ツアーのポイント

ポイントコンパクトな日程で北部パキスタンの山岳風景を満喫

トレッキングは毎日半日行程で3泊4日。それ以外は長い移動日ですが、道中ではナンガパルバット(8,126m)を望むチャンスがあったりと、ヒマラヤとカラコルムの山々に囲まれた毎日異なる景色が広がります。雄大な北部パキスタンの山岳風景をコンパクトな日程で満喫します。

ポイントカラコルムの7,000m級の名峰9座を展望

ラカポシBC周辺では、眼前に聳えるラカポシとディランを始め、ハッチンダール・チッシュ、バトゥーラ、パスー、シスパーレ、ウルタル(Ⅰ・Ⅱ)等、カラコルムを代表する7,000m峰の連なりを一望できます。フンザからは天気が良ければスパンティークも遠望可能です。

ポイント迫力のミナピン氷河トレッキング

連泊するラカポシBCのすぐ傍らには、真っ白に輝くミナピン氷河が流れています。氷河トレッキングは世界中どこでも厳しい制限が設けられがちですが、本ツアーでは比較的歩きやすい箇所を気軽に歩き、美しい氷上の世界をお楽しみいただきます。

ポイント現地のトレッキングスタッフと添乗員による安心のサポート

テント泊に慣れていない方でも、ホスピタリティ溢れる現地のトレッキングスタッフと添乗員がサポートをいたします。食事は専属コックとキッチンスタッフがトレッキングに同行し、皆様が食べやすいお食事を提供いたします。

眼前にラカポシを仰ぎながら急登の先の展望地へ
道中はポーターが荷物を運ぶ

COLUMN カラコルム山脈の7,000m峰

ラカポシ(Rakaposhi/7,788m)
初登頂 1958年6月25日イギリス隊

8,000mへと迫るフンザの巨峰。フンザ川の岸からは5,500mもせり上がり、フンザの住民から名山として崇められています。トレッキング中を含め、移動中でも迫力の姿を仰ぎ見ることができます。

ディラン(Diran/ 7,257m)
初登頂 1968年7月11日 オーストリア隊

北杜夫著『白きたおやかな峰』によって日本では良く知られた山で、トレッキング中はミナピン氷河越しに白銀の姿を表します。美しい三角形を描いた見事な山容は深く印象に残ることでしょう。

ウルタルⅠ峰(UltarⅠ/ 7,329m)
初登頂 1984年7月28日 日本隊

フンザの村々の背後に聳え立ち、村から約5,000mもの標高差のある急峻な南壁の姿が有名。悪魔の馬だけが通れる場所という意味のボイオハグール・ドアナシール(Bojohaghur Duanasir)の別名を持ちます。

ウルタルⅡ峰(UltarⅡ / 7,388m)
初登頂 1996年7月11日 日本隊

Ⅰ峰のすぐ東側に位置しますが、登攀はⅠ峰よりも更に困難を極め、多くの登山家の挑戦と撤退を重ねて1996年にようやく初登頂がなされました。

バトゥーラⅠ峰(Batura Sar / 7,795m)
初登頂 1976年6月30日 西ドイツ隊

東のヒスパー山群、北側のパミール山地との境界を成すバトゥーラ山群の主峰。山腹からは、カラコルム五大氷河の一つとされる「バトゥーラ氷河」が西から東に流れます。

シスパーレ(Shispare / 7,611m)
初登頂 1974年7月21日 西ドイツ・ポーランド合同隊

東麓の村パスーを通るカラコルム・ハイウェイからも眺めることができる鋭鋒。日本ではクライマー平出和也氏の4度の挑戦でも知られます。

パスーピーク(Passu Sar / 7,478m)
初登頂:1994年8月7日 ドイツ隊(東峰は1978年7月 日本・パキスタン合同隊が初登)

シスパーレと同様にカラコルムハイウェイより、パスー氷河と合わせて望むことができます。本ツアーで見える姿はなだらかですが、別の角度でみると鋭い三角形のシルエットが特徴的です。

