冬の九州鹿児島カツオドリと出水の万羽鶴・撮影三昧

Report by 戸塚学 / 2025年12月15日~18日

今年は鳥インフルエンザの発生がまだだったので、現場での緊張感はさほどありませんでした。その分、入域証で入られる場所が決まっていて、東干拓と西干拓の観察ポイントを移動しながらの定点撮影でしたが、いろんな鳥たちの撮影ができました。

カツオドリは日によって数が増減する&風によっても飛び込む場所が変わるので、難しいものの、みなさん撮影を存分に楽しめたように感じました。

12月15日 1日目 鹿児島市 晴れ

空港で集合後、そのままカツオドリのポイントを目指します。その前に、近くにある物産館でお弁当を買ってもらいポイントへ向かいました。

下見の時は80羽ほどいたのですが、この日は30羽程度でした。残念だったのは、ダイビングをして魚をくわえて浮上するシーンが何度もあるのにほとんど失敗!あと風が悪く、飛び上がる方向が反対で80%が「ケツ撃ち」になってしまう事。それでも太陽が建物に隠れる16時30分まで粘りました。

カツオドリ浮上
カツオドリ浮上

12月16日 2日目 鹿児島市~出水市 晴れ

7時30分に出発をして出水に向かいます。今日は1日天気がいいのでこのチャンスを逃すわけにはいかない!

9時30分ごろ観察センターに到着、まずはレクチャーを受けてから2階に上がり撮影開始。ツルたちの動きを説明して撮影をしてもらいます。その間にコクマルガラス探しをしますが・・・見当たらない。水を張った田の周辺に白い塊を見つけたので確認をするとヘラシギとクロツラヘラサギだった。しかし遠い!
参加者が「サカツラガンがいる!」というのでツルの群れの中を見るといました!ただ距離があるので撮影にはちょっと厳しい。スコープを持ってきた方がいたのでみんなでスコープを覗き、拡大されたサカツラガンを堪能しました。ふと見上げると、ヘラサギたちの群れが青空バックで群れが飛んで行くのでしっかりと撮影ができました。

マナヅル鳴き交わし
マナヅル鳴き交わし
マナヅルディスプレイ訓練
マナヅルディスプレイ訓練

その後、何か白っぽい中型の鳥が横切ったので反射的に連写。よく見ると変なムクドリ?ギンムクドリかシベリアムクドリだが、とにかくみなさんに撮ってもらうと、隣にいた方が「すいません、あの上空の猛禽類は何ですか?」と。トビと絡んでいる白っぽいタカ?初列が黒く、灰色?全体的にコンパクト?・・・まさかのハイイロチュウヒのオスでした!

上空にハイイロチュウヒのオスが!
上空にハイイロチュウヒのオスが!

変なムクドリが飛び去り、ハイイロチュウヒもどこかに消えてしまうと「キャウ、キャウ」というかわいい声があちこちから聞こえる?電線にとまるミヤマガラスを見渡すと小ぶりなカラスがちらほら・・・。やはりコクマルガラスでした。かなりいるようだがその中から2羽の「パンダ」を見つけみんなで撮影。いやぁ~怒涛の撮影タイムとなりました。

コクマルガラス
コクマルガラス

一旦11時になったので、食堂が混む前に出発。みなさんをうどん屋さんに案内して肉ごぼ天うどんを堪能してもらいました。

午後は東干拓に移動。監視小屋へ向かう途中、ヒシクイを見つけたので撮影をしてもらいました。観察小屋の前に出るとクロヅルをゲット!しばらく同じ場所で粘っていると、ハイイロチュウヒやハイタカが何度も飛んでくれてしっかりと撮影ができました。
また、カモの群飛の中にツクシガモを見出すこともできました。カナダヅルは見つからなかったので、移動できる経路上で車を停めて撮影。その後、もう一度監視小屋の前に行くと少し離れた場所にカナダヅルが3羽。幼鳥は飛んで行ってしまいましたが、ペアはまったりしていたので、歩いて近づき無事こちらもゲット!

