秘境ツアーのパイオニア 西遊旅行 / SINCE 1973

昨秋、高野山の巡礼道を歩きました。その時の様子をご紹介します。

高野山の大門

高野山の総門、大門

高野山

高野山は、平安時代に空海によって開創され、1,200年以上の歴史を持つ、真言密教の聖山です。空海は平安時代初期の816年に、高野山の開創を朝廷より許可されます。まず空海が行ったことは、高野山に結界を設定することでした。結界の中は、聖なる空間であり、その中に密教の堂塔伽藍を建立するためでした。この行為は、日本の山岳霊場全体に見られる事例だそうです。

 

聖なる空間である高野山には、古くから東西南北さまざまな方角から古道が通じていました。高野山と外界を結ぶ出入口およびそこに通じる古道は、それらを総称して高野七口(こうやななくち)と呼ばれてきました。通常は、町石道、黒河道、京・大坂道、小辺路、大峰道、有田・龍神道、相ノ浦道の七つの道を指すそうです。

 

女人道(にょにんみち)

高野山は明治5年まで女人禁制でした。女性は高野山の結界内部へは入れなかったので、高野七口(こうやななくち)の各入口には、女性のための籠り堂として女人堂(にょにんどう)が建てられました。金剛峯寺境内(高野山の山上全体)を取り巻くように女人堂を結ぶ道ができ、女人道(にょにんみち)と呼ばれるようになりました。女性の巡礼者たちは弘法大師空海の御廟を拝みたいと、高野山の周囲の山々である八葉蓮華の峰々を辿り、女人堂から女人堂へ、女人道を歩いたといわれています。

不動坂口女人堂

不動坂口女人堂

 

女人道巡礼ハイキングは、現存する唯一の女人堂、不動坂口女人堂からスタートします。不動坂口女人堂の向かいの女人堂バス停から、弁天岳(984m)まで登ります。

不動坂口女人堂の向かいの女人堂バス停から女人道に入り、弁天岳まで登りました

弁天岳(984m)

 

弁天岳(984m)で休憩後、少し下ると、高野山の壇上伽藍にある根本大塔(こんぽんだいとう)が遠望できました。根本大塔は真言密教の根本道場におけるシンボルとして、平安時代、空海在世中から建立が開始され、816年から887年ごろに完成したと伝えられています。かつて女人道を歩いた巡礼者たちも、眼下に同じ眺めを見たことでしょう。

壇上伽藍の根本大塔、女人道より

女人道より根本大塔を遠望。周囲を山々に囲まれていることがわかります

壇上伽藍の根本大塔

こちらは壇上伽藍より間近に見た根本大塔

 

その後、大門女人堂跡を経て、高野山の総門、大門へ。大門のすぐ近くには「助けの地蔵」と呼ばれる、願い事を一つだけ叶えてくれることで有名なお地蔵さんがあり、一日も早いコロナ終息をお祈りしました。

大門女人堂跡

高野山の総門、大門に到着

助けの地蔵

助けの地蔵に、一日も早いコロナ終息をお祈りしました

 

途中、秋景色が美しい場所も歩きました。春や夏はまた別の景色が広がっていることでしょう。

女人道を歩く

秋色に染まった女人道(11月中旬)

女人道を歩く

気持ちのいい道も歩きます

 

前述の不動坂口女人堂を除いて、他の女人堂は無くなってしまい、かつての女人堂跡には看板が残るのみとなっています。最後は奥の院前バス停まで下山し、女人道巡礼ハイキングは一旦終了となります。

大峰口女人堂跡

大峰口女人堂跡。看板が残るのみでした

 

町石道(ちょういしみち)

町石道(ちょういちみち)は、七つある高野七口(こうやななくち)の古道のうち、高野山参詣道のメインルートです。空海は、女人禁制であった高野山から、ふもとの慈尊院で暮らす母に会いに、月に9回、町石道を歩いて下山していたと伝えられています。 それが「九度山」という地名の由来ともされています。かつて空海が歩いたように、高野山から町石道の途中、九度山の手前の紀伊細川まで下山しました。

