渡りの本流!韓国の離島バードウォッチングツアー【前編】

Report by 大西敏一&五百澤日丸 / 2025年5月3日~7日

5月3日:初日 / Report by 五百澤日丸

今年も韓国離島ツアーがやってきました。このところのツアーは天候に恵まれないこともあり、不安な気持ちもありましたが、多くの鳥たちに会えることを期待しつつ仁川国際空港へ向かいました。

関空組は私一人なので参加者の皆さんとは仁川で顔合わせです。仁川に到着するとあいにく雨。午後からの回復予報を期待しつつ、中部からご参加の方々と合流し談笑していると、成田便が遅延との一報が。現地添乗の朴さんといつものドライバーさんとも合流し、ファストフード店でしばし待機。13時過ぎに成田組の方たちが到着する頃にはすっかり雨も上がっていました。これは幸先が良いぞ。皆さん機内食が出ていたので昼食はパスし、ホテルに向かい、荷物を置いて早々に探鳥に出かけました。

まずはいつものクロツラヘラサギの繁殖する場所へ。調整池のど真ん中の人工島でクロツラヘラサギとモンゴルセグロカモメが繁殖しています。例年ならこの時期は両種とも可愛いヒナの姿が見られるのですが、今年はまだ抱卵中のようです。気温の低い日が続いたからかもしれません。そこではアカツクシガモ、セイタカシギ、コガモに混じるシマアジなども観察。定番のダルマエナガはなかなか手ごわくて写真が難しそうです。

調整池に浮かぶ人工島
セイタカシギ(藤田正昭さま撮影)

その後、クロツラヘラサギが至近距離で見られる湿地公園へ移動。お約束どおり、本種が近い。散歩の人が通るすぐ横で採餌していて、スマホでも撮影できそうです。セイタカシギもすぐ近くにいます。1枚の田んぼにバンが10羽もいる場所があり、デイスプレイや争いなどいろいろな行動が見られて楽しめました。他にはアカハラツバメ、ヒバリシギ、タカブシギなどが見られました。

クロツラヘラサギ(C)五百澤日丸
アカハラツバメとツバメ(大林修文さま撮影)

初日最後の探鳥は干潟で。以前、ホウロクシギなどが数百いた場所ですが、干潮のタイミングだったようで、多くのシギチは遠くで蠢いていました。それでもダイゼン、オオソリハシシギ、ダイシャクシギ、ホウロクシギなどはそこそこの距離で観察ができ、特にズグロカモメの夏羽がひっきりなしに目の前を飛び回り、干潟でシャコの仲間などを捕って食べる場面もありました。気温が低いうえ、風が強く、寒くなってきたので長居はせず本日の探鳥を終了。

夕食はいつもの店でサムギョプサルです。明日は皆さんと渡島できることを願って美味しくいただきました。

ズグロカモメ成鳥夏羽(大林修文さま撮影)
サムギョプサル

この日確認した鳥:56種

 

5月4日:2日目 / Report by 大西敏一

朝起きて、真っ先に空と風を確認した。快晴でほぼ無風。これなら船は出そうです。ホッと胸をなで下ろしながら、ホテルの朝食会場へ行くと、皆さん、すでに朝食バイキングへと集まっておられました。出航が9時なので、朝食は6時30分からです。今日は離島に渡ることが最優先のため、早朝の探鳥はご遠慮いただきました。朝食後、専用車にてフェリーターミナルへと向かいます。

韓国も連休2日目となっているので、道路もやや混んでいます。ターミナルの駐車場も満車で入れません。外で下ろしてもらい荷物を持って乗り場へと向かいます。中に入るとものすごい混雑ぶりで、座る場所もありません。たくさんある離島の船乗り場なので、みんながみんな、同じ離島ではないので、心配はありませんが、それでも満席とのことでした。8時40分、乗船し指定席に座ります。9時に出港すると鏡のような海面を滑るように走ります。船酔い止めはいつも飲みますが、この日は飲まなくても大丈夫そうでした。黄海は海鳥がいつも少なく、ずっと探していてもほとんどいなくて疲れるだけで後悔します。モンゴルセグロカモメとウミネコ、カワウ(亜種が気になるところです)、ウミウ程度で、参加者の中でヒメウも確認されました。12時30分、目的の離島に無事に到着しました。これで一安心です。今回の宿は以前もお世話になってペンションで、そちらの迎えのバスに乗り込んで、まずは宿に入ります。荷物を置いたら昼食会場へ行って腹ごしらえです。

今回の離島のペンション
ウミネコ

 

13時30分、昼食後、宿に戻りひと休憩して観察機材を各自準備していよいよ探鳥の開始です。宿の周りには林、荒れ地、農耕地があり、集合中、宿の木にとまっているシベリアムクドリ、キマユムシクイ、バフマユムシクイ、ヤナギムシクイと次々と鳥たちが出てきます。始めから渡りパワー?全開で参加者もガイドもどうして良いのかわからなくなるような嬉しい悲鳴が続きました。

離島の環境(荒れ地)
シベリアアオジ(五百澤撮影)

 

まずは宿の前の荒れ地を見ながら舗装道路をゆっくりと進みます。足下から次々と小鳥たちが現れては藪に入ります。地面で草本の種子を一生懸命についばんでいます。シベリアアオジ、コホオアカが中心で、キマユホオジロ、シマノジコ、シマアオジなどなど。その数は日本の離島の比ではありません。シベリアアオジやコホオアカなど各1,000羽は楽にいる感じだし、シベリアムクドリも200羽程度の群れでいます。チョウセンメジロも20羽程度の群れが飛んできて目の前の桜の低木に入り、一気に盛り上がりました。空を見ると、ハチクマとサシバが結構な柱を作り、東から西へと渡っていきます。その中にアカハラダカやアカアシチョウゲンボウの姿も確認できました。大西さんがノゴマやアカモズを説明していると、こちらでアリスイやハリオシギなど出て、どこを見たら良いのかわからなくなるほどでした。

ノビタキ(五百澤撮影)
ハチクマ(五百澤撮影)

 

こうしてあまり歩く前に時間は過ぎていき、あっという間に夕方になってしまいました。終了間際、チャキンチョウが1羽飛んでいく姿を見ましたが、去った方向を探しても見つからず・・・。日没は日本より西にあるだけ(時差はない)、まだまだ明るかったのですが、18時30分に夕食の時間となり、本日はここで、終了です。

 

この日確認した鳥:106種

 

 

5月5日:3日目 / Report by 五百澤日丸

後述しますが本日は渡りが大爆発した一日でした。いつどこを見ても鳥がいる状況で長年韓国に来ていますがなかなかお目にかかれない、素晴らしい鳥見の一日でした。

今日は島に一日滞在して探鳥ができる日です。朝5時半に探鳥へ出発。空は昨日とうって変わり曇天で霧も出ています。このような天気の時は渡り鳥たちが島に降りてくる可能性が高く、ときに大当たりになることがあるのです。昨日のコースを逆に辿りながら回ってみることに。いきなり道端からハリオシギが飛び出し、コイカルやサンショウクイが群れで飛びます。ツツドリ、カラアカハラ、キマユムシクイなどがよく囀っています。オウチュウは複数で出現。昨日五百澤さんが見たチャキンチョウ目当てに定点観察をしているとマミジロキビタキの雄が現れ、端ではムジセッカが囀り始めました。上空を見上げるとマミチャジナイとカラアカハラの大群が何度も渡っていきます。明らかに小鳥類が増えてきている感じです。水田地帯に抜ける途中でシロハラクイナやシマノジコを確認。まだ水が張っていない田んぼでは、ツメナガセキレイ3亜種、アカガシラサギ、シマアオジなどをじっくりと観察しました。朝探だけで61種を観察。

