梅雨の6月前半、九州の山好きが集結する九重連山。山々がピンクに染まるミヤマキリシマ登山です。近年は開花情報が随時得られるため、最新情報と天気を読んで登山できるようになりました。ツアーでは事前に設定しなくてはなりませんので、当たるかどうかドキドキですが、そこが安心の九重。2週間くらいの期間で山により開花時期がズレるので、どこかで必ず咲いているであろう予想で山に向かうことができます。
北大船からのミヤマキリシマと九重連山
ツアー1日目は大雨だったものの、登山の始まる翌日以降はいい天気。さらにシャクトリムシに食われているから今年はいまいちという情報がありながらも、山々をピンクに染める風景を堪能することができました。
ツアーは九州最高所の温泉であり、九州唯一の山小屋でもある法華院温泉に二連泊して、山々を歩きました。ミヤマキリシマで知られる山は平治岳、大船山、三俣山を存分に歩きました。そしてそれぞれの山で全てミヤマキリシマを堪能することができました。
平治岳からのミヤマキリシマと九重連山
ちょっと時期が違うかなと思っていた三俣山でも美しいミヤマキリシマが咲いていました!
九州の方でも見たことのある方が少ない北大船の幻の池。大雨の翌日だからこそ、美しい景色を拝むことができました。
三俣山では翌日に登る予定の由布岳が。かっこいい双耳峰です
九重の北千里。変化あるさまざまな景色の中を歩きました。
由布岳では山頂からの展望は得られませんでしたが、ガスの中の美しい自然林を歩きました。
旅の最後は国東半島をプチトレッキング。信仰と石の文化が混ざり合った、興味深い土地です。


雨のおかげで葉っぱがキラキラ
太陽に透かして美しい葉
たくさんの美しい樹々の花を見られました。
花真っ盛りの季節でした。
雨の後だからこその、キラキラした美しさを発見
アカハライモリ!
モリアオガエルにも遭遇
お世話になった芦生山の家。自然を愛する方々が運営しています。地鶏三昧の夕食も美味しかった!
京都の芦生の森から、奈良へ移動。春日大社の鎮守の森へ。手付かずの原生林が残っています。
年月が経っても変わらない森、流れ、木々がありました。
旅の最後は若草山へ。鹿がお出迎え、素晴らしい展望が待っていました。