花のベストシーズンに北海道の野生味あふれる山々を歩きました。北海道の尾瀬と言われる雨竜沼湿原。大雪山の旭岳から裾合平、沼ノ平を通り愛山渓へ抜ける秘境の山旅。そして花と展望の広がる黒岳登山でした。












美しき日本の旅|日本の絶景案内人ネイチャー&フォトガイド 上鶴篤史|西遊旅行
NIPPON再発見!
花のベストシーズンに北海道の野生味あふれる山々を歩きました。北海道の尾瀬と言われる雨竜沼湿原。大雪山の旭岳から裾合平、沼ノ平を通り愛山渓へ抜ける秘境の山旅。そして花と展望の広がる黒岳登山でした。
花のベストシーズンに 最果ての利尻島、礼文島を歩きました。利尻島は島そのものが利尻山。標高差1500mの登山です。そして島を一周、美しい池や湿原を巡りました。
礼文島は標高0から高山植物が咲き乱れています。最果ての島々で花を愛でながら歩きました。
【今回の旅で見れた花々】たくさんの貴重な花々に出会いました。次はレブンアツモリソウの時期に歩きたいなぁ!
アサギリソウ、シロヨモギ、ヤナギトラノオ、キバナノコマノツメ、センダイハギ、カラフトダイコンソウ、リシリヒナゲシ、イワベンケイ、ミヤマキンポウゲ、ボタンキンバイ、レブンキンバイソウ、ミヤマハンノキ、エゾノタカネヤナギ、エソスカシユリ、エゾゼンテイカ、コケイラン、レブンウスユキソウ、ミミコウモリ、シロバナニガナ、タニギキョウ、オオカメノキ、ネムロシオガマ、クルマバソウ、エゾノヨツバムグラ、ツマトリソウ、ミツガシワ、カラフトイソツツジ、ギンリョウソウ、カラフトイチヤクソウ、ウメガサソウ、オオハナウド、エゾノシシウド、オオカサモチ、ハマボウフウ、ゴゼンタチバナ、イワウメ、ニョイスミレ、タカネナナカマド、ミヤマナナカマド、リシリトウウチソウ、ホロムイイチゴ、オニシモツケ、ヤマブキショウマ、ヤマハナソウ、ミヤマハタザオ、エゾノハクサンイチゲ、サラシナショウマ、ハマハコベ、オオヤマフスマ、リシリミミナグサ、ムカゴトラノオ、ウラジロタデ、スズラン、ツバメオモト、ギョウジャニンニク、オオバナノエンレイソウ、マイヅルソウ、ワタスゲ、ニッコウキスゲ、ノコギリソウ、チシマアザミ、ヨツバシオガマ、コケモモ、ツルコケモモ、エゾツツジ、エゾフウロ、オオタカネバラ、ハマナス、エゾカワラナデシコ、イブキトラノオ、ザゼンソウ、エンレイソウ、アツモリソウ、ハイマツ、ミヤマアズマギク、サワギキョウ、シラゲキクバクワガタ、カラフトハナシノブ、レブンソウ、クサフジ、チシマフウロ、ミヤマオダマキ、タチサギボウシ、ヒオウギアヤメ、コイチヤクソウ、リシリオウギ、レブンイワレンゲ、オオイタドリ、スズムシソウ、バイケイソウ、オオウバユリ、オオアマドコロ、ホウチャクソウ、クルマバツクバネソウ、カラフトヒロハテンナンショウ、ガンコウラン、リシリスゲ、チシマザサ、ハイネズ、ヤマドリゼンマイ、ヤマガラシ、エゾカラマツ、ヒカゲノカズラなどなど
毎年の季節限定、日本で初のホタル舟のツアーでした。ホタル舟のみならず、さまざまな歴史の舞台となっている関門海峡、そして萩。美しい日本海の映え風景などをめぐりました。
萩では美味しい海の幸もご馳走になりました。日本は幸せ!