コイカル・シベリアムクドリ・コムクドリ・シロガシラの水浴び(大林修文さま撮影)
オウチュウ(大林修文さま撮影)
マミジロツメナガセキレイ(大林修文さま撮影)

 

朝食のメインはカレイの煮つけ。ゆっくりと食事をしたあと9時半から探鳥を再開。宿前の電線にはシベリアムクドリが飛来し、桜にはアカマシコの群れも現れたので皆さんで観察。宿前の空き地を歩くとマミジロタヒバリやジシギが飛び出します。綺麗なノゴマの雄の姿も。ツメナガセキレイやホオジロハクセキレイを見ているとケリが1羽佇んでいます。本種は離島でたまに見られる珍鳥です。ムクドリ類の声がするので見ると数十羽の群れが飛んできて木に止まりました。なんとほとんどがシベリアムクドリ!カラムクドリも混ざっています。さながらシベリアムクドリがなる木には皆さん大興奮。遠くの電線にも群れが止まっています。

アカマシコ雄と雌(藤田正昭さま撮影)
シベリアムクドリのなる木(藤田正昭さま撮影)

その後、カラアカモズやマミジロキビタキなどを見たあと、海岸でしばしカモメウォッチング。ウミネコが多く、モンゴルセグロカモメの姿もちらほら。ひときわ背中の色が濃い個体がいたので見ると足の色が黄色い。ホイグリンカモメかと思いましたが、そこまで背中が濃くないのでtaimyrensisタイプでしょう。成鳥の初列風切はすべて換羽している点もモンゴルセグロカモメと違うポイントです。ここではミヤコドリやタイワンハクセキレイなども近くで観察しました。海岸横の小さな公園もポイントです。草地にはシマアオジやキマユホオジロ、コホオアカなどがいます。コイカルの声のする方を見ると数十羽木に群がっています。シベリアムクドリやシロガシラも羽繕いをしています。どうもそばに水たまりがあり、そこで水浴びしたものが木に移って休んでいるようでした。結局、午前中だけで103種を観察しました。

モンゴルセグロカモメ第1回冬羽(藤田正昭さま撮影)
シマアオジ雄(藤田正昭さま撮影)

 

昼食は豆腐チゲ。スープがとても美味しい。朴さんのコーディネイトで辛いのが苦手な方も安心して美味しい韓国料理が食べられるのもこのツアーの良いところです。食事を終えて店を出ると近く木にマミジロキビタキが止まっています。と、「クロウタドリ!」と五百澤さん。見ると目の前の畑に雄がいます。コウライウグイスも数羽飛んできます。少しも気が抜けないのが離島の渡りです。宿に戻り、バスから降りると今度はブッポウソウが10数羽飛来して木に止まりました。私は宿にカメラを置いて食事に出ましたが、私がカメラを持っていないと必ず何かが出るジンクスは健在で、皆さんに「今後はカメラ無しでお願いします」と言われ大爆笑でした。

マミジロキビタキ雄(藤田正昭さま撮影)

少しの休憩を挟み、14時から探鳥スタートです。オジロビタキが宿裏にいたようでお客さんが綺麗な雄を撮影されていました。宿前の電線には奇麗なシベリアムクドリの雄が止まっています。午後は少し遠出をして以前のツアーで色々と見られた島の南部の集落を目指すことに。しかし現地に着いて驚きました。ここ数年の間に風景が変貌しており、良かったポイントは軍施設のフェンスで仕切られていたり、農地には住宅がいくつも建っていて探鳥ポイントが無くなっていました。これは島だけのことではなく、本土側でも様々な理由で探鳥ポイントが失われているのはとても残念なことです。

オジロビタキ雄(大林修文さま撮影)

早々にその場を離れ、ある程度戻った位置から徒歩で水田地帯を進みながら宿まで戻るコースに変更。幸い今回は鳥影が濃いので歩きながらじっくり探す方が色々と見られそうです。途中、軍人さんから職務質問を受けるハプニングを挟みながら探鳥が進みます。キマユムシクイやマミジロキビタキが増えていて、後者を撮りたかった方も無事カメラに収められたようです。畑と隣接するブッシュにイワミセキレイが出現。皆さん色めき立ちます。独特の声も聴かれました。ここではオジロビタキやアムールムシクイ、シマノジコ、シロハラホオジロ、アカガシラサギなども見られました。

イワミセキレイ(大林修文さま撮影)

 

ふと空を見上げると断続的にブッポウソウの群れが飛んでいきます。一体、何羽通過して行くのでしょうか。水田地帯を歩くとアカガシラサギが何度か出現。田植え前の田んぼではシマアオジの雄やハリオシギ、ツメナガセキレイ3亜種などを観察。シベリアアオジやコホオアカはどこにでもいます。昨日のチャキンチョウポイントで定点観察をしているとブッポウソウとコウライウグイスの群れが飛来し、木に止まったのを皆さんとじっくり観察。宿には18時過ぎに戻りましたが、再びブッポウソウの群れが。数えると70羽以上。コウライウグイスもわらわら飛んでいきます。今日一日でブッポウソウはゆうに300羽以上は見られたし、シベリアムクドリに至っては一生分見たような感じでした。

シマノジコ雄(大林修文さま撮影)
コウライウグイスとブッポウソウ(大林修文さま撮影)

本日の夕食はペクスクという地鶏を使った鍋です。参鶏湯のようにナツメグなど漢方的なものやコウタケなどが入っていて美味しい。今日のような鳥だらけの島にはずっと居たいですねと皆さんと乾杯。食事が終わり店を出ると遠くコノハズクが鳴いていました。

ぺクスク

この日確認した鳥:116種

 

後編に続く………

この記事を書いた人

大西 敏一 おおにし としかず
1961年生まれ。大阪府在住。野鳥歴45年。フリーランスとして鳥類調査をメインに執筆、講演、ツアーガイドなどに携わる。離島の渡りに関心があり、韓国の島嶼にも長年通い続けている。シギ・チドリ類やムシクイ・ヨシキリ類などが好み。主な著書に「日本の野鳥590/650」(平凡社)、「世界のカワセミハンドブック」(文一総合出版)などがあり、協力図書も多い。

この記事を書いた人

五百澤 日丸 いおざわ ひまる
新潟県在住。(有)レイヴン・所属。鳥類調査を中心に、執筆、写真撮影、ツアーガイドを行う。一番の関心事は、ヒマラヤ山脈から台湾・南西諸島・朝鮮半島・日本にかけての鳥類の分類・分布。主な著書に「日本の鳥550 山野の鳥 増補改訂版」(共著/文一総合出版)、「日本の野鳥650」(共著/平凡社)など。他にも著書多数。