ハッチンダール・チッシュ(Hachindar Chhish / 7,163m)
初登頂 1982年8月4日 日本隊

バトゥーラ山群に属す知る人ぞ知る7,000m峰。ラカポシ、ウルタル、シスパーレなどに比べ知名度は低いですが、登頂例自体がは多くない難しい山として知られます。

スパンティーク(Spantik / 7,027m)
初登頂:1955年7月5日 西ドイツ隊

別名ゴールデンピーク。数ある7,000m峰の中でも比較的登りやすいことで有名。スカルドゥ方面からのBCトレッキングが人気です。

出発日と料金

2026年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
07月17日(金) ~
07月26日(日)
10日間 458,000円
08月07日(金) ~
08月16日(日)
10日間 498,000円
09月18日(金) ~
09月27日(日)
10日間 468,000円
発着地 東京・大阪発着 最少催行人員 7名(13名様限定)添乗員同行
燃油サーチャージ 39,300円(12月9日現在の見込み)
一人部屋追加代金 48,000円(テント泊含む)
国際線のビジネスクラス 追加代金等の詳細はお問い合わせください。
日本の地方発着 名古屋発、福岡発も別途手配可能です(バンコク合流)。詳しくはお問い合わせください。
現地合流・離団について 基本的に可能ですが、詳細はお問い合わせください。
プライベートポーター 30,000円(ミナピン~ミナピン往復、※日程4日目-日程7日目、15kg以内、チップ込み)
  • 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
  • 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
  • 相部屋ご希望の場合でもご出発時点で相部屋の方がいらっしゃらない場合は、一人部屋追加代金が必要となります。予めご了承ください。

コース難易度

体力

1日の歩行時間は約5時間程度ですが、トレッキング初日は標高差900mの登り、最終日は標高差約1,400mの下りがあります。

高度 最高宿泊高度、最高到達地点共に3,430mです。徐々に高度を上げますが、頭痛などの軽度の高山病の症状が出ることがあります。
宿泊 ホテル5泊、テント3泊
テント設営は全てスタッフが行い、テント場は草地や土となります。氷河近くの宿泊に備えて、十分な寒さ対策が必要です。
荷物 日本からはスーツケースでご参加いただき、ミナピンにて現地より無料で貸し出しするダッフルバッグ(約70L/寝袋含めて15kg以内まで)に詰め替えます。ハイキング中はデイパックをご用意ください。


ツアー日程表

地名 時刻 スケジュール
1 東京
バンコク
大阪
バンコク
バンコク
イスラマバード
12:00発
16:30着
11:45発
15:35着
19:00発
22:10着
空路、東京・大阪よりそれぞれバンコクへ。着後、航空機を乗り換えて、パキスタンの首都イスラマバードへ。着後、ホテルへ。
※添乗員同行の場合は東京・大阪のどちらか一方より同行し(往復)、バンコクにて合流します。
イスラマバード泊
2 イスラマバード
チラス
07:00発
20:00着
専用車にてバブサル峠経由、またはインダス川沿いにカラコルム・ハイウェイを北上し、チラスへ。
チラス泊
3

チラス
ミナピン

08:00発
16:30着

専用車にて、ラカポシB.C.トレッキングの出発点となるミナピン村(2,012m)へ。道中では、インダス川岸のチラスの岩絵や、ヒマラヤ山脈、カラコルム山脈、ヒンドゥークシュ山脈が一点に集まる三大山脈の合流ポイントにも立ち寄ります。また、世界第9位の高峰ナンガパルバット(8,126m)の展望も期待できます。
ミナピン:リバイ・ナガール、オショウ・タン泊
4 ミナピン
ハパクン
(約5時間) ●ラカポシB.C.トレッキング(約5時間)
村から直接トレッキング開始。ミナピン川を渡り、樹林帯の急登を抜け、草地のキャンプ地のハパクン(2,920m)へ。
テント泊
5 ハパクン
ラカポシB.C.
(約3時間) ●ラカポシB.C.トレッキング(約3時間)
再び急登を抜けると、ミナピン氷河が眼下に広がり、ラカポシディランが眼前に迫る好展望地(3,420m)に到着します。反対側を振り返るとハッチンダール・チッシュ、バトゥーラ、パスー、シスパーレ、ウルタル等、カラコルムを代表する7,000m峰の連なりを展望できます。しばらく展望を楽しんだ後、ラカポシB.C.(3,420m)へ。
夕方、夕日に染まる周囲の名峰と氷河の絶景をお楽しみください。
テント泊
6 ラカポシB.C.   ●ミナピン氷河トレッキング(約4~5時間)
白銀に輝くミナピン氷河上を大散策。さらに迫りくるディラン、ラカポシの大展望をお楽しみください。
テント泊
7 ラカポシB.C.
ミナピン
カリマバード
約5時間
12:00発
13:30着
●ラカポシB.C.トレッキング(約5時間)
往路をミナピン村まで下り、専用車にてフンザの中心地カリマバードへ。午後は、終日自由行動。ラカポシやディラン、ウルタル等、角度によって姿を変えた7,000m峰の姿もお楽しみください。
カリマバード泊
8 カリマバード
ナラン
  専用車にてバブサル峠経由のナランへ。
※ダム工事の状況により、カラコルムハイウェイ経由のベシャム泊になる可能性があります。
ナラン泊
9 ナラン
イスラマバード
イスラマバード
午前発

