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パンタナール ジャガー メイティング・ジャガー (7)

パンタナールのジャガ ー(3) メイティング・ジャガー動画(パンタナール、ブラジル)

パンタナール ジャガー メイティング・ジャガー (7)

パンタナールのジャガーです。観察の初日、トランシーバーで船頭に連絡があり2頭のジャガーが岸辺にいると。ボートで駆けつけるとすでに10艘を越えるボートが集まっていました。

ジャガー、どこ?・・・いました。2頭が寝ています。想像よりも近い位置にいたのでいきなり興奮です。

パンタナール ジャガー メイティング・ジャガー (6)

パンタナールのジャガーは餌が豊富なため1年を通じて繁殖するといいますが、ガイドによるとこの季節は「多い」といいます。オスが寝ているメスに近寄ります。

パンタナール ジャガー メイティング・ジャガー (4)

かなりいいポジションにボートがついたので、ムービーとりました。メイティング2回分。交尾のあとのメスのローリング行動がすごいです。初めて見ました、「メス、なにやってんの?」。

夜、ロッジに戻りオーナーに写真を見せるとオスの個体を特定してくれました。

パンタナールのジャガー Hero (1)

昼間の写真をもとにジャガーを探す。

パンタナールのジャガー Hero (2)

ポルトジョフレ付近で確認されてるHEROと名づけられた個体でした。

パンタナール ジャガー メイティング・ジャガー (2)

HEROと呼ばれてるオスのジャガー。

パンタナール ジャガー メイティング・ジャガー (3)

JANIと呼ばれているメスのジャガー。

パンタナール ジャガー メイティング・ジャガー (5)

メスのジャガーのローリング行動・・・。ガイドによるとジャガーの交尾は数日間続き、最初の1~2日は何十回も交尾が繰り返されるのだそうです。

その後2頭は森の中へ。2頭が消えたあと、その場にいた船上のツーリスト、カメラマン、そして取材の撮影チームの方々、みなため息と歓声をあげていました。

この日、ジャガーを初めて見ました。パンタナールのジャガーは大きいと聞いていましたが、本当に大きく、船からの距離が近かったせいか「ベンガルタイガー」くらいの大きさに感じました。

※観察のときは帽子・サングラス、長袖のシャツなど日よけの準備を。また風がないと蚊等の虫もやってきますので虫よけの準備も。

Photo, Video & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Sep 2017, Porto Jofre, Pantanal, Brazil

Reference :  Mr.Ric, Mr.Jurio, Jugar Camp

★西遊旅行のパンタナールへの旅。2018年のツアー発表しました!

ブラジル・パンタナールにジャガーを求めて
南北パンタナールに計9泊滞在 大湿原に生きる野生動物の観察・撮影に特化した企画

 

●EB3I3655

パンタナールのジャガ ー(2) 岸辺の2頭(パンタナール、ブラジル)

●EB3I3655

パンタナールのジャガーです。ジャガーは新大陸に生存する最大の猫科の動物。

ポルトジョフレのロッジでのレクチャーによると、現在、中南米に約10万頭が生息すると考えられ、パンタナールに4,000頭~7,000頭(ずいぶんラフな数字ですが・・・それでもパンタナールは世界で最もジャガーの生息密度が高いエリア!)、ポルトジョフレ付近では73頭~100頭が生息するとのこと。

パンタナールのジャガーの特徴はその大きさ。

ジャガーはその生息地域によって大きさが非常に異なり、メキシコ太平洋岸地域の個体が35-50Kgであるのに対し、パンタナールでは65-148Kg。この差はカピビラやカイマンなど豊富な餌によるのだそうです。また、パンタナールのジャガーは餌が十分にあることから1年を通じて繁殖します。今回は複数回のジャガーのメイティングシーンに遭遇することができました。

滞在4日目に見た岸辺のオスとメスです。一緒にいる期間は交尾を繰り返し、その合間に岸辺に現れてくれました。

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岸辺で寝ているメス。

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起きると水を飲んで、

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一息ついて、

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岸に沿って歩き始めました。ジャガーを観察していたボートがいっせいに動き出します。

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木陰を見つけて横たわって毛づくろい。

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茂みからオスが出てきました。

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メスが歩き出し、追いかけるオス。

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時々立ち止まります。

●EB3I3806

ビーチで横たわるメスとそばに座るオス。

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再び2頭が歩き出し、やがて森の中へ消えていきました。

※観察のときはボートの上で長時間待つことがあります。帽子・サングラス、長袖のシャツなど日よけの準備、また風がない時は蚊等の虫もきますので虫よけの準備も。

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Sep 2017, Porto Jofre, Pantanal, Brazil