初夏の道東ワイルドライフフォトスペシャル【後編】

Report by 戸塚学 / 2024年6月17日~22日

4日目 

波もなく、風も穏やかでいい天気です。朝食後、相泊港からクマクルーズの船に乗りますが、なかなかクマが見つかりません。途中でまたしてもウミネコやオオセグロカモメの群れの中にミツユビカモメがいたので船を近づけて撮影しました。昨日の事もあるのでミツユビカモメが出ると本命に当たらないような気がしてきてしまう。かわいいカモメで個人的には好きなのですが、彼ら以外の本命に当たってほしい。

ミツユビカモメ

時々上空や崖の上にオジロワシが悠然と飛ぶがヒグマの姿は見つかりませんでした。あとで聞いた話だが昨年あまりにもクマが多くなったので30数頭撃ったという。もしかしたらその影響もあるのかもしれない。一旦羅臼港に戻り13時の乗船を待ちながら各自昼食を食べてから乗船しました。乗船前に「シャチがメインなら上のデッキの方が見つけやすい」ことを伝える。下のデッキは目線が低いので山をバックに入れるにはいいが、目線が高い方が有利になる。しかしせっかく全員上に乗ったのにお客さんが多くて前が見えないのが困りもの。しばらくするとすぐにシャチが見つかり、かなりの数が出ているようでほぼシャチに囲まれている感じ。どれを狙っていいのか悩ましい。また子供がジャンプをするが低いので撮影にはかなり厳しく非常にストレスがたまる(まぁ嬉しい悩みだが)みなさんワーワーキャーキャーと子供のようにはしゃぎながら撮影を楽しんでいます。途中クロアシアホウドリも出たのですが、近づく前に飛ばれてしまいました。とにかくシャチだらけでみなさん大満足での下船となりました。

シャチ群れ
シャチのスパイホップ

今夜もシマフクロウの撮影があるので17時30分食事スタートで19時にシマフクロウ撮影に出発です。この日は全員参加でシマフクロウを待ちます。20時からオスが鳴き出し、その後ペアでの鳴き交わしに変わりました。徐々に声が近づいてきたので期待するもまた声は遠ざかる。ふと緊張の糸が切れた時だった。オスが飛んできました!魚を1尾捕らえるとすぐに食べてしまった。もう1尾捕まえるが食べようとしない。どうやらヒナに持って行くのだとわかったのでみなさんに狙ってもらうように伝える。その瞬間、飛び去って行った。無事その姿はみなさんに聞いたら撮れたとのことでほっとする。その後メスが来るのを待つが来ない・・・。結局この日は23時まで粘ったがメスは現れず、オスの飛来が1回だけだった。昨年の2日間ダメだったことを考えれば今年はいい方だろう。

シマフクロウのオス

 

5日目

朝、カーテンを開けるとそこは真っ白な世界だった。ひどい霧だ!とはいえ風や波がひどく無ければ出航をするし、電話もないので予定通り朝食を食べ車に荷物を積み込み港へ向かいました。霧は午前便では普通の事で、沖に出ると晴れることもあるのでそれに期待をします。さて出航しても霧は一向に晴れません。進路は岬側に移動後、国後方面へ。国境近くに向かいます。船長的にはここら辺が一番出会う確率が高いのでヤマを張って向かいますが、とにかく何も見えない(笑)そんな中、11時方向に黒い塊?クロアシアホウドリかな?と双眼鏡で見ると黒い塊は上に伸びる?シャチだ!と叫ぶとなんと霧の中からシャチの背びれがあちこちからにょきにょき生え出した(笑)「ブッシュ―」というブロー音も近く、リアルに息遣いを感じる。シャチたちは波が穏やかな分のんびりと泳いでいる。中には浮かんだまま泳がないものまで。またこれが近い!もちろん少し遠ければ霧で見えないのだから。子供がジャンプをするが霧が濃くてピントが合わないのが悔しい!しかしよくもまぁこんな状況で出てくれたとシャチたちに感謝をしたいくらいだ。霧によるダメモードだったが、このシャチの出現に船上は狂喜乱舞の熱に沸いていた。フルマカモメが近くを飛んでも誰も真剣に撮影していない様子はおかしかった。

濃霧の中あらわれたシャチ
フルマカモメ

下船後はまず道の駅でトイレタイム。みんなが戻ってくると同時に大型バスが到着してどっとお客さんがトイレに向かう。早く着いてよかった!コンビニで昼食を買って車の中で食べながら知床峠に向かいます。ドライバーさんが良くヒグマが出る場所では速度を下げて探してくれますがヒグマとの遭遇はありませんでした。途中までかなり濃い霧で「大丈夫かな?」と心配していましたが、峠は霧が抜け視界が広がっていました。まずいつも見られる場所で探していると、少し離れた場所のカメラマンが私が見ている方向とは違う方向にレンズを向けているのが見えた。レンズの先を双眼鏡で覗くとウソがいた!みなさんに伝えてその場所へ行くが、残念飛ばれてしまった!ただ1名だけは撮れたと喜んでいた。タンポポの綿毛を食べるので戻ってくることを期待しましたがそれっきりだった。

ウソ

その後も霧雨や雨が降るたび車内に逃げ込みつつも、アマツバメ・ノビタキ・アオジ・ウグイスを確認、遠くでツツドリ・コマドリ・オオジシギの声を確認するも本命のギンザンマシコはが出ないし、さえずりも聞こえない。ハイマツの実をかじった後は確認できるのでいるはずなのだが。その後ウソがペアで出始めてくれたおかげでウソだけは撮ることができました。16時になったのでここで終了にしました。天気が良ければ夕日がきれいなウトロ側を通過するので「なにか」に期待を売るのですが、イマイチな天気なのでなんともなりません。海岸の岩にとまるオジロワシを眺めつつホテルに到着してこの日は終了となりました。

 

 

最終日 

朝は朝食の関係で8時に出発にしましたが、大型バスが2台分お客さんを降ろしているので、朝食会場は長蛇の列!ここで気がついた、今日は土曜日だった!朝食を慌てて食べて何とか時間通り小清水原生花園に到着。まずは木道を歩きながら各ポイントの説明を始めると、いきなりオオジシギがとまっている姿を確認したので撮影をしてもらいます。その途中で「ジィジィジープ」と鳴き出し、声も堪能してもらえました。原生花園側ではノビタキの巣の位置を下見の時に確認しておいたのですが、巣立ってしまったようで親も子も近くで見られなかった、残念。かわりにホオアカのヒナが大きくなったようで頻繁に給餌をするので近くで撮影をしてもらいます。私は周囲を探しますが、エゾセンニュウの鳴き声もしないし、下見で出ていた場所にノゴマの姿も見つけられなかった。

ホオアカ

一名の参加者が「お花の撮影もしたい」という事で望遠、広角、スマホでのお花の撮影レクチャーをして楽しんでいただきました。原生花園一面に白い花が咲いたよう見えるのはエゾシロチョウが一気に羽化したようで、夜に雨が降ったことと気温が低いので木や花にとまっている姿だった。10時30分になるとエゾシロチョウがあちこちで群れ飛ぶ姿に見送られ、小清水原生花園を後にします。

エゾシロチョウ

そしてこのツアー最後のポイントへ移動です。女満別駅近くのキャンプ場で下見の時にアカゲラの巣を確認してあったのですが、その時も巣穴からヒナの声が激しく聞こえていたので巣立ちしているのでは?とちょっぴり不安もありました。もう一つの期待は結構クマゲラの食痕があるのでもしかしたらクマゲラが出るかもという淡い期待もありました。キャンプ場から歩き出すと網走湖にオカヨシガモが浮かんでいます。オシドリも多いので驚かさないように探すとペアを見つけることができました。さて気になるアカゲラの巣に近づくとオス親が警戒の声を上げている。ちょっと申し訳ないがその姿を撮影させてもらう。

