秘境ツアーのパイオニア 西遊旅行 / SINCE 1973

アビシニア高原の大自然を満喫
エチオピア最高峰ラスダシャン登頂

  • エチオピア

2011.01.01 update

ラスダシャンを目指して歩く
ラスダシャンを目指して歩く

アフリカの屋根・エチオピア最高峰へ

エチオピアの北部に聳える「ラスダシャン(4,620m)」。この山の頂を目指して世界遺産にも指定されているシミエン国立公園内を2泊3日かけてトレッキングしていきます。国立公園を訪れる人はいますが、ラスダシャン登頂に訪れる外国人はまだまだ多くありません。公園内では絶滅危惧種になっているケラダヒヒ、ワリヤアイベックス、高さ4mにも及ぶジャイアントロベリアなどの独特の植物も群生しています。登山口へと向かう道中、さっそく集団で移動するケラダヒヒの群れと遭遇しましたが、私たちが間近まで行っても逃げることもなく知らん顔で餌を食べていました。

岩峰群が連なるシミエン国立公園
岩峰群が連なるシミエン国立公園
絶滅危惧種のケラダヒヒ
絶滅危惧種のケラダヒヒ

世界遺産・シミエン国立公園を歩く

いよいよシミエン国立公園のトレッキング開始。3,600mのチェンネックより歩き始めてすぐに、「アフリカの屋根」と呼ばれる岩峰群の連なりを目にします。この峰の間を縫うように歩き、目指すはエチオピア最高峰ラスダシャン。しばらく登りが続きますが、時折広がる広大な風景に疲れも吹き飛んでしまいます。午前中は標高があるのでそれほど暑くは感じませんが、日が高くなると灼熱の太陽に照らされて「アフリカ」を歩いているのだと感じます。そしてシミエン国立公園第二の高峰、ブアヒット峠(4,100m)でお昼休憩。ここでガイドがラスダシャンの方向を指さして教えてくれましたが、遥か彼方に聳えるラスダシャンを目にして、本当にたどり着けるのかと感じました。 ブアヒット峠を一気に下り、キャンプ地のチロレバへ。チロレバでは学校の敷地にテントを張らせてもらいました。

岩峰群が連なる風景
岩峰群が連なる風景
ブアヒット峠を目指す
ブアヒット峠を目指す
チロレバのキャンプ地
チロレバのキャンプ地

 

トレッキング2日目はラスダシャンに一番近い最後の村、アンビコへ。谷間にあるルートを歩いて行き、途中川が流れている所で休憩。ユーカリの林や、アロエなどが生えている風景の中を登って行くとアンビコに到着。小さな村ですが、村人共同で造られた教会もあります。そのすぐ近くにテントを張りました。午後は村人の家を訪問し、実際の生活の様子を見学させてもらいます。木と葉で造られた家の中には個室や仕切りは無く、ベッドが数個に家畜も同じ空間の中で寝起きしています。ラスダシャンを登りに行くのだと言うと不思議そうな顔をし、「時々ヨーロッパの人が来てあの山へ登りに行くが、私たちは登ったことがない」と言って笑っていました。家庭で作ったというお酒もふるまっていただき楽しい時間を過ごすことが出来ました。

川縁のルートをアンビコ村へ
川縁のルートをアンビコ村へ
ピンクの花をつけたサボテンの木
ピンクの花をつけたサボテンの木
アンビコ村にて
アンビコ村にて

ラスダシャン登頂

いよいよラスダシャン登頂へ向けて早朝の暗いうちに出発。登頂日はトレッキング時間も長くなりますが、時々足を止めて後ろに広がる広大な大地を眺めると、歩いてきた距離に満足感を感じます。しばらくして山肌のトラバースの先に、台形の最高峰のラスダシャンが現れます。ようやくその頂きを目にした喜びで気持ちが高ぶります。

ラスダシャンはただ登り坂を歩いて立てるピークではなく、最後は岩場になっている場所を手を使ってよじ登らなければなりませんがスタッフのサポートもあるので安心して登れます。山頂からは広々とした風景が360度広がり、自分が立っている高さを臨場感たっぷりに感じることが出来ました。

早朝、ラスダシャンの頂を目指して出発
早朝、ラスダシャンの頂を目指して出発
ラスダシャンは目の前
ラスダシャンは目の前
スタッフのサポートで最後の岩場を登る
スタッフのサポートで最後の岩場を登る
ラスダシャン山頂で出会った子どもたち
山頂で出会った子どもたち
山頂からの展望
山頂からの展望

