■ツアー報告 夏の信州 高原と森と渓谷をめぐる旅

夏の信州をめぐる「美ヶ原王ヶ頭ホテル滞在 高ボッチ高原、霧ヶ峰、木曽路の美林と秘湖、八ヶ岳山麓を撮る」ツアーが終了しました。

今回は昨年までとコースを一日増やして、木曽路も回るコースとなりました。

ツアーは憧れの美ヶ原王ヶ頭ホテルに泊まり、そして茅野のスタイリッシュなホテルに3連泊して、さまざまな場所を訪ねるというものでした。茅野を起点にすることで、天候に合わせて臨機応変に訪ねる場所を決め、動くというものでした。

またコースでは美ヶ原では朝夕、高ボッチ高原でも朝夕それぞれ二回のチャンス。霧ヶ峰でも朝夕など朝夕の撮影ができるようにスケジュールを組みました。

その高原めぐりを柱に、さらに八ヶ岳をぐるりと一周、木曽路をめぐるという充実の5日間でした。今回、特に台風が来るということで、臨機応変に対応できました。


旅は松本からスタート。美ヶ原王ヶ頭の山頂横に立つ、標高2000mを越える王ヶ頭ホテルまで車で上がることができます。日本一簡単に登れる日本百名山です!


ホテルではとても美味しいコース料理。そしてスライドショーや星空観察会、朝の散策などさまざまなプログラムも組まれています。そしてホテルの目の前には絶景が広がり、北アルプス連峰も望むことができます。


朝、美ヶ原の牧場を散策


涼しくいい天気。放牧の牛たちも気持ち良さそうです。


美ヶ原から舞台を変え、霧ヶ峰高原へ。八島湿原で花々の観察をしながらのんびり散策を楽しみました。中央分水嶺トレイルのコースでもあります。また秋に来るのが楽しみです。ちなみに中央分水嶺トレイルのコースも完歩した最終日に王ヶ頭ホテルに宿泊です!


アサギマダラにも会えました


夕刻は諏訪湖を見下ろす高ボッチ高原へ。空一面、さまざまな色に変化し美しく印象深い夕刻でした。


この日は台風の影響で悪天予想。雨が降るのを想定して、雨の方が美しい八ヶ岳山麓の森や池や渓谷を巡りました。

まずは蓼科高原の御射鹿池。ここは何度来てもいつ来ても美しい場所です。


苔の聖地、白駒池では雨の森の撮影を楽しみました。湖畔の白駒荘のランチも美味しかった!


雨の幻想的な白駒池でした。


八千穂高原は日本一の白樺林が広がります。自由に森の撮影を堪能


そして清里では、山梨の名瀑、吐竜の滝へ。苔むした滝が美しい。夏でも涼しい場所です。


木曽では楽しみな赤沢休養林を歩きました。美しい渓谷に木曽の名杉が立ち並んでいます。トロッコには乗らず、歩いて回る方がおすすめ!


そして秘湖、自然湖へ。何度来ても驚きの景色です。誰もいない静かな湖畔でゆっくりと過ごすことができました。


木曽では開田高原にも立ち寄り、日本の在来馬でもある木曽馬を見学させてもらいました。


夕刻の奈良井宿も散策


最終日は再び蓼科に向買い、御泉水自然園を散策。ゆっくりカメラを持って自然を楽しみました。


今回もカメラを持つからこそじっくり自然を堪能できる旅スタイルで、皆さんと和気藹々、楽しく旅を終了することができました!次はカラマツの紅葉の季節や冬の信州も訪ねたいですね!

■ツアー報告 百花繚乱の北アルプス縦走

梅雨開けの北アルプス、晴天の日々(暑すぎましたが)のアルプスの縦走でした。

ルートは立山黒部アルペンルートの立山から剱岳を望みながら、3000m峰でもある立山三山を縦走、そしてアルプスの稜線を南下。いくつもの激しいアップダウンを繰り返し、ピークを越えながら、憧れの五色ヶ原に泊まり、百名山の薬師岳を目指すというものでした。

アルプスの奥深く個人では不安でもあり、行きにくいエリアをメンバーと共に歩きました。


立山室堂に到着。お風呂もある雷鳥沢の山小屋に宿泊。富山湾に沈む夕日に照らされた立山三山に気分も高まりました。


立山には多くの残雪があります。氷のトンネルも通過、ドキドキしました!


