GWは九州北部の美景をめぐる旅でした。オホーツク海に面した棚田と夕日。この水を張ったばかりの棚田の光景は日本らしい、原風景です。旅では佐賀の棚田、九州に点在する楠の巨樹、柳川や伊万里の秘窯大川内山などの街並みを歩きました。
旅の後半では舞台を阿蘇熊本、高千穂に移動します。滝の裏側に入りこみ、カーテンのように広がりを見せる鍋ヶ滝。九州随一の名渓、菊池渓谷をじっくり歩きました。旅の最後には日本一の石造りアーチ式通路橋、通潤橋。限られた日にちの15分間だけの迫力ある放水シーンを見学することができました。
昨年に引き続き、長崎県福島、土谷の棚田では見事な夕陽と棚田の夕景を拝むことができました。この季節、気持ちいい海風が吹いて、思い出深い夕刻を過ごすことができました。
呼子から近い浜野浦の棚田。ここには多くの見学人が集まっています。また観光客と地域が一体となって、この美しい棚田を維持しようと活動しています。
九州各地に点在する大楠。この川古の大楠は全国巨木第4位。また近くの武雄神社には第6位の大楠もあり、新緑とともに人々の暮らしを見守り続けている神々しい巨樹を愛でることができました。
今回は日本海に面した佐賀の唐津に連泊。近くには朝市でも有名な呼子があります。もちろん、イカの活き造りをご馳走になりました。今回は各地で美味しいものをご馳走になりました。佐賀牛弁当、柳川のうなぎのせいろ蒸し、熊本の馬刺しなどなど。食も旅の大切な要因の一つです。日本は幸せだなあ!
熊本県小国町の鍋ヶ滝。カーテンのように広がり、流れ落ちる滝。この滝の裏側に入り込むことができます。マイナスイオンをたくさん浴びます。
菊池渓谷では約1時間の遊歩道を3時間近くかけて流れを観察しながら歩きました。さまざまな変化ある流れが楽しい渓谷です。

神々の国、高千穂。真名井の滝。神秘的な滝ですが、たくさんのかたがボートに乗り、渓谷を見上げながら、景観を楽しんでいました。
迫力の通潤橋の放水。貴重なタイミングで見学することができました。


旅は伊豆半島の起点、小田原から真鶴半島では照葉樹林のクラウンシャイネスと言われる現象を上を見上げて観察撮影しました。日本語では樹冠の譲り合いというそうです。素敵なネーミングです!
南伊豆の白浜海岸では海の撮影も楽しみました。
雲見の千貫門。本当はこの先に富士が見られるはずだったのに。。。
国道一号線の真横にある富士山からの豊富な湧水が溢れ出る柿田川です。


