ボンダ族、コナーラクのスーリア寺院、ウダヤギリ、ブバネーシュワル、オリッサの山岳民族等、オリッサ、バスタールの見どころをご紹介

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オリッサ、バスタール

オリッサ州はかつてはカリンガ国と呼ばれ、バリ島やスマトラ島、ジャワ島あたりと交易をする海運王国でしが、マウリア王朝三代皇帝アショカ王によって、紀元前260年頃に制圧されます。
その時の戦争が数十万人の犠牲者を出す凄惨なものであり、それを悔いたアショカ王は仏教に深く帰依するようになりました。その後、紀元前1世紀には仏教は衰退し、ジャイナ教が台頭し、この頃に有名なウダヤギリ、カンガギリといった石窟寺院が掘削されました。7世紀にはヒンドゥー教がその座を取って代わり現在に至っています。

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コナーラクのスーリア寺院

1984年に世界文化遺産として登録されました。13世紀の半ばに、後期東カンガ朝のナラシンハデーヴァによって、約20年かけて造られた寺院と言われています。
彫刻の素晴らしい大きな車輪が有名ですが、この寺院自体が7頭の馬に引かれる12対24個の車輪を持つ馬車をあらわしています。寺院の壁面には風化している部分もありますが、人物像や動物像、男女の抱擁像などが緻密に刻まれています。
  • コナーラクのスーリア寺院
  • コナーラクのスーリア寺院

ウダヤギリ

紀元前1世紀頃に大部分が掘られた石窟寺院群。計18窟あり、それぞれが「王妃の宮殿窟」や「象の窟」等の名前がつけられています。
窟から窟への移動は、足場の悪い所もあるので、運動靴などで行く方がよいでしょう。ウダヤギリから車道を渡り、坂道を上がるとカンダギリがあります。時間に余裕のある方は、こちらの訪問もお勧めします。
  • ウダヤギリ
  • ウダヤギリ・石窟の入り口

ブバネーシュワル

ブバネーシュワル市内には100以上にも及ぶヒンドゥー寺院が点在しています。これらの寺院はオリッサ式建築様式が用いられ、ジャガモハン(拝堂)とデウル(聖堂)の組み合わせが定型です。そこにトウモロコシのような形のシカラ(塔)が力強く天に伸びています。
外壁や塔門(トラナ)には、生活の描写や抱擁像等の美しい彫刻が残っています。
  • ラージャラーニ
  • リンガラージャ

オリッサの山岳民族

オリッサ州山岳部には、独自の生活様式を守る山岳少数民族の部落が数多くあり、約60もの部族が生活しています。オリッサ州では、オリヤー語が話されていますが、各部族はそれぞれ異なる言語を話し、独自の生活文化を守っています。
  • ボンダ族
  • ボンダ族
  • ドングリアコンド族
  • デジアコンド族の民家
  • ガダバ族
 

○ドングリアコンド族

コンド系諸民族のうちの1つで、オリッサ州最大の指定部族です。コンド系は山地森林中に住む高地コンドと、低地に居住しヒンドゥー化が進んだ低地コンドに分けられます。ドングリアコンド族は高地コンドに属しています。彼らの居住区への立ち入りは保護政策によって制限されているため、ニャンギリの丘を越えて、週に一度の定期市であるチャティコナの水曜市にやってくるところで出会います。

 

○デジアコンド族

ひさしが長く、地面までつきそうな屋根が特徴の家に住みます。彼らは農耕を生業とし、綿などを作っています。多くの場合、彼らの村には、ハリジャンの集落が併設されています。これは、外界との接触が苦手であるため、外界との接点としてハリジャンの人々が役に立っているからなのだそうです。
 

○ボンダ族

ボンダ族はボンダヒルと呼ばれる丘陵地帯に住み、外部との接触を余り持たず、独自の社会文化的特徴を守り続けています。女性は髪を短く刈り、ビーズ細工を頭に巻いています。また、胸には子安貝やビーズ製のネックレスを幾重にもたらし、その下には何も身につけていません。下半身は20cmほどの布を巻くのみです。 彼らの居住地への立ち入りは制限されていおり、遠いところでは30㎞以上も離れた村から週に1度、アンカデリの木曜市にやってくるところで彼らに出会います。女性は農作物を、男性は自分たちで作ったお酒を売りにやってきます。この市場ではボンダ族の男性の写真撮影は厳禁です。
 

○ガダバ族

女性の大きなイヤリングと太い金属製のネックレスが特徴的なガダバ族。ただ、残念ながら近年は、それらのアクセサリーを身につける人は減りつつあります。宗教は主にヒンドゥー教、その中でもシヴァ神を信仰しています。