立山連峰から室堂平を見下ろす。残雪の模様が美しい。


これから目指す、迫力ある立山連峰と竜王岳。まだまだ山旅は始まったばかり。


岩の殿堂、剱岳。眼前に望みます。いつか立ってみたい憧れの山、畏敬の山です。


夕刻の室堂と大日連峰。


花の道が続くトレイル。日本の夏山を堪能しながら歩きました。


地図では簡単でもやっぱり厳しいアップダウンの続く山旅です。


はるかアルプスの深部の楽園、五色ヶ原の小屋が見えてきました。


山小屋に泊まり、夕焼けや朝焼けも楽しみました。


夕刻には夕立が。夏山らしい気象がうれしくなります。


剱立山連峰も次第に遠くになってきました。よく歩いてきたなぁ!


そして目指す薬師岳も近づいてきます。


残雪多く残る北薬師岳。このピークを超えるとゴールはもう少し!


薬師岳には天然記念物でもある美しいカール(圏谷)が残っています。


山旅のゴールは太郎兵衛平。ここへ到着すると次は黒部五郎岳や穂高槍方面へのトレイルが続いています。憧れの峰々が次々に。夢の広がる、そして夏山を存分に楽しんだ6日間でした。こんな晴天続きのアルプスはそう味わえるものではありません。無事に下山できたことに感謝したいと思います。

■ツアー報告 北海道 天売島・焼尻島と美瑛の丘のサイクリング

初夏の北海道でのサイクリングでした。本州が雨続きの日々、この時期は北海道に限ります。蝦夷梅雨とも言われますが、やっぱり爽やかでいい天気が続く日も多い。今年は特に6月、7月晴天が続いているようです。

今回も、二つの島、そして丘めぐり。5日間のツアー全ていい天気で爽やか爽快な北海道でした。


二つの小さな島、天売島と焼尻島

まずは日本海に浮かぶ、小さな二つの島を巡りました。海鳥の島として知られる天売島。そしてオンコの森が広がる焼尻島。この二つの島はそれぞれ一周10キロちょっと。車で回ればあっという間。そんな島をのんびりと自転車で楽しみました。

天売島の港から焼尻島を眺めます。船で30分くらいの距離に二つの島が並んでいます。


天売島焼尻島へ渡るのはオロロン海道にある羽幌の港から。小平の鰊番屋も見学しました。鰊景気で栄えていたかつての番屋を見学しました。


夢の浮島、天売島にはオロロン鳥はじめ数百万の海鳥がいます。



一周の島の道路はサイクリングロードのようなこんな道。車もほとんど通りません。爽快そのもののサイクリングです!



焼尻島から天売島を眺めます。広大な海が広がります。


羽幌は日本一の甘エビの水揚げ量。美味の甘エビもたくさんいただきました。


そしてウニ丼も!


美瑛の丘をサイクリング

旅の後半は旭川を起点にして美瑛の丘や木をめぐるサイクリングでした。

美しい丘が広がる美瑛。坂も多いエリアですが、電動アシスト自転車で快適!楽ちん!


絵になる風景が続きます。こんな景色を眺めるには自転車のスピードがちょうどいい。


せっかくなので美瑛の青い池にも路線バスを使って寄り道!


旭川と美瑛の間はローカル線を利用しました。ちょうどその日から運行の富良野・美瑛ノロッコ号に乗ることができました。


旅の手段としての自転車。日本中には自転車で回るのがちょうどいい美しい土地がたくさんあります。そんな場所をピップアップして、これからも楽しいサイクリングの旅を企画します!ぜひ自転車に乗れる方ならどなたでもご参加いただけます!

魅力あふれる夏の道東への旅

梅雨で全国的に雨模様のなか、6月後半の北海道に行きました。今回の旅は道東。近年は冬の道東が多かったのですが、久しぶりに初夏の道東の自然を訪ねることができました。改めて野性味溢れる道東の自然に魅了されました。


まずは女満別空港から知床へ。

オホーツク沿岸の小清水原生花園へ。レモン色のエゾキスゲ、そしてエゾスカシユリやハマナスが満開でした。標高ゼロから高山植物が見られるのが夏の北海道の魅力です!

