に戻り、ステーキを焼き始めたジマー氏。

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ステーキの焼ける匂い、我々のランジフィーディングの時間です。

★アリューシャンマジックの動画はこちら

Photo & Text : Maiko SAWADA

Observation : Jul 2019, Aleutian islands, Alaska, USA

Special Thanks to Jimmer & Alyssa

(動画)アリューシャン列島 ハシボソミズナギドリ の採餌行動

(動画)アリューシャン列島 ハシボソミズナギドリ の採餌行動

7月のアリューシャン列島。オーストラリア、タスマニア周辺から赤道を越えてやってきた驚異の渡りをするハシボソミズナギドリ Short-tailed Shearwater の採餌行動です。オキアミをもとめて海に吸い込まれるような動きは圧巻です。

アリューシャン列島・ハシボソミズナギドリの採餌行動

★アリューシャンマジックの動画はこちら

Videography & text :Mariko SAWADA

Observation : July 2019, Aleutian Islands, Alaska, USA

Special Thanks to Jimmer & Alyssa

(動画)アリューシャン列島のハシボソミズナギドリ

(動画)アリューシャン列島のハシボソミズナギドリ

7月、アリューシャン列島で観察したハシボソミズナギドリの様子です。遥かオーストラリア、タスマニア周辺からオキアミを求めてやってきたハシボソミズナギドリ。ザトウクジラとの競演も。

アリューシャン列島のハシボソミズナギドリ

★アリューシャンマジックの動画はこちら 

Videography & text : Mariko SAWADA

Observation : July 2019, Aleutian Islands, Alaska, USA

Special Thanks to Jimmer & Alyssa

アリューシャン列島 アリューシャンマジック ハシボソミズナギドリ ザトウクジラ Aleutian Islands Short-tailed Shearwater Humpback Whale 採餌海域 (16)

アリューシャンマジック!ハシボソミズナギドリとザトウクジラ

アリューシャン列島 アリューシャンマジック ハシボソミズナギドリ ザトウクジラ Aleutian Islands Short-tailed Shearwater Humpback Whale 採餌海域 (16)アリューシャン列島の旅も半ば。今日から少し海が荒れてくる予報ですが、朝からハシボソミズナギドリの大群を確認し、アリューシャンマジックの期待がふくらみます。

ハシボソミズナギドリの大群が舞い、海から10mほど上が帯のように黒くなっている景色を求めて航行しました。

アリューシャン列島 アリューシャンマジック ハシボソミズナギドリ ザトウクジラ Aleutian Islands Short-tailed Shearwater Humpback Whale 採餌海域 (6)

ハシボソミズナギドリ Short-tailed Shearwater の群れを発見。ハシボソミズナギドリは10~4月にかけてオーストラリア、タスマニア付近で繁殖し、5~9月にかけてオキアミを求めて赤道を越え、はるかベーリング海や北極海まで飛んでくる驚異の渡り鳥です。

アリューシャンマジック Aleutian Magic ハシボソミズナギドリの採餌行動 Short-tailed Shearwater (1)

オキアミを見つけてどんどん海に飛び込んでいくハシボソミズナギドリ。まるで海に吸い込まれていくように見えます。

アリューシャンマジック Aleutian Magic ハシボソミズナギドリの採餌行動 Short-tailed Shearwater (2)

海に突撃してしばらくすると、浮かんできます。

アリューシャン列島 アリューシャンマジック ハシボソミズナギドリ ザトウクジラ Aleutian Islands Short-tailed Shearwater Humpback Whale 採餌海域 (5)

水面を蹴って再び空へ。ハシボソミズナギドリの英語名はShort-tailed Shearwater。「尾の短いミズナギドリ」の意味で、その名の通り尾が短く足の長さが目立ちます。

アリューシャン列島 アリューシャンマジック ハシボソミズナギドリ ザトウクジラ Aleutian Islands Short-tailed Shearwater Humpback Whale 採餌海域 (12)

ザトウクジラの群れも集まってきました。アリューシャンマジックへの期待が高まります。

アリューシャン列島 アリューシャンマジック ハシボソミズナギドリ ザトウクジラ Aleutian Islands Short-tailed Shearwater Humpback Whale 採餌海域 (3)

ザトウクジラの群れの周りでハシボソミズナギドリが乱舞。

アリューシャン列島 アリューシャンマジック ハシボソミズナギドリ ザトウクジラ Aleutian Islands Short-tailed Shearwater Humpback Whale 採餌海域 (9)

ハシボソミズナギドリの群れの中に上がるブロー。

アリューシャン列島 アリューシャンマジック ハシボソミズナギドリ ザトウクジラ Aleutian Islands Short-tailed Shearwater Humpback Whale 採餌海域 (7)

