紅葉真っ盛りの信州を撮るツアーが終了しました。5日間、1泊は美ヶ原の王ヶ頭ホテルに宿泊、残る3日間は茅野のホテルに3連泊して撮影三昧、紅葉三昧の日々を過ごしました。写真撮影にふさわしく臨機応変に対応できるように予定を組んで、結局、いい天気が続いたので、毎日、朝食前からしっかりと撮影を楽しめました。
信州らしく、高原からの展望、延々に続くカラマツの黄葉の森、苔むした渓谷や森の撮影などさまざまな自然の表情を撮影することができました。
ツアースタートは松本から美ヶ原へ。さっそく、美しい光芒の夕刻です。
乗鞍岳方面の空が真っ赤に染まり、松本市内に光が灯り始めました。
ここ美ヶ原もカラマツの森が美しく広がります。
宿泊は誰もが大満足するホスピタリティと美食。そして絶景の王ヶ頭ホテルです。
朝焼けの空も美しい。
ご来光もバッチリ望めました。
朝の散策では霜が下りていましたので、小さな世界を探して歩きました。
モノクロが似合う被写体を探して撮影
淡い、渋い森
今回2度訪れた高ボッチ高原では、しっかりと富士山は望めませんでした。また来たい場所となりました。
定番の御射鹿池。たくさんの観光客も訪ねていましたが、やはり美しい場所です

紅葉も真っ盛りの蓼科高原でした。
予定にはありませんでしたが、蓼科大滝の原生林です。屋久島のような苔むした巨樹の森が広がっていて夢中に撮影しました。

少し雨が降った後で夕刻だったので、岩も濡れて、しっとりとした滝が撮影できました!





次第に流れや滝の撮影にも慣れてきました。木曽の赤沢休養林ではこんな美しい写り込みの模様も撮影
特徴ある赤沢休養林の渓谷です。
そして自然湖へ。いつ来ても美しい場所です。



次はカヌーもいいなぁ!
帰り道、諏訪湖サービスエリアで夜景も撮影
最終日の朝、霧ヶ峰で美しい富士山の絶景に出会い、大満足
延々と続く、カラマツ林三昧でした。
苔で有名な白駒池と森にも訪問、天気が良すぎて、ちょっと苔の森は雰囲気がイマイチだったかな。
日本一の白樺林の八千穂高原へ
八千穂レイクも美しかった。
旅の最後は清里近くの吐竜の滝へ。
渓谷や川、滝の撮影も慣れてきて、今回の撮影の旅を終えることができました。春夏秋冬、いつ訪ねても美しい自然風景に出会える信州でした。次は冬の信州。こちらも楽しみです。
****************************************
上鶴同行のプランや新コースも続々発表中!
《登山&トレッキング》
11/5発 4日間
11/12発 3日間
12/10発 3日間
忘年山行・山上に泊まる富士山絶景 三ツ峠山と茅ヶ岳&昇仙峡ウォーキング
2024/1/14・18発 4日間
2024/2/25・28発 3日間
2024/3/19発 2日間
《写真撮影・旅系》
12/19発 3日間
2024/1/22発 5日間
美ヶ原王ヶ頭ホテルに連泊 冬の信州を撮る 氷の奇跡ダイヤモンドダストと樹氷・霧氷・サンピラー
2024/1/29発 5日間
幻想のアイスバブルとジュエリーアイス白銀の富良野・美瑛でサンピラーを狙う
2024/2/3発 6日間
《海外》
2023/12/30発 10日間
2024/2/10発
知られざるバロチスタンの絶景 インダスハイウェイとヒンゴル泥火山世界
2024/3/5発 13日間
2024/3/24発 19日間
エベレスト山群大展望 ゴーキョ・ピーク登頂とレンジョ・パス越え
2024/5/23発 9日間
ベトナム北部 棚田と少数民族&ハロン湾世界遺産を撮る(予定)
2024/6/4発 11日間
2024/8/9発 10日間
インドラダック 絶景の湖めぐり(予定)