そして知床では大きな目的のひとつ、羅臼港からの根室海峡クルーズです。この時期はシャチが見られる季節で、今年も多くのシャチが訪れています。ニュースなどでもながれていたようで、多くの方が乗船し、シャチの観察を楽しんでいました。

何度か目の前でジャンプしてくれました!やはり瞬間を捉えるのはむずかしく、すこしブレてしまいました。
家族単位で動くシャチ、本来、どう猛ですが、とても可愛いです。

ハシボソミズナギドリの群れも見事でした。

羅臼から知床峠を越えて、ウトロへ。なかなか晴れることのすくない峠ですが、羅臼岳が目の前にそびえています。遠くには国後島も見ることができました。

そして知床五湖のハイキングです。さまざまなルールが厳しくなりました。そのおかげで、逆にヒグマでの登山道閉鎖の回数もへり、じっくりと回れるようになりました。羅臼岳から硫黄岳、あぁ、縦走したいなぁ!

そして舞台は屈斜路湖、野付半島、釧路湿原へ

舞台は屈斜路湖へ。朝の雲海を眺めに行きました。この土地だからこそ、雲海が見られる回数や頻度が多いという話を現地ガイドさんに伺いました。雲海はちょっと濃すぎましたが、確かに雲の上です。

そして野付半島へ。トドワラといわれる半島の先端に船で渡りました。最果て感たっぷりの場所です。北海シマエビの最盛期でもありました!

タンチョウはあまり見られない時期ですが、広大に広がる緑の大地です。世界に誇る大湿原です。

道東は夏も冬も貴重な野生が残っている世界、日本にこんな世界があるんだということが嬉しくなります。冬には流氷、さらにオジロワシやオオワシが見ることができますし、白銀の大地は本当に美しいものです。西遊旅行では道東のツアーも多く設定しています。一度のみならず、季節を変え、テーマを変えて訪ねてもらいたい場所です。

特集ページ「知床野生動物と会う」こちらをぜひご覧ください!

■ツアー報告 6月の花の山旅

4月に入り、山々では花が咲き始め、今、花の山旅真っ盛りです。5月には尾瀬のミズバショウ、屋久島のシャクナゲ。そして佐渡ではトレイルが花で埋め尽くされます。そして6月、九重ではミヤマキリシマ。そうして東北、上信越では高山植物のシーズンに突入です。西表島では楽しみなサガリバナの季節でもあります。7月に入ると北海道やアルプスの花の季節です。梅雨時ですが、本当に毎年毎年、心ワクワクする忙しくも楽しみな季節です。

私、上鶴の2021年春は佐渡のトレイル、ミヤマキリシマそして北海道の花の名山をめぐることができました。


九重のミヤマキリシマは今年も平治岳へ登頂です。西遊の企画では九重のど真ん中、九州最高所の温泉でもある法華院温泉に2連泊して花の山を歩きます。

6月頭から平治岳、三俣山、大船山という順で2週間ほどの期間、どこかが最盛期として花々が咲きます。ツアーではその中で、その時、最も開花状況がいい山を目指して登ります。臨機応変な企画で花を愛でることができます。


そして九州から北海道へ飛びました。北海道ではカンラン岩の花の山、アポイ岳。そして北海道らしい沢を詰め、尾根に登ればお花畑の広がる大千軒岳。またそれぞれ個性ある函館山や恵山にも登りました。

アポイ岳は日高の南端に位置する山で襟裳岬に近い場所。一日目、長い移動で襟裳岬に立ちました。

アポイ岳では五合目までの樹林帯、そして上部のカンラン岩の尾根あるき。その道中では多くの固有種の花々が見られました。頭にアポイ、ヒダカ、サマニという名前がつくものが多い。

アポイアズマギク

ヒダカイワザクラ

アポイタチツボスミレ


そして知られざる花の名山、大千軒岳へ。北海道在住時代、北海道で花のいい山はという話題でいつもこの大千軒岳が話題にのぼっていました。なかなか知名度はないですが、稜線には季節ごとに広大な花畑が広がります。

北海道の山の特徴として、林道を終点まで走り、沢ぞいに渡渉しながらつめていき、最後急登のジグザグ道を登り上がれば、爽快な稜線やカールが広がるというパターンが多くあります。著名な幌尻岳や日高の山々は大体そんなパターンです。その稜線に上がれば野生のヒグマに会うことも多いのですが。

大千軒岳は昔、金の採掘で賑わった山で、多くの金を取る小屋があったということで大千軒岳という名前になりました。そして隠れキリシタンの悲しい歴史のある山でもあります。

