ツアーのポイント
ポイント カラコルムの秘境に聳える6,000m峰に登頂
ハイポーターを多数輩出することで知られるシムシャール村の山岳チームが皆様の登頂を支えます。ベースキャンプから1日で登ることが可能な登攀ルート。登頂をせずに、ベースキャンプにて散策をしながらのんびりとお待ちいただくことも可能です。
ポイント 放牧に根付いたワヒ族の文化にふれる
シムシャールの人々は暮らしの多くをヤギ、羊、ヤクなどの家畜に頼っています。彼らは毎年決まった時季に集落を移動しながら家畜を放牧し、乳製品を作ります。この移動を「クッチ」と呼び、6月は数千頭もの家畜を連れた「クッチ」にヤクに乗って同行します。夏のパミールでワヒ族の夏の暮らしにふれるカルチャートレッキングです。
ポイント 西遊旅行とシムシャール村
2008年以降10年以上にもわたり、夏のクッチ、ミングリク・サール登頂、春のタガム祭、そして秋のクッチまで村人やスタッフと深くかかわってきた村です。伝統文化の維持が難しくなるなかで、西遊旅行はシムシャール村の伝統を尊重し、その存続のために努力をしています。
COLUMN 知られざる名峰 ミングリク・サール(6,050m)に登頂
かつてイギリスの探検家フランシス・ヤングハズバンドが訪れたシムシャール峠の傍に佇む、シムシャール・パミールの名峰ミングリク・サール。このコースでは、シュウェルト滞在中の天候の良い日を狙って、ご希望の方をミングリク・サール登山へご案内します。登頂には添乗員と現地山岳ガイドが同行。冬山の登山経験のあることが登頂挑戦の参加条件です。通常の海外旅行傷害保険のほか、運動割増保険に必ずご加入いただく必要があります。予めご了承ください。
※登らない方は、スタッフと麓のキャンプでお待ちいただきます。運動割増保険へのご加入は不要です。周辺の草原やシュウェルト方面の散策などをお楽しみください。





登山の流れ:①キャンプを夜中(23~24時)に出発し、沢をつめた後、急登のガレ場を登り稜線上のハイキャンプへ。(約3時間) ②アイゼン、ピッケル、ハーネスを装着し、アンザイレンしながら雪の付いた稜線上を慎重にケルンまで向かいます。(約3時間半) ③ケルン付近に不要なものをデポし、頂上へ。斜度が増し(約35度)、時期によっては雪も深く基礎体力と粘り強さが要求されます。(約3時間) ④頂上からはヒスパー・ムスターグの山々が広がり、達成感に包まれます。下山(同ルート下降)の体力も残しておきましょう。(下山約3時間)
ご自身でご用意いただく登頂用装備:雪山用登山靴、アイゼン(10本爪以上〈前爪がついてるものでセミワンタッチ式又はワンタッチ式が望ましい〉)、ピッケル、ハーネス、安全環付カラビナ2枚、スリング(180㎝)1本、登山用ヘルメット、ゴーグル
※登頂はその時の積雪状態、天候などの条件に左右されます。詳しくは担当までお問い合わせください。
COLUMN 【オプショナルツアー/日程5~15日目】
ヤク・サファリで「クッチ」に同行
■料金:60,000円
皆様が辿るルートは、シムシャールの人々が放牧のために家畜を連れて歩いている道で、標高は高く、整備はされておりません。ヤク・サファリでは、基本はヤクに乗って移動しますが、下りと急な勾配の登り、崖沿いの細道や足場の悪い箇所はヤクから下りて歩いていただきます。お一人様一頭のヤクと一名のヤク使いがつきますが、十分注意して乗り降りをしてください。特に、ガーレ・サールからプリエン・サール間(往復)のルートは歩く箇所が多くなります。
※ミングリク・サールに挑戦される方は、ヤク・サファリで「クッチ」同行はお選びいただけません。
※クッチではご参加者全員に、ヤク・サファリをご体験いただけます。
※ヤクとトレッキングではペースが異なる為、必ずスタッフは同行しますが、添乗員が常に同行できるとは限りません。
※ヤク・サファリの間、写真ストップの場所、回数は多少制限されます。
※落石、転倒に備え、ヘルメットをご持参ください。

出発日と料金
2021年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
---|---|---|---|