ツアーは盛岡から、有名な小岩井の一本桜で撮影が始まりました。
岩手山の溶岩流も見学。ここで、この辺りの標高が紅葉がベストだなと様子がわかります。
安比高原では私たちが呼ぶと何匹もの馬が駆け寄ってきてくれました!かわいい!
安比高原のブナ林は人の手が入っている二次林です。同じブナの森でもさまざまな森が存在します。
そんな森の中にも「母の木」が残されていて、子供の森を形成します。
安比高原から八幡平へ。道を外れて松尾鉱山跡を見学。豊かな宝の山だった、産業遺産です。
風の強く、雨も時折強く降る変化ある天気でした。そのおかげでこんな虹も出現です。
八幡平山麓の色とりどりの紅葉です。
ブナの森にはたくさんの秋の恵みです
予定にはなかった大沼も散策。美しい景色でした。
十和田湖でも強風、波が打ち寄せています。
やっぱり美しさは安定の奥入瀬渓谷
三脚を使いスローシャッターで!
こんな景色も秋らしい表現でしょう!

昨年同様、酸ヶ湯周辺は紅葉の最盛期。平日にも関わらずたくさんの見物客で溢れていました。
紅葉の名所として定着した城ヶ倉大橋です。遠く岩木山の展望も楽しめます。
混雑している八甲田ロープウェイですが、麓から森が広がり変化する様子が一目瞭然。山頂はアオモリトドマツの森です。あと数ヶ月で樹氷の森へと変化します。日本の四季はすごいなぁ
最後に訪れた白神山地の世界遺産エリアの一つ、暗門の滝。雨が降りなかなかスリルある渓谷歩きでゴールの滝を目指しました。
井上靖の氷壁の舞台でもあり、小説の情景と重なります。
山小屋とは思えない豪華な食事。お風呂もあり、ゆったりと明日からの登山に備えます。
ユニークでおしゃれな個室ブース。プライベートが確保され熟睡できます。
徳沢園を出発する朝、朝食前に朝焼けの前穂高、明神の山々を眺めました。
今回はフォトトレック。カメラ視点での被写体探しを楽しみました。しかし、一眼レフやカメラを持っていなくても楽しめるのがフォトトレックです。視点が増えて、注意深く自然を探索します。そんな視点を持てば、有名な山や高い山でなくても、自分の視点で旅を楽しむことができるでしょう。
ふとした景色の発見は嬉しく、楽しいものです。
カメラを固定して、独自の表現ができるのも写真撮影の楽しみです。
まずは前半の涸沢カールです。もう少し色づきが進んでいればというところでしたが、十分の美しい景色でした。この涸沢ヒュッテに二泊し、丸一日ゆったりと散策をして、秋を楽しみます。

足元を見るとチングルマの綿毛と小さな葉も真っ赤になっています!

ちょっとした写真知識でこんな写真も撮れました。
そして涸沢名物、夜のテント村。この数日後の連休では900を超えるテントが張られたそうです。
そしてこれからの天気予想。かなり大荒れ、風強く、冬山の世界になるそうです。安易に近づけない厳しい条件になるようです。さぁ、どうなることか。
そして舞台は変わり槍沢へ。槍沢ロッジに宿泊して槍沢を遡ります。目標の氷河公園には積雪が多くてたどり着けそうにありませんが、行けるところまで、雪と紅葉の世界を楽しみました。
雪と淡い紅葉のコントラスト。今まで見たことのないような色合いと風景です。
強い風によってナナカマドの紅葉も飛ばされてしまったようです。
チングルマの葉も雪に埋もれて冬支度です。
光が流れ、時折差し込む光がドラマチックです。
雪と黒い木の幹をモノクロで表現
雨が降れが葉が光り、また美しい自然の模様を醸し出してくれます。
最終日は槍沢の美しい流れで写真撮影を楽しみました。
上高地からは白く冠雪した穂高連峰が出現。あー、帰るのがもったいない!
かわいい小猿のお見送り