下山後はエチオピアの文化も楽しむ

トレッキング後の観光も充実しており、 世界遺産の古代アクスム王国の遺跡や、岩窟教会群のラリベラなども見学。トレッキングの疲れも忘れてエチオピア正教の世界にじっくり浸っていただきました。

ラリベラの聖ギオルギス教会
ラリベラの聖ギオルギス教会
約1,000年前の聖典(アクムスにて)
約1,000年前の聖典(アクムスにて)
伝統のコーヒーセレモニー
伝統のコーヒーセレモニー

関連ツアー

エチオピア最高峰ラスダシャン(4,620m)登頂

エチオピア最高峰ラスダシャン(4,620m)登頂
シミエン国立公園とエチオピア大自然

アフリカの屋根・エチオピア最高峰登頂。青ナイルの源流・タナ湖のクルーズや迫力あるティシサットの滝も訪れ、エチオピアの大自然を満喫。世界遺産アクスムに2連泊、ラリベラも訪問し観光も充実。

エジプト最高峰カトリーナ山・シナイ山登頂
西方砂漠とエジプト大自然

  • エジプト

2010.12.01 update

カイロからシナイ半島の聖カタリーナへ向かいます。
カイロ郊外の新興住宅地の町を抜けると、ひたすらまっすぐな道の続く荒涼とした風景が広がります。

朝日に照らされる荒涼とした大地
朝日に照らされる荒涼とした大地。シナイ山にて

シナイ半島へ

カイロから2時間程の所で、スエズ・トンネル(アハメド・ハムディ・トンネル)に到着。スエズ河を抜ける1.63kmのトンネルは、アフリカ大陸とユーラシア大陸をつなぐ重要なトンネルで、日本の技術協力により完成しました。
トンネルを抜けると、そこはシナイ半島です。右手には紅海とつながるスエズ湾が広がります。途中、「モーセの泉」とされる場所を見学。旧約聖書の出エジプト記の中で、モーセが神の言葉に従いみつけた12の井戸の場所だとの謂れが残ります。
その後もまっすぐな道をひた走ります。 聖カタリーナに近づくと、ベドウィンの集落が見え始め、山岳地帯に入っていきました。
午後、聖カタリーナのホテルに到着。
翌日のシナイ山登頂に向け、早めに床につきました。

 

シナイ山登頂へ出発

深夜1時過ぎ、起床。防寒対策を万全にし、シナイ山登頂へ出発します。道は整備されているので歩きやすいのですが、暗い中歩みを進めるため、一歩一歩足元を確かめながら進みます。
6時前に山頂麓に到着。ここから三位一体教会のある山頂へ向かいますが、ご来光を一目見ようという人々であふれています。
寒い中待っていると、地平線の先から朝日が徐々に荒涼とした大地を照らしだします。
ユダヤの民を率いたモーセが、神ヤハウェから十戒を授かった聖なるシナイ山。荘厳な雰囲気が立ち込めます。

エジプト最高峰カトリーナ山登頂

翌日、エジプト最高峰カトリーナ山登頂へ。
登山ガイド、ポーター、らくだ使い等のスタッフと合流し、いよいよ登山開始。小さな村の中を進み、その後ジグザグの上り道を行くと、カトリーナ山がその姿を現しました。昼食はしばらく行った村にてピクニックランチです。夏場には、イチジク、オリーブ、オレンジなどの果実が実り、緑が増えとても美しいそうです。今晩は集落の小さな果樹園の脇にテントを張り、一晩過ごします。
翌朝、カトリーナ山山頂を目指します。しばらく平坦な道を進むと、ゴロゴロとした岩場のある狭い谷間を登ってゆきます。
山頂には昼過ぎに到着。カトリーナ山は、キリスト教の聖人で殉教した聖カトリーナの亡骸が、天使によって運ばれてきたとの伝説があります。山頂には教会がありますが、現在、祭事以外は閉められています。山頂からは、紅海がすぐ近くに見えました。荒涼とした山並みと紅海のたたえる水が対照的でした。
昼食後、鞍部からシナイ山の方向に向かって下山開始。
下山路は、ジグザグの整備された道が続きます。2時間ほど歩いたところで、ベドウィンの小さな村が見えてきました。
その後、聖カタリーナ修道院のオリーブ果樹園を左手に見ながら進みます。「モーセの顔」との名のつく巨岩もちらっと見学。預言者モーセの顔に似ていることからその名がつきます。
聖カタリーナの町に到着したのは、日が暮れる少し前でした。

