グジャラートの小カッチ湿地で観察したカタシロワシ Eastern Imperial Eagleです。
朝、小カッチの平らな砂漠をドライブしていたら前方に2つの影。2羽のカタシロワシ Eastern Imperial Eagle、そしてその背後には無残なクロヅル Common Craneの姿が。どうも「お食事終了」したところに出くわしたようでした。
一羽が飛び立ちます。
近くの土手の上に着地、遠くには行きませんでした。
カタシロワシ Eastern Imperial Eagleは冬の渡り鳥。中央ヨーロッパからモンゴルにかけての地域で繁殖し、冬にインド西部へと渡ってきます。72~83センチにもなる大きなワシです。
サファリ中、ガイド氏は「Imperial Eagle」と呼んでいましたが、スペイン・ポルトガルにいる「Imperial Eagle」と分けるようになり、「Spanish Imperial Eagle(ニシカタジロワシ)」と「Eastern Imperial Eagle(カタシロワシ)」になったとのこと。
夕方、近くで再びカタシロワシと遭遇。同じ個体でしょうか…。
石のポストの上に乗る、カタシロワシ。そばの木の上にもう一羽がいました。
夕陽の空バックのカタシロワシのツーショットです。
Photo & Text : Mariko SAWADA
Observation : Dec 2019, Little Rann of Kutch, Guarat, Indiia
Reference : Avibase, “Birds of Indian Subcontinent” (Helm Field Guides)