デオサイ高原のオコジョ

10月、デオサイ高原で見たオコジョです。朝晩の気温は氷点下になるこの季節、オコジョもすっかり冬毛で真っ白。

オコジョはユーラシア大陸北部、北米大陸北部に広く分布しますが、パキスタンでは北部山岳地帯で見られます。

 

誰もいないデオサイ高原のバラパニでキャンプを設営。静かで、冷たい風が吹いていました。オコジョが現れて寒さが吹っ飛びました。

 

Photo & text :Mariko SAWADA

Observation : Oct 2015,  Deosai Plateau, Gilgit-Baltistan

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モルホン村のユキヒョウ-2

モルホン村で「ユキヒョウがアイベックスを仕留めて川の対岸に座っている」という連絡を受けギルギット付近にいた私たちは急いで北上し、モルホン村を目指しました。

雪道で危ないからゆっくり走行しなくてはいけないし、でも早くいかないとユキヒョウがいなくなるかも、いや、もういないのかも・・・。複雑な心境でモルホン村へと向かいました。

 

到着して最初に見たユキヒョウ。川の対岸にいて距離は近いのに最初は見つけられず、尻尾が動いてようやく見つけることができました。時間は15時を過ぎており、暗くなるまでにユキヒョウが動いてくれるか心配でした。

午前から観察しているモルホン村の人たちによると、アイベックスをハンティングして、食べて、残りを茂みに隠して、川に入って再び岩場に上り、そこにしばらく座っていたが寝てしまい、現在に至ると。村人が携帯で撮影した、川に入るユキヒョウ動画など見せてもらいながら、待ちました。

 

ユキヒョウが動き出しました!村人がワヒ語で「シャウバシ!」と口々に叫びます。「シャウバシ」は英語で言うとVery goodとかWell doneな感じで、伝統の踊り等のシーンで叫ばれています。この時、モルホン村の村人と周辺の村からやってきた人たち30人ほど。

 

ユキヒョウが飛び出してきました。村人が「シャウバシ!シャウバシ!」と喜んでいます。

 

野生のユキヒョウが目の前に。

 

村人たちはユキヒョウが仕留めたアイベックスのところへ行くのを期待していましたが、ユキヒョウは再び座り込んでしまいました。もう、写真撮影の限界の暗さです。見えなくなるまでユキヒョウの最後の姿を追い、その場を後にしました。

 

最後に・・・モルホン村で観察していた場所です(ドローン撮影)。

モルホン村の皆様、ありがとうございました。

 

Photo & Text : Mariko SAWADA

Observation : Jan 2019, Morkhun Village, Gojar, Gilgit-Baltistan

Special Thanks to Mr.Sultan Gohar (Khunjerab National Park)

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モルホン村のユキヒョウ -1

1月初旬、上部フンザのモルホン村で見たユキヒョウです。クンジュラブ国立公園では足跡を随分と見ましたが、ようやくユキヒョウと出会うことができました。

午前10時半ごろ村人が山の斜面を爆走しているアイベックスを見つけ、よく見たらユキヒョウに追いかけられていました。ユキヒョウはアイベックスを仕留めましたが、場所はなんとモルホン村の川の対岸。村から川を挟んで30mほどの距離でした。

 

モルホン村のゴハール氏から連絡を受け駆けつけたのは15時。ユキヒョウは木の枝に隠れるようにまるまっていましたが、夕刻時に動き始めました。

 

村人が言うには、アイベックスを仕留めた後に川に入ったため、毛がふわふわしていないのだと。カラコルムの高峰群に囲まれたモルホン村の日照時間は短く、あっという間に暗くなってしまいました。

 

Photo & Text : Mariko SAWADA

Observation : Jan 2019, Morkhun, Gojar, Gilit-Baltistan

Special Thanks : Mr.Sultan Gohar -KNP (Khunjerab National Park)

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秋のヒマラヤヒグマ(デオサイ高原)

デオサイを一番有名にしているのが、ヒマラヤヒグマ Himalayan Brown Bearの存在です。

ヒマラヤヒグマ Himalaya Brown Bear はヒグマの亜種でヒマラヤ山脈とその周辺に暮らすヒグマ。もともと、ネパール、チベット、北インド、北パキスタンに広く生息しましたが、トロフィー・ハンティングや毛皮・薬の材料目的として狩猟され、また生息地域を失い激減しました。ブータンではすでに絶滅したと考えられ、インド北部とパキスタン北部に数百頭が生息するのみとなりました。

10月、デオサイ国立公園のスタッフとともにヒマラヤヒグマを探しました。この季節は観光客も減るためヒマラヤヒグマが比較的道路近くまで現れることがあるといいます。それでも双眼鏡で「小さな点」のようなヒグマを見つけてから随分と歩きました。

 

もうだいぶ日が陰ってきました。標高4,000mを越える高原を急ぎ足で歩くのは大変でした。ようやく撮影できる距離まで近づけました。

 

ヒマラヤヒグマの後ろ姿です。国立公園のスタッフによると若いオスとのこと、冬眠前でまるまると太っていました。

 

ヒマラヤヒグマは11~12月に冬眠に入ります。

 

Photo & Text : Mariko SAWADA

Observation : Oct 2015, Deosai National Park, Gilgit-Baltistan

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ヒマラヤアイベックス(クンジュラブ国立公園)

2018年の年末年始はクンジュラーブ国立公園で過ごしました。お世話になっている国立公園のスタッフの方の手配で国立公園内に滞在。寒さも厳しく苦労はいっぱいでしたが大自然の中で過ごした貴重なお正月でした。

 

カラコルムハイウェイから見たアイベックスの姿。

 

求愛の季節。オスがメスを追いかけていました。

 

移動するアイベックス、美しい光景です。

 

道路近くに現れた若いオス。パキスタン北部のアイベックスは英語ではHimalayan IbexとかSiberian Ibexと呼ばれる亜種(Capra sibirica)。この中でも生息地域によってさらに分類されているようです。

 

クンジュラブ国立公園、標高4,500m付近にいた若いアイベックスです。

 

Photo & Text: Mariko SAWADA

Obeservation : Khunjerab National Park

Special thanks : Mr.Sultan Gohar – Khunjerab National Park

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