 

もうひとつのハイライトである西方砂漠へ

旅の後半は、もうひとつのハイライトである西方砂漠へ。
4000
万年前にはマングローブの森が広がる海岸地帯だったワディ・エル・ヒタン。ここではバシロサウルスというクジラの祖先の化石を見ることができます。
また、玄武岩の広がる黒砂漠、キノコ型の奇岩が広がる白砂漠を訪れます。広い大地を体感する事ができます。 

エジプト最高峰カトリーナ山(2,642m)
エジプト最高峰カトリーナ山(2,642m)
山頂の三位一体教会
山頂の三位一体教会
カトリーナ山山頂を目指す
カトリーナ山山頂を目指す
奇岩の広がる白砂漠
奇岩の広がる白砂漠

関連ツアー

エジプト最高峰カトリーナ山(2,642m)・シナイ山(2,285m)登頂 西方砂漠とエジプト大自然

エジプト最高峰カトリーナ山(2,642m)・シナイ山(2,285m)登頂 西方砂漠とエジプト大自然

シナイ半島、旧約聖書の聖地を巡る旅。エジプト最高峰カトリーナ山と、モーセが十戒を授かったシナイ山に登頂。登山後は広大なエジプト西方砂漠の大自然も満喫。

ダージリンから行く
ゆったり里山ハイキングと8,000m峰四座展望

  • インド

2010.11.01 update

世界に名だたるヒマラヤ連峰を堪能し、インド・ネパールの国境沿いに住む人々の生活を垣間見る事ができました。

夕暮れのカンチェンジュンガ
夕暮れのカンチェンジュンガ

2,134mの標高に位置するダージリン

インドの首都ニューデリーより国内線にて約2時間弱、西ベンガル州の玄関口バグドグラへ。進行方向左手にはヒマラヤ山脈の峰々がくっきりと見えました。バグドグラからは専用車で4時間程、茶畑を眺めながら徐々に標高を上げ、ダージリンへ。
2,134mの標高に位置するダージリンは、ネパール・チベット系の文化圏となり、人々の顔つきも低地インドとは違い、日本人と似た顔つきのモンゴロイドの人々が増えます。

 

好展望地のサンダクプーへ

ダージリンから更に専用車で進み、マネバンジャンの町へ。マネバンジャンは、お隣ネパールと国境沿いの町。外国人はここからネパールに行くことはできませんが、地元の方々はここから国を行き来しています。マネバンジャンにてシンガリラ国立公園の入域手続きを行い、更に専用車にて道を進みます。
右手はインド、左手はネパール、国境らしい印は何もない場所を通ります。そしてようやく好展望地のサンダクプーへ到着です。

 

夕日に染まる世界第3位峰
カンチェンジュンガ

標高3,636mのサンダクプーはこの地域きっての好展望地。
キャンプ地からは朝日、夕日に染まる世界第3位峰カンチェンジュンガの姿やエベレスト山群を目にすることができます。東端にはブータンのチョモラリ(7,314m)の姿も見えます。これだけの一度にヒマラヤの高峰をご覧いただける場所はなかなかありません。
サンダクプーのテント場はネパール側にあるキャンプ地でした。テント場は霜が張る寒さでしたが、その分、山並みが美しく見えたような気がします。

 

 

美しい緑が広がる茶畑
美しい緑が広がる茶畑
道路が国境となる。右手はネパール、左手はインドを走る
道路が国境となり、インドとネパールを隔てる
国境沿いを歩く
国境沿いを歩く
左からローツェ、エベレスト、マカルー
左からローツェ、エベレスト、マカルー

