![水中のウミガラス Snorkeling with Guillemot (4)](http://www.saiyu.co.jp/blog/wp-content/uploads/2017/03/478380cd70a7089ad9e5d75f173d306a.jpg)
ノルウェー最北東、フィヨルドにある町ヴァードー Vardo。ここからボートで10分ほど移動したところにHornoya Bird Islandという、海鳥の繁殖地があります。
ここで最近始まった鳥好きのためのアクティビティが「水中のウミガラス」を見るシュノーケリング。「3月の北極海で?」と耳を疑いましたが、どうも本気のようでやってみることになりました。
海もおだやかで太陽も出た暖かい日、それでも外気温マイナス6度、水温2~3度。暖かいインナー、ホッカイロを仕込みドライスーツを着用、そしてその上からさらに防寒着を着て動きづらい格好でボートへ。
![水中のウミガラス Snorkeling with Guillemot (6)](http://www.saiyu.co.jp/blog/wp-content/uploads/2017/03/8e2e6c9ec4055426febb93b1bad9c51c.jpg)
鳥島のそばまで行き、ウミガラスたちの多い場所で海に入りました。水温2~3度で手指がいつまで耐えれるのか、本当に心配でした。
![水中のウミガラス Snorkeling with Guillemot (5)](http://www.saiyu.co.jp/blog/wp-content/uploads/2017/03/bb0617bd15bb6608a7e978b1a0a8b4b7.jpg)
顔をつけると、いましたウミガラスたち!
![水中のウミガラス Snorkeling with Guillemot (3)](http://www.saiyu.co.jp/blog/wp-content/uploads/2017/03/edb5b5855916da339a400ae2eea745e5.jpg)
水中では翼をせっせと動かし前進していました。
![水中のウミガラス Snorkeling with Guillemot (2)](http://www.saiyu.co.jp/blog/wp-content/uploads/2017/03/58d31089727fb86d0f1538af10efd2b7.jpg)
勢いよく飛び込んでくると、気泡だらけに。
![水中のウミガラス Snorkeling with Guillemot (1)](http://www.saiyu.co.jp/blog/wp-content/uploads/2017/03/9f101b487bca0b57905c3aec7b7bf9eb.jpg)
この地域のウミガラスに特徴的な目の周りの白いライン(Bridled Guillemot)もくっきりと。
![水中のウミガラス Snorkeling with Guillemot (7)](http://www.saiyu.co.jp/blog/wp-content/uploads/2017/03/30634262c00296dd5457f7ee5a1cb899.jpg)
寒くて長く入っていられないのは大変残念でしたが、水中のウミガラスの様子を見れたことは大変貴重な体験です。ちなみに、夏でも水温はそんなに高くはならないそうで、逆に透明度が悪くなるため、この時期はお勧めなのだとのことでした。
Photo & Text :Mariko SAWADA 澤田真理子
Observation : Mar 2017, Hornoya Bird Island, Vardo, Norway
Reference : Birds of Europe – Princeton Field Guides
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