秘境ツアーのパイオニア 西遊旅行 / SINCE 1973

巨樹・巨木を2回に分けて紹介するシリーズ。2回目の今回は東北地方と山口県のツアーで訪れることができる巨樹のいくつかをご紹介します。

 

東根の大ケヤキ

山形県の東根小学校にある日本最大のケヤキで国指定特別天然記念物です。樹高26m、幹周り15.7m、樹齢1500年で、江戸時代にはすでに相当な大きさになっていたようです。その頃の絵図には22本のケヤキの並木が描かれ、当時の様子を想像するのが楽しくなってくる、そんな巨樹です。

 

羽黒山の爺スギ

出羽三山のひとつ、羽黒山の参道を進むと国指定特別天然記念物の老杉の並木が現れます。その中でも最大の杉がこの爺スギです。樹高42m、樹齢1000年。国宝の五重塔とともに訪れてみてください。

 

万正寺の大カヤ

福島県の桑折(こおり)町にあり、地名も大榧(おおかや)で、古くから伊達家ゆかりの木として知られていました。樹高16.5m、幹周り8.7mで日本最大のカヤです。

 

 

北金ヶ沢のイチョウ

日本海に沿って走る五能線沿い、青森県の深浦町にあり、幹回り18.8m、樹高33m、樹齢1000年。日本最大の巨樹と言っても差し支えないほどの大きさです。枝から無数に垂れ下がっている気根(乳柱)は幹に取り込まれたり地中に刺さって幹へと変化しているものなど様々です。

 

 

十二本ヤス

青森県の津軽半島にあり、樹高27m、幹周り6mで日本一のヒバ(ヒノキアスナロ)の巨樹です。地上3mくらいから枝分かれして大きく膨らんでいる特異な樹形をしています。その姿から魚をつく「ヤス」に見立てて名前が付きました。

 

▼関連ツアー① 東根の大ケヤキ、羽黒山の爺スギ、万正寺の大カヤ、北金ヶ沢のイチョウを訪ねるコースはこちら↓

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遊龍の松

京都の洛西・善峯寺の境内にあり樹齢600年の五葉松です。善峯寺は平安時代中期に建てられた後、応仁の乱で焼失しましたが、江戸時代に入り徳川5代将軍徳川綱吉の生母・桂昌院によって復旧されました。西国三十三所観音霊場の20番札所になっています。新日本名木100選にも選ばれ、名前の通り左右に伸びた枝が龍に見えることからこの名前が付きました。境内から眺める京都市街の景色もまた素晴らしいです。

 

▼関連ツアー② 遊龍の松を訪ねるコースはこちら↓

先達とゆったりめぐる西国三十三所【前編・後編】
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安下庄(あげのしょう)のシナナシ

山口県の瀬戸内海に浮かぶ屋代島(通称周防大島)にあり、みかんの段々畑を見ながら坂道を上がっていった先の、民家の庭に植えられています。日本に唯一の木で、原産国の日本でも珍しいです。4月上旬に白い花を咲かせ、果実は西洋梨の形に似ています。昭和56年に枯死しましたが、筑波の農水省果樹試験場に苗木が保存されており、現在は二世がすくすくと伸びています。

 

川棚クスの森

山口県の名湯・川棚温泉にあるクスノキの巨樹です。幹周りは11.4mとそれほど大きいわけではありませんが、このクスノキの最大の特徴は樹幹の外周が180mにもなるというその枝ぶりです。一本の木ですが森のように見えることからその名前が付きました。ここ数年で樹勢が急激に衰えたため地域の方々の努力によって保護活動が行われています。

 

 

恩徳寺の結びイブキ

山口県の西の海、響灘に面した豊北町の高台に、既に廃寺となった恩徳寺があります。この境内にある、なんとも異形の木がこの結びイブキです。分岐した幹と何本もの枝が複雑に絡み合い、ねじれながら成長しています。大内義隆の夫人が寺を建立した際(1529年)には既に生育していたといるされています。

 