里山ハイキングへ

ハイキングはサンダクプーからはじまり、リンビックまで下る5日間の行程です。下りが中心なので、のぼりが苦手な方でも安心です。ファルート以降は標高を1,000m程ぐんぐん下げて行き、インド=ネパール国境をそれ、シッキムとの境に入ります。
途中のゴルケイは谷間を利用した小さな村です。
川をはさんだ対岸はシッキムとなります。
キャンプ地サマンデンは素朴な小さな農村です。 地元の子供も興味津々といった様子でテントをのぞきにきました。
この地域の先住民族のレプチャ族とイエティ(想像上とも実在とも言われる雪男)が戦い、引き分けをしたという伝説が残る場所なのだそうです。標高が低くなるにつれ、民家が増え、その軒先を美しい花々が彩ります。旅の前半は世界に名だたるヒマラヤ連峰を堪能し、後半はインド・ネパールの国境沿いに住む人々の生活を垣間見ることができます。まだ訪れる人の少ない里山を歩いてみませんか。

関連ツアー

エベレスト展望・ゆったりタンボチェトレッキング

ダージリンから行く ゆったり里山ハイキングと8,000m峰四座展望

ヒマラヤ展望のベストシーズン限定。エベレスト、ローツェ、カンチェンジュンガ、マカルーを一度に展望。インド・ネパール国境に位置するヒマラヤパノラマ眺望の地を歩く!

北アフリカ最高峰・ツブカル山登頂
カスバ街道と悠久のサハラ・モロッコ周遊の旅

  • モロッコ

2010.09.01 update

モロッコというと、皆様はどんなイメージを持たれているでしょう?
砂漠の国、迷宮都市フェズ、そして日本でもよく目にするようになったタジン鍋などでしょうか?
「モロッコ」と「トレッキング」と言われても結びつかない方も多いかもしれません。しかし、モロッコには北アフリカ(アルジェリア、エジプト、リビア、モロッコ、チュニジア、西サハラ)の中で一番標高の高いツブカル山(4,167m)が聳え立っています。

神の住む山と近代化の進む都市、人の暮らしを感じる旅
ツブカル山より望むオート・アトラス

北アフリカ最高峰・ツブカル山へ

ツブカル山はモロッコからチュニジアにかけて横たわるアトラス山脈の西部に位置する山です。ツブカル山へアクセスするにはモロッコ第三の都市・マラケシュが拠点となります。ここから更に車で約2時間ほど南へ走ったところにある、「イムリル村」が登山口となります。荒涼とした大地の中に聳えるツブカル山ですが、麓にはクルミの木、リンゴ畑、サクランボの農園などがあり、豊かな村の風景を眺めることができます。

ツブカル山(4,167m)登頂

谷間を抜け、山小屋が近くなってくると辺りには3,000m級の山々が聳え立ってるのが分かります。山小屋で一泊したのち、いよいよツブカル山登頂へ挑みます。早朝のまだ薄暗い中をヘッドランプを付けて出発。この日は往復約7時間の行程で、約1,000m弱の標高差を一に登ります。始めのうちは急登が続き、まだかまだかと上を眺めるばかりです。頂上直下の広いコルに出ると、視界が一気に開け、ここから風の吹きつける山の稜線を登ります。迫力のある景色と共にツブカル山の山頂も姿を現します。最後のなだらかな登りを歩き切れば北アフリカの最高地点に到着です!
山頂からはアトラス山脈の連なりを一望することが出来ます。ここまで登ってきた道のりを上から眺め、しばし満足感に浸りました。その後は山小屋に 一泊しゆっくりと休養。そしてマラケシュへと戻ります。

麓のリンゴ畑
麓のリンゴ畑
山小屋から日の出を眺める
山小屋から日の出を眺める
  • 山頂への急登
    山頂への急登
  • 山頂直下の稜線
    山頂直下の稜線
  • ツブカル山山頂(4,167m)に到着
    ツブカル山山頂(4,167m)に到着
  • 山頂から望むオート・アトラス
    山頂から望むオート・アトラス
世界遺産ジャマ・エル・フナ広場
世界遺産ジャマ・エル・フナ広場

世界遺産のマラケシュ

 さて、トレッキングの後もまだまだモロッコの旅を満喫します!マラケシュでは世界遺産の旧市街メディナの散策でモロッコ名物のバブーシュ(羊やラクダの皮で作られた靴)や絨毯、ランプやナッツなどありとあらゆるものがずらりと並んだ土産物屋を見物しました。夜は世界遺産ジャマ・エル・フナ広場へ。ここは夕方になるとどこからともなく屋台が集まり一気に活気を増します。夜のマラケシュも一見の価値ありです!