Reference :  Mr.Ric, Mr.Jurio, Jugar Camp

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ブラジル・パンタナールにジャガーを求めて
南北パンタナールに計9泊滞在 大湿原に生きる野生動物の観察・撮影に特化した企画

 

パンタナールのジャガー Juguar Pantanal -Barazil (6)

パンタナールのジャガ ー(1) (パンタナール、ブラジル)

パンタナールのジャガー Juguar Pantanal -Barazil (6)

乾季の最後の9月、パンタナールでのジャガー観察の記録です。この時期のポルトジョフレはジャガー目当てにやってくるツーリスト、フォトグラファー、そしてスポーツフィッシングのお客さんで宿泊する場所も足りない状態に。特に「スポーツフィッシング」は今年から10月1日に禁漁になるため、9月は駆け込みでいそがしかったそうです。

パンタナール Pantanal

パンタナールは南アメリカ大陸のほぼ中央部、ブラジル・ボリビア・パラグアイの3カ国にまたがる世界最大級の熱帯性湿地。
パンタナールの名前の由来は、ポルトガル語の「Pantano」で、「沼地、湿原」を意味します。
大部分がブラジルのマットグロッソ州とマットグロッソ・ド・スル州に属し、総面積195,000平方キロメートル。そのうち、「パンタナール自然保護地域」としてユネスコの世界遺産に指定されているのは1,878平方キロメートルのみです。
雨季には1,000~1,500mmの降水がありますが、パンタナールの水源は周囲の高原からの水。パンタナールの80%以上が水没し地球上で最も水量が多い平原となります。
パンタナールは西と北西をブラジル・ボリビアの国境に位置するチキターノ熱帯乾燥林に、南西と南をグランチャコに、北にアマゾン、東、南東部にはセラード、南には大西洋岸森林(Atlantic Forest)が広がり、パンタナールはその中心にあることからそれぞれの特徴をもつ「南米大陸の植物相の交差点」として「パンタナール・コンプレックス」と呼ばれます。この、周辺からの動植物の進入により、固有種は多くはありません。

実際にパンタナールを訪れると森林の多くは農場(ファゼンダ)として開拓されており、「手つかずの自然」と呼ばれる場所は非常に少なく感じました。それでも雨季に冠水することから大規模な開拓・開発からまぬがれ、野生動物が生き抜いてきました。

4日間のポルトジョフレの滞在中、ジャガーの出現情報があちこちであった日、動きがぜんぜんなかった日、など様々でした。

パンタナールのジャガー Juguar Pantanal -Barazil (5)

岸辺で寝ているジャガー。

パンタナールのジャガー Juguar Pantanal -Barazil (1)

川岸のジャガー。川を泳いで渡りたいのにツーリストのボートが邪魔して渡れないでいるようでした。

パンタナールのジャガー Juguar Pantanal -Barazil (2)

茂みの中のジャガー。メイティング期間にある2頭です。オスは歯がかけていました。

パンタナールのジャガー Juguar Pantanal -Barazil (3)

ショータイム!美しい木の上に現れたメスのジャガー。

パンタナールのジャガー Juguar Pantanal -Barazil (4)

暑い日中、川に入り休むジャガー。

パンタナールのジャガー Juguar Pantanal -Barazil (1)

メイティング・ジャガー。一定期間を一緒に過ごし、連続して交尾・・・。

パンタナールのジャガー Juguar Pantanal -Barazil (7)

水のみジャガー。

パンタナールのジャガー Juguar Pantanal -Barazil (8)

ころころジャガー。

パンタナールのジャガー Juguar Pantanal -Barazil (9)

岸辺を歩く2頭のジャガー。本当に美しい光景でした。

パンタナールのジャガー Juguar Pantanal -Barazil (10)

茂みに隠れながらカイマンを狙うジャガー。有名な「カイマン」狩りはなかなか見ることはできませんが、狩の最中のジャガーには遭遇。狩の様子を追いかけるも日没となりその場を後にすることに・・・。

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Sep 2017, Porto Jofre, Pantanal, Brazil

Reference :  Mr.Ric, Mr.Jurio, Jugar Camp

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ブラジル・パンタナールにジャガーを求めて
南北パンタナールに計9泊滞在 大湿原に生きる野生動物の観察・撮影に特化した企画