アカゲラ

「ごめんごめん」と早々に立ち去ると枯れ木にコムクドリがペアでとまっている・・・しかし遠い。ベニマシコの声がするがなかなか姿が見えない。簡単に片付くと思っていたコヨシキリには結局最後まで悩まされた。小鳥の塊が動いてきたのでシマエナガか!と思ったらハシブトガラの家族群で親鳥はヒナにエサを与えながら移動をしています。しかし柳の葉が邪魔だし暗くて撮影に苦労する。終了時間が迫ってきたので専用車向かって戻る途中にカモ類の群れが葦原の奥から飛び立ちます、オシドリの群れだ!飛翔する姿を撮影してもらうとちょうど時間となりました。しおりに書いてある予定よりも30分早いが、空港で食事やらお土産を買う時間や、パッキング時間もあるので空港にみなさまを送り届け終了となりました。ご参加いただいたみなさま、お疲れさまでした。そしてありがとうございました。

ハシブトガラ

撮れた生き物
スズガモ・オシドリ・オカヨシガモ・フルマカモメ・ハシボソミズナギドリ・ハイイロミズナギドリ・チシマウガラス・アオサギ・タンチョウ・カッコウ・ツツドリ・アマツバメ・オオジシギ・ミツユビカモメ・ウミネコ・オオセグロカモメ・ウミスズメ・ウトウ・エトピリカ・トビ・オジロワシ・シマフクロウ・モズ・ヒバリ・ハシブトガラ・ウグイス・エゾムシクイ・シマセンニュウ・コヨシキリ・コムクドリ・ノビタキ・カワラヒワ・オオカワラヒワ・ベニマシコ・ウソ・ホオアカ・アオジ・オオジュリン・エゾシカ・キタキツネ・ラッコ・ゼニガタアザラシ・ゴマフアザラシ・シャチ

見れた生き物・聞かれた鳥
ヒドリガモ・マガモ・オナガガモ・ホシハジロ・カワアイサ・キジバト・ドバト・アオバト・シロエリオオハム・クロアシアホウドリ・ウミウ・カワウ・ヒメウ・ダイサギ・コサギ・シロカモメ・ハシブトガラス・ハシボソガラス・ミヤマカケス・ショウドウツバメ・ヒヨドリ・ヤブサメ・マキノセンニュウ・エゾセンニュウ・コマドリ・スズメ・ハクセキレイ


この記事を書いた人

戸塚 学 とつか がく
高校3年生の時写真に興味を持ち、幼少の頃から好きだった自然風景や野生の生き物を被写体として撮影をする。20歳の時、アカゲラを偶然撮影できたことから、野鳥の撮影にのめり込み、「きれい、かわいい」だけでなく、“生きものの体温、ニオイ”を感じられる写真を撮ることが究極の目標。野鳥を中心としたネイチャー系フォトグラファーを目指す。作品は雑誌、機関紙、書籍、カレンダー、コマーシャルなどにに多数発表。
●日本野鳥の会会員 ●西三河野鳥の会会員 ●SSP 日本自然科学写真協会会員

渡り鳥の楽園・春の飛島2024

Report by 簗川堅治 / 2024年5月11日~13日

日本海側の離島は、渡りの時期は鳥、鳥、鳥…色々な鳥が所狭しとあちこちで見られるのが特徴です。はてさて、今春は……?

 

1日目。一足早く島に入っていたガイドの簗川ですが、なんて言うことでしょう!島に鳥がいません。珍鳥どころか、普通種もいない有様。本当にほとんどいません。原因は晴天続きなことが考えられます。鳥が島に降りるのは、理屈上は天気が悪い時です。大海原を渡っている時に天気が崩れると、緊急避難的に島に降ります。逆に天気がいいと、島には降りませんし、島にいたものは飛び立っていきます。そんな中でのスタートとなりました。まずは昼食をとりながら、小さなダムでムシクイやヒタキ待ち。しかし、コサメビタキが出てきたくらいで、芳しくありませんでした。

コサメビタキ(撮影・大林様)
コサメビタキ(撮影・大林様)

続いて、校庭方面へ。到着早々、シマアオジ♀タイプを見ることができました。これはラッキー!コホオアカもいましたが、なかなかいい所に出てきませんでした。

シマアオジ♀タイプ(撮影・大林様)

今度は移動し、マミジロキビタキ♂待ち。しかし、これは出てこず、もしかしたら渡っていったのかもしれません。さらに移動し、ダム湖畔へ。コサメビタキ、エゾビタキが乱舞していました。イスカが上空通過。奥には飛島的珍鳥のセイタカシギの姿も。最後はまた校庭へ行き、コホオアカを観察できました。

 

2日目。早朝は希望者のみ校庭で観察としましたが、結局、全員集合しました。シマアオジとコホオアカが並んで採餌していました。

シマアオジ♀タイプ(左)とコホオアカ (撮影・大林様)

鼻戸崎、ヘリポートもほとんど鳥影なし。マミチャジナイが梢に止まったくらいでした。寂しい限りです。しかし、宿に入る直前、またまたシマアオジ♀タイプが現れました!

シマアオジ♀タイプ(撮影・高橋様)

朝食後は南からスタートです。定番のアマツバメ、ハヤブサを観察。ハヤブサは♀が食事中でした。

アマツバメ(撮影・高橋様)

1の畑、2の畑もほとんど何もいません。昼食がてら、荒崎へ行きました。名物のカンムリウミスズメの姿はありませんでしたが、ツメナガセキレイの亜種キタツメナガセキレイ夏羽だけは、何とか見ることができました。四谷ダムのメンバーは昨日とほぼ同じでした。ただ、セイタカシギは抜けたのか、姿はありませんでした。山グラウンドで休憩していると、ぽつぽつと雨が!鳥もほとんどいないし、予定を変更し、校庭に寄って宿に戻ることとしました。校庭はコホオアカやノジコがいたくらいで、この日を終えました。

コホオアカ(撮影・高橋様)

ノジコ(撮影・大林様)

3日目。朝から雨です。欠航かと思いきや、無事、出航でしたので、時間がもったいないこともあり、雨の中、校庭方面へ向かいました。道中、カラスバトを見て、運よく撮影できた方もいました。

カラスバト(撮影・大林様)

校庭では、シマアオジ♂が一瞬でしたが、目の前に下りてきてくれました。

シマアオジ(撮影・大林様)

鼻戸崎やヘリポートも回りましたが、特に鳥はいませんでした。でも、綺麗なオオルリが印象的でした。

オオルリ(撮影・高橋様)

天気が良すぎて生憎、鳥はいませんでしたが、これも離島の宿命です。次回はきっといい鳥に出会えることを期待しながら、解散しました。

渡りの本流!韓国・春の離島【2024年5月 後編】

Report by 戸塚学 / 2024年5月1日~5日

 