  • バブーシュ(羊やラクダの皮で作られた靴)
    バブーシュ(羊やラクダの皮で作られた靴)
  • エスカルゴ
    エスカルゴ(屋台にて)
  • XXXXXXXXXXXX
    夜のジャマ・エル・フナ広場
世界遺産「アイト・ベン・ハドゥ」
世界遺産「アイト・ベン・ハドゥ」

アイト・ベン・ハドゥ訪問とリアド滞在

マラケシュから南西へ車を走らせ、荒涼とした大地の中に佇む要塞「アイト・ベン・ハドゥ」と、更に西へ進み、アルジェリアの国境地帯に広がるサハラ砂漠を訪れました。ここでは他では味わえない西遊旅行ならではのこだわりがあります!アイト・ベン・ハドゥ、そしてサハラ砂漠の入り口のメルズーガでは、伝統邸宅を改装した「リアド」に宿泊し、観光とはまた違った観点でモロッコの文化を体感することが出来るのです!私は何よりもこのリアド滞在が気に入っています。一つ一つのお部屋に可愛らしい内装が施されており、どの部屋もこだわりとモロッコらしい味わいがあります。

  • 伝統邸宅を改装した「リアド」
    伝統邸宅を改装した「リアド」
  • XXXXXXXXXXXX
    夜明け前のサハラ砂漠
  • エスカルゴ
    サハラ砂漠に昇る朝日

迷宮都市フェズ

さて、最後にご案内するのが迷宮都市フェズ。言わずと知れた有名な世界遺産です。 ここではブー・イナニア神学校、ボジュルード門、ムーレイイドリス2世廟、タンネリと呼ばれるなめし革店等を訪れました。ここは迷路のように曲がりくねった路地が繋がり合い、迷宮都市を作り上げています。どの通りも生活の匂いが漂い、ひとつの角を曲がればまったく違った風景が広がる不思議なメディナです。

  • ブー・ジュールド門
    ブー・ジュールド門
  • なめし革職人街タンネリー
    なめし革職人街タンネリー

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北アフリカ最高峰・ツブカル山(4,167m)登頂
カスバ街道と悠久のサハラ・モロッコ周遊の旅

初めて4,000mを登る方にもおすすめ。北アフリカ・アトラス山脈最高峰登頂と3つの世界遺産を含めたモロッコの見どころを網羅。サハラ砂漠で朝日を見学。

秘境ガルワールヒマラヤの大自然と
シク教、ヒンドゥー教の文化にふれる

  • インド

2010.07.01 update

ガルワールヒマラヤは「世界の屋根」と呼ばれるヒマラヤ山脈の一部でネパール・ヒマラヤとパンジャブ・ヒマラヤの間に位置しています。 その中にある「花の谷」は幅2km,長さ10km,標高3,500mにある谷間を指します。1930年代にカメット峰(7,756m)に遠征したイギリスの登山家フランク・スマイスの著書「The valley of flowers」の中で紹介され有名になり、高山植物の『宝庫』として知られるようになりました。

この「花の谷」への旅は、ヒマラヤの奥地の高山植物を観察することはもちろん、シク教徒の聖地ヘムクンド湖や、ヒンドゥー教の四大聖地の一つバドリナートやハリドワールを訪れる変化に富んだカルチャートレッキングです。
山の展望を楽しむだけではなく、歩かなければ訪れる事のできない花の谷や聖地を訪ね、自然と文化を体感するトレッキングへ一緒にでかけてみませんか。

花の谷
花の谷

ゴビンダガート(1,828m)→ ガンガリア(3,040m) 13km

ガルワールヒマラヤの玄関口ジョシマートから車で走る事40分。トレッキングの拠点、ゴビンダガートへと向かいます。 この道はシク教徒の巡礼路になっており、巡礼者は聖地ヘムクンドを目指して歩きます。

歩きはじめは石畳をゆっくりと登っていきます。道中には馬や、籠に担がれて登っていく人、小さな子供や老人と巡礼者の年齢層は幅広く、聖地に行けるという喜びに満ち溢れているように見えます。

その後、岩場と石畳の急な階段を登り花の谷の拠点、ガンガリアに到着します。我々の泊まったゲストハウスは簡素な設備でしたが、街の一番にぎやかな場所にあり、シク教寺院グルドワラーの正面にあります。早朝の4時半からのシク教徒のお祈りの声が聞こえてくるという大変ユニークなゲストハウスでした。