▼関連ツアー② 安下庄のシナナシ、川棚クスの森、恩徳寺の結びイブキを訪ねるコースはこちら↓

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これらのツアーでは、掲載した巨樹・巨木に加え、豊かな自然が生み出した景勝地・史跡の数々を訪ねます。

 

1回目の四国・九州・沖縄の巨樹・巨木を訪れるコースもぜひご参考ください。


 
 

日本の巨樹・名木を巡る①はこちら

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今回から2回に分けて、西遊旅行のツアーで訪れることができる巨樹のいくつかをご紹介します。

 

巨樹の一般的な定義とは地上1.3mの高さでの幹周りが3.0m以上のもののことを指し、全国には報告されているだけでも68,000本以上あります。巨樹はご神木やご神体としてあがめられ、多くの地域の伝説・伝承として語り継がれてきました。何百年も、ときには何千年も風雪に耐えて生き抜いてきた巨樹・巨木たち。太くたくましい主幹を天に向かって伸ばす巨人たちに対面した時の感動は忘れられない思い出となるでしょう。

 

まず今回は四国・九州・沖縄地方です。

 

下柏の大柏(しもがしわのたいはく)

愛媛県の四国中央市の市街地にあり、樹高15m、根周り14.3m、幹周り8.34mで、樹齢は1200年と伝えられます。主幹の東側に空洞があり、天明年間(1780年代)に地蔵菩薩が安置され、それ以後信仰の対象となっています。

 

杉の大杉

高知県中部の大豊町にあり、我が国最大の杉と言われ、国の特別天然記念物に指定されている大杉です。樹高68m、幹周り15.0m、樹齢は3000年です。縄文杉(幹回り16.1m)が発見されるまでは日本最大の杉であろうとされていました。

 

加茂の大クス

徳島県の吉野川沿い、みよし町にある国指定特別天然記念物で、樹高26m、幹周り16.7m、樹齢は1000年あまり。東西南北に広がった丸い樹冠はクスノキの巨樹の見本のようで、この美しい樹形が特別天然記念物に選ばれた理由のひとつといいます。

 

宝生院のシンパク

国指定特別天然記念物のシンパク(イブキあるいはビャクシンと同じイブキ科)の巨木で、小豆島の土庄港近くにあります。樹齢1500年といわれ、応神天皇が植えたという伝説もあります。地上1mから分かれた幹がくねったように力強く伸び、東西南北に大きく広げた枝も大変立派です。

 

▼関連ツアー① 下柏の大柏、杉の大杉、加茂の大クス、宝生院のシンパクを訪ねるコースはこちら↓

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柞原八幡宮のクス

大分市の郊外に豊後国一宮として知られる柞原八幡宮があり、境内へ上る石段の途中にそびえるのがこのクスノキです。樹齢は3000年ともされ、ご神木として祀られています。大きな空洞ができており、一度に数十人が入るほどの広さといいます。

 

 

大杵社の大杉(おおごしゃのおおすぎ)

湯布院の町の南部、神社の境内にある大分県内最大の杉で、樹齢は1000年です。これまで2度の火災にあっていますが、この時の煤が幹の腐食をくい止める役割をし、また元気に新芽を出すようになったそうです。

 

▼関連ツアー② 柞原八幡宮のクス、大杵社の大杉を訪ねるコースはこちら↓

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蒲生の大クス

鹿児島県の姶良市の蒲生八幡神社にあり、全樹種含めて日本最大の幹周り(24.2m)を持つ巨樹として知られます。国指定特別天然記念物で、33mという発達した根回りがその重量感を感じさせます。私・大友が巨木にはまるきっかけになった木でもあります。下から見上げると怪鳥が舞い降りたかのような存在感、迫力がありました。

 

日本一のガジュマル

鹿児島県奄美諸島、沖永良部島にある国頭(くにがみ)小学校の校庭に、新日本名木100選にも選定された樹齢100年以上のガジュマルがあります。1898年(明治31年)の第1回卒業生が植樹したもので、校庭に入るとその大きさにまずはびっくりします。1世紀以上にもわたって沢山の児童を送り出してきた巨木。これからも元気な姿で見守っていってほしいです。