高野山の大門高野山の大門を通過し、町石道へ(11月中旬)

町石道町石道に入ります

 

町石道の由来は、一町(109m)ごとに町石が建てられていることによります。町石は高野山上の根本大塔を起点として九度山の慈尊院まで180基、同じく高野山上の奥の院・弘法大師御廟まで36基の計216基が建てられています。

 

高野山の開山時、空海は木製の卒塔婆を立てて、道しるべとしました。鎌倉時代になると、朽ちた木製の卒塔婆の代わりに石造の五輪塔形の町石が、一町ごとに建て替えられました。町石には、梵字(サンスクリット文字)で空風火水地を意味する言葉が刻まれており、町石自体が一体の仏を表しているそうです。

町石

町石道を歩く。鎌倉時代の町石が多く残っているそうです

 

町石道は高野山の長い歴史の中で、多くの巡礼者たちが歩いてきた古道です。現在でも、四国八十八ヶ所を巡ったお遍路さんがお礼参りに高野山を訪れる際に、この町石道を歩く方が多いそうです。

 

町石道をはじめとする高野七口の古道の中には、熊野古道の小辺路も含まれます。熊野古道を歩いた方は、次は高野山の巡礼道を歩いてみるのも興味深いかもしれません。
語り部と一緒に歩く熊野古道と同じように、高野山の語り部・ガイドの説明を聞きながら、高野山の山歩きを楽しみました。

 

九度山(くどやま)

町石道を歩いた後は、九度山にも立ち寄ります。九度山は、関ケ原の戦いに敗れた真田昌幸・幸村の父子が配流され、大阪の陣まで真田幸村が蟄居生活を送った場所です。かつての真田屋敷の跡には、真田庵が建てられており、敷地内には真田昌幸の墓もあります。戦国ファン・歴史ファンなら、一度は訪れたい場所のひとつでしょう。

真田庵

九度山の真田庵

 

九度山駅

真田六文銭に装飾された九度山駅

 

高野山の宿坊、金剛三昧院(こんごうさんまいいん)

修行僧たちが生活する宿坊に泊まる。これも高野山ならではの楽しみです。宿坊というものがいつから始まったのかは、定かではありません。高野山は標高850mの山中にあるため、かつては日帰りができる場所ではありませんでした。そのため、縁故あるお寺に宿泊するようになったのが始まりといわれています。

 

私たちは金剛三昧院(こんごうさんまいいん)の宿坊に泊まりました。金剛三昧院は、尼将軍の北条政子が、夫・源頼朝と息子・実朝の菩提を弔うために建立し、鎌倉時代の風雅を今に伝える由緒ある名刹です。宿坊では、肉、魚などを使わない「精進料理」をいただきました。高野山で採れる山菜、名物の胡麻豆腐、高野豆腐などの優しい味でした。金剛三昧院の宿坊は、老舗旅館のような快適さで、温かいお風呂に入った後は、聖地・高野山の宿坊の一室で物思いにふけり、静かな夜を過ごしました。

金剛三昧院の多宝塔

金剛三昧院の多宝塔。鎌倉時代に建立された、高野山に現存する最古の木造建築物です

金剛三昧院の夕食(精進料理)

金剛三昧院の宿坊でいただいた精進料理

金剛三昧院の宿坊

金剛三昧院の宿坊の一室

 

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春の季節は高野山の桜にも期待です。

高野山の桜

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日本各地の魅力を再発見する西遊旅行の国内の旅。

今回ご紹介するのは本州の最西端に位置する山口県です。

日本特有もしくは保存を必要とする動植物や地質に対し、国が指定している天然記念物は全国で1,030件あります。そのうちの43件が山口県内にあり、保有数は全国1位です(2020年12月現在)。そのいくつかをご紹介いたします。

 

俵島

玄武岩からなる周囲約500mの小島で、島全体にみごとな柱状節理が見られます。上空から見ると蜂の巣状に広がる節理や米俵を重ねたような景観、大小様々な岩礁に目を奪われます。

 

