ツアーのポイント
ポイント ヒドゥンピーク・ガッシャーブルムの展望
通常のバルトロ氷河トレッキングでは間近に展望することのできないガッシャーブルムⅠとⅡの展望に目的を合わせた企画。8,000m峰14座のうち、最も間近で眺めるのが困難なこの2座を眼前に望むことができます。山岳写真撮影を目的とする方にもお勧めします。
ポイント ガッシャーブルムB.C.とコンコルディアに連泊
旅のハイライトのガッシャーブルムB.C.には3連泊し天候予備に配慮。コンコルディアからは見ることのできないガッシャーブルムⅠ・Ⅱのカラコルム8,000m峰二座の展望を心ゆくまでご堪能いただけます。また、コンコルディアにも3泊するので、K2・ブロードピークの8,000m峰のほか、コンコルディアを囲む秀峰群の展望もお楽しみいただけます。
COLUMN ヒドゥンピーク・ガッシャーブルム峰
コンコルディアから正面に見ることができる夕日に光り輝くガッシャーブルムⅣ。ガッシャーブルムとはバルティ語で「輝く壁」を意味し、本来このⅣ峰に与えられた名前でしたが、後に付近のその他のピークを含む山塊そのものを呼ぶようになりました。この山塊の最高峰のⅠ峰はコンコルディアからはⅤ峰に隠れて見えないのでヒドゥンピーク(隠れた峰)と呼ばれ、展望するためにはコンコルディアよりさらに最深部へ進まなければならず、Ⅱ峰と併せて見ることが難しい8,000m峰のひとつと言えます。ガッシャーブルムⅠ・Ⅱの展望を目的としたバルトロ氷河トレッキング。8,000m峰14座の全ての展望を目指す方、すでにバルトロ氷河を歩かれた方にもぜひご参加いただきたいコースです。

出発日と料金
2021年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
---|---|---|---|
07月05日(月) ~ 08月01日(日)川本将士(東京本社)同行 |
28日間 | 未定 (前年料金:748,000円) |
![]() |
発着地 | 東京・大阪発着 | 最少催行人員 | 7名(13名様限定)・添乗員同行 |
---|---|---|---|
燃油サーチャージ | 未定(前年料金14,600円~30,000円) | ||
一人部屋追加代金 | 未定(前年料金:70,000円 ※テント泊含む) | ||
国際線のビジネスクラス | 追加代金等の詳細はお問い合わせください。 | ||
プライベートポーター | 未定 前年料金:55,000円(アスコーレ~アスコーレ間、※日程5日目−23日目、15kg以内、チップ込み) |
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
コース難易度
体力 | ![]() |
連日、川沿いの崖道やモレーン、氷河上を長時間歩きます。長期トレッキングですので十分な体力が必要です。 |
---|---|---|
高度 | ![]() |
最高宿泊高度、最高到達地点共に5,150mです。徐々に高度を上げますが、高山病の影響が予想されます。 |
宿泊 | テント20泊 テント設営はすべてスタッフが行い、テント場は草地、モレーン上、氷河上で十分な寒さ対策も必要です。 | |
荷物 | 日本からはスーツケースでご参加いただき、イスラマバードにてダッフルバッグ(15kg以内/寝袋含む)に詰め替えます。トレッキング中はデイパックをご用意ください。 |
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール地図を見る | |
---|---|---|---|
1 | 東京 バンコク 大阪 バンコク バンコク イスラマバード |
午前発 午前発 19:00発 22:10着 |
空路、東京・大阪よりそれぞれバンコクへ。着後、航空機を乗り換えて、パキスタンの首都イスラマバードへ。着後、ホテルへ。 ※添乗員は東京・大阪のどちらか一方より同行し(往復)、バンコクにて合流します。 イスラマバード:ヒルビュー泊
|
2 | イスラマバード スカルドゥ イスラマバード チラス |
午前発 08:00発 21:00着 |
山岳フライトにて、スカルドゥへ。天気が良ければ機内よりナンガパルバット(8,126m)がご覧いただけます。着後、自由行動。 ※天候等によりフライトキャンセルの場合は、専用車にてチラスへ。 スカルドゥ又はチラス泊
|
3 | スカルドゥ
チラス スカルドゥ |
07:00発 21:00着 |
終日、自由行動。 ※ご希望の方は、オプショナルでデオサイ高原を訪れることも可能です。詳細はお問い合わせください。 ※前日フライトキャンセルの場合は、専用車にてスカルドゥへ。 スカルドゥ泊
|
4 | スカルドゥ アスコーレ |
09:00発 16:00着 |
