ランタンボール国立公園で3日間のフルデイサファリをするというトラを観察することに特化したツアーである。フルデイサファリでは朝の6時半から18時まで1日中国立公園の中にいてトラを探し、観察する。ゾーンフリーと情報をもとに動けるという有利さがあり、一度フルデイサファリをしてしまうと普通のインドのタイガーサファリが物足りなくなってしまう。
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ランタンボール国立公園で3日間のフルデイサファリをするというトラを観察することに特化したツアーである。フルデイサファリでは朝の6時半から18時まで1日中国立公園の中にいてトラを探し、観察する。ゾーンフリーと情報をもとに動けるという有利さがあり、一度フルデイサファリをしてしまうと普通のインドのタイガーサファリが物足りなくなってしまう。
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1か月ぶりに日本に帰国しました。その間に個人的にユキヒョウを探し、現地発着でのクロヒョウを探すツアーを終えました。
クロヒョウがいるのはナガラホール国立公園。クロヒョウはヒョウの中で稀に生まれる全身が黒い個体です。国立公園でそのたったの1頭のヒョウを探すのは大変です。今回、お客様とは1日2回のサファリを合計19回ご一緒しました。そして個人的には合計30回のサファリをしました。国立公園の中は毎日18台の車がサファリをしています。その私がいた15日間の中でクロヒョウに出会えたのはたったの1回、しかも30回×18台の車の中で、見られたのはお客様と一緒に乗っていた我々の車1台だけでした。
それだけ難しいクロヒョウですが、それでも今 世界で見ようと思って見られる観光エリアにテリトリーをもつクロヒョウはこの個体だけで、この個体が他のオスに追い出されたりしたら次にいつみられるかは分かりません。
インドのサファリとしてはとても高価なツアーになります。見るのはとても難しく毎日埃まみれになる日々を続けます。それだからこそもし見られたときには感動が大きいです。またトラや普通のヒョウ、ドール、象牙の大きいアジアゾウなどナガラホール国立公園は野生動物の宝庫です。またこのクロヒョウが生きている間にこの難しいツアーを作りたいとは思っています。
タグ: インド, ナガラホール国立公園, ネコ科, ヒョウ, 南アジア
ナガラホール国立公園のアジアゾウ。巨大な象牙をもつ。スリランカでは牙のあるゾウはオスのうち15パーセントくらいと聞いたことがあるが、インド南部のナガラホールでは多くのオスゾウが象牙をもち、同時に巨大になる。ゾウゲのために乱獲されるためアフリカでも大きな象牙をもつゾウを見ることは少なくなってしまった。残ってほしいと願う。またナガラホール国立公園は今 世界で唯一狙って見られる可能性のあるクロヒョウがいるところでもある。この写真が載るころにはちょうどクロヒョウを探しているはず。売り出す前にお客様が集まってしまったツアーでもある。そのクロヒョウがまだ生きているようであれば11月にもまたツアーを作るかもしれない。
タグ: インド, ゾウ, ナガラホール国立公園, 南アジア
添乗ツアーの間に南インドに個人的に行ってきました。タンザニアのツアーで成田空港に着いてから58時間後にまた成田空港を出発しました。目標はこの写真のクロヒョウ。この10年クロヒョウ情報を集めていましたが、国立公園の観光エリアにクロヒョウがテリトリーを持ったという情報は3頭めでした。1頭目はユキヒョウ探しを優先したために見送り、2頭目は行こうと思っていた矢先に村人に殺されてしまいました。3月にこのクロヒョウの情報を聞き、タンザニアとオカバンゴのツアーの間に探しに行くことにしました。場所は南インドのナガルホール国立公園。15日に1回くらい見れているという情報でした。日程がとれたのは現地9日間でしたが大成功で2回このクロヒョウに会うことができました。とても美しく神秘的でした。現在、おそらく時間を使えば観察できるクロヒョウは世界にこの1頭しかいません(観光できる場所に縄張りをもち、ある程度は車に慣れて逃げない個体)。 クロヒョウ以外にも多くのインドを代表する野生動物に会えました。トラ6回、普通のヒョウ6回 ドール4回 ナマケグマ2回 象牙のあるアジアゾウほぼ毎日。緑の中の動物は本当に生き生きとしていて、この場所にまた来たいと思いました。できればこのたった1頭のクロヒョウが生きているうちに、ツアーを作りたい。しかし、9台、3時間しかサファリの車はクロヒョウのいるエリアに入れない。宿泊場所が3つしかなく高級。などの問題もありなのですが。
昨日の昼 「ベンガルタイガーを求めて」のツアーから日本に戻りました。なんと8回のサファリ全てでトラを観察することができました。タドバ国立公園の午後のサファリではなんと1回のサファリの4時間で5頭の別のトラを観察するということおありました。一方でトラの観察時間が長くなったので ドール ナマケグマ ヒョウ などの他の動物を一度も誰も観察することはできませんでした。またトラが簡単に見られてしまったため、トラが出てくる前に多くの動物が警戒声を出しワクワクしながら待つといったトラ探しの醍醐味が少なくなってしまったかもしれません。
写真は求愛中のインドクジャク。トラツアーでは多くのクジャクを見ることができます。
タドバ国立公園で先週 戻ったインド中央部の4大国立公園 タイガーリザーブツアーで出会ったヨツヅノレイヨウ。名前の通り4つの角が頭から生える(前方の2本ずつが長さ2-4cm、後方の2本ずつが長さ5-12cm。1993年の推定個体数は1000~10000とされ、とても数が少ない可能性があると言われた。今でもとても出会うのが難しい種類である。明後日からまたインドのトラツアーでタドバに寄るので、簡単ではないが、また是非 あってみたいなと思う。ヨツヅノレイヨウの前にいるのはハシブトガラス(Jungle Crow)
ヨツヅノレイヨウはニルガイに近縁だそうです。
夏に行われるユキヒョウとの共存の道を探るボランティアツアーがWWFジャパンのウエブサイトに取り上げられました。
WWFジャパンとこれから末永く個人として野生動物のことを一緒に考えることができたら嬉しいと思います。