青海島

日本海側の北長門海岸の代表的な景勝地です。東西に横たわる長い島で、北側は日本海の荒波を受けて海食が進み、断崖絶壁や洞門、岩礁など特異な海景色が展開されています。

 

明神池

かつては海であった海跡湖(かいせきこ)で、現在も岩の隙間を通じて海とつながる塩水の池です。マダイ、クロダイ、フグ、エイ、メジナなどの海産魚が生息しています。昆虫ではシオアメンボがみられ、これは日本海岸において唯一であり、分布の北限地でもあります。

 

川棚のクスの森

森と見違えるほどに生育した一株のクスノキの大木でその特異な枝ぶりは不気味なほどです。残念ながら2年ほど前から葉が落ちてしまい、樹木医により再生治療中です。

 

安下庄(あげのしょう)のシシナシ

シシナシは中国原産のナシの一種です。屋代島(通称周防大島)の個人宅で育つこのシシナシは、幹周り2.3m、根周り3.8mもあり、原産地の中国でもなかなかみられない巨木です。現在は2世が生育しており、4月上旬に白い花を咲かせます。

 

大日比ナツミカン原樹

萩地方を中心として山口県内で栽培されているナツミカンのもとになる樹木です。この樹は、江戸時代の中ごろに種をまかれて大きくなったもので、長門市仙崎大日比にあります。現在、各地で栽培さているナツミカンは、この原樹から次々に分かれて広がったものです。ナツミカンの原樹として、大切に保存されています。

 

岩国のシロヘビ

アオダイショウの色素が消えて白化したヘビで、白化は他の動物でも突然変異で生じますが、地域個体群が白化型となる珍しい例とされています。成体で全長約150cmになり、赤色の目が美しいです。

 

大正洞

秋吉台北部の真名ケ岳の北麓に開口し、内部は立体的に上・中・下の3層に区分されます。水平的にも複雑な竪横複合洞で、総延長は約930mあります。入り口は中層部にあたり、牛隠しと呼ばれる広間より奥は大正11年に探検され、上層の大空洞が発見されました。鍾乳石や石筍などの石灰生成物がよく発達しています。

 

景清洞

古くから知られた石灰洞で、約1.5km先で三角田(みすまだ)洞に抜ける典型的な貫通洞です。景清洞から入り、三角田洞に抜ける習慣があり、逆に通ると災いが起こると言われていました。洞口付近に平景清が潜伏していたと伝えられる支洞があります。大量の砂礫が堆積していて天井も低く、平坦な部分が多いです。

 

岩屋観音窟

根笠川の左岸にある石灰岩の岩壁に、南に向かって開口している石灰洞で、入口は御聖寺の前から約10mの石段を登ったところにあります。内部をさらに登ると天井の高さがおよそ12mの広間となり、奥に高さ85cmの木彫の観音像が安置されています。滴下水による石灰で石化していますが、目や鼻口、耳などは明確にわかります。

 

秋芳洞

大正15年、皇太子時代の昭和天皇が探検された際に、「秋芳洞」と命名されました。入洞できる範囲が約1.5km、最大幅100mに及ぶ日本最大の石灰洞で、常に相当量の流水があり、急流や山がありと変化に富んでいます。鍾乳石や石筍、石柱も豊富で、秋吉台とともに、国の特別天然記念物に指定されています。

 

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これらは43件ある山口県の天然記念物のほんの一部です。

先日発表した下記のツアーでは、掲載したものに加え、豊かな自然に恵まれた山口が誇る名勝・天然記念物の数々を訪ねます。

 

▼関連ツアー
山口大横断 屋代島から厳島の弥山、日本最大の地下鍾乳洞群をめぐる
3/7(日)発 大友康一(大阪支社)同行予定!

 

ツアーでは秋芳洞や大正洞、景清洞での鍾乳洞探検のほか、干潮の時間帯にのみ渡ることができる俵島、奇岩怪岩の変化に富んだ寂地峡での散策など、徒歩でしか訪れることができない絶景も間近にご覧いただきます。

また、広島の世界遺産・宮島の島内にも宿泊。島最高峰の弥山(535m)へロープウェーを乗り継ぎ、山頂からの絶景や付近に鎮座する巨岩の数々もご覧いただきます。空き時間には厳島神社などへも散策いただけるでしょう。

3方を海に開かれた山口県。それぞれの海景色を楽しみながらその稀有な魅力を7日間で横断・満喫します。ご参加をお待ちしております!

