10月、何度も訪れた東北のツアーも冠雪と共に終了しました。2020年、東北の締めくくりは、広大に広がる森や渓谷の紅葉を写真に収めるツアーでした。写真に撮るというのは「その時、その場所に」居ないと撮れませんので、そのチャンスを逃さないように行程に組み入れる必要があります。またコロコロ変わる天気に対応して、臨機応変に対応できるかというのも重要です。
そして同じ趣味、同じ目的をもった者同士。旅の一体感で、楽しく盛り上がったツアーでした。またそんな旅をご一緒できれば嬉しいです。








美しき日本の旅|日本の絶景案内人ネイチャー&フォトガイド 上鶴篤史|西遊旅行
NIPPON再発見!
10月、何度も訪れた東北のツアーも冠雪と共に終了しました。2020年、東北の締めくくりは、広大に広がる森や渓谷の紅葉を写真に収めるツアーでした。写真に撮るというのは「その時、その場所に」居ないと撮れませんので、そのチャンスを逃さないように行程に組み入れる必要があります。またコロコロ変わる天気に対応して、臨機応変に対応できるかというのも重要です。
そして同じ趣味、同じ目的をもった者同士。旅の一体感で、楽しく盛り上がったツアーでした。またそんな旅をご一緒できれば嬉しいです。
何度でも、行けば行くほどハマる島。屋久島。何度行っても、飽きることはなく、新たな発見もある屋久島です。1度行っただけで、もう終りなんてもったいない世界遺産の島です。この一周100kmほどの島に凝縮された魅力は海、山や森、そして水の循環。そして亜熱帯から亜寒帯まで日本の植生をギュッと垂直に網羅している自然です。
西遊旅行では多くの屋久島のツアーを作っています。特にじっくりと撮影できるこのコースの紹介です。
12/5-12/9「世界遺産屋久島と種子島&薩摩・大隈半島の森と海と渓谷を撮る」←間もなく催行です。残席あり。GOTOキャンペーン中!特にゆったりと撮影に時間を割いて、場所を選定しているツアーです!
他にも 「徳之島も訪ねる奄美大島・屋久島 自然観察の旅」「奄美群島自然満喫 奄美大島&屋久島ネイチャートレッキング 」
そしてどっぷり山を歩く「洋上のアルプス宮之浦岳縦走と屋久島自然満喫」などのツアーもございます!
屋久島の海岸側は南の島らしく、亜熱帯の植物が自生しています。その中でも目を引くのは「ガジュマル」多くのワイルドで野性味あふれるガジュマルが自然そのままの姿を残しています。観光地になっている場所も多くありますが、中でもとっておきのガジュマルの森などにご案内し、じっくりその世界に浸ります。
屋久島には多くの滝や渓谷が流れています。海に囲まれ、その水蒸気が雨になり、島に降り注ぎ、その雨が川となり滝となり、そのまま海に流れ込みます。その豊かな循環で豊かな森や海が育ちます。数ある渓谷の中でも最も見学しやすく、豊かで、魅力あるのが白谷雲水峡です。苔むした森と豊かな水の流れを時間をかけてじっくり堪能できることでしょう。
黒潮の海に囲まれた屋久島。春にはウミガメの産卵も見られます。山や森だけでなく海も魅力の屋久島。ツアーでは砂浜の広がる永田浜で宿泊し、夕方や朝の海を堪能します。裸足になって、存分に豊かな海のミネラルをいただきましょう。
人2万、シカ2万、サル2万といわれる屋久島。小柄でとても可愛いヤクシカやヤクザルにもたくさん出会います。西部では逃げも隠れもしないシカやサルに多く出会います。
西遊旅行の国内ツアーでも人気の東北。紅葉真っ盛りの季節に入っています。東北の紅葉は10月初旬から始まり11月前半まで標高に合わせて、緯度に合わせて続いていきます。
東北の紅葉の魅力はなんと言ってもブナ。広大な山裾に広がるブナ林でしょう。色も濃いグリーンから淡くなり、黄葉が始まります。全面黄色に山が染まり、今度は飴色という赤褐色になり、最後は濃いベージュ色に変わり葉が落ちて行きます。同じ場所、同じブナでも1ヶ月間の毎日の変化が楽しめるのでしょう。
森吉山の広大に広がる紅葉。この山は花の山でもありますが、紅葉も見事。ロープウェイで手軽に楽しめる名山です。
西遊旅行サイクリングツアー、今年の第二弾は人気のサイクリングの聖地、しまなみ海道のサイクリングでした。約70kmの整備されたサイクリング道を走ります。ツアーではその70km(速い人は一日で走る。強い人は140kmを往復で走る)を二日間かけてのんびり走りました。
今回のコースは四国の今治から島々を渡りゴールの尾道まで。そして正規ルートを外れて岩城島という素朴な島に船で渡り一周のサイクリングも楽しみました。
