1日目
予定通りに宇都宮駅に集合し、貸切りバスで奥日光に向かいました。
昨年も紅葉が遅れていましたが、今年はさらに紅葉シーズンが遅れたため観光客が多く、若干の渋滞を通過して奥日光に到着。昼食を済ませた後に川沿いの遊歩道を散策すると、デッキの真下にカワガラスが休んでいました。川の周辺では、カワガラスが潜って採餌したり追いかけあったりする様子を堪能。行動が面白いので、撮影される方はたくさん撮られたと思います。
湯滝の下から小滝までをぐるっとひと回りし、つぎに牧場の方に向かいました。ここではツグミが多く、よく見ると、マミチャジナイやアカハラなども混じっていました。牧場にはツグミの群れも降りており、見渡す限り数十羽を数えることができました。山合いは薄暗くなるのも早く、夕方は早めにホテルにチェックインしました。

2日目
早朝の探鳥を提案しましたがクマも怖いというので、朝食後に宿の周辺をひと回り。湖では、ヒドリガモやカルガモ、オオバンなどを観察。
一旦ホテルに戻ってチェックアウトし、湿地のトレイルを昨日とは別方向からアプローチしようと車で移動。驚いたことに、車を降りたところから鳥の気配があり、マミチャジナイやアカハラ、ウソ、ベニマシコ、オオマシコ、カシラダカなどが次々と出現しました。


いつまでもここにいられそうでしたが、まだいる鳥たちを残してトレイルを歩きだすと、ツグミやゴジュウカラ、コガラ、エナガなどを発見。皆さんはマヒワを見たいとのことだったので、よく水を飲みに来るところをチェックすると、期待通りにマヒワの群れがいました。
マヒワは最初は落ち着かずに警戒していましたが、そのうち慣れると近くで水を飲みに降りてき始めました。毎年、同じようなところで水を飲むとは驚きですね。


アトリの群れも何度か来ましたが、なかなかじっくり見られませんでした。
その後、アオシギを狙って再び清流沿いを歩きましたが出会えず、またまたカワガラスの面白い行動を楽しみました。
午後は明日のヤマセミ撮影に備えて、専用バスで会津へ移動しました。
意外だったのですが、今回は奥日光が初めてという方が多く、雄大な景色もお楽しみ頂けたようです。


後編につづく