06月11日(金) ~ 06月29日(火)楠修(大阪支社)同行 |
19日間 | 未定 (前年料金:688,000円) |
![]() |
発着地 | 東京・大阪発着 | 最少催行人員 | 5名(8名様限定) ・添乗員同行 |
---|---|---|---|
燃油サーチャージ | 未定(前年料金:14,600円~30,000円) | ||
一人部屋追加代金 | 未定(前年料金:60,000円)※テント泊含む | ||
日本の地方発着 | 福岡・名古屋・札幌からの地方発着も別途手配可能です(バンコク合流)。詳しくはお問い合わせください。 | ||
国際線のビジネスクラス | 追加代金等の詳細はお問い合わせください。 | ||
プライベートポーター | 40,000円(シムシャール村~シムシャール村間〈登頂、ヤク・サファリにも同行します〉、15kg以内〈登頂時は7kg以内〉、チップ込み) |
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 少人数限定コースのため再利用割引・特別割引はありません。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
コース難易度
体力 | ![]() |
(+特殊技術) 勾配のきつい登り下りを含み、十分な体力が必要です。登頂される方は冬山登山経験とアンザイレンの経験など特殊技術が必要です。(山麗で待機の方は体力3) |
---|---|---|
高度 | ![]() |
最高宿泊高度は4,800m、最高到達地点は4,800m(山麓で待機)、または6,050m(登頂者)ですので、高山病の影響が十分に予想されます。 |
宿泊 | テント12泊 テント設営は全てスタッフが行います。テント場は草地、川原が基本になります。 | |
荷物 | 日本からはスーツケースでご参加いただき、カリマバードにてダッフルバッグ(15kg以内/寝袋含む)に詰め替えます。トレッキング中はデイパックをご用意ください。 |
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール地図を見る | |
---|---|---|---|
1 | 東京 大阪 バンコク バンコク イスラマバード |
午前発 午前発 19:00発 22:10着 |
空路、東京・大阪よりそれぞれバンコクへ。着後、航空機を乗り換えて、パキスタンの首都イスラマバードへ。着後、ホテルへ。 イスラマバード泊
|
2 | イスラマバード |
06:00発 |
専用車にてカラコルム・ハイウェイを北上し、チラスへ。 チラス泊
|
3 | チラス |
08:00発 |
専用車にてカラコルム・ハイウェイを北上し、ナンガパルバット(8,126m)などの山々を仰ぎ見ながら、桃源郷フンザの中心地カリマバードへ。 カリマバード泊
|
4 | カリマバード |
08:00発 |
四輪駆動車にてカラコルム・ハイウェイを北上し、シムシャール村(3,100m)へ。 テント泊
|
5 | シムシャール村 |
約8時間 |
●トレッキング(約8時間) テント泊
|
6 | パスト・フルズィン |
約7時間 |
●トレッキング(約7時間) テント泊
|
7 | アルバ・プリエン |
約5時間 |
●トレッキング(約5時間) テント泊
|
8 | シュイズヘラブ |
予備日及びクッチの調整日。 テント泊
|
|
9 | シュイズへラブ |
約4時間 |
●ヤク・サファリでクッチに同行(約4時間) テント泊
|
10 | シュウェルト |
約2時間 |
●トレッキング(約2時間) テント泊
|
11 | ミングリク・サールB.C. |
12~14時間 |
●ミングリク・サール登頂(往復12~14時間) テント泊
|
12 | ミングリク・サールB.C. |
登頂予備日。 テント泊
|
|
13 | ミングリク・サールB.C. |
約8時間 |
●トレッキング(約8時間) テント泊
|
14 | アルバ・プリエン |
約7時間 |
●トレッキング(約7時間) テント泊
|
15 | パスト・フルズィン |