3日目 晴れ

5時40分日の出と同時にスタートです。ところが・・・静かです。歩き出すと果樹畑にチュウサギとゴイサギが地面に嘴を突っ込みデカいミミズを引っ張り出して食べています。特にゴイサギはズグロミゾゴイに見えて仕方ない。チュウサギも負けじとミミズを引っ張り出していました。昨日あれほどいたムシクイ類がほとんどいない・・・抜けた予感がする。

ゴイサギ
ゴイサギ

しかし私たちの頭上をツバメ・コシアカツバメ・ショウドウツバメが乱舞しているという事はこの上に虫がたくさんいるのだろう。ホオジロ類は陽が上がり、明るくなると今までどこにいたのか、わらわらと地面と木の枝を行ったり来たりしています。8時に一旦食事に戻りました。食後は再び探しますが、午前中はパッとしません。早く鳥たちに来てもらいたいのですが、こればかりは仕方ありません。それでもカラアカハラのさえずる姿やオウチュウやコウライウグイスが飛んでいるのは確認できました。

カラアカハラ
カラアカハラ
オウチュウ
オウチュウ
 

ハイタカが飛び回っているのも鳥たちを隠す要因の一つになっているのかもしれない。昼食後はいったん休憩をしました。

ハイタカ
ハイタカ

14時再び鳥たちを探します。今回は2手に分かれて「待つ組」と「探査組」に分かれます。私は五百澤氏の「探査組」に同行しました。昨日水浴びでにぎやかだった水路はマヒワが来るぐらいでさっぱりでした。上空を2羽のハヤブサが喧嘩しながら飛んで行きます。

ハヤブサ
ハヤブサ

山の中の木道を進み広くなったデッキでしばし定点をすると、奥の樹上にとまるコウライウグイスのオス!交代で隙間からみんなで撮影をすることができました!

コウライウグイス
コウライウグイス

その後も鳥を探しながら移動をしますが、コイカルの声が響き渡り、時々ヒレンジャクも姿を確認できましたがパッとしないまま下山をすると・・・黒いスリムな鳥が?オウチュウです!しかし電線ばかりでいいところにとまってくれず飛び去られてしまった。下に来てみると今まで見なかった韓国のBWやカメラマンがたくさんいます。先ほど到着した船で来たようです。最近は韓国でも人口が増えていることを実感します。魚醤ポイントの近くまで来ると「待つ組」の二人が「韓国のカメラマンがエサを撒いたようで、さっきマミジロキビタキが撮れたの!」と興奮して教えてくれたのでそのポイントで待っていると、韓国の人たちも集まりかなりの人のフェンスが出来上がっています。これはもう無理かなと思って移動をすると小さな水たまりのところに若い韓国カメラマンがいて、なんと日本語でカメラのモニターに映し出された写真を見せ「これなんですか?」と聞いてきました。それはシマアオジのオス成鳥!それもドアップアップで撮っている!水場に来ていたところを撮ったとの事。探すと近くの木の枝にいたので何とか撮影をすることができました。しかしその後、草の中に入ってしまい姿が見えなくなってしまいました。

シマアオジ
シマアオジ

出てくるのを待っていると散歩のおじさんが歩いて来ると草むらから飛び出して魚醤ポイント方向に行ってしまった。見つかればいいなと歩いて行き魚醬ポイントで待っていると急に人が動き出した?イワミセキレイが出たのです。それをみんなで撮影することもできました。午前中は鳥たちが少なかったのですが、午後から結構な数と種類が補給されたようです。夕食は朴さんがオーダーをしてくれたサムギョプサルで祝杯を上げました。

イワミセキレイ
イワミセキレイ

 

4日目 晴れ

今日も5時40分からスタートです。昨日と違い外に出るとカラアカハラのさえずりの他にも鳥たちのさえずりが聞こえてきます。とはいえやはり鳥たちの姿があまり見当たりません。しかし日が昇り明るくなるとホオジロ類がわらわらと出現します。彼らは寝坊助なのかもしれない(笑)ムシクイ類はいますが光が悪いので撮影が難しい。昨日シマアオジが出た場所を見渡すと電線にとまったシマアオジを五百澤氏が発見!みんなで撮影をしますがすぐに飛び去ってしまった。とまっているであろうポイントを探しますが見つかりません。ここで各自好きなポイントへ移動しました。私はシマアオジが戻って来そうな気がいたので同じ場所で待っていると、何かが近くの枝にとまった。双眼鏡で見ると若いシマアオジだ!数枚撮影してふと周りを見渡すと誰もいない!「お~い、西遊チーム!」と呼ぶとみなさん集まってきたと同時に飛ばれてしまった!シマアオジがいたことを伝えてから魚醤ポイントへ移動を始めると朴さんから「シマノジコのオスが出ている」という情報が!!!カメラマンの塊の中に入るといた、きれいなオスです。よほど腹が減っているのか人間なんて気にせず餌をついばんでいます。時計を見ると朝食時間ですが、これは遅れても撮らねばならないのでしっかりと撮影をしてもらいました。やはり昨日の午後から鳥たちが入ってきたようです。そんな中、白っぽい鳥が飛んで行く姿を見て「どこかで見たような?」と考えていると韓国BWが大騒ぎし出した。私がチラ見したのはケリだったようで韓国では超レア物だったようです。

シマノジコ
シマノジコ

朝食はみなさんゆっくり食べる間もなく、食後はすぐに出発です。シマアオジもシマノジコもまだいて、撮影ができるのでこの日は島での3日間の総集編のような感じです。五百澤氏が「シベリアムクドリが出た!」といって探しに行くとさすがです、きっちり見つけてくれました。相当お疲れのようで時々眠っていたおかげでしっかりと全員撮影ができました。

シベリアムクドリ
シベリアムクドリ

みなさん満足のまま昼食を食べに戻りました。昼食は島で獲れた天然のアワビのおかゆに舌鼓。その後は荷物をまとめてもらい、船に乗るまでの1時間弱を各自での最後の悪あがき撮影をしてもらいます。持っている一部の方はシマノジコやシロハラホオジロを撮れたと喜んでいました!さて船着き場に行くとどこにこれだけ人がいたの?という人でごった返しています。明日から天気が崩れて3日ほど船が出ない危険性があるからでしょう。本土に上陸するともう1台の車が渋滞で30分遅れるという事で、港で待つ事になりましたが仁川に戻る時は逆方向なので渋滞に巻き込まれないため途中のSAで食事を食べて無事ホテルに戻ることができました。

 

5日目 最終日 雨

天気予報通り朝から雨です。予定よりもゆっくりと出発してクロツラヘラサギの繁殖する人工島に向かいました。ここには観察用のハイドがあるのでそこからの観察をしますが、雨と霧で視界が悪い。それでもたくさんのコアジサシが飛び回っています。繁殖しているクロツラヘラサギやモンゴルセグロカモメのヒナも確認できました。その後はロッテマートへお買い物に行き、関西空港組はここで先発、帰国となりました。成田組はもう少し時間があるので食事をしてから帰国の途に就きました。

 

本来は鉄板の「鳥たちが降る」シーズンだったはずですが、今年は渡りが少し早かったようでこればかりは申し訳ないですが私たちの力ではなんともなりません。でもそれなりにみなさんかなり楽しめたのではと思いました。撮影をメインにしている企画なので今回はちょっと悔しかったこととして、天気が良すぎて「陽炎」の影響がそこそこあったことです。来年は4月末からずらすことができれば行いたいと思います。

