ディマプール、コヒマ、キサマ、コノマ村、ロンサ村、ロンクム村、モン村、チュイ村等、ナガランドの見どころをご紹介

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ナガランド

長い間、ナガランド州への訪問はインド政府により厳しく制限されていました。第二次大戦中にかのインパール作戦で日本軍が進駐して以降、学術調査団や慰霊団などほんの少数の外国人しかこの州を訪れる事はありませんでした。
「ナガ族」とはこのナガランド州周辺に住む方たちの総称です。現在16部族もの異なった「ナガ族」たちが今なお昔ながらの民俗風習を守って生活しています。キケと呼ばれる角型の装飾品や家畜の骨で飾られた家。色鮮やかな布や装飾品と、鳥の羽や動物の骨で身を飾る独特の民族衣装。山間に広がる農村地帯や美しい棚田。芋虫やタニシ、その他不思議な食材が並ぶ市場等、大戦中この地にもたらされたキリスト教の影響と、昔ながらの特有の文化が混ざり合ったその独特な文化と生活様式を守りながら「ナガ」の人たちは生活しています。

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ディマプール

ナガランド州唯一の空港がある都市。とは言っても周囲にはのんびりとした雰囲気の田舎の風景が広がっています。郊外には今だ謎に包まれているカチャリ王国の遺跡が残っています。
  • カチャリ遺跡

コヒマ

ナガランド州の州都。コヒマ自体は丘陵沿いに広がった大きな街ですが、ここから少し車で走ると本物のナガの村が点在しています。コヒマの街の見所は東北インドで最大のカテドラルと珍しい食材が並んだ市場。昔は首狩り族として恐れられていたナガも、大戦中にイギリス人宣教師が持込んだキリスト教に改宗している人がほんとんです。 コヒマには大きな市場が2箇所あります。そのどちらでも見られるのがナガランド独特の食材。世界で一番辛いと言われる唐辛子やタニシ、芋虫など。ナガは牛肉も食べますが、一番好んで食べるお肉は「犬」なのです。当然ですが市場では犬肉も売られています。 また、コヒマのカテドラルは、インド東北州で最大のもの。コヒマの街を見下ろす小高い丘の上に建っています。門を入るとそこには桜の木が植えられています。これは大戦中の戦死者の慰霊のためにはるか遠く日本からこのコヒマに運ばれてきた物だとか。カテドラル内部には巨大なキリストの像が祀られています。
  • 市場の風景
  • コヒマ・カテドラル

ヴィスウェマ村

人口約9000人。1300程のの家族が住むアンガミ族の村。村の中ではキケ(角)が入り口の上に飾られた家を沢山見る事が出来ます。また、彫刻が施された村の入り口の門もの残っています。
  • ヴェスマ村の民家
  • アンガミ族の家族
  • 村の門

キグウェマ村

コヒマから南方。インパールとへ続く幹線道路沿い広がるアンガミ族の伝統的な村。 家々にはキケが沢山見られ、また、幾つかの家では力の象徴でもあるミトンの頭蓋骨が飾られているのを見ることも出来ます。
村の中心にはモロンが残っています。モロンとは日本語でいう所の「若者宿」。日本にも明治頃まで残っていた風習ですが、ナガの男性は結婚するまで集団生活を営み、自分より年上の男性から「ナガの生活」を学んでいました。
今ではこの風習は無くなりつつありますが、15年程前まではこのモロンで若者たちは家の建て方や耕作の仕方、夜這いの仕方、狩りの仕方や戦争の仕方等を身に付けていました。モロンを通じてナガランドの独特の文化は育まれてきたのです。
  • ナガランド特有の建築

キサマ

毎年11月に開催されるホーンビルフェスティバルというお祭りの会場がキサマです。このお祭りにはナガランドの各地から様々なナガ族が集い、それぞれの民族衣装を身にまとい各民族のダンスを披露します。お祭りの会場となる広場の周囲には各ナガ族の伝統的建築を再現した民家が展示されています。
  • 祭りの様子
  • 各地のナガ族が集います
  • ナガ族の伝統的な民家が展示されています

コノマ村

棚田広がる谷間に広がるアンガミ族の村。約500家族、3000人程の人が住んでいます。街の中心には建つ教会が建っており、ここから眺める周囲の棚田はまさに絶景。当然ですがモロンも残っています。この村では織物が盛んに行われており、運が良ければ女性が整経をしている様子や、機織をする様子を目にする事が出来るかもしれません。 教会の反対側にある石の階段を登ると一番上に一人のイギリス人の墓があります。昔この場所にやってきたイギリス人の探検家のお墓だとか。ここからの村の景色も絶景です。
  • 谷間に広がる棚田
  • 機織の様子

旧コヒマ村

現在のコヒマの街は元々この区画から広がって行ったそうです。入り口にはナガランド独特の彫刻を施した門が残っています。 ナガランドの村は「ケル」と呼ばれる大きな区画に分かれており、ほとんどの場合一つの村は4つのケルに分割されています。そのケルそれぞれにケルの長がおり、そのケルの長が人々の意見をくみ上げ、ケルの長の会議で村の方針が決まるのだそう。この文化はナガランド州内のほとんどの村に共通するそうです。 訪れた民家では大戦中の日本軍のカブトと剣を見せてくれました。果たして本物なのでしょうか・・・
  • 左:旧コヒマ村の門 右:日本軍のカブトと剣?