 

▼関連ツアー③ 蒲生の大クス、日本一のガジュマルを訪ねるコースはこちら↓

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日本最大のサキシマスオウノキ

仲間川の上流にあり、樹高18mにもなります。森の巨人100選にも選ばれ、板根だけでも高さ3.1mと人間の背丈を軽々と上回ります。満潮の際の遊覧船でのみアクセスすることが可能で、環境にみずからを適応させ、たくましく生き抜く木の生命力を、間近で感じてみてください。

 

▼関連ツアー④ 日本最大サキシマスオウノキを訪ねるコースはこちら↓

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3つのジオパーク探求の旅 山陰海岸&隠岐と”国引きの大地”島根半島のツアーを新たに発表いたしました。ジオパークとは「大地の公園」を意味し、地球(ジオ)を学び、丸ごと楽しむことができる場所をいい、太古の昔から現在に至るまでの多様な地質や地形、それらがもたらす多彩な自然を背景にした人々の文化や歴史にふれることができます。今回は、ツアーで訪れる山陰地方の3つのジオパークをご紹介いたします。

 

1.山陰海岸ジオパーク


浦富海岸

 

日本列島が大陸の一部であった時代から日本海が成立し、現在にいたるまで地球の歴史が分布する岩石や地層に残されている山陰海岸ジオパークは、ユネスコ世界ジオパークに指定されています。様々な岩石や地層、多彩な海岸地形、内陸の滝や渓谷など、貴重な景観を見ることができ、それらを生かした特色のある暮らしが営まれています。日本列島が大陸の時代であった頃の花崗岩である「千貫松島」など、特殊な景観をご覧いただけます。

洞門「千貫松島」

 

山陰海岸の地質図

 

 

2.島根半島・宍道湖中海ジオパーク

柱状節理が広がる流門岩(日御崎)

 

約2000万年前に日本海や日本列島が形成される大きな地殻変動が起こり、美しいリアス式海岸の島根半島や国内最大の連結汽水湖の宍道湖・中海が形成されました。約1300年前の古代人も、変化する大地の魅力を出雲国風土記に国引き神話として描きました。その中で、ヤツカミズオミズノミコトという神様が、海の彼方から陸地を引いてきて島根半島ができ、豊かな耕作地の拡大を祝った神話として伝わります。島根半島は天然の巨大な防壁となり、斐伊川水系の土砂を堰き止め、肥沃な平野や入り江、潟湖が形成されていく自然へのイメージや日本海の遠方の国々との交流が盛んな場所として、土地を引く姿に例えたと考えられています。

多古の石柱 宍道湖の夕日

 

 

3.隠岐ユネスコ世界ジオパーク

かぶら杉

ローソク島

 

隠岐ユネスコ世界ジオパークは、島根半島の北40~80kmの日本海に点在する4つの有人島と多数の無人島によって構成されており、今回訪れる島後はこのジオパークに含まれています。日本海と日本列島形成の歴史を記録した岩石をはじめ、環境変動の結果生み出された独自の植生や、隠岐の地史・地理・地質が生み出した自然環境に最適化した文化、日本海の離島という地理によって育まれた歴史などが狭い島の中でコンパクトに見られる、大地と人、人と自然をつなぐジオパークです。

 

 

旅先の候補として選ばれにくい山陰地方ですが、ユニークな海岸地形が生み出した歴史や暮らしは奥深く、特に地質、地層、岩石などがお好きな方はお楽しみいただけると思います。ぜひご参加ください。

 

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九州美景めぐり 4つの瀑布と阿蘇、九重、高千穂 大自然満喫の旅」のツアーでは、心に残る九州の美しい景色や大自然をベストシーズンにお楽しみいただけます。今回は、ツアーで訪れる4つの滝をご紹介いたします。

 

1.鍋ヶ滝(なべがたき)

