マーとはヘビ コールとはペルシャ語で食うを意味するそうです。けしてヘビをたべるわけではありませんが、この大きくらせん状に伸びるツノは見事で、パキスタンの国獣でもあるマーコールの名前がほとんど知られていないのは不思議です。パキスタンやアフガニスタンの山に生息し、ユキヒョウの餌ともなるこの動物は僕にとって憧れの動物でした。パキスタンのチトラルゴル国立公園では繁殖期の冬に行けば簡単に見られるとの情報は知っていたのですが、タリバンの活動でペシャワールやディルを外国人は車で通過できず、飛行機は物がなくなることがあるという噂がたえなく、南からの峠越えは冬は積雪で行けないためになかなか行けなかったのです。しかし、タリバンの活動も収まりイスラマバード~チトラールも心配しなくてよくなりました。しかもパキスタンはコロナの被害は少なく、観光客を制限していません。2020年の12月に今後のツアーの視察も含めマーコールを観察しに行ってきました。パキスタンにはユキヒョウ マーコール マルコポーロシープ ウーリームササビなどとても珍しい特有の生き物がいます。コロナで行ける場所も少ないなかで、活動できる場所として、またタリバンとの戦いのあとの復興の小さな手助けどして、パキスタンのワイルドライフの魅力を伝え、ツアーにしていきたいなと考えています。
投稿者: akiyama
2021.01.01 update
2020.12.27 update
170 ツシマヤマネコ Leopard cat(Amur cat)
2020.04.20 update
169 ジョフロイネコ Geoffroy’s Cat
2020.04.10 update
168 ハイイロアホウドリ Light-mantled Albatross
シックな灰色の美しいアホウドリで南極海に生息する。平均で1ペアのハイイロアホウドリは5年に1回しか繁殖しないという。それだけ生存率が高いのだろう。
2020.03.30 update
167 イチゴヤドクガエル Strawberry Poison-dart Frog
2020.03.20 update
166 シロヘラコウモリ Honduran White Bat
2020.03.10 update
165 ノドチャミユビナマケモノ Brown-throated Sloth
ミユビナマケモノには3種類いる。コスタリカに生息するのはノドチャミユビナマケモノである。代謝を低めることによって生きるという生存戦略をとった。行動はゆっくりでトイレは1週間に1回しかいかない。また体毛にはゆっくりのため苔が生える。その苔を食べしか食べない蛾がいるので、ナマケモノを観察すると、体毛の中を動くものがいないか双眼鏡で調べてしまう。
タグ: コスタリカ, チャノドミユビナマケモノ, ナマケモノ, ミユビナマケモノ, 中米
2020.02.21 update
164 ピューマ Puma
2020.02.15 update
163 ミナミシロアホウドリ Southern Royal Albatross
翼長3mにもなるワタリアホウドリに次いで大きなアホウドリである。ニュージランド南部の亜南極の島々にて繁殖する。長く細い翼で海上を自由に飛翔する姿はとても美しい。ゴルフでアルバトロスがイーグルよりもスコアが良いのもうなずけるのである。陸上は苦手で簡単に捕まえられてしまうのでアホウという名がついてしまったと聞くが、美しくかっこよい鳥である。一時期に差別用語の名前がついた生き物の和名が変えられたが、生き物に対してそれを馬鹿にしたような名前のものこそ改名が必要なのではとも思ったりする。
タグ: アホウドリ, キャンベル島, シロアホウドリ, ミナミシロアホウドリ, 亜南極
2020.02.05 update