ご参加いただいたみなさまお疲れさまでした&そしてありがとうございました。

 

 

【撮れた鳥・主な見られた鳥・聞かれた鳥

ツクシガモ・ヨシガモ・オカヨシガモ・マガモ・カルガモ・ハシビロガモ・オナガガモ・コガモ・ホシハジロ・キンクロハジロ・スズガモ・コウライキジ・カイツブリ・カワウ・ウミウ・アオサギダイサギチュウサギコサギアマサギゴイサギクロツラヘラサギ

ツミ・ハイタカバンオオバンセイタカシギミヤコドリ・ダイゼン・ケリ・メダイチドリコチドリソリハシシギイソシギキアシシギ・ツルシギ・アオアシシギコアオアシシギタカブシギアカアシシギチュウシャクシギホウロクシギダイシャクシギオグロシギオオソリハシシギキョウジョシギオバシギコオバシギウズラシギヒバリシギトウネンハマシギ・コシギ・ハリオシギズグロカモメ・ユリカモメ・ウミネコモンゴルセグロカモメコアジサシ・ドバト・キジバト・コノハズク・アマツバメ・ブッポウソウ・アリスイ・アカゲラ・ヤマゲラ・チゴハヤブサハヤブサモズコウライウグイスオオチュウカササギ・オナガ・ハシブトガラス・ショウドウツバメ・ツバメコシアカツバメ・ハシブトガラ・シジュウカラシロガシラ・ヒヨドリ・ウグイス・チョウセンウグイスムジセッカキマユムシクイアムールムシクイセンダイムシクイカラフトムシクイダルマエナガ・メジロ・オジロビタキ・ジョウビタキ・イソヒヨドリ・カラアカハラ・クロツグミ・シロハラ・シベリアムクドリ・ギンムクドリ・ムクドリイワミセキレイキマユツメナガセキレイマミジロツメナガセキレイキセキレイタイワンハクセキレイマミジロタヒバリノビタキオオルリ・キビタキ・マミジロキビタキ・ムギマキ・コサメビタキツツドリビンズイムネアカタヒバリ・ヒレンジャク・シロハラホオジロ・ホオアカ・コホオアカヤマホオジロ・シマアオジシマノジコノジコシベリアアオジアトリ・カワラヒワ・コイカルマヒワ・シメ・スズメ

この記事を書いた人

戸塚 学 とつか がく
高校3年生の時写真に興味を持ち、幼少の頃から好きだった自然風景や野生の生き物を被写体として撮影をする。20歳の時、アカゲラを偶然撮影できたことから、野鳥の撮影にのめり込み、「きれい、かわいい」だけでなく、“生きものの体温、ニオイ”を感じられる写真を撮ることが究極の目標。野鳥を中心としたネイチャー系フォトグラファーを目指す。作品は雑誌、機関紙、書籍、カレンダー、コマーシャルなどにに多数発表。
●日本野鳥の会会員 ●西三河野鳥の会会員 ●SSP 日本自然科学写真協会会員

渡りの本流!韓国・春の離島【2024年5月 前編】

Report by 戸塚学 / 2024年5月1日~5日

昨年は残念ながら島に渡ることができずに辛い思いをしましたが今回は天気も潮周りも良く無事に渡ることができました。しかし渡った初日は鳥たちが抜けてしまったようで数も種類も少なく同行の五百澤氏が焦るほどでした。翌日からは徐々に鳥たちが増えはじめみなさん撮影を楽しめているようでした。3日目の午後からは状況が変わり、2日目の午後から島に入り出したおかげで鳥たちの数も種類も増えたおかげで、シマアオジ・シマノジコ・シベリアムクドリなどみなさんが撮りたかった鳥が撮れて良かった。最終日は朝から雨になりましたが1ヵ所ハイドのある観察地を廻り、お買い物をして関西空港組は先発で帰国の途に就き、成田組は食事をして帰国しました。

 

1日目 晴れ

GWの中日のせいなのか?空港は混んでおらず、関西組、関東組も無事お昼前に仁川空港に集合できましたのでそのままクロツラヘラサギや、シギ・チドリが見られる水郷公園に移動します。しかし今年はシギやチドリが見当たりません。タカブシギ1羽とカルガモ・バン・サギ類しか見当たりません・・・。そんな時です、鳥たちを必死に探している私たちの上空をクロツラヘラサギたちが飛んで行きました。降りた場所を確認してそちらに近づきますが、やはり人数が多いせいか?オーラが出まくりなせいか?また飛ばれてしまいました、残念。今度は少し離れたところで静かに待っていると、どんどんこちらに近づきます。おかげでちょうどよい近さで撮影ができました。おまけに水浴びするところまでしっかり撮れた!やはりきれいなロケーションで夏羽の姿を撮れたのは良かった。

クロツラヘラサギ
クロツラヘラサギ

引き続きワシミミズクのポイントまで移動しますが、探せど、探せど見つかりません。その姿を見た近所の人が「夜は良く鳴いてるぞ」と教えてくれたという事は、ここはまだ使っているのは間違いないが、タイムアップで切り上げることに・・・1月はいたのに残念です。最後の最後で干潟に寄り短時間ですが水鳥を堪能しました。オグロシギやオオソリハシシギ・コオバシギが夕陽の赤い光に照らされると赤い身体の色が強調され美しかった。ホテルに入る前にホテル近くの食堂で朴さんおすすめのサムゲタンを食べて満足な1日となりました。

シギの群れ
シギの群れ

 

2日目 晴れ

朝食前に希望者だけでホテル周辺で鳥を探しますが、カササギとツバメぐらいしか目に着きません。島に渡る船がお昼なのでそれまでの時間を有効に使うため渡り鳥たちが良く立ち寄るポイントへ移動しますが、思わぬ事態に!いつも鳥を見ている場所にフェンスがしてあり、リゾートホテルを建設中だった。そればかりかポイントでは鳥たちの声すらしない・・・!しかしダルマエナガの声はするので、探すと5~6羽の群れがいて何とか撮影をすることができました。

ダルマエナガ
ダルマエナガ

カササギもいますが、手強いです。ダルマエナガは何とか撮影ができたので、急いで港に戻り手続きを済ませ船に乗りますが・・・?聞いた話と違う。普通の旅客船のはずが・・・まるで揚陸艦!港のスロープに着けてそのまま車も人も乗り込むタイプで、客室は狭く雑魚寝状態。しかしこれ以外の選択肢が無いので仕方がないと諦める。船室で朴さんが買ってきてくれたキンパ(韓国の海苔巻き)を食べるとこれが美味い!以前食べたものとは大違いでこのキンパなら毎回でもいいと感じました。移動中は波もなく穏やかな2時間40分の船旅で無事「鳥たちが降る島」に到着しました。まずは分宿なので各自の宿に荷物を置いて出発します。

五百澤氏の案内で各ポイントを巡りますが、早々に木の枝の葉越しにムシクイたちがざわめきますが、私には何がどれなのかさっぱりちんぷんかんぷんです。五百澤氏がみなさんに詳しく解説をしてくれる。やはり「歩く野鳥図鑑」と呼ばれるだけあって心強い。

キマユムシクイ
キマユムシクイ

その後も鳥たちを探すがあまり種類も数も見られず、ふと五百澤氏を見るとぐったりしている?どうやら鳥たちが抜けてしまっていたようで彼は悪くないのに責任感にさいなまされていたようです。それでもキマユホオジロ・コホオアカ・シロハラホオジロはいたるところで私たちを歓迎してくれました。