今回のこの時期の稜線には可憐なシラネアオイの群落が見られるという狙いでスケジュールを組みました。風がつよいものの稜線には広大に広がるシラネアオイが咲いていました。本当に疲れが吹き飛ぶ景色でした。


そして舞台は函館へ。函館山は観光客にも地元の方々にも愛されている山。戦時中の立ち入り禁止のおかげで、豊かな自然が残り多くのトレイルがあります。四季を通じて楽しみたい山でした。そして恵山へ。

恵山には何度か訪ねたことがありましたが、いつも天気が悪く、この景色を見ることができずにいました。そして今回はいい天気です。迫力ある活火山、その雄大さに感動しました。

山麓から山頂部にはイソツツジが最盛期。美しい白いわたが広がっているように見えます。

アポイ、大千軒、そして函館山、恵山。全ての山々からは広大な海が見渡せました。気分がいい、北海道の山旅でした。

■ツアー報告 京都トレイルと雨の森

4月から設定されていた「ぐるっと京都一周トレイル83km完全踏破」3本のツアー全て催行され、参加者の方も存分に達成感を味わい無事に完歩されました。3本目のツアーは5月20日出発のもので、想定外に早い梅雨入りで心配しましたが、前半の2日間だけ雨に会い、残りの5日間はまだまだ爽やかな風の吹く気持ちいいトレッキングを楽しむことができました。


山歩き、森歩きにとって「いい天気」とはどんな天気でしょうか。もちろん、晴天もいいですが、今回、雨の2日目、コース中最も長い一日が雨でした。そして最も印象に残る美しい一日でもありました。

ツアー一日目は伏見稲荷の奥の里を歩きます。多くの竹林が点在しています。雨の中、薄い靄がかかる竹林は幻想的で物語の世界のようでした。

コース中、前半の東山トレイルには多くのシダが生えています。雨で濡れたシダの新芽が美しく、輝いています。

歩きながらよく観察すると植物には水滴が溜まり、雨だからこそ見られる小さな美しい世界がありました。

そして見上げると照葉樹林のスダジイなどの巨樹が枝葉を広げています。鎮守の森とも言える原始的な森が広がっているのも京都トレイルの大きな魅力の一つです。

足元には可愛らしい花びらが無数に広がっていました。

何気ない剥き出しになった木の根も濡れて迫力がましています。


特に森では雨の日だからこそ見られる美しい世界が広がっています。ゆっくりと自らも雨に濡れながらこんな世界を参加者の皆様と共有できると嬉しいなと思います。

■ツアー報告 花花花!島の縦走路 佐渡島 ドンデン山から金北山とアオネバ渓谷

5月、GW後半から5月半ば、毎年訪ねている佐渡島。この日本一大きな島(沖縄本島を除く)の大佐渡山脈の最高峰金北山とドンデン山周辺にはとても多くの花々が咲き乱れます。日本の縦走路でも屈指の花の登山道です。今年も訪ねることができて幸せでした。


ここで象徴される花はオオミスミソウ(雪割草)、そしてカタクリとシラネアオイの大群落。そしてそれだけではなく多くの花々に出会うことができます。今回見られた花々です。たくさんありますが、漏れている花も多くあります。

オドリコソウ、キクザキイチゲ、ニョイスミレ、ニリンソウ、ヒトリシズカ、ミヤマカタバミ、サンカヨウ、ホウチャクソウ、クルマバソウ、シャガ、ズダヤクシュ、チゴユリ、ユキザサ、オオハナウド、オオバギボウシ、フキノトウ、エチゴキジムシロ、ミヤマキケマン、テンナンショウ、ヤマトグサ、コケイラン、ツクバネソウ、エゾエンゴサク、カタクリ、オオタチツボスミレ、タチツボスミレ、スミレサイシン、シラネアオイ、シロナバシラネアオイ、ニシキゴロモ、ミヤマオダマキ、オオミスミソウ(ユキワリソウ)、ショウジョウバカマ、オオイワカガミ、トビシマカンゾウ、ウスバサイシン、エンレイソウ、ザゼンソウ、ヤマトリカブト、オオカメノキ、アラゲヒョウタンボク、ヒメアオキ、オオヤマザクラ、タムシバ、イタヤカエデ、オニグルミ、タニウツギ、フジ、オオバクロモジ、レンゲツツジ、ハマナス、エゾユズリハ、ウラジロヨウラク、ハクサンシャクナゲなど

縦走路も海が見え、佐渡島全体を見渡すことができる爽快な登山道をアップダウンを繰り返し歩きます。

シラネアオイの群落。こんな株が次々に登山道脇に現れます。ロングコースの縦走路でも花々に励まされ、疲れも低減されます。

希少なシロバナのシラネアオイも!