川津七滝ではさまざまな川の流れを撮影、じっくり考え時間をかけて撮影に望みました。
今回の主題の一つ、身延の桜もちょうど満開!妖艶な枝垂桜の里を堪能



ワニ塚の桜は山梨が誇る名桜。八ヶ岳も望めました。
旅の締めくくりは山梨の茗溪、昇仙峡でした。

沖縄の集落を走るのは格別に楽しい。珊瑚の石垣や共同売店、シーサーなどを見ながら走ります。
与那国島には在来の野生馬が多く住んでいて人が近づいても気にせず。美しい海をバックに暮らしています。
やっぱり沖縄の海は最高です!!
しまなみ海道では6つの橋、6つの島を巡り走ります。サイクリング王国で走行レーンやサポート体制。街ぐるみでサイクリングを受け入れて盛り上がっています。一度は走ってみたいサイクリングコースです。
ゴールは愛媛県の今治。来島海峡大橋は長く巨大な三連の橋。ここを自転車で走れるなんて素晴らしい体験です。
しまなみ海道では一日目、ポニョの舞台、鞆の浦も自転車で巡ります。楽しい小さな漁港を自転車で巡ります。
しまなみ海道のコースでは実は尾道に2連泊してしまなみ海道を走る行程。坂のまち、尾道を楽しみます。
多くの島々が浮かぶ「多島海(たとうかい)」その中でも箱海といわれる美しい島々が浮かぶゆめしま海道の島々です。具体的には因島、弓削島、佐島、生名島、岩城島などが海を囲んで浮かんでいます。そんな島々を巡りました。
岩城島と生名島をつなぐ岩城大橋は3月20日に開通されたばかり。出来立ての橋を走りました。気持ちいい!
広島風お好み焼きも美味しかったぁ!
美人林へは日本三大薬湯の一つでもある松之山温泉、凌雲閣。宿泊する建物は登録有形文化財でもあります!ちなみに日本三大薬湯は松之山温泉と有馬温泉、草津温泉です。
豪雪にも耐える木造三階建ての建築です。
深いグリーンの水の庄川峡のクルーズも楽しみました。
夕暮れに合わせて白川郷へ。ほんのり部屋明かりが美しい。
今回は美味しいものもたくさんご馳走になりました!美味しすぎて、あまり写真を撮れていません。タラ汁、トヨタ白川郷でのフレンチ、地元の回転寿司屋にて、生のどぐろや白エビ、ブリなどもいただきました。能登ではあんこう鍋や牡蠣料理。カニも食べたし、金沢では名物のおでんで締めくくりしました。幸せいっぱいの北陸の幸でした。
能登の見附島ではわずかの間に雪になったり晴れ間がでたり。激しい天候でした。
美しい千枚田。荒々しい海が間際に迫ります。
そして夜のライトアップ。色も変化して、とても美しい光景です。寒いです!
輪島の朝市では悪天の予想で、朝は1軒のおばあちゃんしか出していませんでした。ほんと、大変なお仕事です。
感動した雪の永平寺。この寒い雪の中、たくさんの僧侶が修行を行なっています。大雪の日で、期待以上の永平寺でした。
東尋坊近くの雄島にも立ち寄り。激しい波がぶつかり合う海上の橋を歩きました。
冬の東尋坊、サスペンスドラマの世界です!
立ち寄った、三国湊の旧森田銀行。古い町並も残り、知らない素敵な場所もまだまだあるなぁと思いました。
旅の最後は金沢です。近江町市場を散策、お買い物でした。
波打ち際をスローシャッターで
朝の十勝の海岸では幻想的な毛嵐が印象的でした。
憧れの日高の山々が朝日に照らされています。
不思議なアイスバブル。全面凍結の直後に見てみたい!
氷の華、フロストフラワー。予想外に出会えて感動で夢中に観察撮影しました。
可愛いエゾリスにもたくさん出会うことができました。


たくさんの方が見学に来ていた青い池のライトアップです。幻想的な世界が広がります。
青い池の上流にある白髭の滝。ここは絵になるなぁ。
天気の変化の激しい美瑛、富良野。太陽を見ながら光を追いかけての撮影が続きます。
やっぱり美しいクリスマスツリーの木
美しい夕刻の丘
十勝岳山麓ではどっぷりの樹氷を堪能!
お気に入りのダケカンバ。何年も観察し、撮影している木です。
日がさせば影が美しい白樺の森
最終日、粘ってなんとか朝日が差し込みダイアモンドダストが舞い始めました。みんなで興奮する情景でした!見れてよかった!
夕刻の霧ヶ峰からの富士山、また朝とは全く違う色合いの美しさ。
風景の中の美しく印象的な箇所を切り取って、一枚の写真に収めます。
ちょっと人工的に舞う雪を撮影しました。それでも綺麗!
今回も快適な山岳リゾートホテル「王ヶ頭ホテル」に泊まりました。この日本百名山の一つにホテルから3分ほどで登頂!ありがたいホテルです。
王ヶ頭から槍穂高連峰もバッチリ!
広々と広がる美ヶ原高原に純白の世界が広がっていました。
実は歩き出しの時はすごいガスが掛かっていましたが、なんとか晴れるであろうと予想して歩き出しました。劇的にそのあと晴れ渡りました。
しかし、ガスのかかる樹林の景色も風情があります。
王ヶ頭ホテル、冬の定番「氷の華」も見られました。
今回も地獄谷にてお猿たちに会いました。威厳のあるお猿です。
やっぱり温泉はいいなぁ!
いい湯だなぁ
天気のいい日でしたので、あまり温泉には入ってくれなかったですが、お猿たちにはたくさん会えました。
多くの湖は凍りついていますが、その上に小動物の足跡や木々の影が美しい光景を醸し出してくれていました。
湖面には様々な紋様が現れます。面白い!
自然の豊かな森が広がる志賀高原。スノーシューなどで自由自在に歩き回りたい!
ホテルの目の前からご来光を拝みます。雪面がピンクに染まり美しい!
木々には霧氷がついて純白の世界が広がっていました。朝、予定より2時間多く確保してとって、山上の撮影を楽しみました。
林道をゆっくり歩きながら集中して撮影を楽しみました。
美しく広がる樹氷の森
王ヶ頭山上、鉄塔も凍てついています。
ホテルの窓には氷の華が美しい!
八ヶ岳連峰も夕日に照らされています。
朝、霧ヶ峰高原から富士山と朝焼けを堪能しました。
立ち寄った御射鹿池の小川では美しい氷の渓谷に出会い、興奮して撮影を楽しみました。
夕刻は本栖湖がおすすめ。夕焼けで美しい静寂の富士が眺められます。
ツアー1泊目は三つ峠の山上に宿泊します。ワイルドなジープに乗り込み、絶景の山上へ
三ツ峠からの朝も朝焼けで始まりました。
翌日は山中湖方面へ。パノラマ台からススキ原と富士山。散策しながら、のんびり撮影を楽しみました。