 

おまけ・・・

屋代島(通称:周防大島)ではしま山100選のひとつ、嵩山(だけさん、619m)展望台にも車で訪れ、瀬戸内海の多島美を堪能します。夕食には屋代島の名物・みかん鍋もぜひご賞味ください。

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今回は、2020年の11月初頭に三徳山投入堂(みとくさんなげいれどう)参拝登山及び蒜山(ひるぜん)三座縦走&大山(だいせん)登頂のコースへ添乗した際の様子をご紹介いたします。

三徳山投入堂参拝登山(往復約3時間)

「日本一危険な国宝」との異名を持つ投入堂を目指します。

 

登山口である参拝登山事務所で靴底のチェックがあります。ソールの溝が少ない靴では入山できませんが、通常の登山靴であれば問題ありません。靴底に不備がある場合は、登山口で販売しているわらぞうりの購入が必要です。また、ストックは使用できません。

 

鎖場と三点確保で登る場所が若干ありますので、汚れてもいい手袋が必要です。

 

山中にトイレはありませんので、登山口で済ませていきましょう。
参拝登山中、食事ができませんが、飲料水と簡単な行動食程度ならば大丈夫です。

三徳山参拝登山のクサリ坂。登りは約5分程で登る事ができ、 見た目よりも容易ですが、下りの際に細心の注意が必要です。

参拝登山口にて販売しているわらぞうり

三徳山の文殊堂にて

三徳山投入堂を見上げる

蒜山三座縦走(約8時間)

日本二百名山でもある「蒜山三座」は、鳥取県南部と岡山県北部に跨って位置し、大山とともに大山隠岐国立公園として国立公園に指定されています。

 

下蒜山の駐車場で下車後、下蒜山(1,100m)→中蒜山(1,123m)→上蒜山(1,202m)の順に縦走します。
この順番ですとルート上に若干ある鎖場及び滑りやすい黒土の粘土状の箇所をほとんど登りで歩く事ができます。逆ルートですとそれらをすべて下るので、よく事故が起きています。途中にトイレが無いので、必ず下蒜山登山口の駐車場で済ませ、縦走中は携帯トイレキットの持参が必要です。

縦走のスタート地点・下蒜山駐車場

中蒜山へ向け、気持ちの良いルートを歩く様子。左手にはジャージー牛乳でも有名な蒜山高原、右手には大山や日本海方面をご覧いただけます。

大山(1,709m:往復約6時間)

日本百名山で中国地方の最高峰でもあります。富士山に似た山容が特徴的で、鳥取県西部の旧国名が伯耆国であった事から、別名:伯耆(ほうき)富士とも呼ばれています。

 

前者の山と比較して登山道の土壌が全く異なります。階段状のところが多く砂利と岩場が多く、黒土の泥濘地はほとんどありません。

 

携帯トイレキットを持参いただきますが、大山頂上避難小屋にトイレがあるので、比較的安心です。大山頂上避難小屋は、2020年10月末にリニューアル工事が終わり、トイレもとても綺麗でした。

登山口付近から眺めた大山の雄姿

西日本一とも言われるブナ林の中を歩く

大山山頂の避難小屋付近から、日本海を一望

大山山頂から眺めた怪峰・烏ヶ山(からすがせん:1,448m)

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2020年夏に訪れた際の様子を中心に、道東で通年出会える野生動物を、西遊の知床ツアーの多くで訪れる場所ごとに紹介します。

野付半島

野付半島は、全長28kmの日本一長大な砂嘴(さし)です。細いところでは幅数十メートルしかありません。半島中央部から先に人家はなく、鮭の定置網の番屋が並んでいます。どこか浮世離れした感じがする場所ですが、トドワラ(トドマツの枯れ立ち)やナラワラ(ミズナラの枯れ立ち)があり、霧がかかると幻想的な雰囲気になります。冬はエゾジカの越冬地でもあります。