23:20発
専用車にてイスラマバードへ。夕食後、空港へ。航空機にて、バンコクへ。
機中泊
10 バンコク
バンコク
東京
バンコク
大阪
07:25着
07:35発
15:45着
08:25発
15:55着

バンコク着後、航空機を乗り換えて、東京・大阪それぞれ帰国の途につきます。着後、解散。

  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝8/昼8/夜8:機内食は除く
  • 利用予定航空会社:タイ国際航空

ご案内とご注意

査証(ビザ) パキスタン(無料)、代行手数料(5,500円)、写真1枚。旅券の残存有効期間は入国時に6ヶ月以上必要です。
気候・服装 日中は長袖シャツ程度で過ごせますが、悪天候時は気温が下がります。特にキャンプ地での朝晩は冷え込み氷点下まで下がることがありますので、フリースやダウンジャケット等の十分な防寒具をお持ちください。靴はトレッキングシューズをご用意ください。平地では夏服で過ごせます。
利用予定ホテル

日程及び下記のホテルリストをご覧ください。
■イスラマバード:ルーミー、ヒルビュー、グランド、レジェンド、クラウンプラザ、インダスキャラバンレジデンシー
■チラス:シャングリラ・インダスビュー、パノラマ
■カリマバード:ダルバール、ルーミー・ダスタン、ヒルトップ
■ナラン:ノーザンリトリート
■ベシャム:ヒルトン、コンチネンタル

高山病について 高山病の影響が予想されるコースですので、高山病対策として添乗員がパルスオキシメーター(血中酸素飽和度測定装置)を携行します。また、ご参加の方全員に健康アンケートのご提出をお願いしております。
高山病についてのご注意と取り組み
健康診断書のご提出について 健康診断書のテンプレート
ご出発時に75歳以上の方は、出発日から6ヶ月以内に受診された健康診断書をご提出ください。
上記のテンプレート形式であること、血液検査、心電図、胸部X線の項目が必須となります。また、既に企業・自治体等で6ヶ月以内に受診された健康診断書をお持ちの方は、上記のテンプレートを医療機関にご持参いただき、再発行したものをご提出ください。
※診断結果によりご参加いただけない場合も、規定の期日以降は取消料が発生します。
トレッキングについて 1日目は約900mの登り、2日目は約1,400mの下りがあります。部分的に斜度が急な場所もありますが、普段から家畜の放牧などで村人達が通る歩きやすいトレイルを半日行程でゆっくりと登ります。
日程について このコースの大部分は山岳道路を移動するため、天候や道路状況などの予測できない事態により一時的に通行不可能になることがあり、大幅に時間がかかることもあります。その場合は、宿泊地やルートの変更を余儀なくされることがあります。日程を延長せざるを得ないこともありますので、余裕を持ってご参加ください。
宿泊について トレッキング中はテント泊となり、寝袋(冬用)が必要です。お持ちでない方には弊社より有料(8,000円)で貸し出しいたします。また、山岳地帯のホテルでは、バスタブがなくシャワーのみであったり、お湯の時間制限があったり、停電になったりするなど設備が十分ではありません。
海外旅行保険について ご参加の方には疾病死亡・治療、救援者費用を含む海外旅行保険へのご加入をお願いしております。
旅行条件について 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

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