山形・天童でチゴハヤブサの親子を観る(2023年2本目) 

Report by 簗川堅治 / 2023年8月20日~21日

毎年恒例のツアー2本目です。今日も暑い!

 

初日は1ヶ所のみ見に行きました。今日も巣立った幼鳥の飛翔練習や採餌練習をする場面、そして親鳥が餌を持ってくる場面を見ることができました。

飛び立つ幼鳥
飛び立つ幼鳥
餌をもってくる成鳥
餌をもってくる成鳥

 

2日目。朝から晴れています。まずは昨日とは別の場所、高架鉄塔で繁殖しているつがいに行きました。今日もまだ巣立っていません。巣には枝移り(と言っても鉄骨)した幼鳥2羽を確認しました。付近には親も止っていました。

 

場所を換え、昨日の場所に到着です。今度は違う方向からの観察で、より近い場所での観察です。「キィキィキィ…」と、けたたましい声で出迎えてくれました。今日は親が巣立った幼鳥に次々と餌を持ってくる場面を何度も見ることができました。餌はめったに捕ってこないヒヨドリをはじめ、メジロ、ヤマガラ、オニヤンマでした。

ヒヨドリをもらった幼鳥
ヒヨドリをもらった幼鳥
ヤマガラを運ぶ成鳥と待ち受ける幼鳥
ヤマガラを運ぶ成鳥と待ち受ける幼鳥
空中での餌渡し
空中での餌渡し

 

一泊二日、しかも夕方と早朝のみの観察でしたが、山形の夏の風物詩・チゴハヤブサを堪能できました。参加者のみなさん、ありがとうございました。

この記事を書いた人

簗川 堅治 やながわ けんじ
1967年生まれ。山形県在住。日本野鳥の会山形県前支部長。「何しったのやぁ?こだい寒いどごで(何してるんですか?こんなに寒い所で)」「鳥ば見っだのよぉ(バードウォッチングです)」「こだい寒いどぎ、ほだなどさ、鳥あて、いだんだがしたぁ?(こんなに寒い時にそんな所に鳥がいるんですか?)」私の地元では、こんな会話が日常茶飯事です。鳥はいつでもどこでも楽しめます!見て、聞いて、撮って楽しんでもらうのはもちろん、ほっこりとした温かい時間を過ごしてもらえるように山形弁でがんばります。おらいの(私の)島、飛島さもきてけらっしゃい(飛島にもきてください)!

山形・天童でチゴハヤブサの親子を観る(2023年1本目) 

Report by 簗川堅治 / 2023年8月19日~20日

毎年恒例のツアーです。今年は平年通りの繫殖のようです。とにかく今年は暑い!そして、局所的に大雨になる夏です。結果的には、何とか降らずに済んだのは幸いでした。

 

初日は1ヶ所のみ見に行きました。ほどなく、スギに止まる巣立った幼鳥を見つけました。3羽巣立ったうちの1羽です。暑くて日陰でじっとしています。

日陰に止まる幼鳥
日陰に止まる幼鳥

 

早速、近づいて観察撮影です。親も見張りの枝に止まって、探餌しています。

探餌する成鳥
探餌する成鳥

 

しばらく待っていると、親が餌を運んできました。「キィキィキィ…」と親も子もけたたましく鳴いています。その後もカラスが飛ぶとモビングでスクランブル発進したり、巣立った幼鳥が飛翔練習や採餌練習をする姿を見ることができました。

飛翔する幼鳥
飛翔する幼鳥

 

2日目。朝から曇り空です。まずは昨日とは別の場所、高架鉄塔で繁殖しているつがいに行きました。こちらはまだ巣立っていません。巣には枝移り(と言っても鉄骨)した幼鳥1羽を確認できました。付近には親が止っていました。こちらもカラスにモビングしました。場所を換え、昨日の場所に到着です。今度は違う方向からの観察で、より近い場所での観察です。「キィキィキィ…」と、けたたましい声で出迎えてくれました。色々な所に止まったり飛んだりする巣立った幼鳥4羽と親2羽を堪能しました。

餌をもらった幼鳥
餌をもらった幼鳥
止まる成鳥
止まる成鳥

 

一泊二日、しかも夕方と早朝のみの観察でしたが、山形の夏の風物詩・チゴハヤブサを堪能できました。参加者のみなさん、ありがとうございました。

この記事を書いた人

簗川 堅治 やながわ けんじ
1967年生まれ。山形県在住。日本野鳥の会山形県前支部長。「何しったのやぁ?こだい寒いどごで(何してるんですか?こんなに寒い所で)」「鳥ば見っだのよぉ(バードウォッチングです)」「こだい寒いどぎ、ほだなどさ、鳥あて、いだんだがしたぁ?(こんなに寒い時にそんな所に鳥がいるんですか?)」私の地元では、こんな会話が日常茶飯事です。鳥はいつでもどこでも楽しめます!見て、聞いて、撮って楽しんでもらうのはもちろん、ほっこりとした温かい時間を過ごしてもらえるように山形弁でがんばります。おらいの(私の)島、飛島さもきてけらっしゃい(飛島にもきてください)!

山形・天童でチゴハヤブサの親子を観る(2本目) 

Report by 簗川堅治 / 2022年8月21日~22日

 

2本目です。1本目と打って変わって、暑い日になりました。これでは観察も大変ですし、そもそも鳥の動きがなくなることから、1日1ヶ所での観察ではなく、2ヶ所を回ることとしました。

 

1ヶ所目。到着早々、梢に止まるチゴハヤブサを発見。♀親です。辺りをキョロキョロ見渡して、餌をさがしているようです。巣立った幼鳥の姿はありません。きっと暑いので日陰に潜んでいるのでしょう。しばらくすると、餌をとった♀親が巣の中に。どうやら、日陰の巣に幼鳥がいたようです。その後も♀親はしきりに餌を運んでは、幼鳥に与えていました。餌はアブラゼミ、ミンミンゼミ、オニヤンマのようでした。

給餌するチゴハヤブサの♀親
給餌するチゴハヤブサの♀親

 

幼鳥も時折、飛んでくれました。

飛ぶチゴハヤブサの幼鳥.
飛ぶチゴハヤブサの幼鳥.