しまなみ海道は何よりも爽快な橋を何度も渡り、瀬戸内の島々を走り抜ける楽しみです。通常であれば、自動車専用の橋を自転車や徒歩で通れるようにしている恩恵を受けて、島々をつないで走ります。
それぞれの橋へ昇る必要があり、その都度きつい上りがありますが、その分、橋からの爽快な島々の展望を楽しめ、もちろん、下り坂を走り抜けることができます。
さらに瀬戸内の島々の暮らしや美食も堪能できます。海鮮三昧の食事からレモン尽くしの品々。楽しい島巡りでした。
ママチャリを使って、のんびりと田舎の島々の景観を走れるのはしまなみ海道ならではの体験です。車やバイクでだと感じることができない自転車ならではの日本の美しい旅でした。
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日本海の歴史の町、萩から山口市を抜け、瀬戸内海の玄関口防府への参勤交代の古道、萩往還を歩きました。
この道は二つの歴史が交差する歩く道。江戸時代に入り萩に追いやられた毛利家は二年に一度、参勤交代のため江戸に向かう必要がありました。そのため毛利家が作り上げた防府の三田尻の港までの道です。道中には多くの茶屋が作られ、史跡が残っています。
そして幕末。萩で育ち教育を受けた吉田松陰とその松下村塾の高杉晋作などの幕末の志士。彼らが行き来した道でもあります。28歳の吉田松陰が江戸に呼び出され投獄された道中の悲哀がこの道に込められています。坂本龍馬も歩いた道でもあります。
ツアーではその53kmの道を2泊3日の行程で歩きました。一日目は萩から国選定重要伝統的建造物群保存地区でもある佐々並の宿場まで。歴史のある宿場の宿に宿泊しました。二日目はその田園風景の中を歩き、見事な石畳残る六軒茶屋や四十二曲がりなどを通り、山口市内の湯田温泉へ。山口市内の国宝瑠璃光寺は見事な五重塔でした。種田山頭火のゆかりの土地も歩きました。そして3日目は国境を越え、防府天満宮へ。そしてかつて港のあった三田尻まで歩き切りました。
今回の充実した旅には萩往還語り部の会の方々がサポートしてくださり、日替わりで個性あり知識豊富なガイドさんが一緒に歩いてくれました。そのおかげで荷物も軽く、さまざまなお話を交えながら、飽きることなく歩くことができました。
流石に最後の防府ではこれ以上歩きたくない!という疲労度でしたが、充実の達成感とよく頑張った足を褒めてあげたくなりました。それでも当時の参勤交代では一日で歩く距離。いやはや昔の人はすごいなと改めて感じることができました。
ツアーはこれから10月、11月と設定をされています。紅葉も良くなり、季節も歩きやすくなる季節。ぜひ歴史のみならず、歩くのが好きな皆様には大変オススメです!歴史を思いながらぜひトライしてみてはいかがでしょうか!
10/25,10/30,11/3,11/8発 古道・萩往還完歩53km
改めて時代劇や参勤交代をテーマにした映画をみたり、江戸時代そして幕末の小説なども読みたくなりました。旅すれば好奇心が広がりますねー。やっぱり日本の旅はいいなーと改めて感じる旅でした。
海外の旅とは違い、国内の情報や書籍はたくさんあります。旅先でも私たちにとって身近なもの目にすることも多いですよね。たとえば、神社やお寺、田んぼや森。さまざまな身近なものを旅先で見ることができます。そんな身近なものだけど、そのなにかテーマを持って学ぶのはとても楽しいものです。例えば、目にする樹木、どれだけ知っていますか?なんでこんな木がこの地域で育っているのでしょうか。身近な鳥居はなんでこんな形をしているのでしょうか。などなど知らないこともたくさんです。そんなちょっと興味があることを知るのは楽しいものです。
私が必ず旅行前に読み直すものは司馬遼太郎の「街道をゆく」司馬遼太郎好きというのもありますが、旅行先が取り上げられている場合はできるだけチェックし読み直します。旅への思いが深まります。さらに日本史の概要を頭に入れておくと理解がすすみます。
最近、書籍で見るようになった、図解で日本を解説しているもの。例えば仏像図鑑とか写真にあるような「沖縄図鑑」のようなもの。ぐっと旅の楽しみが広がります。
自然で言えば、より深く広く広がります。植物や花の名前からその成り立ち。どうしてそんな名前の由来などを知って行くのも楽しいですね。
旅行先についても、現地ガイドがいればより深く解説を聞くことができますが、事前に調べて入手した書籍を読むと旅の楽しみはより広がります。せっかくお金を払っていろんなところに行くのですから、しっかり予習をして、その旅を何倍も自分にとって価値あるものに変えてみませんか!