  • ゴビンダガート
    ゴビンダガート
  • シク教徒が集まるマーケット
    シク教徒が集まるマーケット
  • 巡礼路を行くシク教徒
    巡礼路を行くシク教徒

ガンガリア(3,040m)~ 花の谷(3,500m) 往復6km

ホテルを出発して15分程歩くと、いよいよインドヒマラヤの秘境「花の谷」に到着です。花だけで550種あるこの谷では毎年新種が発見され、咲く花の種類が変わるといわれています。多種に渡る花を楽しむため、ここでは花専門のガイドが同行します。ブルーポピー、アツモリソウ、ユキノシタ、シオガマギクなど、沢山の花の案内をしてくれました。

ここ花の谷は1982年まで、家畜の放牧が行われたこともありました。しかし、インド政府よって国立公園に指定され、2005年にはユネスコの世界自然遺産に登録され、現在の美しい自然が残っています。

インドヒマラヤの秘境「花の谷」に到着
インドヒマラヤの秘境「花の谷」に到着
サクサイワマン
ブルーポピー
多種多様な花々が咲き誇る
多種多様な花々が咲き誇る
  • フクロソウ
    フクロソウ
  • マメ科の花
    マメ科の花
  • エーデルワイスの一種
    エーデルワイスの一種
  • シオガマギク
    シオガマギク
  • キンポウゲ
    キンポウゲ
  • アツモリソウ
    アツモリソウ

ガンガリア(3,040m)~ ヘムクンド湖(4,328m) 往復約14km

シク教徒の聖地ヘムクンドへ。3,700mを超えると、ブルーポピーやサウスレアが姿を現します。 ロウソクの炎のような形をしたサウスレアはシク教徒の聖花とされています。インドヒマラヤ地方や中国西部でしか見る事ができないサウスレアを見て、聖地に近づいていることを実感しました。

3,900m付近で、道は馬の道と石段に別れます。石段は急ですが、距離は半分になります。標高は4,000mを越える為、高山病にならないようにゆっくり石段を登りました。

ヘムクンド湖に到着すると、巡礼者が沐浴をしています。湖畔には花が咲き乱れ、ヒンドゥー教とシク教の寺院が聳え立ちます。そう、ここは聖地なのです。約4,300mのこの場所で見る不思議な光景に驚かされました。

ヘムクンド湖を後にし、復路は馬の道を歩きます。登りは石段を使ったために気づきませんでしたが、ここはブルーポピーの隠れた宝庫です。午前中にヘムクンドに到着することができたので、霧がかからず、ブルーポピーやサウスレアの写真を撮ることができました。

  • ヘムクンド湖にて、巡礼者の沐浴風景
    ヘムクンド湖にて、巡礼者の沐浴風景
  • シク教徒の聖花・サウスレア
    シク教徒の聖花・サウスレア
  • 湖畔に群生する花々
    湖畔に群生する花々
  • ヘムクンド湖周辺は、ブルーポピーの隠れた宝庫
    ヘムクンド湖周辺は、ブルーポピーの隠れた宝庫

ゴビンダガート(1,828m)→ バドリナート(3,122m)

翌日、ゴビンダガートまで下山し、専用バスにてバドリナートへ。ヒンドゥー教の四大聖地の一つであるこの地にはヴィシュヌ神の一化身であるバドリナートが祀られている寺院があり、聖地とされています。寺院の近くでは温泉が湧いており、トレッキングの疲れを足湯で癒しました。

ここバドリナートからは『ガルワールの女王』と呼ばれ『世界で一番美しい山』と讃えられる秀峰『ニルカンタ(6,596m)』が望めます。今回は天気が悪く、ニルカンタは私達の前に姿を現しませんでしたが、また戻ってくることを誓いバドリナートを後にしました。

  • ワルミワニュスカ峠に向かって
    バドリナート寺院
  • (別ツアーでの撮影写真)快晴の空に現れたニルカンタ
    (別ツアーでの撮影写真)快晴の空に現れたニルカンタ

関連ツアーのご紹介

ガルワールヒマラヤ・花の谷トレッキング

一面の花々に谷が覆われる、この時期だけの限定企画。幻の花ブルーポピーの宝庫・聖地ヘムクンド湖も訪問。 聖地バドリナートからは「世界で一番美しい山」ニルカンタ峰を望む。

 

 

 

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