四輪駆動車にてシガール川沿いを走り、トレッキングの出発点となるアスコーレのキャンプ地(3,000m)へ。 ※スカルドゥでの入山申請に時間がかかり、出発が翌日になる場合があります。 テント泊
|
5 | アスコーレ ジョラ |
約8時間 | ●トレッキング(約8時間) トレッキング開始。ビアフォ氷河の末端部を巻いてジョラ(3,350m)へ。 テント泊
|
6 | ジョラ スカム・ツォク |
約6時間 | ●トレッキング(約6時間) バルトロ川沿いの断崖の道をスカム・ツォク(3,300m)へ。 テント泊
|
7 | スカム・ツォク パイユ |
約4時間 | ●トレッキング(約4時間) 絶景の広がる緑のキャンプ地・パイユ(3,450m)へ。 テント泊
|
8 | パイユ (予備日) |
高所順応及び予備日を兼ねて、パイユに滞在。
テント泊
|
|
9 | パイユ コボルツェ |
約8時間 | ●バルトロ氷河トレッキング(約8時間) バルトロ氷河に上がり、パイユピーク、トランゴタワー、グレートトランゴなどの峰々を眺めながらコボルツェ(3,940m)へ。 テント泊
|
10 | コボルツェ ウルドゥカス |
約4時間 | ●バルトロ氷河トレッキング(約4時間) ウルドゥカス(4,050m)へ。途中、8,000m峰のブロードピークやガッシャーブルムの山々が姿を現します。 テント泊
|
11 | ウルドゥカス ゴレⅡ |
約7時間 | ●バルトロ氷河トレッキング(約7時間) マッシャーブルムをはじめ、6,000m~8,000m峰が聳える絶景の中をゴレⅡ(4,380m)へ。 テント泊
|
12 | ゴレⅡ コンコルディア |
約6時間 | ●バルトロ氷河トレッキング(約6時間) 怪峰ムスターグタワーを左手に眺めながら、名峰に囲まれたカラコルムの核心部コンコルディア(4,650m)へ。ここで初めてK2を展望することができます。 テント泊
|
13 | コンコルディア (予備日) |
予備日。予定通りの場合はコンコルディアに滞在。
テント泊
|
|
14 | コンコルディア シャグリン |
約6時間 | ●上部バルトロ氷河トレッキング(約6時間) コンコルディアより上部バルトロ氷河を登りシャグリン(4,900m)へ。 テント泊
|
15 | シャグリン ガッシャーブルムB.C. |
約6時間 | ●アブルツィ氷河トレッキング(約6時間) アブルツィ氷河に入り、ガッシャーブルムⅠ峰を間近に望むガッシャーブルムB.C. (5,150m)へ。 テント泊
|
16 | ガッシャーブルムB.C. | 終日、ガッシャーブルムB.C.に滞在。ご希望の方は、アブルツィ氷河の上流へと行き、ガッシャーブルムⅡ峰を展望できる場所を往復します(約4時間)。
テント泊
|
|
17 | ガッシャーブルムB.C. | 予備日。再び高峰群の展望をお楽しみください。天候や皆様の体調、ルートの状況によっては、この日に下山を開始することがあります。
テント泊
|
|
18 | ガッシャーブルムB.C. コンコルディア |
約10時間 | ●アブルツィ氷河トレッキング(約10時間) 往路をコンコルディアへ。 テント泊
|
19 | コンコルディア ゴレⅠ |
約7時間 | ●バルトロ氷河トレッキング(約7時間) 往路をゴレⅠ(4,100m)へ。 テント泊
|
20 | ゴレⅠ コボルツェ |
約8時間 | ●バルトロ氷河トレッキング(約8時間) 往路をコボルツェへ。 テント泊
|
21 | コボルツェ パイユ |
約6時間 | ●バルトロ氷河トレッキング(約6時間) 往路をパイユへ。 テント泊
|
22 | パイユ ジョラ |
約7時間 | ●トレッキング(約7時間) 往路をジョラへ。 テント泊
|
23 | ジョラ アスコーレ |
約6時間 | ●トレッキング(約6時間) 往路をアスコーレへ。 テント泊
|
24 | アスコーレ スカルドゥ |
09:00発 16:00着 |
四輪駆動車でスカルドゥへ。
スカルドゥ泊
|
25 | スカルドゥ イスラマバード スカルドゥ チラス |
昼発 08:00発 18:00着 |
航空機にて、イスラマバードへ。着後、自由行動。 ※天候等によりフライトキャンセルの場合は、専用車にてチラスへ。 イスラマバード:ヒルビュー又はチラス:シャングリラ・インダスビュー泊
|
26 | イスラマバード
チラス イスラマバード |
07:00発 21:00着 |
終日、イスラマバード滞在。 ※前日フライトキャンセルの場合は、専用車にてイスラマバードへ。 イスラマバード:ヒルビュー泊
|
27 | イスラマバード | 23:20発 | 午前中、自由行動。午後、イスラマバード市内観光。夕食後、空港へ。航空機にて、バンコクへ。
機中泊
|
28 | バンコク
バンコク 東京 バンコク 大阪 |
06:25着 午前発 午後着 午前発 午後着 |