トランスパンタナール パラグアイカイマン パンタナールの動物 (12)

パンタナール縦断道路 – トランスパンタナール (パンタナール、ブラジル)

トランスパンタナール パラグアイカイマン パンタナールの動物 (12)

トランスパンタナール(The Transpantaneira、パンタナール縦断道路)は、ブラジルのマットグロッソ州にある、乾季の間だけ通ることができるパンタナールを貫く道。

ポコネからポルトジョフレ間147キロで125の橋をわたります。未舗装で、修復中の橋もあるトランスパンタナール。この道はもともとマットグロッソ・ド・ソルのコルンバまで延びる予定でしたが数々の困難の末、ポルトジョフレまでが開通しています。

トランスパンタナールのゲート

トランスパンタナールの看板を越えると、埃をあげながらツーリリストの車や物資を運ぶトラックが走っていきます。道を作るときに土をほった場所に水がたまっていることから道路沿いには水辺が多く、車をおりてすぐパラグアイカイマンや水鳥を観察することができます。

そして、残念ながら、交通事故で死んだアメリカバク、オオアリクイ、タイラなどの動物の姿も眼にしました。

乾季の最後、9月に通ったトランスパンタナールの道路そいで出会った野生動物です。

トランスパンタナール パラグアイカイマン パンタナールの動物 (9)

トランスパンタナールの看板をすぎて間もなくの湿地。乾季に残された「最後の水」に集まるパラグアイカイマンの姿。橋から観察していると魚を捕まえました。そしてその魚を捕まえたカイマンに数匹のカイマンが近づいていました。

パラグアイカイマンはかつてはワニ皮の取引のために殺されました。その後、ブラジル政府が密猟の取り締まりを強化したことと、1992年に野生のワニの皮の取引が世界的に禁止されたおかげで、パラグアイカイマンの数は回復しました。実際にパンタナールのあちこちでたくさんのカイマンと出会いました。

トランスパンタナール パンタナールの動物 トヨヨ ズグロハゲコウ(11)

地元でトヨヨと呼ばれる、ズグロハゲコウ Jabiru です。トランスパンタナールの道のそばの木の上で子育て中でした!

アリ塚 トランスパンタナール パンタナールの動物 (1)

トランスパンタナールの北部で見られるアリ塚。雨季に冠水しても大丈夫なように上へ延びています。この後、トランスパンタナールは南に向かうにつれ緑が豊かになって行きます。

トランスパンタナール  シロガオリュウキュウガモ パンタナールの動物 (10)

水辺のシロガオリュウキュウガモ White faced Whistling Duck。

トランスパンタナール アカハナグマ South American Coati パンタナールの動物 (7)

アカハナグマ South American coati 個体によって体の色がだいぶ違います。また、尻尾をあげて歩き集団で行動する様子は大変かわいらしいです。

トランスパンタナール クビワペッカリー パンタナールの動物 (6)

泥んこ遊びするクビワペッカリー Collared Peccary。

トランスパンタナール アメリカヌマジカ パンタナールの動物 (5)

アメリカヌマジカ Marsh Deer、雨季で完遂すると島状になった陸地へ集まります。残念ながらその数は減少傾向にあるそうです。

トランスパンタナール Cocoi Heron エリジロサギ パンタナールの動物 (8)

パンタナールのあちこちでみかけるエリジロサギ Cocoi Heron。

トランスパンタナール ジャガーの足跡。

ガイド氏が車を止めました。「ジャガーの足跡」、見事なパグマーク。このガイド氏、自分が初めて見たジャガーはトランスパンタナールの道路上にいた3頭の親子ジャガーだったのだそうです。

トランスパンタナール ベニヘラサギ

「9月はもう移動していないよ」と言われていたベニヘラサギ Roseate Spoonbillがいました!

アメリカワシミミズク トランスパンタナール パンタナールの動物 (2)

トランスパンタナールにある有名なふくろう観察ポイント。アメリカワシミミズク Great Horned Owlです。つがいで2羽いるはずですが、今日は1羽のみ観察できました。

トランスパンタナールの橋

125個目、トランスパンタナール最後の橋。間もなくポルトジョフレに到着です!