 

2ヶ所目に移動しました。やはりまだ暑いのか、幼鳥は日陰に止まっています。運よく、陽の当たる場所に止まってくれたこともありました。

チゴハヤブサの幼鳥
チゴハヤブサの幼鳥

近距離だったため、幼鳥の特徴である眼の周りと、ろう膜が水色なのがはっきりとわかります。

この場所は、先に訪れた所よりも給餌回数は少なめながら、ゆっくりと楽しめました。

 

2日目。新たな場所、3ヶ所目に行ってみました。ここも街中です。到着早々、親子で飛んでくれ、止まりました。しばらくして親も発見。

見張るチゴハヤブサの親
見張るチゴハヤブサの親

 

他の2ヶ所よりは、鳥までの距離が近いのが、ここのいいところです。堪能していると、近所の人たちのラジオ体操の時間になったので退散し、次の場所へ向かいました。この日2ヵ所目は前日来た場所です。朝のわりには、あまり動きはありませんでしたが、♂♀幼鳥をじっくり観察しました。

 

街中の猛禽、チゴハヤブサ。いかがだったでしょうか?暑い中、参加者のみなさん、ありがとうございました。

この記事を書いた人

簗川 堅治 やながわ けんじ
1967年生まれ。山形県在住。日本野鳥の会山形県前支部長。「何しったのやぁ?こだい寒いどごで(何してるんですか?こんなに寒い所で)」「鳥ば見っだのよぉ(バードウォッチングです)」「こだい寒いどぎ、ほだなどさ、鳥あて、いだんだがしたぁ?(こんなに寒い時にそんな所に鳥がいるんですか?)」私の地元では、こんな会話が日常茶飯事です。鳥はいつでもどこでも楽しめます!見て、聞いて、撮って楽しんでもらうのはもちろん、ほっこりとした温かい時間を過ごしてもらえるように山形弁でがんばります。おらいの(私の)島、飛島さもきてけらっしゃい(飛島にもきてください)!

山形・天童でチゴハヤブサの親子を観る(1本目) 

Report by 簗川堅治 / 2022年8月20日~21日

 

毎年恒例のツアーですが、昨年はチゴハヤブサの繫殖率が過去最も悪かったため中止となりました。今年は順調ですべての営巣地でツアー前に無事巣立ちました。初日は全国的にぐずついた天気で雨が降るのか心配な中、スタート。結果的には、何とか降らずに済んだのは幸いでした。

 

1ヶ所目に行きました。ほどなく、スギに止まる巣立った幼鳥を見つけました。すでに餌をもらって満腹なのか、じっとしています。

チゴハヤブサの幼鳥
チゴハヤブサの幼鳥

早速、近づいて観察撮影です。今度は別の幼鳥が飛び出して、離れたスギに止まりました。巣立って一週間になり、飛翔力もそれなりになってきたようです。しばらくすると、親が餌を持ってきました。幼鳥は親に比べるとか弱い声で「キィキィキィ……」と鳴きながら、餌乞いします。その後も何度か、親や幼鳥が飛び回りました。

飛ぶチゴハヤブサの親
飛ぶチゴハヤブサの親

この頃は、♀親が餌やりの中心になり、♂はあまり見られなくなることが多いようですが、ここの♂親はじっくりと観察することができました。

チゴハヤブサの親
チゴハヤブサの親

2日目。予報では朝から一日中、晴れとなっていました。朝食前に前日とは別の場所に行きました。ところが途中はけっこうな霧で視界不良です。これは参ったなと思っていましたが、観察場所は霧がかかっておらず、ほっとしました。住宅街の観察場所だったため、細心の注意を払いながらとっておきの場所で観察を始めました。♀親と巣立った幼鳥が3羽、高いヒマラヤスギに止まっていました。しばらく動きがなかったものの、♀親が狩りにいき、セミやトンボを捕ってきては幼鳥に与えるシーンが何度かありました。

セミを食べるチゴハヤブサの幼鳥
セミを食べる幼鳥

育雛中は小鳥を与えることが圧倒的に多いのに対し、巣立ち後はセミやトンボなどの昆虫が多くなります。セミやトンボを食べて腹いっぱいになるのか?と心配になりますが、その心配が無用のようです。元気な幼鳥は、何度か飛び回ってくれました。

 

一泊二日、しかも夕方と早朝のみの観察でしたが、山形の夏の風物詩・チゴハヤブサを堪能できました。参加者のみなさん、ありがとうございました。

この記事を書いた人

簗川 堅治 やながわ けんじ
1967年生まれ。山形県在住。日本野鳥の会山形県前支部長。「何しったのやぁ?こだい寒いどごで(何してるんですか?こんなに寒い所で)」「鳥ば見っだのよぉ(バードウォッチングです)」「こだい寒いどぎ、ほだなどさ、鳥あて、いだんだがしたぁ?(こんなに寒い時にそんな所に鳥がいるんですか?)」私の地元では、こんな会話が日常茶飯事です。鳥はいつでもどこでも楽しめます!見て、聞いて、撮って楽しんでもらうのはもちろん、ほっこりとした温かい時間を過ごしてもらえるように山形弁でがんばります。おらいの(私の)島、飛島さもきてけらっしゃい(飛島にもきてください)!