ハイタカ
ハイタカ
ヒシクイ
ヒシクイ
カナダヅル
カナダヅル

その後は夕日ポイントに移動して待ちます。
この日は暖かい事もあり、無数の蜘蛛が糸を伸ばし飛んでいたので、「これは」と期待。夕陽に草についた蜘蛛の糸が金色に輝くなかツルを入れたいのだが・・・主役がいない!それではと夕日にツルたちを入れる瞬間を待つがこれまたほとんど飛んでこない!それでも数回のチャンスを逃さないように撮ってもらい、空の色が抜けたところで終了となりました。

ナベヅル夕陽蜘蛛糸
ナベヅル夕陽蜘蛛糸

12月17日 3日目 出水市 快晴のち大雨のち晴れ

天気予報では1日雨予報だったが、朝から晴れている。予想外の展開に期待をしながら朝日ポイントへ移動して日の出を待つも、東の空にかかる雲が意外にも厚く、雲間から出る光を絡めた撮影をしてもらいます。

東干拓の観察小屋へ行くと、近くにカナダガンのペアがいたので、光もいいし、陽炎もないのでしっかりと撮影。その後、西干拓の観察センター屋上から、飛翔するツルたちを狙いますが・・・あまり飛ばない。ギンムクドリやコクマルガラスもいないかと探すも見つからない。そんな中、昨日サカツラガンを見つけた方がカリガネとマガンをまたしても発見!すごい。私がほとんど探す気がないのがばれてしまう(笑)とはいえやはり距離があり撮影は厳しかった。

サカツラガン
サカツラガン

10時30分まで晴れていたのに、あれよあれよと雲が広がり11時にはどん曇りになってしまった。食堂でちゃんぽんを食べていると、もの凄い大雨が!雨で撮影ができなかった場合は物産館でお買い物ののち、温泉を予定していたので、そうするかと店を出ると・・・晴れだして陽が射してきた。虹まで出ている。それならばと撮影に出ると、銀杏の木にたくさんの中型の鳥が鈴なりになっている?一旦Uターンして戻ると全部ホシムクドリだったので、車から降りて撮影してもらいました。

ホシムクドリ
ホシムクドリ

ここで、「キャウ、キャウ」というかわいい声があちこちから聞こえる?かなりの数のコクマルガラスの幼鳥。成鳥は見つからなかったが、成鳥に近い個体はいたので撮ってもらう。その時、何か白っぽい鳥が楠のてっぺんにとまったので、見るとギンムクドリだった!すぐに飛んで行ってしまい、向かった先を探していると再び雨が降り出したので終了。

ギンムクドリ
ギンムクドリ

全員が車内に入るともの凄い雨が!ギリギリセーフ。前が見えないような雨だったので撮影は中断して物産館へ。出水は柑橘類が名産なのでみなさんに楽しんでもらいます。さてこの後は温泉だなと思っていると・・・またしても雨が上がり、空が明るくなったので撮影続行です。

雨上がりのいい光なので車を停めつつ車内から撮影してもらいました。夕方は夕日がからめの撮影を期待しましたが、思った以上に雲が厚くなり夕日は雲の中に消えてしまい終了になりました。温泉は逃したものの、予想外の天気にみなさん満足されていました。

12月18日 最終日 鹿児島市 晴れ

雨上がりの朝、あたり一面に霧が立ち込めてはいるが、空全体を覆い隠すほどではなく程好い高さ。明るさを増す東の山並みをバックに、西から飛んで来る群れを狙っていると太陽が顔をのかせます。思った通り霞越しなので太陽が赤味を増し、眩しくない!そこに入るツルたちを狙いました。

太陽とナベヅル
太陽とナベヅル
太陽とナベヅル
太陽とナベヅル

太陽が高く昇りきってから監視小屋の前に行くと、クロヅルがいたので撮影することができました。ここで出水はおおむね終了なので観察センターにトイレに寄る途中、水路脇の田んぼに白い鳥が!クロツラヘラサギの若い個体でした。近くで撮影ができてみなさん喜んでました。

クロヅル
クロヅル

ここからは約2時間のドライブでカツオドリポイントへ向かいます。
天気がいいのですが、風が悪い。カツオドリ12~3羽が周辺を飛び回りダイブしますが、相変わらずどの個体が飛び込むかがわからず苦労。他にはカンムリカイツブリ、セグロカモメ、ミサゴなどが出るのでそれも撮ってもらいます。しかしほぼ手持ちで狙い続けるのはかなり疲れるので、2時間が限度でした。14時30分出発して空港に向かい、15時30分無事解散となりました。

カツオドリと桜島
カツオドリと桜島
カツオドリダイブ
カツオドリダイブ

天気が予想に反して、いい方に転がってくれたことでしっかりと撮影ができたと思います。出水ではどうしても移動制限があるため「定点」での撮影になる分、いろんな鳥との出会いがあり良かったです。