キマユホオジロ
キマユホオジロ
コホオアカ
コホオアカ
シロハラホオジロ
シロハラホオジロ

小さな水路は鳥たちの水浴び場所になっているようで、アトリ、マヒワ、オオルリが来ていました。

オオルリ
オオルリ

ハリオシギとコシギがいたのですが撮影はできませんでした。数が多いと言えば、コイカルが多くてきれいなオスの夏羽の特徴の嘴の付け根のコバルトブルーはしっかりと確認できました。

コイカル
コイカル

最後は魚醤タンク周辺で鼻が曲がりそうな臭いの中でイワミセキレイ・ツメナガセキレイ・タイワンハクセキレイ・コサメビタキを撮影して終了することに。帰り道でオジロビタキが出たのですが、しっかりと食事と休息ができていたせいか?元気に飛び回り、私たちを尻目に消えてしまいました。悔しいラストです。

ツメナガセキレイ
ツメナガセキレイ
タイワンハクセキレイ
タイワンハクセキレイ
コサメビタキ
コサメビタキ

 

冬の九州縦断 越冬珍鳥を求めて【後編】

Report by 簗川堅治 / 2024年1月23日~27日

 

<3日目>

朝食前にツルのねぐら立ち観察です。曇り空の中、次々とツルたちが餌場に飛び立っていきます。

今度はミヤマガラスの大群がやってきて、けっこうな数のコクマルガラスが混じっていて、シロマルも数羽確認できました。

ミヤマカケスとコクマルガラス 撮影:浅井様

ホテルへ戻る途中にソデグロヅルを少し見ていきました。

朝食後は、急きょコース変更した諫早に向かうために熊本からフェリーに乗りました。雲仙普賢岳を見ながら、たくさんのユリカモメと戯れ、長崎へ着きました。

諫早干拓到着です。狙いはまずはオオカラモズ。結果的には、色々な所に止まったり、ホバリングしたりするオオカラモズを全員が見ることができました。

オオカラモズ 撮影:浅井様

次は難関のあの鳥。タヒバリを1羽1羽チェックです。しかし、見つけることはできませんでした。諫早を離れる間際に藪藪のなかにいるトラフズクや湾に浮かぶたくさんのトモエガモを見ました。

<4日目>

東よか干潟からスタートです。思ったより潮が満ちてこず、鳥が遠くてイマイチでしたが、ここはいつも格別な場所で素晴らしい光景です。ソリハシセイタカシギなどを見て、次の場所へ移動途中、カササギの巣作りを観察しました。

ソリハシセイタカシギ 撮影:高橋様

今度は珍鳥オオノスリ狙いです。一旦、付近を探したものの見当たらず、ポイントで定点観察です。目の前の草地にはジョウビタキ、ホオジロ、ホオアカ、そしてシベリアジュリンが度々現れ楽しめました。

シベリアジュリン 撮影:高橋様

ハイイロチュウヒ、チョウゲンボウ、そしてコチョウゲンボウも現れました。しかし、肝心のオオノスリが出ません。一旦、運転手さんおすすめのラーメン屋に昼食を食べに行き、再びオオノスリ待ちです。すると今度は遠くに怪しい鳥影。ミサゴに追われるオオノスリ発見!しかし、ものすごく遠い!でも、翼と尾の上面が見え、オオノスリの特徴がわかりました。その後は結局、近くには現れず、この日は終了です。

<5日目>

まずはノスリの一亜種、カラノスリに挑戦です。しかし、探せど探せど、見つかりません。次はオオノスリ。こちらはあっさりと見れました

オオノスリ 撮影:K.S様

飛ぶと翼の白斑と白い尾羽がはっきりと確認できます。

最後の場所に移動中に、これまた運転手さんおすすめのラーメン屋でお腹を満たしました。途中、ツクシガモなどを見ながら、最後の場所でもお目当てのカラノスリは現れず、文字通り“カラ”振りに終わりましたが、またの機会です

ツクシガモ 撮影:K.S様

珍鳥狙いに特化した5日間。特に1、2日目は、九州にしては異例の寒さで貴重な体験をしました。参加者のみなさん、お疲れ様でした。

この記事を書いた人

簗川 堅治 やながわ けんじ
1967年生まれ。山形県在住。日本野鳥の会山形県前支部長。「何しったのやぁ?こだい寒いどごで(何してるんですか?こんなに寒い所で)」「鳥ば見っだのよぉ(バードウォッチングです)」「こだい寒いどぎ、ほだなどさ、鳥あて、いだんだがしたぁ?(こんなに寒い時にそんな所に鳥がいるんですか?)」私の地元では、こんな会話が日常茶飯事です。鳥はいつでもどこでも楽しめます!見て、聞いて、撮って楽しんでもらうのはもちろん、ほっこりとした温かい時間を過ごしてもらえるように山形弁でがんばります。おらいの(私の)島、飛島さもきてけらっしゃい(飛島にもきてください)!

韓国最大のクロハゲワシ越冬地と越冬する鳥たち【後編】

Report by 戸塚学 / 2024年1月12日~16日

<4日目>

この日は2か所のワシミミズクポイントを巡ります。1ヶ所目は光が悪くなかなか厳しい状況のなか、昨日とは違う参加者がすぐにワシミミズクを発見!凄く見つけにくい場所なのに・・・ガイド失格や(笑)光がイマイチなので一応撮影してもらった後、もう1ヶ所へ一旦行く事にします。こちらはほぼ鉄板な場所なので軽い気持ちだったのに・・・探しても見当たりません。最近この場所はカメラマンがたくさん来て必要以上に近づくのでどこかへ行ってしまった可能性もあります。葦原ではカシラダカ、ミヤマホオジロ、ベニマシコ、ダルマエナガ、カササギを見ることができました。帰り際に参加者が「あの猛禽は?」と指をさすとそこにはクロハゲワシが飛んでいました。もう一度気を取り直してワシミミズクがいた場所へ行くとまだいました!今度は若干光が良くなっていたのでリベンジ撮影を楽しみました。それにしても北風が強くて寒いので北上してきたんだなぁと実感します。

ワシミミズク
ワシミミズク
ミヤマホオジロ
ミヤマホオジロ

この後は夕方に36万羽と言われるトモエガモが集結する場所へ向かいます。ただ時間が早いので干潟で観察と撮影です。ズグロカモメ、ユリカモメ、セグロカモメっぽいのはモンゴルか?ダイシャクシギかホウロクシギも遠く陽炎の中に揺らめいています。干潟の杭にオジロワシとハヤブサもいます。カモ類はマガモとツクシガモは何とか確認できるが他は遠くてわからない。この上流域でトモエガモが集まり乱舞するというので一番いい場所を探すのですが、どうやら対岸に来てしまったようで再び移動です。この時対岸には数名の人しかいなかったのですが現地に来ると道路わきに車がたくさん停まっています。堤防に上がると目の前に広がるトモエガモの大群!これだけでも圧巻なのにこれが頭上で乱舞するなんて想像すると鼻血が出そうだ(笑)。空腹なのか一部のトモエガモたちが河川敷に上がり草を貪り食っているのでそちらも撮影してもらいます。ふと周りを見るとずいぶんと人が集まっているなと思うと・・・パトカーが来て「車をどかせ」とサイレンを鳴らし拡声器で呼びかけるが誰も動きません。恐るべし韓国人(笑)17時まで粘ったのだが、飛ばないの切り上げて移動を始めるとパトカーが2台追加で来ていた!これは来年どうなる事やら。ここ数年の間に韓国でも野鳥カメラマンが爆発的に増えているようで、いずれ日本のようになるのかなと感じさせられました。