追伸:ツアーのおめあてはホタル舟。このツアーでは1回目、そして中一日あけて2回目。二度のチャンスを狙いました。1回目は雨で、ホタルもチラホラ。そして2回目は狙い通り、晴れの日にあたり幻想的でロマンティックなホタル舟を体験できました。これは実際参加しないと言葉では伝えることはできません。またホタル舟最中はカメラやスマホ、明かりを出すものは厳禁、なので写真はございません。ご了承ください。
2024年の春、新コースの四国を撮る!でした。四国の山や森、渓谷や美しい川、そして海まで様々な自然の被写体を撮影することができました。そして今回の裏テーマ、四国の素敵な一軒宿に泊まり、四国の食や文化も堪能することができました。四国は松山から旅は始まりました。西日本最高峰の石鎚山です。石鎚山では天候はガスや雨でしたが、幻想的な巨樹の森やブナの森を撮影、なかなか出会えないシャッターチャンスの天候でした。写真撮影では雨ならではの美しい景色を楽しむことができます。
それでも一日目はアルペン的な容姿の石鎚山を拝みます。また桜も残っていました。緑と桜も美しい!
石鎚山から流れ込む面河渓ではいい天気で、美しい水の流れを撮影。雨の渓谷も晴れの渓谷も狙いを変えて撮影を楽しみます。
雨の一日は仁淀川の上流部で川の流れを撮影。しっとりとした渓谷をスローシャッターで撮影します。
仁淀川から四国カルストの山上ホテルへ向かいましたが、なかなかガスと雨が止みません。また好天の日に訪ねたいホテルと四国カルストでした。
高知といえば龍馬です。龍馬脱藩の道を通過。その中心的町の檮原にも立ち寄り、隈研吾建築もみましたよ。
檮原には神在居の千枚田もあります。散策しながら千枚田の撮影も
天気は回復傾向、水量の増えた四万十川、そして沈下橋もたくさん見ることができました。
水量の増えた迫力ある滑床渓谷でもじっくりと渓谷の撮影。丸一日でも足りないくらい、次々に美しい渓が現れます。
そして太平洋へ。足摺岬へ向かいます。大岐の浜はいつも美しい!サーファーが絵になります。
足摺岬は日本でも随一の照葉樹林が広がります。そんな森を歩きました。
巨樹も多く存在している保護林です。
足摺岬では午後と早朝にも撮影。ご来光は見られませんでしたが、スローシャッターで海の撮影にトライ!
お気に入りの竜串海岸も散策しながらの撮影です。
奇岩が続く海岸で、フォトジェニック!
旅の最後は高知、牧野富太郎の牧野植物園へ。時間が足りない!丸一日散策しても楽しく学べる牧野植物園です。偉大な尊敬する牧野富太郎を知ることができました。
一年で1週間だけ公開になるガンゼキランの最盛期にもあたり群落を見学することができました。
今回はお宿も素敵なお宿ばかりでした。また行きたい、次は連泊したい!そんなホテルばかりです。個人で旅行の際もぜひおすすめ。そして、別のツアーでもこのホテルを利用して企画を作りたいなぁと思います。
◉石鎚山シラサ峠の一軒宿「山荘しらさ」リノベーションされた広くてデザインされたロビーと美味しい洋食。グッズなども良いものたくさんでホスピタリティも素晴らしい。寝泊まりは4名泊まれるできたばかりのような綺麗なコテージ。目の前には石鎚山と夕日が見られ、反対側にはブナの巨樹の森が広がってます。石鎚縦走の起点にもなります。
◉四国カルスト天狗高原山上の「星ふるヴィレッジTENGU」やはりここも古い宿を完全リニューアル。まるで王ヶ頭ホテルのようです。星空やカルストの展望は最高でしょう。森林セラピーロードが隣接してあって、一日高原で過ごせます。ホテルの中に県境があります!