バンコク着後、航空機を乗り換えて、東京・大阪それぞれ帰国の途につきます。着後、解散。 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝26/昼26/夜26:機内食は除く
- 利用予定航空会社:タイ国際航空、中国国際航空
- 詳細な日程・旅行条件については必ずパンフレットをご請求になり、詳細をご確認の上お申し込みください。パンフレットのご請求はこちら
- 上記はタイ国際航空利用の日程です。中国国際航空利用の場合は、乗継地が北京となり、国際線の発着時間が異なります。日本の地方発着便はございません。
ご案内とご注意
査証(ビザ) | パキスタン(100円)、代行手数料(4,400円)、写真2枚。旅券の残存有効期間は入国時に6ヶ月以上必要です。 |
---|---|
気候・服装 | 日中は木陰のない体感温度40℃近い炎天下を歩き、高所キャンプの朝晩は氷点下まで冷え込みます。非常に乾燥しており、日中の行動中だけでも天気によって10℃以上気温が変わるような気温差の激しい山岳気候です。トレッキング中は長袖シャツを基本に、冷え込みに備えてフリースや雨具、高所用にダウンジャケットを重ね着して調整します。靴は登山靴又は底が丈夫なトレッキングシューズが最適です。乾燥地やガレ場、氷河上など歩きづらいルートが続きます。氷河上はモレーンに覆われていますので、アイゼンは必要ありません。埃除けにマスクは必携です。また、危険な崖道に備えてヘルメットをご持参いただきます。 |
利用予定ホテル | 日程及びパンフレット巻末のホテルリストをご覧ください。 パンフレットのご請求はこちら |
高山病について | ゆっくりと高度を上げるゆとりを持った日程ですが、高山病の影響が十分予想されるコースですので、ご参加の方全員に健康診断書のご提出をお願いしております。高山病対策として、添乗員はパルスオキシメーター(血中酸素飽和度測定装置)、携帯加圧装置を持参し、現地で酸素ボンベを用意します。 高山病についてのご注意と取り組み |
海外旅行保険について | ご参加の方には疾病死亡・治療、救援者費用を含む海外旅行保険へのご加入をお願いしております。 |
トレッキングについて | 長期間に及ぶトレッキングです。トレッキング中は村や店が一切なく同日数のネパールトレッキングと比べてもより過酷な環境です。ルートは川沿いの崖道、岩場、氷河上など、決して足場が良いとはいえません。長期間のテント泊を過ごし、足場の悪いトレイルを連続して歩くことのできる、十分な体力が必要な健脚向きのコースです。緊急時は軍のヘリコプターを要請する事になり時間がかかります。大事に至らぬ前に体調不良の方はガイドと添乗員の判断でグループから離団し、下山をしていただく事があります。道中、馬の手配が可能ですが、下山時のみの利用とし、馬を利用してのトレッキング続行は安全上お断りしております。また、トレイルやキャンプ地の状況、天候、皆様の体調により、トレッキングの日程を変更させていただくことがあります。 |
日程について | このコースの大部分は山岳道路を移動するため、天候や道路状況などの予測できない事態により一時的に通行不可能になることがあり、大幅に時間がかかることもあります。その場合は、宿泊地やルートの変更を余儀なくされることがあります。日程を延長せざるを得ないこともありますので、余裕を持ってご参加ください。 |
宿泊について | トレッキング中はテント泊となり、寝袋(冬用)が必要です。お持ちでない方には弊社より有料(5,000円)で貸し出しいたします。また、地方のホテルは、バスタブがなくシャワーのみであったり、お湯の時間制限があったり、停電になったりするなど設備が十分ではありません。 |
パキスタン国内線について | イスラマバード/スカルドゥ間は山岳フライトになり、この区間は天候が急変しやすく、悪天候の場合はフライトキャンセルになります。その場合は車での移動となり、日程・宿泊地が変更になります。また、往路でフライトキャンセルとなった場合、入山申請の為にスカルドゥでの滞在が一日長くなる可能性があります。 |
旅行条件について | 詳しい取引条件を説明した書面をお渡ししますので、事前に確認の上お申し込みください。 |
【入域許可取得のため、お早めにお申し込みください】
バルトロ氷河は規制地域にあたり、入域許可の取得が必要です。出発の50日前頃を目安に募集を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。
日本旅行業協会正会員
東京都千代田区神田神保町2-2 共同ビル神保町3階
-
東京
03-3237-1391 -
大阪
06-6367-1391
営業時間外に受信したメール・FAX・郵送など
でのご連絡は、翌営業日扱いとなります。