撮れた鳥

カンムリカイツブリ・カツオドリ・ヒドリガモ・マガモ・コガモ・ハシビロガモ・オナガガモ・カルガモ・アオサギ・ダイサギ・コサギ・オオバン・ヘラサギ・クロツラヘラサギ・カナダヅル・マナヅル・ナベヅル・クロヅル・タゲリ・イソシギ・タシギ・ハマシギ・ミサゴ・トビ・ハイイロチュウヒ・ハイタカ・チョウゲンボウ・コクマルガラス・ミヤマガラス・ホシムクドリ・ギンムクドリ・マガン・ヒシクイ・サカツラガン・カリガネ・ハクセキレイ

見られた&声を聞かれた鳥

カイツブリ・カワウ・キジバト・ドバト・ハヤブサ・セグロカモメ・ツクシガモ・ハシブトガラス・ハシボソガラス・ヒバリ・ヒヨドリ・スズメ・ハクセキレイ・キセキレイ・タヒバリ・カワラヒワ・スズメ・ムクドリ・カワセミ・ツグミ・シロハラ・イタチジョウビタキ・オオバン・モズ・トビ・ノスリ・モズ・ヒバリ・タヒバリ・ムクドリ・ジョウビタキ・スズメ・カワラヒワ

この記事を書いた人

戸塚 学 とつか がく
高校3年生の時写真に興味を持ち、幼少の頃から好きだった自然風景や野生の生き物を被写体として撮影をする。20歳の時、アカゲラを偶然撮影できたことから、野鳥の撮影にのめり込み、「きれい、かわいい」だけでなく、“生きものの体温、ニオイ”を感じられる写真を撮ることが究極の目標。野鳥を中心としたネイチャー系フォトグラファーを目指す。作品は雑誌、機関紙、書籍、カレンダー、コマーシャルなどにに多数発表。
●日本野鳥の会会員 ●西三河野鳥の会会員 ●SSP 日本自然科学写真協会会員

仙台湾でたっぷり海鳥観察 2本目

Report by 田野井博之 / 2025年1月28日~31日

●1日目

この日は西寄りの強風によりチャーター船は欠航となりました。そこで、南三陸町の志津川湾へコクガンを見に行くことにしました。志津川湾はコクガンの餌となる海草のアマモが豊富なため、毎年たくさんのコクガンが越冬しています。

ポイントに到着すると、すぐに40羽ほどのコクガンを見つけました。漁港のスロープでアマモを食べています。同じ場所にはイカルチドリとイソシギの姿もありました。漁港の堤防から海上を見ると、さらに100羽超のコクガンのほか、ハジロカイツブリやワシカモメなども見られました。

アマモを食べるコクガン
 

 

午後は県内北部のシジュウカラガンの群れが見られているエリアへ。なかなか群れが見つからず時間はかかりましたが、オオハクチョウやコハクチョウと共に採餌する160羽ほどの群れを見つけ観察することができました。

最後に仙台市近郊のカモ類が越冬する沼に立ち寄り、オナガガモやホシハジロなどのカモ類を観察しました。今冬はカモ類が少ないためちょっと寂しい様子でした。雨の止み間もなくなってきたため、この日の観察を早めに終えました。

 

 

●2日目

この日は朝のうちだけ強風が収まる予報となったため、船長と相談して早朝から出船することにしました。

夜明けとともに出港し、ウミスズメ類を探します。アカエリカイツブリやクロガモを観察しつつしばらく進んでいくと、風波の合間に見え隠れするマダラウミスズメを1羽見つけました!この個体はすぐに飛び立ってしまいましたが、降り立った先へ行ってみると別の1羽が一緒にいて、2羽の姿をじっくりと見ることができました。

マダラウミスズメはその後も1~2羽で海面に浮く姿があり、計7羽を見ることができました。複数のマダラウミスズメが見られた一方で、21日発のツアーと同様に、ウミスズメは例年よりもかなり少なめでした。

今回のツアーのメインターゲットの1つ、マダラウミスズメ
ビロードキンクロ

 

今回は強風を避けるため岸沿いを航行したため、アビ類はアビ1種のみが見られました。警戒心が強いため浮いている姿を近距離で観察する機会は少ないですが、飛翔するアビは船の近くを通過する様子を何度か見ることができました。

クロガモやビロードキンクロなどの海ガモ類は、21日発ツアーと同様に、例年よりも少ない結果となりました。両種とも警戒心が強いため浮いている姿を近距離で観察する機会は少ないですが、何度か小群に接近して比較的近くから観察することができました。

航海中は幸いにも風はそれほど強くならず、気づけば約7時間を船上で過ごしていました。14時前に帰港し、この日の観察を終えました。

 

 