◉滑床渓谷入口「四万十源流、森の国。水際のロッジ」ログハウス風ロッジでイタリアンレストラン併設。部屋も調度品、飾ってある絵やソファ。すべて洒落てて気に入った。移住した若者たちが運営していて、都会的洗練さがありました。夕食のイタリアンのコースは地産地消の食材を使い、びっくり美味しい。やっぱりたくさんの賞を受賞しているらしい。部屋やレストランからは緑の森か渓谷しかありません。
https://morino-kuni.com/riverside-lodge/
ネパールから帰国し、4月京都の北、京北へ。片波川源流域伏状台杉群を歩きました。とっておきの巨樹の森です。屋久島や芦生の森のような原生林ではなく、人と関わりが深い巨樹の森。そして、はるか昔、平安京を支え作り上げた森でもあります。ネパールにはない、繊細で年月を重ねた自然が懐かしく愛おしい!
著名な黒田の百年桜もちょうど一気に咲き開いた今日でした。これから京北トレイル49km、京都一周トレイル84km
一泊二日にて春分の日七面山withダイアモンド富士!の予定でしたが、ダイアモンド富士は見られずでした。七面山敬慎院の宿坊に泊まり、朝夕のお勤めやご開帳。七面山山頂に立ち、下山後は身延山久遠寺で咲きはじめの桜を愛でてきました。夜から雪がサラサラと降り積もり、サルオガセが見事なカラマツ林がとても感動的でした。また何度でも敬慎院の読経は感動的で響きます。僧侶の方々のおもてなしも感動的。インバウンド盛んですが、この計画の二日間。富士山、桜、寺院と宿坊、森と登山。ぎっちりすごいと思います!
日蓮宗の総本山、身延山。身延には枝垂れ桜で知られる久遠寺があり、高野山や比叡山などのような宗教の町が形成されています。そしてその飛び地となっているのが七面山。山としても標高は1989mで日本三百名山、その山頂近くには不思議な伝説の一の池がありその袂に法華経の聖地であり、七面大明神を鎮守神とする敬慎院があります。ここに宿泊しお勤めを体験します。
本来、春分の日はこの七面山から富士山から日が登るダイアモンド富士見られます。さらにその延長上には出雲大社があり、この直線は北緯35度22分のレイライン「ご来光の道」と言われます。(ちょっと調べてみてくださいね)宿坊で過ごした朝、雪がシンシンと降り積もりました。この敬慎院の読経は一度は聞くべき日本の遺産です。
その雪がサルオガセに積もり、不思議な美しい森も形成していました。この森のサルオガセは今の所、知る限り日本一です。
思いがけない春分の日の雪歩きでとても印象に残る2日間を過ごすことができました。
登山は表参道の1丁目から50丁目まで。49丁目の随神門からは本来、ドーンと富士山が拝むことができるのですが。。。
七面大明神を祀る。夜と朝のお勤めも電気カーペットや毛布もありありがたいものでした。
名物の巻布団。みんな行儀良く、姿勢をただしてお休みしました。
信仰の山ですから、鹿も全く人を見ても逃げません。
下山後、訪ねた久遠寺の枝垂れ桜も咲き始めていました。あと10日もあれば満開でしょう。
寒さも厳しい季節になり、毎年恒例、冬の信州をめぐる旅です。冬になると北海道、東北、そして信州の美しい世界に行きたくなります。(暖かい沖縄にも行きたくなりますが。。)今回も天候もさまざま、美しい景色もさまざまで思いがけない美しい景色にたくさん出会いました。霧ヶ峰では朝、真っ赤に焼けた北アルプス槍穂高連峰とその峰々に沈む満月に遭遇。なかなか出会えない美しい瞬間でした。
旅は長野駅から始まりました。地獄谷に向かう途中、小布施を散策、栗おこわのランチでした。
やっぱりいつものことですが、外国人だらけ。8割以上が外国人でしょう。しかし猿を眺めていると皆、優しい笑顔になります。
猿は湯冷めしないでしょうけど、やっぱり温泉が暖かいようです!
