パドマーワト 女神の誕生

poster_image(C)Viacom 18 Motion Pictures (C)Bhansali Productions

インド

パドマーワト 女神の誕生

 

Padmaavat

監督:サンジャイ・リーラ・バンサーリー
出演:ディーピカー・パードゥコーン、ランヴィール・シン、シャーヒド・カプールほか
日本公開:2019年

2019.6.5

700年の時を越え現代に甦る、伝説の王妃 ラーニー・パドミニー

13世紀末、シンガール王国(現在のスリランカ)の王女パドマーワティは、西インドの小国・メーワール王国の王ラタン・シンと恋に落ち、メーワール王国の妃となる。

メイン

その頃、北インドでは叔父を暗殺した若き武将アラーウッディーン・ハルジーがイスラム教国の王(スルタン)となり、その影響力を広げていた。絶世の美女パドマーワティの噂を聞きつけたアラーウッディーン・ハルジーは、メーワール王国に兵を送るが、ラタン・シンの抵抗によって彼女の姿を見ることさえ許されなかった。

サブ㈪

どうしてもパドマーワティを自分のものにしたいアラーウッディーン・ハルジーは、ラタン・シンを拉致して、城にパドマーワティをおびき寄せようと画策する・・・

インド映画史上最高額の製作費がかけられた本作は、本当に13世紀当時にいるかのような気分に観客を浸らせてくれます。たとえば衣装は、限られた歴史資料を研究しつくした一流デザイナーが、想像力によって形作っていったそうです。さらに、衣装を飾る宝石はイミテーションではなくすべて本物とのことで、「現代の叡智と歴史のハイブリッド」が力強いイメージの数々を生み出しています。

サブ㈫

物語の舞台はインド北西部のラジャスタンで、実際にラジャスタン州の州都・ジャイプールにあるジャイガル城(世界遺産アンベール城をさらに上ったところにあります)でもロケが行われました。

衣装だけでなく、細部への徹底的なこだわりによって時間を越えた旅を観客にさせてくれる本作ですが、「歴史描写が誤っている」として、監督やパドマーワティを演じたディーピカー・パードゥコーンが保守的な勢力から脅迫されたり、撮影が妨害されたり、公開が度々延期になったりと、インド国内で様々な騒動が起きました。

その原因となった描写に関しては、物語の結末に触れることにここでは言及しないことにしますが、荘厳で圧倒的な「美」の描写は、世界遺産級と言っても過言ではないでしょう。

サブ㈰

インド映画界の力が総結集された『パドマーワト 女神の誕生』は、6月7日(金)より新宿ピカデリーにてロードショーほか、全国順次公開。その他詳細は公式ホームページをご覧ください。

 

プシュカル・メーラと色彩のラジャスタン

インド北西部に位置するラジャスタン州。数ある年中行事の中でも最も賑やかなプシュカル・メーラとラクダ市を見学します。地元の方と一緒に、熱気あふれるお祭りをお楽しみください。