8月25日より5日間、北アルプスの山旅でした。どっぷり山の中に浸かる山小屋4泊の旅でした。
旅は松本で集合し、岐阜の新穂高より、双六岳、三俣蓮華岳、雲ノ平。そして黒部渓谷の最上流を渡り、太郎平を通過し、富山へ抜ける壮大なルートです。ピークハントではないので、近くにある百名山である鷲羽岳や水晶岳、黒部五郎岳、薬師岳は登頂せず、その勇姿を間近に拝むというものでした。写真とともにツアーを振り返ってみます。
今回は4泊5日と国内では比較的長い山行ツアーでした。登山経験者向きのロングコースですが、山の中で多くの時間を過ごすほど、下界との隔絶感がたまりません。そして下山した時の温泉は日本ならでは。最高です!10月には東京トレイルとも言われる奥秩父の縦走コースがあります。金峰山から甲武信ヶ岳を越え、東京都の最高峰、雲取山までを縦走するコースです。毎日、富士山を眺め、静かな原生林を歩く5日間です。GOTOキャンペーンで随分、お得にご参加いただけます。ぜひロング縦走をご一緒しましょう!https://www.saiyu.co.jp/itinerary/new/GJYN13/
灼熱の本土から北の大地へ。爽やかな北海道でした。今回のツアーはサイクリング!サイクリングといっても、のんびりとママチャリや電動アシスト自転車で、車の少ない景観のいい土地を走るというものでした。
旅はまず、島サイクリング。日本海に浮かぶ小さな二つの島、天売島と焼尻島を走ります。それぞれ周囲15kmほど。人口も200人ほどで集落は港周辺だけなので、一周道路には車はほとんど走っておらず、人も居ません。まるで島を私たちだけで貸し切っているようでした。
旅の後半戦は美しい外国のような景色が続く、美瑛の丘めぐりです。丘めぐり=坂が多いのですが、電動アシスト自転車でグルグルと美しい景色を堪能しました。
サイクリングの旅 第二弾 しまなみ海道サイクリング
こちらもいくつもの橋と島を越えて四国今治から尾道まで。魅力いっぱいのサイクリングの聖地です。のんびりと丸2日かけてのサイクリングなので、自転車に乗れる方なら自信のない方も大丈夫!
9/24発で催行決定です。空席が出ましたので、まだご参加いただけます。ご興味ある方はぜひ! https://www.saiyu.co.jp/itinerary/new/GJEH11/
8月9日からの北海道の夏をめぐるツアーが終了しました。写真とともにツアーを振り返りたいと思います。またこれからも北海道のツアーが多くあります。紅葉も1ヶ月後には始まります。
乗鞍岳に行ってきました。乗鞍岳は標高3026m。日本に21座ある3000m峰の一つです。この山は日帰り登山で訪ねる人が大半ですが、登山開始である2702mの畳平というところに宿泊することもできます。その畳平へは車で行ける日本最高所でもあります。苦労せず、歩かずに3000m近い場所へ行くことができる貴重な場所でもあります。
10/1・10/12発 秋の乗鞍上高地を撮る
このコースでは、乗鞍の畳平に宿泊。この景色が見れるかも!
・夕日や夕焼け、そして広がる星空や月明かり。街の夜景も見ることができます。さらに朝焼けや広がる雲海。朝は空気が澄んでいて、眺望も素晴らしいのです。
・大好きなのは山上の空気感。下界とは全く違う風と空気感を味わうことができます。
山の上に「敢えて」泊まる意義は大いにあり、楽に山上のホテルや宿泊施設に泊まる場所もいくつも存在していて、西遊旅行でも多くの山上に泊まるプランを作っています。
西遊旅行の山上に泊まるツアーはこちらです!
8/26発 荷物を預けて身軽に歩く 北アルプス槍ヶ岳銀座ルート大周遊
9/13・11/10発 美ヶ原王ヶ頭ホテル高ボッチ高原霧ヶ峰から八ヶ岳を撮る
10/1・12発 秋の乗鞍上高地を撮る
10/7発 霧ヶ峰美ヶ原中央分水嶺トレイルと王ヶ頭ホテル
10/20発 奥秩父主稜線縦走 金峰山から雲取山へ
12/10・15発 ぐるっと富士山周遊パノラマ展望ハイキング
12/20・23発 神秘の絶景 ダイアモンド富士を撮る