カタクリも飽きるほど、ずーと登山道に咲いています。

淡いなんとも言えない色のショウジョウバカマ

多く見られるイワカガミですが、佐渡はオオイワカガミです。

美しい模様と色のニョイスミレ

美しいサンカヨウの花

ヒトリシズカもたくさんたくさん見られました

ニリンソウも群落がずーと続いています。

オオカメノキの花もよく見るととてもかわいい!

ミネザクラもまだまだ咲いていました。

雨上がりの水滴も印象的!

こんな世界があるからネイチャーフォトはたまりません!

バイケイソウの葉も美しいデザインです。

大野亀ではトビシマカンゾウも咲いていました。まだまだ数株でしたが、ここの全盛期のトビシマカンゾウはぜひ見てみたい!

美しいブナの森も広がります。春の花の時期はもちろんですが、紅葉の季節もとても美しいでしょう。

実は巨樹でも知られる佐渡の山中です。金剛杉をはじめ新潟大学の演習林などでは多くの知られざる杉の巨樹が点在しています。またツアーでも企画するかも!ぜひ巨樹めぐりで佐渡を訪ねてみたいですね。

■ツアー報告 残雪の北アルプス 涸沢と立山室堂を歩く

残雪の多く残る北アルプス人気の2大エリア。

上高地を起点とした、穂高連峰や槍ヶ岳エリア。そして立山黒部アルペンルートの室堂平を中心として剱立山連峰。その二つの雪が多く残るエリアを歩きました。山中ではアイゼンを装着し、安全に学習しながらそれぞれの景観を楽しみました。


■上高地から涸沢へ。涸沢からの穂高連峰(前穂高、奥穂高、北穂高)

涸沢ヒュッテで迎える朝。正面には朝日が当たる北穂高岳や涸沢小屋が見られます。様子は完全にまだまだ雪山です。雪崩の跡も見られます。紅葉時にはとくに混み合うことで有名な人気の涸沢ヒュッテですが、ほぼ貸切状態で贅沢な滞在を楽しみました。
ガスがかかり何も見えなかった初日から夜には星空が見え、朝から快晴!朝日が山々に当たるモルゲンロードを楽しみました。写真の山は奥穂高岳と前穂高岳につながる吊り尾根です。
朝日は屏風の耳と屏風の頭から出てきました。太陽が出ると急激に暖かくなります。
涸沢ヒュッテ山頂直下。紅葉の美しいこの周辺も、樹々は完全に雪の下で雪解けを待っています。ぜひ、夏山、紅葉、そしてこの雪に覆われた景観を見ていただきたいと思いました。

■立山黒部アルペンルートで室堂平へ。立山三山や大日岳の大パノラマ

舞台は変わり、富山県、立山連峰です。アルペンルートを利用し、誰でも簡単に訪ねることができる場所。ここでも晴天に恵まれて大パノラマを堪能。みくりが池温泉でゆっくりと過ごしました。
この日も大日連峰越しに日本海に沈む夕日を山小屋のテラスから堪能することができました。地獄谷からはモクモクと噴煙が上がっています。
最後は雪の大谷を散策、高々とした雪の壁を眺めながらのウォーキングでした。

ご参加いただいた、竹原様撮影、涸沢での星景です。見事に美しい星空でした。私も撮れば良かった。。。。寝過ごさず山小屋で星を見たい人。その方法は寝る前にトイレに行かないことです。そうするときっと夜中にトイレに行きたくなりますので、星空が見られますよ!!

■ツアー報告 九州の美景を巡る旅 棚田と海と渓谷と森と

九州を撮るツアーが終了しました。爽やかな緑と風の美しい季節でした。舞台は北部九州、そして宮崎の高千穂まで足を伸ばす5日間の旅でした。カメラを持つことで視点が広がり、より一層旅を楽しめる!ということをモットーに同じ感覚の旅のメンバーと楽しみました。さまざま想定外のこともありながら、食や文化も楽しむことができました。


