
昨年、観察できた野生動物の中で観察できたときもっとも嬉しかったのはこのロシアでのアムールヒョウとコロンビアのクラウドジャガーネコでした。5日間 小さなハイドの小屋の中でカップラーメンと缶詰を食べながら、できるだけ音をたてずに待ち続けました。2012年には30頭まで少なくなってしまったアムールヒョウで、もう自分には観察できない生き物と思っていましたが、ロシアの始めた保全政策で数が増え、今はロシアに125頭、中国側に5頭の130頭になったそうです。
同所的に生息するアムールトラは2012年におよそ300頭だったそうですが今は1400頭ほどになったとのことでした。雪の上にトラの足跡はありましたが、姿は見られませんでした。
またミズナラ林でクマゲラ オオワシ オジロワシ ハシブトガラスなどの生物相は北海道にそっくりで森の中を歩いていると外国にいる感覚がしない不思議な気持ちになりました。外国にいて日本にいると感じたのは人生で初めてで不思議な感覚でした。ロシアの情勢もありツアーとしてはなか作るのが今は難しい場所ですが、興味ある方は西遊に問い合わせてみてください。国際情勢によっては少人数のツアーができるかもしれません。


添乗ツアーの間に南インドに個人的に行ってきました。タンザニアのツアーで成田空港に着いてから58時間後にまた成田空港を出発しました。目標はこの写真のクロヒョウ。この10年クロヒョウ情報を集めていましたが、国立公園の観光エリアにクロヒョウがテリトリーを持ったという情報は3頭めでした。1頭目はユキヒョウ探しを優先したために見送り、2頭目は行こうと思っていた矢先に村人に殺されてしまいました。3月にこのクロヒョウの情報を聞き、タンザニアとオカバンゴのツアーの間に探しに行くことにしました。場所は南インドのナガルホール国立公園。15日に1回くらい見れているという情報でした。日程がとれたのは現地9日間でしたが大成功で2回このクロヒョウに会うことができました。とても美しく神秘的でした。現在、おそらく時間を使えば観察できるクロヒョウは世界にこの1頭しかいません(観光できる場所に縄張りをもち、ある程度は車に慣れて逃げない個体)。 クロヒョウ以外にも多くのインドを代表する野生動物に会えました。トラ6回、普通のヒョウ6回 ドール4回 ナマケグマ2回 象牙のあるアジアゾウほぼ毎日。緑の中の動物は本当に生き生きとしていて、この場所にまた来たいと思いました。できればこのたった1頭のクロヒョウが生きているうちに、ツアーを作りたい。しかし、9台、3時間しかサファリの車はクロヒョウのいるエリアに入れない。宿泊場所が3つしかなく高級。などの問題もありなのですが。
スリランカのヒョウ。8亜種あるといわれるヒョウのうち最大になる。トラやライオンのいない環境に長く生息していたため、ライオンやトラが食べるサイズの餌動物を狩ることが適応的だったのだろう。またヒョウより強い動物がいないために餌を木の上にもっていかないし、縄張りをオスは堂々と歩く。トラのように歩くヒョウ。他のヒョウよりも迫力があると思う。昨日、スリランカのツアーから戻りました。多くのヒョウとの出会いがありました。