 

熊本県阿蘇郡小国町にある滝で、小規模ながらも滝を裏側から眺めることができるという珍しい特徴があります。落差は約10mと規模は小さいですが、幅が約20mもあり、カーテンのように幅広く落ちる水が美しい滝です。阿蘇のカルデラを作った約9万年前の巨大噴火でできたとされ、長い年月をかけて今の形になりました。

 

 

2.黄牛(あめうし)の滝

 

大分県竹田市にある落差20mほどの豪快に水しぶきを散らして轟く滝で、かつて龍が住んでいたという伝説が残っています。高さの割に水量が多く、滝つぼのそばまで近づくことができるため、轟音を立てて流れ落ちる圧巻の様子をご覧いただけます。「黄牛」とは、肥後地方(熊本県)に多く見られる飴色をした牛のことです。

 

 

3.原尻(はらじり)の滝

 

日本の滝100選にも選ばれている幅120m、落差20mの滝で、「大分のナイアガラ」とも称されます。田園地帯に突如現れる珍しい光景が特徴的で、9万年前に起きた阿蘇山の大噴火の大火砕流によってもたらされました。下に降りて滝の近くまで行くこともでき、しぶきを感じながら大迫力の光景を堪能できます。

 

 

4.真名井(まない)の滝

 

断崖がそそり立つ峡谷、高千穂峡にある日本の滝百選にも選ばれた名瀑。約17mの高さから水面に落ちる様は高千穂峡を象徴する風景です。天孫降臨の際、この地に水がなかったので、 天村雲命(アメノムラクモノミコト)という神様が水種を移した「天真名井」から湧き出る水が水源の滝と伝えられています。

 

 

夏のベストシーズンを迎える九州の高原地帯。各所で溶岩トンネル探検や熱気球フライトなども楽しみながら、美しく壮大な大自然をご体感ください。

 

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2021年6月初旬に同行した、大峯奥駆道の後編です。

眺めのいい稜線歩き

吉野から前鬼までは既に歩かれている方や、前編の主な山々(山上ヶ岳、八経ヶ岳、
釈迦ヶ岳)には既に登っている方など、様々な想いとともにご参加いただきました。

近鉄・大和上市駅に集合後、タクシーにて国道169号線を約70kmの道のり。
吉野川、伯母谷川沿いに南下し、新伯母峯トンネル(全長約2km弱)をくぐり抜け、
左手(東側)に大台ヶ原がある台高山脈、右手(西側)に和佐又山や山上ヶ岳を
抱く大峯山脈に挟まれながら、北山川沿いに南下し、
川上村から上北山村、下北山村へと入ります。

青が美しい北山川

池原貯水池沿いにある前鬼口から国道169号線を逸れ、前鬼川沿いに林道を北上。
途中、不動七重の滝の展望地にて写真ストップ。日本の滝百選にも選ばれ、
総落差は160m以上ともいわれている。迫力満載です。
近年キャニオニングも盛んになってきたという前鬼川は、上流にダムなどの人工的な
施設がほとんどなく、自然なままの美しい水が流れています。
「前鬼ブルー」という異名もあるほど、緑の様な青の様な色味も印象的でした。

日本の滝百選の「不動七重の滝」 総落差は160m以上。

到着すると早速61代目の五鬼助義之さんがお出迎えです。
お風呂後、自家製味噌の美味しいお味噌汁をはじめ、夕食をたらふくに食べて就寝zzZ

前鬼に唯一残る宿坊・小仲坊

前鬼での夕食。お味噌汁が美味!

前鬼で偶然に出逢った青岸渡寺の修験者

法螺貝を吹く修験者

■トレッキング①(前鬼→持経ノ宿)
29番靡の前鬼山から開始。
宿坊(小仲坊)横から登り始め、五鬼熊、五鬼童の住居跡を経て、
ストレッチや衣服調整を加えながらズンズン進みます。

まもなく853段の階段が開始。
木製の梯子は乾いていて滑ることもなく、順調に標高を稼いでいきます。

標高差650m(前鬼~太古の辻)には853段の階段が続く

一歩一歩、延々と続く階段を登る

多少のザレ場や乗越、鎖場を難なく通過し、太古の辻(1,450m)へ到達。
朝一番から今日一番の核心部、お疲れ様でした!