「土谷の棚田」大きなテーマだった棚田の東シナ海に沈む夕日と撮影。違う棚田で二度のチャンスを狙いました。一日は見事な夕日と棚田に出会うことができました。


「浜ノ浦の棚田」では夕日は見れなかったものの、農家さんがトラクターで作業していて、いい季節の風情を見ることが出来ました。


二連泊宿泊した唐津、虹の松原のホテルからは海がすぐ裏手にあります。早朝のお散歩でご来光の海の撮影


そして想定外に全員で夢中になって観察、撮影したムツゴロウ。とても美しく愛らしい。時間を忘れ、楽しく撮影することができ大満足。またぜひここには訪ねたい!!(この写真は望遠レンズを持参していた参加者の方の撮影です


佐賀県の武雄にはいくつもの楠の巨樹があります。樹齢は推定3000年。まさに神の木


阿蘇の菊池渓谷や白川水源ではさまざまな水の流れや表情の撮影に挑みました。三脚を使い、一眼レフなどのカメラだからこそ切り取れる写真が楽しい。


世界一のカルデラの大地、阿蘇。外輪山に立ち、広大で雄大な景観を楽しみました。大観峰からの阿蘇五岳、涅槃像です。


広大な景色の中での放牧、阿蘇の赤牛。こんな景色でゆったりと育つと美味しい牛に育ちます。


草千里ではガスがかかってしまいましたが、こんな景色も雰囲気がありいいですね!


旅の最後は神々の地、神話の里、高千穂でした。深遠な独特な空気感のある土地でした。

春の九州の旅、添乗ガイドの上鶴の出身地でもあり、さまざま学生時代から旅してきた土地を改めて皆様と巡ることができたのはとても嬉しいことでした。まだまだ魅力あふれる九州です。またお越しください!

■ツアー報告 京都トレイル一周7日間 – 夏山登山へのトレーニング山行を考える!

京都の盆地をぐるりとめぐる山旅「ぐるっと京都一周トレイル83km完全踏破」が無事に7日間歩ききり終了しました。毎日晴天で京都の街からちょっと外れるだけで、静かな森や里山、尾根道が続くトレイルを歩いていました。


ぐるっと京都一周トレイル83km完全踏破」4/29発、5/20発 ともに催行決定、空席あり。まだ間に合います!

今回のこの時期のコース、7日間歩くことによって、かなり夏山に向けての体が出来上がったように思います。そのことを書きましょう。


言ってみればプロ野球選手のキャンプのような身体作りが、夏山の縦走やロングトレイルを歩こうと思っている方には必要だということです。

山は行きたいと思う山に誰でも行けるわけではなく、自分の体力や登山経験などに相当した山行でなくては行けません。また登山は自分で歩くしかないので、バテるのも自分、痛い目に遭うのも自分。余裕を持って楽しめるのも自分です。せっかくの山行、楽しむために準備をしましょう!

なので、夏の縦走やロングトレイルに申し込み、参加を希望されている方は必ず、相応の準備をしなければなりません。


特に今年はコロナ禍で運動不足、山行も思うようにできていないかもしれません。そのままアルプスや数日にわたる山行に参加したらどうでしょう。バテてしまったり、場合によっては途中離断などもあり得ます。なので、ぜひ大きな山行前には別の山に何度か出向き、身体を作って欲しいのです。また梅雨に入ればトレーニングや山行も少しやりにくくなりますので、5月のうちに一気に「身体を作る」という感覚が必要なのです!


そこでおすすめしたいのが梅雨前の5月の京都トレイルのツアーです。7日間という長い日程ではあるものの

・毎日、日帰り登山を繰り返す(荷物が少なくて済む。また一日長くても6時間程度の登山)またホテルのベットで毎日、休養ができます。移動時間が短いのも京都らしい。

・毎日、大浴場(準天然光明石温泉)付きのホテルに泊まりリラックスできます。

・毎日、自分で昼食と夕食を体調に合わせて選んで食事ができる(山の栄養学もお教えします)

・日々の疲労を少しでも低減させながらも、確実に脚力や登山力がついていきます。


長い日程ながら身体への負担を少なくして、山行トレーニングとして山旅を楽しむことができます。もちろん、山旅としてもとても充実でいいコースなのですが、こういう視点でもおすすめしたいコースです。

ハイライトの一つ、大文字山。私たちが7日間かけて歩く山々を望むことができます。

新緑の美しい時期に京都の奥、豊かな自然の中を歩きます。

変化のある行程を楽しみます。

さまざまな寺社、史跡など歴史深い、京都ならではのトレイルを楽しみます。