トモエガモの大群!
トモエガモの大群!
トモエガモの大群
トモエガモの大群
トモエガモ
トモエガモ

<5日目>

帰国までのギリギリまで撮影を楽しむためクロツラヘラサギの繁殖地へ行くと・・・池が凍結している!そのせいか繁殖用の人工島にクロツラヘラサギが1羽もいない!!!セグロカモメ系が飛んでいる以外、ツクシガモ、ホシハジロ、マガモ、カルガモが見られるだけ。さてどうしたものかと思っていても仕方ないので「ここの葦原にはダルマエナガが多いので探しましょう!」と伝えると小鳥の声がそこら中から近づいてきたと思ったら混群に取り囲まれているではありませんか!アトリ、シメ、コイカル、シロガシラ、キクイタダキ、スズメ、シジュウカラ、エナガ、シマエナガ、ヒガラ、ダルマエナガ!私はパニックになっていて見落としたがヒゲガラまでもいたようです。これがほぼ1時間私たちの周りから動かなかったのだから超ラッキーとしか言いようがない。日本では考えられないが、シマエナガとエナガを同時に見られるなんて!小鳥たちが去ってしまって静かになったので、少々時間は早いのですが心地よい放心状態のまま仁川空港に向かい帰国の途に就きました。

アトリ
アトリ
エナガ
エナガ
シマエナガまで!
シマエナガまで!

参加していただいたみなさまお疲れさまでした、超少人数でゆっくりとした日程と朴さん厳選の食事も堪能できて超ラッキーなツアーになったと思います。

【撮れた鳥&哺乳類】
クロハゲワシ・ワシミミズク・オジロワシ・ノスリ・オオノスリ・ハイイロチュウヒ・オオタカ・ハイタカ・チョウゲンボウ・ヒシクイ・オオヒシクイ・マガン・トモエガモ・ユリカモメ・ズグロカモメ・ドバト・コウライバト・カササギ・ヒガラ・シジュウカラ・エナガ・シマエナガ・シロガシラ・ダルマエナガ・ジョウビタキ・ギンムクドリ・カシラダカ・ミヤマホオジロ・アオジ・コイカル

【見られた鳥&哺乳類】
ハヤブサ・チュウヒ・ツクシガモ・マガモ・ホシハジロ・オナガガモ・カルガモ・カワアイサ・マガモ・カンムリカイツブリ・カワウ・アオサギ・ダイサギ・コサギ・クロツ

この記事を書いた人

戸塚 学 とつか がく
高校3年生の時写真に興味を持ち、幼少の頃から好きだった自然風景や野生の生き物を被写体として撮影をする。20歳の時、アカゲラを偶然撮影できたことから、野鳥の撮影にのめり込み、「きれい、かわいい」だけでなく、“生きものの体温、ニオイ”を感じられる写真を撮ることが究極の目標。野鳥を中心としたネイチャー系フォトグラファーを目指す。作品は雑誌、機関紙、書籍、カレンダー、コマーシャルなどにに多数発表。
●日本野鳥の会会員 ●西三河野鳥の会会員 ●SSP 日本自然科学写真協会会員

渡り鳥の交差点・秋の与那国島【前編】

Report by 簗川堅治 / 2023年10月3日~6日

台風14号の影響が心配されましたが、無事予定通りスタートできました。

1日目。
まずは珍鳥キタヤナギムシクイに挑戦です。エリマキシギやセイタカシギなどを見ながら、待つことしばし。現れました!キタヤナギムシクイ。虫を探しながら動いています。さらにムジセッカも出て来ました。

エリマキシギ (撮影:山本様)
エリマキシギ (撮影:山本様)

キタヤナギムシクイ(撮影:山本様)
キタヤナギムシクイ(撮影:山本様)

ムジセッカ(撮影:山本様)
ムジセッカ(撮影:山本様)

そしてもう1つ。ヒメクイナも出て来ました!一ヶ所で珍鳥3種!幸先いいスタートでした。

ヒメクイナ(撮影:簗川)
ヒメクイナ(撮影:簗川)

次の場所へ移動する前に一ヶ所立ち寄り、クロハラアジサシを見て、3ヵ所目では、ベニバト♂と幼鳥、そしてコホオアカ複数を見ました。

クロハラアジサシ(撮影:簗川)
クロハラアジサシ(撮影:簗川)

ベニバト(撮影:山本様)
ベニバト(撮影:山本様)

最後は、亜種ホオジロハクセキレイやクロハラアジサシ、ヒバリシギなどを見て、宿入りしました。

 

2日目。
朝食前は、有志で宿周辺を回りました。雨の心配はありましたが、結果的には降らずにすみ、ツメナガセキレイや亜種ホオジロハクセキレイ、そして、カラムクドリやコムクドリ、亜種シマアカモズなどを見ることができました。

カラムクドリ(撮影:簗川)
カラムクドリ(撮影:簗川)

朝食後も再び宿周辺を回るも、特にこれといった種は見られず、観光を兼ねて日本最西端の西崎へ行き、亜種サンショウクイの小群を見ることができました。
続いて訪れた集落では、天気の変化が目まぐるしく、雨が降ったり止んだりの繰り返しで思うように探鳥はできませんでした。しかし、複数のコホオアカが見られましたし、セジロタヒバリの飛ぶ姿も見ることができました。

コホオアカ(撮影:山本様)
コホオアカ(撮影:山本様)

昼食を挟み、今度は北の集落へ。ムナグロの群れや亜種タイワンヒヨドリ、外来種のインドハッカなどを観察し、観光がてらティンダバナへも行きました。

タイワンヒヨドリ(撮影:簗川)
タイワンヒヨドリ(撮影:簗川)

この日の最後は、昨日最初に行った場所で昨日同様、キタヤナギムシクイ、ムジセッカなどを観察しました。

キタヤナギムシクイ(撮影:簗川)
キタヤナギムシクイ(撮影:簗川)

驚いたことにキタヤナギムシクイは2羽いました。「ヒューイ」という地鳴きも確認できました。ただ、ヒメクイナは現れませんでした。

この記事を書いた人

簗川 堅治 やながわ けんじ
1967年生まれ。山形県在住。日本野鳥の会山形県前支部長。「何しったのやぁ?こだい寒いどごで(何してるんですか?こんなに寒い所で)」「鳥ば見っだのよぉ(バードウォッチングです)」「こだい寒いどぎ、ほだなどさ、鳥あて、いだんだがしたぁ?(こんなに寒い時にそんな所に鳥がいるんですか?)」私の地元では、こんな会話が日常茶飯事です。鳥はいつでもどこでも楽しめます!見て、聞いて、撮って楽しんでもらうのはもちろん、ほっこりとした温かい時間を過ごしてもらえるように山形弁でがんばります。おらいの(私の)島、飛島さもきてけらっしゃい(飛島にもきてください)!