前鬼から太古ノ辻へ向かう

所要は、3時間弱みていたので、想定通りです。
ここにも33番靡の二ツ石(別名:背比べ石)があり、北と南の奥駆道の境界です。

33番靡の二ツ石(別名:背比べ石)

ここからは、小さなピークを幾つも越えてゆきます。その数なんと9つ!
32番靡・蘇莫岳(1,521m)、石楠花岳(1,472m)、天狗山(1,537m)、27番靡・奥守岳、
26番靡・子守岳(地蔵岳;1,464m)、25番靡・般若岳(希望者はピストンで登頂)、
24番靡・涅槃岳(1,376m)、証誠無漏岳(1,301m;しょじょうむろう)、
阿須迦利岳(1,251m;あすかり)です。

32番靡・蘇莫岳(1,521m)

石楠花岳(1,472m)

27番靡・奥守岳

26番靡・子守岳(地蔵岳;1,464m)

子守岳でランチ

登っては下り、登っては下りを繰り返しますが、振り返れば北奥駆道の名所、
40番靡・釈迦ヶ岳(1,800m)と42番靡・孔雀岳(1,779m)&43番靡・仏生ヶ岳(1,805m)の
特徴的な山容が離れていくことが分かり、進んでいることを実感できます。

振り返れば最奥に北奥駆道の名所、40番靡・釈迦ヶ岳(左:1,800m)と42番靡・孔雀岳(右:1,779m)&43番靡・仏生ヶ岳(右:1,805m)の山容

涅槃岳直下の急登

24番靡・涅槃岳(1,376m)

証誠無漏岳から阿須迦利岳へは、急な鎖場があったものの軽快に通過し、
15時過ぎに22番靡・持経ノ宿に到着。不動堂が建てられています。
快適な山小屋は広々と使うことができました。
水場は林道を400m下ったところにあり、川沿いの蛇口からドボドボと出ています。

22番靡・持経ノ宿の小屋

持経ノ宿にある水場

■トレッキング②(前鬼→持経ノ宿)

おはようサンライズ!
本日は半日行程のため、朝食後、ゆったり目な出発です。
エスケープルートになる池郷林道は昨年の土砂崩れの為に以前通行止めです。
その林道沿いに延びるルートを進みます。

21番靡・平治ノ宿で休憩。ここも立派な避難小屋(無人小屋)です。
水場はルートを外れて悪路を下った箇所にあり、この時期はしっかり出ていました。

21番靡・平治ノ宿

平治ノ宿の内部

その後、転法輪岳(1,282m)、倶利伽羅岳(1,252m)を連続登頂した後、
行仙岳(1,227m)への登り途中にある20番靡・怒田宿跡へ。
そこから階段状の直登をつめれば電波塔の立つ頂上へ。
展望もよく、北側には釈迦ヶ岳(1,800m)も見えました!

19番靡・行仙岳(1,227m)

行仙岳から遠くに釈迦ヶ岳(1,800m)を望む

昼食後、約30分の下りで行仙宿へ到着。

当ツアーで一番の設備が整う行仙宿の山小屋

午後は時間があったので、ティータイム♪

夕食前に往復30分強かかる水場へと水汲みへ。
秋より水量が少なかったものの、無事確保。

夕食をしっかり食べて、明日へのエネルギー充電完了です!

