祝!梅雨明け。登山シーズン始まります。注意したいことと心構え。

長い梅雨がそろそろ明けそうです。今年は少し短い夏のような気もしますが、アルプスシーズンがスタートします。山小屋や登山業界も三密をさけてコロナ対策に万全です。アルプスの山小屋も予約制になり、ほどほどいい具合の登山者数に適正化されているとも言えます。

西遊旅行でも夏から秋にかけて多くの登山やトレッキングツアーがスタートします。そこで気になる点、注意していただきたいことを。

「身体は今までと違い鈍っています。長い山行やハードな登山に行く前は必ず事前にトレーニング山行を!」

例年ですと春の登山から少しづつ山行や体を動かす機会を増やして、しだいに体力を回復させて夏などの長いもしくは厳しい山に挑むものでした。それが今年については3、4、5月から7月になるまでなかなか外出もままならず、運動不足やコロナ太りに陥っているのではないでしょうか。

その状態で、いざアルプスといっても、きっと思ったよりしんどいとなるのは目に見えていますよね。ツアーだから大丈夫というものではありません。ただ、少しの準備やトレーニング、心構えで「少しでも楽に楽しく」登山できるのではないでしょうか。


・登山においては、平地のウォーキングだけではあまり効果的ではありません!できれば階段。階段よりも低山でもいいので山を歩きましょう。

・トレーニングで考えるならば、普段より少し早く歩く。普段より山行を意識して少し荷物を多く背負うことが大切です。(たとえば普段1時間で登れる山を50分で登るとか)少しでも身体に負荷をかけるというつもりで。

・予定の山行の3−4日前までに続けて2回以上は山に行きましょう。とにかく数日にわたる山に行くのに、1ヶ月以上山に登っていないというのはNGです!(というか本人がつらいです)

これは今年に限らず、常に言えることで、少しでも何年でも長く山歩きを続けたいならば、一番のポイントは冬です。冬にちゃんとどれだけ山を継続して歩くか。(3時間などの低山でOK)これで登山寿命も登れる山の幅も広がります!


などなど、山や旅をより楽しむために準備をして臨みましょう!