
2羽の若いカタシロワシが獲物をとりあっていました。インド カッチ小湿地には平原が広がり、猛禽類や水鳥の天国で、シマハイエナが見やすい場所でもあります。アジアノロバの残り少ない生息地でもあります。シマハイエナを一番の目標に行ったのですが、残念ながら一瞬しか見られず写真にはなりませんでした。また行きたい場所です。

本種のみでヘビクイワシ属を構成する他に近縁の分類がいないユニークな猛禽類です。タンザニアのサバンナや南アフリカでよく2羽で歩いているのを見ます。頭の冠羽がペンの先に見えるので英語のセクレタリー(秘書)という名がついたという説があります。足が長く、歩いて逃げたりしますが飛翔もします。その長い足でヘビに強烈な蹴りをいれます。

パキスタンで撮影したヒマラヤハゲワシ。崖下にマーコールの死体があり集まっていたのでクロハゲワシと共に上からの飛翔を撮影することができた。
話は変わりますが、世界で一番美しい野生ネコ図鑑が発売になりました。ぜひ手に取って見ていただければと思います。

カエルを捕まえたカンムリワシ。東南アジアからインドにかけて広く分布するが、国内では八重山諸島で見られる。西表島でヤマネコを探しているときに撮影した。
11月25日 下北沢のダーウィンルームにてウガンダの動物のことを話します。
12月1日 渋谷のモンベルで 世界のカワセミについて話します。 どちらでも写真集 BIG CATS 販売します。よろしくお願いします。