ツアーのポイント

ポイント 外国人観光客がまだ少ないバロチスタンへ特別入域許可証を取得して訪問

特別許可を取得し、シンド州西部とバロチスタン州にまたがるバローチ族の土地、バロチスタンへ。まだまだ訪れる人の少ない、知られざるバロチスタンの泥火山地帯をめぐる絶景紀行です。
>>これまで実施したバロチスタンツアーのレポートはこちら

ポイント 四輪駆動車は窓側席をご用意

バロチスタンの見どころは幹線道路を除き、オフロードでしか訪問できないところばかりです。全行程四輪駆動車を利用し、快適な移動と絶景の車窓もお楽しみください。

ポイント プライベートビーチのキャンプに3連泊

クンドマリールの海岸にある、プライベートキャンプに3連泊し、有名なチャンドラグプ泥火山以外にもいろいろな泥火山や絶景ポイントへご案内いたします。キャンプはトイレ・シャワー・電気・充電設備もあり、食事は西遊パキスタン支店の専属コックが料理し、漁があった日は港で仕入れた海の幸をお楽しみいただきます。
意外かもしれませんが、クンドマリールの海岸の宿泊施設はパキスタン国内の若者が集う場所になっており、音楽などの騒音が問題になっているため、あえて広いキャンプ場を貸切でご利用いただきます。

ポイント インダスハイウェイとゴーラクヒル

シンド州西部のゴーラクヒルは隣国アフガニスタンを思わせる雄大な山並み、バローチ族の放牧風景が広がります。ゴーラクヒルへの中継地として宿泊するモヘンジョダロでは、遺跡内の歴史あるレストハウスに宿泊。翌朝は一般オープン前のモヘンジョダロ遺跡を散策していただきます。インダスハイウェイのドライブではパキスタンの農村、バローチ族の村、行きかうデコトラなどパキスタンらしい光景をお楽しみいただけます。

朝のモヘンジョダロ遺跡を見学
インダスハイウェイのデコトラ

COLUMN バロチスタンの泥火山

マクランコースタルハイウェイをクンドマリールに向けて走っていると、道路から見えるヒンゴル国立公園の山並みの中に泥火山を見ることができます。「チャンドラグプ泥火山」はヒンドゥーの巡礼地でもあり有名ですが、それ以外にもバロチスタンの海岸エリアに何か所も泥火山が確認されています。泥火山(でいかざん)とは地下深くの泥が地下水・ガスとともに地表に噴出し堆積したものです。「火山」とついていますが火山活動と必ずしも関係があるわけではありません。バロチスタンの海岸部はアラビアプレートがユーラシアプレートに沈み込んでいます。多くの場合、こういう場所では火山活動が活発なのですが、バロチスタンの場合は泥やガスが噴き出す「泥火山地帯」が出現しました。現在も活動を続けており、時によっては乾いてしまったり、時によっては泥を噴き上げたりと状況は変わり続けています。

ヒンゴルの泥でできた山並み
チャンドラグプ泥火山
マクランコーストの泥火山
ブズィ峠のふもとにある「プリンセスオブホープ」

ツアー中にドローン撮影した動画「知られざるバロチスタンの絶景」

COLUMN キルタル山地・ゴーラクヒル、バローチの人々

シンド州で国内観光客に人気があるゴーラクヒル。インダスハイウェイから西のキルタル山地に入った場所にある標高1,700mの高原です。バロチスタンとの州境にあり、途中の景色もバロチスタンと一緒で、道路沿いにキャンプを張って暮らす人々もバローチ族です。 バローチ族はパキスタン、アフガニスタン、イランの3ヶ国に暮らし、パキスタンでは総人口2億人の約4%がバローチ族。50%がバロチスタン州に、40%がシンド州に暮らしています。言葉はイラン系のバローチ語でバローチ族は女性の衣装やアクセサリーの豪華さでも知られています。バローチ族の人々は大変保守的です。バロチスタン州では写真撮影どころか村の訪問も困難ですが、シンド州に暮らすバローチの人々はゴーラクヒルに来るパキスタン人観光客を見慣れているせいか、外国人の私たちの訪問を<今のところ>受け入れてくれています。