行仙宿の水場(往復30分強)

行仙宿にて

■トレッキング③(持経ノ宿→行仙ノ宿)

本日は、核心部を越えてゆく一日です。
十津川温泉も皆様の身体を癒すべく、待っています。

まずは18番靡・笠捨山(1,352m;別名は仙ヶ岳)へ。
前衛峰もあり約1時間40分かかりましたが、西峰に到達。ここから一気に下り始めます。

18番靡・笠捨山(1,352m;別名は仙ヶ岳)

槍ヶ岳を前方に望む鉄塔地点にて、ヘルメットを装着しストックをザックにしまいます。
ここから約1時間30分が核心部です。
まずは17番靡・槍ヶ岳まで急登(ピークは細い悪路のため踏まず)。
靡の標識のある鞍部を経て、お地蔵さんが安置されている地蔵岳(1,250m)へ。

地蔵岳(1,250m)への登り

地蔵岳(1,250m)山頂

ここから6mほどの長い鎖場の下りが2本続きます。
一人一人慎重に下っていただきましたが、風雨がなかったことも幸いし無事に通過。

地蔵岳からの下り①

地蔵岳からの下り②

地蔵岳からの下り③

地蔵岳からの下り④

地蔵岳からの下り⑤

16番靡・四阿ノ宿でヘルメット解除です。お疲れ様でした!!
その後、続けざまに15番靡・菊ヶ池、14番靡・拝み返し、13番靡・香精山(11122m)、
ずんずん下り12番靡・古屋ノ宿跡へ。

11番靡・如意宝珠岳(736m)を登頂し、蜘蛛ノ口(別名:岩ノ口)を通過し、稚児ノ森へ。
この辺から林道に沿う形のルートになっていきます。

杉林をゆく

11番靡・如意宝珠岳(736m)

玉置神社に近づくと林道沿いに歩く

玉置山(別名:沖見岳(1,077m)に登頂。景色は優れなかったものの、ホッと一息。
下ること約20分で10番靡・玉置神社へ。

玉置山(別名:沖見岳(1,077m)の山頂

玉置神社の社務所

玉置神社の本殿

センリョウ科のフタリシズカ

玉置神社の夫婦杉

観光後、車に揺られる事30分でホテルへ到着。
食事の前後でお風呂にも浸かりアイシングしつつお肌もツルツルに♪泉質最高です。
お食事も美味しく、たっぷりとご堪能いただきました。

■トレッキング④(行仙ノ宿→熊野本宮大社)

朝の雲海が朝日に輝きながら十津川村を美しく包み込んでいます。

雲海に包まれる十津川温泉郷

 

まずは大森山(1,078m)までの急登が続きます。

登頂後は、時にロープも張られた急な坂をズンズン下って、8番靡・岸の宿へ。

その後、痩せ尾根を進み、7番靡・五大尊岳北峰(825m)、南峰を登頂。
遂に木々の間から眼下に熊野川を拝むことができるようになってきました!

7番靡・五大尊岳北峰(825m)

熊野川が見えてきました

本日の行程の中間地点、6番靡・金剛多和へ。多和は垰とも表記されます。

6番靡・金剛多和

5番靡・大黒天神岳(574m)を登頂。最後まで小刻みなアップ&ダウンが続きます。
4番靡・水吹越山を通過すると、いよいよ残すは1番靡・熊野本宮大社のみです。
※3番靡は熊野速玉大社、2番靡は熊野那智大社です。

5番靡・大黒天神岳(574m)

“目を見張る”大きさの名物・めはり弁当

4番靡・吹越山

最後のひと踏ん張り。七越峰(262m)を越え、とうとう熊野川の川岸に辿り着きました!

最後の渡渉「濡れ草鞋の入堂」を目指しましたが、水位と水量を判断させていただき、
控えさせていただき、備崎橋経由で迂回し、大斎原の大鳥居をくぐり、熊野本宮大社へ。

(理想的には…)冷たい水に身と心を清めてから本宮の神域に入る渡渉「濡れ草鞋の入堂」を目指す

備崎大橋経由で迂回する

熊野本宮大社へ参拝

各々秘めたる想いを胸に参拝を終え、バス停前で解散。
長時間が連日にわたるトレッキング、お疲れ様でした!

眼下に大斎原、熊野本宮大社を望む

眺めのいい稜線歩き

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