グアテマラの乾燥林でお会いしたチョウです。翅の淵に並んだ目玉模様とか流れるようなグレーの模様が複雑でとても美しいが木にとまればどこにいるのかなかなか見つけ出せない。目標としている生き物に会えなくても、ふと見つけたりするこういう生き物の姿に気づくときがなによりも楽しい。
ミユビナマケモノには3種類いる。コスタリカに生息するのはノドチャミユビナマケモノである。代謝を低めることによって生きるという生存戦略をとった。行動はゆっくりでトイレは1週間に1回しかいかない。また体毛にはゆっくりのため苔が生える。その苔を食べしか食べない蛾がいるので、ナマケモノを観察すると、体毛の中を動くものがいないか双眼鏡で調べてしまう。
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