そんな野付半島には、キタキツネやエゾジカ、オジロワシなどを見ることができます。

私がここで一番よく見ることができたのはエゾジカです。

干潮時は水の上を歩いているかのような光景が見られることもあります。

北海道はお盆を過ぎると秋だとよく言われておりますが、エゾジカも8月後半になると灰色の冬毛が目立ち始めます。越冬に備えて本格的な冬になるまでに毛の生え変わりが行われます。

角が大きいと迫力がありますね~。この角も一年に一度生え変わります。

海岸沿いにはオジロワシが止まっていることがあります。なかなかイケメンですね。そ~っと近づこうとすると。。。

颯爽と飛び立たれてしまいました。羽を広げた姿もカッコイイですね。

春国岱

春国岱は根室市にある風連湖と根室湾を分ける3つの砂州で形成された湿地及び原生林です。別名「奇跡の島」と呼ばれ、数千年をかけて堆積した砂の上に、様々な植物が生い茂った手付かずの自然が残る場所です。遊歩道が整備されており、野鳥や渡り鳥の観察ができるようになっています。私が訪れた際はタンチョウの親子を見ることができました。

真ん中の幼鳥はまだ茶色い毛が残っています。

親鳥と一緒に飛ぶ練習をしていました。羽ばたきの練習を始めて3ヵ月程で飛べるようになると言われています。

夕時の風連湖

鷲の宿(羅臼町)

知床半島の羅臼町にある民宿。日本の天然記念物であると共に絶滅危惧種でもある、シマフクロウを観察することができる世界でも有数の宿。世界中のバードウォッチャーや写真家が集まり、観察小屋で日没後から長い時は夜明け近くまで粘り、シマフクロウを待ちます。長丁場を覚悟し私も三脚をセットしました。

待ち始めてから3時間ほど経ったでしょうか。わさわさと音がし、その大きな翼が見えたかと思うと、静かに川に降り立ちました。まさに「降臨」という感じ。

オショロコマという小さなサケを捕らえる様子も飄々としており、風格を感じます。

また鷲の宿がある羅臼町ですが、町を散策しているとキタキツネにも出会えました。

6月に出会ったキタキツネはちょうど毛の生え変わる時期だったのでしょうか、尻尾はまだ冬毛でした。

こちらはヒグマ観察のための瀬渡し船から見つけたキタキツネ。全体的にまだ冬毛で覆われていました。

海岸沿いで見つけたキタキツネ。獲物に噛みつく様子に「野生」を感じました。

今回通年見ることができる動物ということで紹介したエゾジカ、キタキツネ、オジロワシ、シマフクロウの他にも、道東には季節ごとに様々な動物を見ることができます。春から夏にかけては根室海峡のシャチやマッコウクジラ、イルカといった鯨類に瀬渡し船で観察できるヒグマ、冬はタンチョウの求愛ダンスやオオワシ、オオハクチョウなどが見られます。

ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

知床峠からの星空

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【本の紹介】野鳥の楽園 コスタリカ 「改訂版」

  • コスタリカ

2020.12.23 update

コスタリカで只一人の政府公認日本人ナチュラリストガイドとしても活躍されている下村昌也さんによる、コスタリカの野鳥・写真図鑑が改訂されて登場しました。下村さんはこれまで弊社の「コスタリカバードスペシャル」のツアーの現地ガイドも担当して下さっていました。

 

本書には、コスタリカを代表する242種が掲載されていますが、なんといっても嬉しいのは、解説が日本語であること。一般的な図鑑のものとは異なる下村さんの解説は、目の前で話を聞いているような印象を受けます。図鑑では得られない知識や生態情報、識別のヒントなどが散りばめられており、まるで読み物のような1冊です。

 

 

コスタリカの野鳥の日本語解説としては初めての本です。
バードウォッチングの専門店「ホビーズワールド」で販売しています。

 

>>ホビーズワールドのサイトはこちら

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