旅の最後は秘湖、四尾連湖へ。宿泊した水明荘を起点にフォトハイク。神経を集中させて、自分だけの被写体探しがとても楽しい。
京都トレイルには専用のマップとしっかりとした道標があり、迷いやすい場所にはこのように丁寧に表示されています。
京北の山々を見下ろす展望台。派手さはないものの、伸びやかで深い山々が広がります。
昔は筏で材木を運んでいた上桂川。夕刻の空が映り込み、印象的でした。
のんびり田舎道を歩く京北コース。
京都嵐山は京都トレイルの終着地であり、乙訓トレイルのスタート地点でもあります。喧騒の京都から一歩、山に入れば、静かで自然豊かな森が広がるのが京都のトレイルの魅力でもあります。
豊かな照葉樹林が広がる森。鎮守の森として伐採されずに残された森も多い。
一方、北山杉で知られる杉林も人に管理された美しい森。この杉が京都の寺社の建築や街並みに大きく貢献しました。
秋のトレイルは葉っぱも落ちて、サクサクトレイル。視界も効いて好天が続く秋の里山です。
京都北山エリアを西山エリアから望みます。角度を変えて、何度も京都盆地を拝みます。これまで歩いてきたコースを眺める。嬉しくなるトレイルです。

豊島といえば豊島美術館。白くシンプルな外観の中に水と風と音の世界が広がります。生き物のように水が生まれ、流れ、溜まる様子は見ていて飽きない作品で、ここは本当に多くの方に見てもらいたい作品です。
不思議空間の横には不思議なカフェもあります。
起伏の多い豊島ですが、ということは爽快な下りもあります。だから自転車はやめられませんね!
アート施設でもある島キッチンにてランチも楽しみました。
心臓部のアーカイブという作品の前には美しいビーチが広がっています。のんびりと次第に意識も島時間になってきました。
家浦には横尾忠則の豊島横尾館もあります。さすが不思議空間が広がっていました。
こんな路地を走れるのも自転車だからですね。路地にわざと迷い込みながら楽しみます。
豊島から犬島へ。犬島には廃墟となっていた銅の製錬所があり、その製錬所がアート作品に生まれ変わりました。黒い壁の迷路が続く「ヒーローの乾電池」など誰でも楽しめる不思議な作品がありました。
産業遺産としても見る価値のある犬島でした。
また犬島には家プロジェクトといわれる作品が集落内に点在しています。そんな作品めぐりもとても楽しいものでした。
今回は高松駅前でもあり、高松港前のホテルに3連泊しました。とても美しい街並みで、海風が吹いて気持ちいい土地でした。
高松は日本一長い商店街アーケードが続いてます。そしてその大半が自転車で走り抜けることができます。自転車人に徹底的に優しい町でした。
高松を走り、香川県庁にも立ち寄りました。丹下健三の建築作品でもあります。
広いロビーには猪熊弦一郎氏の壁画がドンと広がっています。
ガラスでできた灯台「せとしるべ」に向けて防波堤もサイクリング!
香川といえばうどん県でもあります。美味しすぎて写真を撮るのも忘れました。こんなにおいしいのか!と、びっくりでした。
そして安藤忠雄建築の地中美術館。ここはクロードモネ「睡蓮の池」のために設計されたような建築。他にもジェームスタレルやウォルターデマリアの作品が建築と一体になって展示されています。
ベネッセハウスはホテルであり、ホテルがそのまま美術館でもあります。いやぁ、一度は泊まってみたいホテルです。
人気の作品、直島銭湯「I♡湯」楽しい限りです!!
路線バスも楽しいね!
可愛いデザインのフェリーで女木島と男木島を回ります。女木島は別名、鬼ヶ島。桃太郎がやってきて鬼退治をした島です。大洞窟にも入り、鬼の隠れ家を散策しました。
島といえば島ねこ。島ねこにもたくさん会いましたよ。
女木島は高松からもすぐそこ。こんな素朴な島が目の前に。本当に高松はいいなぁ!
男木島のフェリー乗り場。
男木島では自転車を使わず、石垣の集落を散策しました。
小さな坂の路地が迷路のように集落を形成しています。映画のワンシーンのような場所がたくさん。
集落からは広がる海が気持ちよく見られます。時間が止まったような景色でしたが、のんびり過ごすのは最高です。