オキアミを求めてクジラも潜っていきます。ミズナギドリたちが休んでいるので、ミズナギドリに届かない深さのところにオキアミがいるのでしょうか。

アリューシャン列島 アリューシャンマジック ハシボソミズナギドリ ザトウクジラ Aleutian Islands Short-tailed Shearwater Humpback Whale 採餌海域 (11)

ふたたびミズナギドリの群れが濃くなりました。

アリューシャン列島 アリューシャンマジック ハシボソミズナギドリ ザトウクジラ Aleutian Islands Short-tailed Shearwater Humpback Whale 採餌海域 (2)

ザトウクジラもミズナギドリも海に入っていきます。

アリューシャン列島 アリューシャンマジック ハシボソミズナギドリ ザトウクジラ Aleutian Islands Short-tailed Shearwater Humpback Whale 採餌海域 (14)

海面が少し落ち着いてきました。

アリューシャン列島 アリューシャンマジック ハシボソミズナギドリ ザトウクジラ Aleutian Islands Short-tailed Shearwater Humpback Whale 採餌海域 (17)

さっきまでの現象がうそのように落ち着いた海に戻りました。オキアミを求めてザトウクジラとハシボソミズナギドリが見せる採餌行動。まさに奇跡の光景です。

Photo & Text : Mariko SAWADA

Observation : Aleutian Island, Alaska, USA

Special Thanks to Jimmer & Alyssa

アクタン山 アリューシャン列島 アクタン島 Aleutian islands Akutan Island (1)

アリューシャン列島 アクタン島 Akutan Island

アクタン山 アリューシャン列島 アクタン島 Aleutian islands Akutan Island (1)

アリューシャン列島、アクタン島 Akutan Island 滞在の初日です。アクタン島はアリューシャン列島のフォックス諸島の島の1つ。人口90人の村に1000人が働く水産加工場がある島です。

本日もお天気が良く、船で出航すると島の大部分をなすアクタン山(1,303m)の外輪山がきれいに見えてきました。緑あふれるアリューシャン列島・・・それは意外な光景でした。

アクタン山 アリューシャン列島 アクタン島 Aleutian islands Akutan Island (2)

アンカレッジからダッチハーバーへのフライトから見たアクタン山です。アクタン山は成層火山で山頂部は直径2キロほどのカルデラになっています。1600年ほど前の噴火爆発でできたものです。最近では1992年も噴火がありました。

アクタン島 アリューシャン列島 アクタン島 Aleutian islands Akutan Island (4)

村にある正教会の教会と墓地。「アラスカがロシア領だったころ」の名残です。

アリューシャン列島 アクタン島 アクタン火山 Aleutian Aktan Island (9)

住民90人のアクタン島の村。木道で各家がつながっています。

アリューシャン列島 アクタン島 Aleutian islands Akutan Island (6)

そして1000人が働く水産加工場。日本の方もいらっしゃいます。

アリューシャン列島 アクタン島 Aleutian islands Akutan Island (5)

出荷されていくシーフード。もちろん日本へもやってきます。

ツノメドリ Horned Puffin アリューシャン列島 アクタン島 アクン島 Aleutian islands Akutan Island Akun Island (6)

アクタン島の入り江を出たところの岩場に営巣しているツノメドリ Honed Puffin。

エトピリカ Tufted Puffin アリューシャン列島 アクタン島 アクン島 Aleutian islands Akutan Island Akun Island (10)

エトピリカ Tufted Puffin。

エトピリカ Tufted Puffin アリューシャン列島 アクタン島 アクン島 Aleutian islands Akutan Island Akun Island (9)

エトピリカはアクタン島のすぐそばにあるアクン島 Akun Islandの小島で大繁殖していました。

アリューシャン列島 アクタン島 アクン島 Aleutian islands Akutan Island Akun Island (7)

意外と数が少なかったハシブトウミガラス Brünnich’s Guillemot。

シラヒゲウミスズメ Whiskered Auklet アリューシャン列島 アクタン島 アクン島 Aleutian islands Akutan Island Akun Island (3)

出会えて超ラッキーだった、シラヒゲウミスズメ Whiskered Auklet。千島列島以外で見たのは初めてです。

ハイイロヒレアシシギ Red phalarope アリューシャン列島 アクタン島 アクン島 Aleutian islands Akutan Island Akun Island

ハイイロヒレアシシギ Red phalarope。

ハシボソミズナギドリShort-tailed Shearwater アリューシャン列島 アクタン島 アクン島 Aleutian islands Akutan Island Akun Island (19)

沖の方へ出ると、ハシボソミズナギドリが集まっていてザトウクジラのブローが上がりました。いよいよアリューシャンマジックに期待です!

