毎年、多くの方にご参加いただいている京都のトレイル歩き。春は京都一周トレイルを一週間かけてあるく7日間。2026年は桜のベストシーズンに設定できました。(宿を確保するだけでも大変でした)
先週は紅葉のシーズンにハイライトを歩きました。秋は日が短く、一周コースを設定しにくいという事情があります。
ハイライトと言っても、一周コースに入っていない箇所を多く取り入れて、一周コースを歩いた方も改めて存分に楽しめる内容にしています。

比叡山を歩く日はケーブルにて登り下りは楽させていただき、その分、山上の回峰道や自社を巡りました。根本中道のある東塔、西塔。そしてなかなか訪ねるチャンスがない横川エリアまで歩きました。改めて日本の主たる宗派がここから生まれていることなどを学びました。
下りは琵琶湖側の坂本に下り、比叡山城下町のような石垣の街並みも歩きました。


京都市最高峰の愛宕山は一周トレイルには入っていないものの、全国愛宕神社の総本山で山頂に神社が建っています。火の神様で参拝すると火事には合わない縁起があります。








最終日は大文字山、何度登っても楽しめる京都市民の山です。スタートは銀閣寺、哲学の道です。



インバウンドが多く避けられがちな京都ですが、いやいや、静かな京都、豊かな自然溢れる京都、見どころはたくさん。また来春、京都を楽しみましょう。

















































































雨のおかげで葉っぱがキラキラ
太陽に透かして美しい葉
たくさんの美しい樹々の花を見られました。
花真っ盛りの季節でした。
雨の後だからこその、キラキラした美しさを発見
アカハライモリ!
モリアオガエルにも遭遇
お世話になった芦生山の家。自然を愛する方々が運営しています。地鶏三昧の夕食も美味しかった!
京都の芦生の森から、奈良へ移動。春日大社の鎮守の森へ。手付かずの原生林が残っています。
年月が経っても変わらない森、流れ、木々がありました。
旅の最後は若草山へ。鹿がお出迎え、素晴らしい展望が待っていました。
満開のタイミングで訪ねることができた京北、黒田の百年桜。
京北エリアは元々京都寺社の材木を供給する大切な土地で、元々この川を筏を使い、木々を搬出していました。のんびりした田園風景が魅力の京北トレイルです。
京北トレイルの展望地、伸びやかな山並みが日本海沿岸まで続きます。
あまり訪ねる人も少ない伏見桃山城ですが、美しいお城です。
若草トレイル周辺には多くの竹林があり、たけのこ採りのシーズンでした。
人気の伏見稲荷神社。コロナ前のように外国人旅行者は京都に戻ってきました。京都は外国人だらけです。
比叡山では比叡山にふさわしいガスのかかった杉林を歩くことができました。幻想的な雰囲気の中、修験者を思いながら歩きました。
コースのハイライトでもある清滝川の渓谷歩き。いい天気で、清々しいウォーキングを堪能。
嵐山の竹林も多くの人で溢れかえっていました。やはり美しい景色の場所で、外国人からすればとても珍しい美しい景色なのでしょう。ただ、人が多い!
松尾山の照葉樹林の森。お気に入りの森を今年も歩くことができました。
京都盆地をぐるりと回る京都一周トレイル。あんな遠くの山並みを歩いてここまでたどり着いた!達成感満載です。
トレイルの最後に出てくる「山の神さん」にお礼をしてトレッキングの日々も終了です。
多くの外国人が戻り、賑やかになってきました。外国人からすれば、日本は食は豊かで美味しく美しい、全てが清潔で、人々は親切。自然も豊かで歴史も深い。モノも安くて、日本は極上の国だろうなと改めて今回京都を歩いて感じました。私自身、ネパールから帰国したばかりだったので、本当にそう思います!