戸隠に宿泊して朝、戸隠奥社参道を歩きました。引き締まった空気は清々しいものです。
今回は私の好きな戸隠牧場にも立ち寄りました。幻想的なシーンでした。冬らしい美しい寒々しい渓流も。
荒々しい戸隠連峰も顔を出してくれました。
舞台は変わり、美ヶ原。憧れの王ヶ頭ホテルです。しかも今年から2連泊。なんと幸せでしょう。ここはやはり標高高く、天候も不安定。1泊だけだと何も見えないで終わったとなりかねないのです。(泊まるだけでも大満足なお宿ではあります)その夕刻、夕焼けの富士山が見られました!
ご来光も!ホテルの目の前からなので寒さもなんとかなります!
ダイアモンドダストを期待した寒い朝(マイナス13度)でした。
中日はあまり視界がきかない寒い日でしたが、おかげで樹氷が美しく、ゆっくりと写真を撮りながら雪道を歩きました。なかなかアート的が白い世界でした。
王ヶ頭ホテルの夕食メニュー。美味しくお腹いっぱい!!
王ヶ頭を下り、松本へ。そして最後の舞台は霧ヶ峰や蓼科高原です。樹氷はあまり見れなかったのですが、絶景の瞬間を堪能。夕刻の光が当たる山々や富士山でした。
蓼科山や北八ヶ岳の山々。
そして霧ヶ峰高原からの感動の朝でした。
北八ヶ岳ロープウェイを使い、白銀の山上へ。雲ひとつない晴天の中、坪庭をハイキング。
旅の最後は御射鹿池も訪ねました。実はこの近くに氷の美しい渓流があり、皆さん興奮して美しい氷に魅了されていました。
そうして、5日間の信州の旅が終了しました。さまざまな冬を代表するような景観が楽しめる信州。晴れでも雪でもガスでも楽しめるのが撮影ツアーだと改めて感じることができました。さぁ、次は北海道、東北です。また美しい景色、ご報告いたします。
2023年も残り後わずか、今年もたくさんの皆様とご一緒させていただき、心より感謝申し上げます。今年の旅はどうでしたか?2024年も楽しみな旅行が待ち構えているのではないでしょうか。今年最後の国内ツアーは冬至恒例の山梨の富士山をめぐるダイアモンド富士のツアーです。夕刻と朝のダイアモンド富士を二度見て、富士山が眼前に迫る三ツ峠に宿泊し、山梨の美味しいもの三昧(ほうとう、吉田うどん、鳥もつ、茜鱒など)のツアーです。私が暮らす町をご案内でき、喜んでいただき、本当に嬉しいツアーとなりました。
富士川町、上高下(かみたかおり)からのダイアモンド富士。冬至から年末年始にかけてダイアモンド富士が見られる名所で、たくさんの写真家、見物の方がスタンバイして、ダイアモンド富士のドラマを楽しんでいました。
まずは三ツ峠山上へ、歩かなくてもジープでこの絶景を拝むことができます。ありがたいことです。ジープはアトラクション。こんな激しい道を進むのは日本でもここだけではないでしょうか。
三ツ峠からは雪を被った南アルプスの白峰三山も望めました。
お客様からのリクエストのあった新倉浅間神社にも。ここは外国人にとても人気があります。石段を頑張って登りましたね。
山中湖近くの沈むダイアモンド富士が見られる場所ですが、直前に雲がかかってしまいました。その分、幻想的な富士の山肌が見られました。ジグザグのブルドーザー道が印象的です。
本栖湖からの富士山は千円札のイラストの富士山です。夕刻の美しい雲が広がっています。
今回立ち寄った、富士山世界遺産センター。無料の施設ですが、見応え、楽しみ甲斐がありました。またゆっくり訪ねたい場所ですね。
旅の最後は四尾連湖、湖畔をのんびりと光と影、水面のキラキラや木々の造形を探しながら楽しい散策でした。
最後に山梨の展望自慢の温泉、みたまの湯でまったりと入浴と昼食。人気の温泉です。