Photo & Text : Mariko SAWADA

Observation : Jul 2019, Akutan Island, Fox Islands, Aleutian Islands, Alaska, USA

Special Thanks to Jimmer & Alyssa

(動画)千島列島のシラヒゲウミスズメ Whiskered Auklet(ヤンキチャ島)

(動画)千島列島のシラヒゲウミスズメ Whiskered Auklet(ヤンキチャ島)

2019年の千島列島バードスペシャルのレポート動画です。

千島列島のウシシル島(宇志知島)は2つの島からなりますが、そのうちの南島、ヤンキチャ島はシラヒゲウミスズメ Whiskered Auklet の繁殖地。6月下旬、繁殖期のシラヒゲウミスズメたちを観察した動画です。

ヤンキチャ島のシラヒゲウミスズメ|西遊旅行

このシラヒゲウミスズメたちの鳴き声!クレーター内に入ると彼らを声で見つけることができるんです!

Photo & Text  :Mariko SAWADA

Observation :  Jul 2019, Yankicha Island- Ushishir Islands, Kuril Islands, Russian Far East

Special Thanks : Nik Pavlov &  Afina、Hobby’s World – 吉成才丈氏

★2020年の千島列島クルーズは11月ごろ発表予定です。

シラヒゲウミスズメ Whiskered Auklet 千島列島 ウシシル島 ヤンキチャ島 Ushishir Island Yankicha Island (16)

千島列島の海鳥の聖域 ウシシル島のシラヒゲウミスズメ

シラヒゲウミスズメ Whiskered Auklet 千島列島 ウシシル島 ヤンキチャ島 Ushishir Island Yankicha Island (16)

カルデラクレーターを湛えたウシシル島のヤンキチャ島はその山の斜面や湾内の溶岩ドームからなる島にシラヒゲウミスズメが繁殖しています。

ウシシル島についてはこちら

シラヒゲウミスズメが島の周りを集団で飛ぶ姿を、クレーター湾内では浮いてキュウキュウ鳴いている姿を、そして海岸に上陸している姿を見ることができる、海鳥好きには夢のような場所です。

シラヒゲウミスズメ Whiskered Auklet 千島列島 ウシシル島 ヤンキチャ島 Ushishir Island Yankicha Island (19)

シラヒゲウミスズメは体長18センチと小型のウミスズメです。

シラヒゲウミスズメ Whiskered Auklet 千島列島 ウシシル島 ヤンキチャ島 Ushishir Island Yankicha Island (1)

浮いているシラヒゲウミスズメたち、エトロフウミスズメと混ざっていることも多いです。

シラヒゲウミスズメ Whiskered Auklet 千島列島 ウシシル島 ヤンキチャ島 Ushishir Island Yankicha Island (17)

大変可愛らしい声で鳴くのです。そしてその表情。

ぶれててきれいにとれてませんが、動画にかわいい声が入ってます。

千島列島 ヤンキチャ島 シラヒゲウミスズメ Whiskered Auklet of Yankicha Island

シラヒゲウミスズメ Whiskered Auklet 千島列島 ウシシル島 ヤンキチャ島 Ushishir Island Yankicha Island (2)

後ろから見たシラヒゲウミスズメ。「ツノ」のように見える「ヒゲ」がものすごくかわいいです。

シラヒゲウミスズメ Whiskered Auklet 千島列島 ウシシル島 ヤンキチャ島 Ushishir Island Yankicha Island (18)

飛び立つシラヒゲウミスズメ。

シラヒゲウミスズメ Whiskered Auklet 千島列島 ウシシル島 ヤンキチャ島 Ushishir Island Yankicha Island (8)

上陸しているシラヒゲウミスズメ。ヤンキチャ島のクレーター湾には溶岩ドームからなる島がありその島の岩場で繁殖しているようです。

シラヒゲウミスズメ Whiskered Auklet 千島列島 ウシシル島 ヤンキチャ島 Ushishir Island Yankicha Island (13)

シラヒゲウミスズメの様々な表情が楽しめる、ヤンキチャ島のクレーター湾です。

Photo&Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Jul, Aug 2018, Yankicha Island, Ushishir Island, Kuril Islands, Russian Far East

Special Thanks to Afina & Nik Pavlov

★2019年の「千島列島エクスペディションクルーズ」発表しました!海鳥の繁殖の季節!千島列島に詳しいクルーといく人数限定企画です。

千島列島バードスペシャル 北の海鳥の大繁殖地「中千島」へ★2019年6月27日発11日間

海鳥の聖域 千島列島探検クルーズ★2019年6月15日発13日間★探検隊長として自然写真家・寺沢孝毅氏が同行。(外部リンク)

千島列島アドベンチャークルーズ シュムシュ島からウルップ島まで★2019年6月4日13日間

Yankicha Island Ushishir Island ウシシル島 ヤンキチャ島 千島列島 (3)