約6時間 |
●トレッキング(約6時間) テント泊
|
16 | シムシャール村 |
08:00発 |
四輪駆動車にて上部フンザのパスーを経由しギルギットへ。着後、休養及び自由行動。 ギルギット泊
|
17 | ギルギット |
08:00発 |
専用車にてカラコルム・ハイウェイを南下し、ベシャムへ。 ベシャム泊
|
18 | ベシャム |
09:00発 |
専用車にてイスラマバードへ。夕食後、空港へ。航空機にて、バンコクへ。 機中泊
|
19 | バンコク バンコク 東京 バンコク 大阪 |
06:25着
午前発 午後着 午前発 午後着 |
バンコク着後、航空機を乗り換えて、東京・大阪それぞれ帰国の途につきます。着後、解散。 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝17/昼17/夜17:機内食は除く
- 利用予定航空会社:タイ国際航空、中国国際航空、全日空
- 詳細な日程・旅行条件については必ずパンフレットをご請求になり、詳細をご確認の上お申し込みください。パンフレットのご請求はこちら
- 上記はタイ国際航空利用の日程です。中国国際航空利用の場合は、乗継地が北京となり、国際線の発着時間が異なります。日本の地方発着便はございません。
ご案内とご注意
査証(ビザ) | パキスタン(100円)、代行手数料(4,400円)、写真2枚。旅券の残存有効期間は入国時に6ヶ月以上必要です。 |
---|---|
気候・服装 | 日中は長袖シャツを基本に、曇天の冷え込みに備えてフリースや雨具の上下をお持ちください。高所キャンプ用にダウンジャケットも必要です。靴は登山靴又はトレッキングシューズが最適です。イスラマバードなど平地では夏服で過ごせます。ミングリク・サール登頂用の装備は左ページをご覧ください。 |
利用予定ホテル | 未定です。正式発表時に掲載いたします。 パンフレットのご請求はこちら |
高山病について | 徐々に標高を上げる高所順応しやすい日程ですが、高山病の影響が十分に予想されるコースです。高山病対策として、添乗員はパルスオキシメーター(血中酸素飽和度測定装置)、携帯加圧装置を持参し、現地で酸素ボンベを用意します。 高山病についてのご注意と取り組み |
海外旅行保険について | ご参加の方には疾病死亡・治療、救援者費用を含む海外旅行保険へのご加入をお願いしております。 |
トレッキングについて | ルートは標高が高く道が整備されておらず、シムシャールの人々が放牧のためにヤクやその他の家畜を連れて歩いてきた道を歩きます。標高4,000m以上でも十分に歩くことができる健脚の方向けで、ミングリク・サールを登頂される方は冬山登山の経験がある方が対象です。 |
日程について | このコースの大部分は山岳道路を移動するため、天候や道路状況により一時的に通行不可能になることがあり、大幅に時間がかかることもあります。ワヒ族の移動「クッチ」は天候や宗教上の理由で1~3日ずれることがあり、これらは村人との話し合いにより決定するものです。現地での日程・宿泊地の変更や調整が必要なコースであることを予めご理解ください。上記の旅の特殊性をご理解いただけた上でのお申し込みをお待ちしております。 |
宿泊について | 山岳地帯のホテルでは、バスタブがなくシャワーのみであったり、お湯の時間制限があったり、停電になったりするなど設備が十分ではありません。トレッキング中はテント泊となり、寝袋(冬用)が必要です。お持ちでない方には弊社より有料(5,000円)で貸し出しいたします。 |
運動割増保険について | 通常の海外旅行傷害保険のほか、運動割増保険に必ずご加入いただく必要があります。予めご了承ください。 |
旅行条件について | 詳しい取引条件を説明した書面をお渡ししますので、事前に確認の上お申し込みください。 |
日本旅行業協会正会員
東京都千代田区神田神保町2-2 共同ビル神保町3階
-
東京
03-3237-1391 -
大阪
06-6367-1391
営業時間外に受信したメール・FAX・郵送など
でのご連絡は、翌営業日扱いとなります。