厳しい自然の中に暮らすキルタル山地のバローチ族
ヒンゴルのバローチ族の少女
ヒンゴルのバローチ族の子供たち
1,700mの高原ゴーラクヒル

COLUMN クンドマリールでは海岸のプライベートキャンプに3連泊

クンドマリールの海岸にあるプライベートキャンプに3連泊し、有名なチャンドラグプ泥火山以外にもいろいろな泥火山絶景ポイントへご案内いたします。プライベートキャンプはトイレ・シャワー・充電設備もあり、食事は西遊パキスタン支店の専属コックが料理し、漁があった日は港で仕入れた海の幸をお楽しみいただきます。

キャンプ地の様子
キャンプ地の様子
テントの中
お食事の一例
設備も整っています
トイレ

出発日と料金

2024年~2025年
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
11月23日(土) ~
12月01日(日)
9日間 528,000円
12月28日(土) ~
01月05日(日)年末年始コース
9日間 638,000円
01月11日(土) ~
01月19日(日)
9日間528,000円
02月08日(土) ~
02月16日(日)
9日間528,000円
発着地 東京・大阪発着 最少催行人員 6名(10名様限定)添乗員同行
燃油サーチャージ 48,300円(4/8現在の見込み)
一人部屋追加代金 55,000円(モヘンジョダロ泊除く、テント泊含む)
日本の地方発着 往路のみ、札幌、名古屋、福岡の地方発着(バンコク合流)も別途手配可能です。追加代金等について詳しくはお問合せください。
国際線のビジネスクラス 追加代金等の詳細はお問い合わせください。
  • 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
  • 特別価格コースのため再利用割引・特別割引はありません。
  • 相部屋ご希望の場合でもご出発時点で相部屋の方がいらっしゃらない場合は、一人部屋追加代金が必要となります。予めご了承ください。
  • 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。

ツアー日程表

地名 時刻 スケジュール
1 東京
バンコク
大阪
バンコク
バンコク
カラチ
午前発


午前発


午後発
午後着
空路、東京・大阪よりそれぞれバンコクへ。着後、航空機を乗り換えて、パキスタン最大の都市カラチへ。着後、ホテルへ。
※添乗員は東京・大阪のどちらか一方より同行し(往復)バンコクにて合流します。
カラチ泊
2

カラチ
ゴーラクヒル

07:00発
16:00着
一路、インダスハイウェイを北上しインダスハイウェイから西のキルタル山地の展望地ゴーラクヒルへ。途中、キルタル山地で暮らすバローチ族のキャンプを訪問。民族衣装を纏い伝統的な暮らしをしています。バロチスタンとの州境にある標高約1,700mの山頂にあるゲストハウスに宿泊します。雄大な山地の夕日、星空をお楽しみください。
ゴーラクヒル:ゲストハウス泊
3 ゴーラクヒル
モヘンジョダロ
09:00発
16:00着

早朝、展望台より朝日を望みます。朝食後、インダス文明最大の遺跡モヘンジョダロへ。道中のインダスハイウェイではパキスタンらしい装飾を施したデコトラ、シンド州の農村風景がご覧いただけます。予定通り到着できれば、夕焼けのモヘンジョダロ遺跡を散策します。宿は遺跡内にあるレストハウスです。

モヘンジョダロ:レストハウス泊
4 ゴーラクヒル
ハイデラバード
09:00発
17:00着

オープン前の朝のモヘンジョダロ遺跡をゆっくり見学します。その後、インダス川沿いの町ハイデラバードへ。

ハイデラバード泊
5 ハイデラバード
クンドマリール
(泥火山)
07:00発
15:00着

一路、カラチ郊外を経てシンド州からバロチスタン州へ入ります。マクランコースタルハイウェイを走りアラビア海に面した漁村クンドマリールへ。海岸のキャンプで3連泊です。 予定通り到着できれば、夕日のチャンドラグプ泥火山へご案内します。
※クンドマリール滞在中の行程は、天候によって訪問順を入れ替える予定です。