トフェマ

コヒマから北へ。毎年2月頃にお祭りが開催されるトフェマには雰囲気の良いツーリストロッジが建てられています。
ツーリストロッジから歩いてすぐのところに博物館があります。博物館というのは恥ずかしいくらい小さな建物ですが、展示物は非常に充実しています。昔の首狩りの風習があった頃の首を入れて運んだ籠や、槍や刀、木彫りの人形やナガランドの布などが展示されています。そして、博物館のすぐ近くに籠つくりの工房があります。ナガランド内では竹の籠つくりをどこでも見ることが出来ますが、男性は必ずこの籠の編み方をモロンで教わり、結婚する際に奥さんに作ったり、娘さんが出来たら自分で娘が使う籠を作るのだそうです。作るのは男性の仕事。その籠を使って仕事をするのは女性の仕事と決まっているそう。ちなみにこの籠はナガランドの各民族によってそれぞれ形が違っています。
  • ツーリストロッジ
  • 籠作り

トフェマ村

アンガミ族の村。見事な彫刻が施された門の奥にはかつて首を掲げた立派なバンヤンの木が立っています。門を通り過ぎ、ゆるやかな坂道を登っていくと最奥の広場に着きます。この広場には男性と女性の石が置かれています。かつて他の村との戦争で村の戦士が亡くなった時には女性の石が血を流してその訃報を村に伝えたのだそうです。
  • トフェマ村
  • トフェマ石

ロンサ村

約450家族、3500人位の人口を擁するアオ族の村。アンガミの村とは異なり、土壁の家が沢山並んでいます。村の中には大きな石が並んでおり、ミャンマー側のナガやチンも含めこの周辺に根付く「石」の文化を垣間見る事が出来ます。 「石」は力の象徴とされており、村人は自分の力を村人に誇示するため、お金を貯めてお祭りを開きます。お祭りのメインの儀式は山から大きな石を切り出し人の力で村の中まで運び入れ、家の前や村の広場に立てること。この儀式をすることで村の中でのその人の名声や地位が上がっていくのです。 本当に豊かな民家では幾つもの大きな石が並んで立てられているのが見られます。
  • アオ族の女性

ロンクム村

約3600人が住むアオ族の村。標高1,846mのこの村へは幹線道路から急な坂道をひたすら登って辿り着きます。村の最奥、一番高い所には一本の塔が建っており、そこから周囲の山並みや村全体を見渡す事が出来ます。この村は周辺のアオ族の村を束ねているらしく、アオ族の人が亡くなった時にはその魂はこの村まで着て、村の一番高い場所から天に昇っていくと信じられているそうです。
  • アオ族の老婆
  • 標高1,846mに位置するロンクム村

モン

ナガランド最奥の街。コニャック族の中心地でもあります。ここまで来るとさすがに道路状況も良くなく、宿泊施設も簡素な物になりますが、その分、古くから受け継がれてきたナガの伝統的な生活習慣を見ることが出来る場所です。モンを見ずしてナガランドを見たとは言えません。
  • モン近郊の風景
  • モンの街並み

モン村

約250家族が住むコニャック族の村。現在でも村には王様が住み、王様のお住まいはコニャック族伝統の奥に長い造りの家。内部には様々な装飾品や複数いるそれぞれの王妃の部屋があります。 村の入り口近くにはモロンがあり、周辺の民家では昼間からアヘンを吸っている男性の姿を見ることが出来るかもしれません。コニャックの居住区に広がるアヘンは元々イギリス軍が持ち込んだ物。元々コニャック族は非常にすぐれた技術を持っており、鉄砲なども自分たちで作っていたそうです。それを恐れたイギリス軍がアヘンを持ち込み、男性たちをアヘン中毒にしてしまったのだとか。 かつて首狩りの風習があり、村の広場には狩ってきた首を飾った大きな岩が残っています。
  • モン村の民家・飾られた動物の骨は力の象徴
  • コニャック族の男性

シャンニュー村

約1400人が住む村。この村へは山道をしばらく歩いて訪問します。村の中心にはやはり大きな石があり、まだ首狩りの風習が残っていた頃はここに他の村で狩ってきた首を晒したとのこと。 広場のすぐ近くには博物館があり、その中には一枚の木で出来た大きなモニュメントがあります。これは昔のこの村の王様が偶然ジャングルの中で発見した物らしく、村の言い伝えでは天使によって作られたものと信じられており、発見したときからこの形だっだのだそうです。村はずれには一本の大きなバンヤン木が立っています。その木の根元には往時の首狩りの風習の名残である頭蓋骨が7~8個安置されています。このバンヤンの木は昔の村の入り口だったのだそうです。
  • 左:村の博物館 右:シャンニュー村の王
  • 木の根元に安置されている頭蓋骨

ランメン村

150家族、約1500人が住むコニャックの村。最奥にはやはり王様の家があります。村の中にはモロンが残り、そこには木で彫られた大きな太鼓が横たわり、小さな部屋の中には夥しい数の頭蓋骨が隠すようにして安置されています。木の棺桶のような入れ物に雑然と収められている数百個はあると思われる頭蓋骨は往時の首狩りの風習を「本当の事」として実感させてくれます。ちなみに最後に首を刈ったのは25年ほど前のことだそうです。
  • ランメン村
  • 村の人々

チュイ村

この村の一番の見所は非常に美しい数多くの木の装飾品で飾られたモロン。この周辺で見つかった象の頭蓋骨なども飾られています。ここの王様は数多くの宝石を収集をしているのだとか。運がよければそのコレクションを見せてくれるかもしれません。
  • 左:チュイ村の王 右:象の頭蓋骨
  • 美しい装飾のモロン