Indian Courser インドスナバシリ
スルタンプール国立公園はグルガオンにも近い、「身近な自然」。グルガオンのあるハリヤナ州は、開発により大きなビルやマンションの建築が進むそのすぐそばに、野鳥たちが集まる農村の畑や自然が、わずかながら残されています。
3月に訪れたスルタンプールの森で出合った野鳥たちです。
インドコキンメフクロウ Spotted Owlet スルタンプール国立公園の入り口付近の木にいました。
インドコキンメフクロウ君、早朝は活動的です。
ヒメコガネゲラ Lesser Goldenback
ムネアカゴシキドリ Coppersmith Barbet の声が森のあちこちで響いています。探して歩いていると、 ワカケホンセイインコ Rose-ringed parakeet の雄と一緒にいました。
朝日を浴びるムネアカゴシキドリ
ずーっと観察していると、仲睦まじいムネアカゴシキドリのペアを発見。オスが木の実をメスのところへ運んできました。
木の実を運んできたと同時に交尾。3月はMating season、鳥たちの羽も美しい季節です。
インドオオコノハズク Indian Scops Owl 公園入口付近のブーゲンビリアの林の中にいました。アイレベルの位置でインドオオコノハズクを観察。
公園内を案内してくれたガイド氏が、「Indian Courser インドスナバシリ 見たいか?」と。「もちろん」と答えると、公園の外の村の農地へと連れて行ってくれました。この周辺では珍しい鳥となったインドスナバシリ。
図鑑ではインドの平野部に広く生息する・・・とありますが、開発の進むインド、その姿は貴重になりつつあるようです。
Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子
Observation : Mar 2016 Sultanpur National Park – India
Reference : Information from Local Bird Guide (Mr.Sube Singh), Helm Field Guides ” Birds of the Indian Subcontinent”
★★2019年、観察のベストシーズンに訪れるインドの森サファリツアー★★
ベンガルタイガーを求めてタドバとバンダウガル 遭遇率の高い2つの国立公園へ
インド西部 希少動物の暮らす3つの国立公園へ インドライオンとベンガルタイガー
ランタンボール タイガーフォトスペシャル 3日間の終日フリーゾーンサファリ
カジランガ国立公園サファリとホロンガパーの森 アッサム「鎧をまとったサイ」を求めて
★スルタンプール国立公園の専属バードガイドの手配が可能です。西遊旅行またはインド現地法人の西遊インディアまでお問い合わせください。