 

クンドマリール:ドゥラニキャンプ泊
6 クンドマリール
(マクランコースト)
(ヒンゴル国立公園)
  午前、マクランコーストハイウェイを走りブズィ峠を往復します。午後、ヒンゴル国立公園内を訪問。バローチ族の村、ヒンゴルの泥でできた山の景観、ヒンゴル川の夕日をお楽しみください。

 

クンドマリール:ドゥラニキャンプ泊
7 クンドマリール
(泥火山地帯)
  終日、ヒンゴル国立公園と海岸部の泥火山地帯を訪問。泥が作り出した驚異の景色、海岸線をお楽しみください。
クンドマリール:ドゥラニキャンプ泊
8 クンドマリール
(泥火山地帯)
ガダニ
カラチ
カラチ
09:00発


17:00着
夜発
引き続き泥火山地帯を訪問。その後、カラチへ向かいます。途中、「船の墓場」として知られるガダニの大型船舶解体所を訪問します。クリフトンビーチのレストランで夕食の後、空港へ。空路、バンコクへ。
機中泊
9 バンコク
バンコク
東京
バンコク
大阪

朝着


午前発
午後着
午前発
午後着
バンコク着後、航空機を乗り換えて、東京・大阪それぞれ帰国の途につきます。着後、解散。
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝7/昼7/夜7:機内食は除く
  • 利用予定航空会社:タイ国際航空

ご案内とご注意

査証(ビザ) パキスタン(8ドル)、代行手数料(5,500円)、写真1枚。旅券の残存有効期間は入国時に6ヶ月以上必要です。
気候・服装 日中は夏服でお過ごしいただけますが、寒暖の差が激しい場所です。特にモヘンジョダロとゴーラクヒルでは夜間・早朝に気温が下がります。フリースや薄手のダウンなどをご用意ください。キャンプ地ではサンダルをご用意ください。
利用予定ホテル 日程および、下記のホテルリストをご覧ください。
■カラチ:メヘラン、リージェントプラザ
■ハイデラバード:インダスホテル、ホテルクラウン
バロチスタンについて

バロチスタン州は外国人が普通に旅行することが認められていない地域です。事前に入域許可を申請し、州内の移動中は地元警察が同行いたします。エスコートをする車両の関係で途中のチェックポストで時間がかかったりすることもありますので予めご了承ください。

泥火山地帯の訪問について 泥火山地帯は大雨の後にはぬかるみ、車や徒歩でのアクセスが難しくなることがあります。バロチスタンは基本的に乾燥した地域ですが、稀に大雨も観測されます。また、泥火山は活動を続けており、毎年その形状を変えています。訪問には運動靴(ハイキングシューズ)、帽子、リュックと水筒をご用意ください。
宿泊について シンド州内のモヘンジョダロ、ゴーラクヒルでは簡素な設備のホテルを利用します。停電がありますので必ず懐中電灯をお持ちください。モヘンジョダロでは部屋数が限られますので、お一人部屋がお取りできない場合があります(お一人部屋はお申し込み順に確保させていただきます)。お一人部屋が確保できた場合、追加代金3,000円をご請求いたします。
バロチスタン内では他の観光客の騒音などを考慮し、クンドマリールの海岸のプライベートキャンプを貸切で利用します。キャンプにはトイレとシャワーがあります。発電機を使用しますので充電も可能です。食事は弊社の専属のコックが調理いたします。テントに簡易ベッドを設置しており、寝袋が必要です。お持ちでない方には弊社でも有料(8,000円)で貸し出しいたします。
移動について 全行程で四輪駆動車に分乗します。乗る車や座席の位置は毎日変わっていただきます。
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