千島列島の海鳥の聖域 ウシシル島へ

Yankicha Island Ushishir Island ウシシル島 ヤンキチャ島 千島列島 (3)千島列島の中部に位置するウシシル島。1つの島ではなくリポンキチャ島(北島)とヤンキチャ島(南島)と岩礁からなりまとめてウシシル島と呼びます。
リポンキチャ島にもチシマウガラス、ウミバト、ツノメドリなどの海鳥が繁殖していますが、カルデラクレーターを湛えたヤンキチャ島はエトロフウミスズメとシラヒゲウミスズメの一大繁殖地です。

千島列島 ウシシル島 リポンキチャ島 Riponkicha Island (2)

「北島」にあたるリポンキチャ島です。「南島」のヤンキチャ島との間は400mほどで干潮時には歩いて渡ることができるといいます。訪れた時も潮の流れが強く、潮の引いた浜にトドとゼニガタアザラシがいました。

ツノメドリ Horned Puffin 千島列島 ウシシル島 リポンキチャ島 Riponkicha Island (1)

リポンキチャ島のツノメドリ Horned Puffin。

ウミバト Pigeon Guillemot 千島列島 ウシシル島 リポンキチャ島 Riponkicha Island (4)

リポンキチャ島のウミバト Pigeon Guillemot。

ヤンキチャ島は全く異なる島の形で火山カルデラが海とつながり湾となった独特の景観です。

Yankicha Island Ushishir Island ウシシル島 ヤンキチャ島 千島列島 (4)

ドローン撮影によるヤンキチャ島のクレーター湾全景です。

このヤンキチャ島のカルデラクレーターに入るのは潮や風向きに左右されるため2018年の夏のツアーでも天候待ちをしなくてはなりませんでした。
このクレーター湾ですが、日本統治時代の名前もそのまんま「暮田湾」。そして千島列島有数の絶景ポイントで湾内には溶岩ドームがいくつかあり千島ならではの景観を作り出しています。

Yankicha Island Ushishir Island ウシシル島 ヤンキチャ島 千島列島 (6)

ハイキングを楽しむお客様。海鳥の営巣していない場所を歩きます。

Yankicha Island Ushishir Island ウシシル島 ヤンキチャ島 千島列島 (11)

そして湾内はかつて人の住んでいた砂地があり温泉も湧いています。スタッフがほって準備してくれる温泉。温度が高いため、海水で薄めます。毎度「卵を持ってくればよかった」と後悔するのでした。

千島列島 青狐 Ushishir Island Arctic Fox Blue Fox (3)

この付近には青狐(ホッキョクギツネの亜種、Bering Island Arctic Fox)の家族が暮らしています。日本領だった時代に「養狐」事業の一環としてコマンダー諸島のホッキョクギツネが連れてこられ、その後自然繁殖しているものです。エトロフウミスズメをくわえて歩いていました。

エトロフウミスズメ Crested Auklet ウシシル島 ヤンキチャ島 Ushishir Island Yankicha Islanad (8)

そして湾内には無数のエトロフウミシズメ Crested Auklet。

エトロフウミスズメ Crested Auklet ウシシル島 ヤンキチャ島 Ushishir Island Yankicha Islanad (19)

岩に乗るエトロフウミスズメ。

ウシシル島 ヤンキチャ島 ウミオウム 千島列島 Ushishir Island Parakeet Auklet

ウミオウム Parakeet Aukletもいました!

シラヒゲウミスズメ Whiskered Auklet 千島列島 ウシシル島 ヤンキチャ島 Ushishir Island Yankicha Island (21)

そしてみんなが一番楽しみにしていたのがシラヒゲウミスズメ Whiskered Auklet。

シラヒゲウミスズメ Whiskered Auklet 千島列島 ウシシル島 ヤンキチャ島 Ushishir Island Yankicha Island (10)

岩に乗るシラヒゲウミスズメ。

エトロフウミスズメ Crested Auklet ウシシル島 ヤンキチャ島 Ushishir Island Yankicha Islanad (15)

日没時には何十万羽のエトロフウミスズメたちの帰巣風景が。中千島の一大スペクタクルです!

最後に、ヤンキチャ島のドローン撮影映像です。

千島列島ヤンキチャ島 Yankicha Island

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Drone Photo & Videography : Nik Pavlov

Observation : Jul, Aug 2018 – Riponkicha & Yankicha Island, Ushishir, Kuril Islands

Special Thanks to Afina, Nik Pavlov

★2019年の「千島列島エクスペディションクルーズ」発表しました!海鳥の繁殖の季節!千島列島に詳しいクルーといく人数限定企画です。

千島列島バードスペシャル 北の海鳥の大繁殖地「中千島」へ★2019年6月27日発11日間

海鳥の聖域 千島列島探検クルーズ★2019年6月15日発13日間★探検隊長として自然写真家・寺沢孝毅氏が同行。(外部リンク)

千島列島アドベンチャークルーズ シュムシュ島からウルップ島まで★2019年6月4日13日間