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Sep 2017, The Transpantaneira, Brazil

Reference :  Mr.Ric, Mr.Jurio, “Birds of Brazil”, National Geographic July 2013

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ブラジル・パンタナールにジャガーを求めて
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オオアリクイ Giant Anteater (10)

水辺のオオアリクイ Giant anteater (パンタナール、ブラジル) 

オオアリクイ Giant Anteater (10)

ブラジル、南パンタナールのオオアリクイの観察です。オオアリクイは水分のほとんどは食物からとるそうですが、水辺にやってきました。

「草原のオオアリクイ」はこちら

オオアリクイ Giant Anteater (4)

オオアリクイを観察していたら、急にトコトコと早歩きを始めました。ガイド氏が「水場へ行く」と察し、水辺の影で待ちました。そしてシナリオ通り、やっててくれました。

オオアリクイ Giant Anteater (2)

水に口をつけます。リフレクションもあり、美しい光景です。

オオアリクイ Giant Anteater (3)

オオアリクイの舌は細長く60センチ以上にもなります。この舌には細かなトゲとベタベタした唾液に覆われていてアリなどの小さな獲物がひっつくようになっているそうです。舌がでてこないかしっかり観察していましたが、私は見ることができませんでした、残念。

オオアリクイ Giant Anteater (6)

そして、オオアリクイは全身、水の中へ。9月の日中の気温は35度にもなります。さすがにオオアリクイも暑いのでしょう。観察したのは朝の9時ごろでしたが、30度は超えていました。

オオアリクイ Giant Anteater (5)

気持ち良さそうにじっとしています。

オオアリクイ Giant Anteater (7)

後ろ足で体を掻いています・・・!!

オオアリクイ Giant Anteater (9)

水浴びを楽しんで水辺をあとにするオオアリクイ。観察していた私たちにとっても至福の時間でした。

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Sep 2017, Suburb of Aquidauana, Brazil

Reference :  Mr.Ric, Mr.Joe, 世界動物大図鑑、Wikipedia( JP)

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Giant Anteater オオアリクイ (4)

草原のオオアリクイ Giant anteater (パンタナール、ブラジル) 

Giant Anteater オオアリクイ (4)

パンタナールで「出会いたい動物」の上位にいる動物、オオアリクイ Giant anteater。
体長1メートルを超え、長い尾をあわせると2メートルにもなる大きな動物です。「本当に出会えるの?」と不安もありましたが、ガイド氏は「まず、出会える」と。

オオアリクイはセラードの草原や開けた森林に生息します。牧畜のために木が切られた南パンタナールの放牧地でオオアリクイと出会うことができました。
南パンタナールのファゼンダ(大農場)の中には、畜産だけでなく「エコツーリズム」や「ロッジ経営」をするファゼンダがあります。

アキダワナのファゼンダで出会ったオオアリクイの様子です。

9月、乾季の最後、乾燥しきって日中の気温は35度。早朝から野鳥観察をし、7時からオオアリクイを探して歩き始めました。
夜行性かと思っていましたが、日中にも活動しているとのこと。宿泊していたファゼンダから歩き始めて、隣の敷地にはいって間もなく、ガイド氏が茂みの中に入ってオオアリクイを確認。
オオアリクイの進む方向へ先回りして木の影で待ちました。

Giant Anteater オオアリクイ (10)

やってきました、オオアリクイです!

Giant Anteater オオアリクイ (5)

後ろに映っている白い動物は放牧されている牛たち(インド原産のコブウシでした)。オオアリクイは放牧地をゆうゆうと徘徊しています。

Giant Anteater オオアリクイ (1)

こっちを向いてくれました。喉から肩にかけて白く縁取られた黒い斑紋があります。

Giant Anteater オオアリクイ (7)

大きな前足。歩く時は爪を保護するため、前肢の甲を地面に付けて歩きます。

Giant Anteater オオアリクイ (8)

アリやシロアリを食べ、アリの巣を探して歩き回っています。
舌を高速で出し入れしてアリやシロアリを食べますが、1つの巣のアリを食べつくすのではなく複数の巣を徘徊します。このことは行動圏内のアリを食べ尽くさないようにしていると考えられるそうで、自然の摂理に感動です。

Giant Anteater オオアリクイ (2)

オオアリクイ、近くまで来てくれたのでじっくり観察することができました!

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Sep 2017, Suburb of Aquidauana, Brazil

Reference :  Mr.Ric, Wikipedia( JP,EN)

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ブラジル・パンタナールにジャガーを求めて
南北パンタナールに計9泊滞在 大湿原に生きる野生動物の観察・撮影に特化した企画