●3日目

この日は再び西寄りの風が強まり、暴風警報が発令されました。残念ながらチャーター船は欠航のため、県北のガン類を見に行くことにしました。

まずはカリガネを探すことに。毎年越冬しているエリアを訪れ、採餌する30羽ほどの群れを観察することができました。このカリガネはマガンと一緒にいたため、体の大きさや嘴の形など、特徴を比較しながら見ることができました。

採餌するカリガネ
 

続いてはハクガンを探すことに。かなり遠方へ採餌に行く日もあり、また、最近は日中に見つけることが難しいと聞いていたものの、あっさりと70羽ほどの群れが見つかりました。そして、この群れにはアオハクガン(ハクガンの青色型)も1羽混じっていました!ハクガンの渡来数の増加とともにアオハクガンの記録も増えてきていますが、まだまだ個体数も少なく観察は容易ではないので、とても嬉しい発見でした。

ハクガンの群れ(中央やや右寄りにアオハクガンが混じる)

 

最後は蕪栗沼で1時間ほど探鳥しました。この冬はカモ類が少ないため沼の水鳥はやや寂しい状況でしたが、オオヒシクイやチュウヒ、そして毎年越冬しているヘラサギを見ることができました。特にヘラサギはその独特な採餌方法を見ることができました。

強風に悩まされた今回のツアーでしたが、無事にチャーター船を出して海鳥を観察することができ、また、駆け足ではありましたが宮城県の水鳥を見て頂くことができました。

3日間、大変お疲れさまでした!

この記事を書いた人

田野井博之 たのい ひろゆき
1985年生まれ。小学生の時に野鳥の観察を始める。東北地方を中心に鳥類調査に携わりつつ、関心のある海鳥やシギ・チドリ類、チュウヒなどを見るため全国各地へ。特に海鳥の識別や生態に強い興味を持ち、国内外を問わず観察を続けている。

宮城県で冬鳥を楽しむ!
伊豆沼・蕪栗沼の水鳥と仙台湾の海鳥 2本目

Report by 田野井博之 / 2024年1月22日~25日

1日目

この時期としては気温が高く、時折雨の降る中でのスタートとなりました。

ガン類のねぐら入りを観察する前に、まずはシジュウカラガンを探すことにしました。マガンの群れをいくつか確認していくと、早速100羽を超すシジュウカラガンの群れを発見。周辺にもいくつかシジュウカラガンの群れが見られ、合計200羽ほどがいるようでした。二番穂の伸びた田んぼで、どの個体も必死に採餌していました。今期は暖かく積雪もほとんどないため、既にシジュウカラガンの大きな群れは渡去しています。今回見られたシジュウカラガンも間もなく開始する渡りに向けて、栄養を蓄えているのでしょう。

その後はガン類のねぐら入りを観察するために蕪栗沼へ。駐車場についてヨシ原を見ると、ハイイロチュウヒの雄と雌が飛んでいました。まだねぐら入りには少し早いためか、このハイイロチュウヒはその後も何度か飛んでくれました。曇天でやや暗かったものの、雄の青灰色の姿はとても綺麗でした。観察ポイントに着いて沼を見ると、前週に続きヘラサギとクロツラヘラサギが見られました。沼の近くの田んぼには、ねぐら入りを待つマガンの群れもあちらこちらに降りていました。16時45分を過ぎると次第にマガンの群れが沼へと戻り始め、日没後の17時15頃にピークを迎えました。無数のマガンが鳴きながら次々と沼へと戻っていく光景はとても壮観でした。

 

2日目

夜明け前にホテルを出発し、ガン類のねぐら立ちを観察するために蕪栗沼へ向かいました。観察ポイントに着くとちょうどマガンの群れが飛び立っていて、慌てて観察を開始しました。この日は天候も回復し、朝焼けの中での飛び立ちを見ることができました。

飛び立つガン類はほとんどがマガンでしたが、時折ヒシクイが混じり、シジュウカラガン30羽ほどの群れも見ることができました。マガンに続いてオオハクチョウも次々と飛び立ち、とても賑やかな光景となりました。

餌場へと向かうマガン
餌場へと向かうマガン

 

マガンの飛び立ちが落ち着いてきた頃、沼で休んでいたオナガガモの群れが一斉に飛び立ちました。周囲を確認してみるとオジロワシが飛んでおり、どうやらこのオジロワシに驚いて飛び立ったようです。このオジロワシは沼の近くの木に止まってくれたので、じっくりと観察することができました。

オジロワシ
オジロワシ

 

朝食後はカリガネのいるエリアへ。マガンはいつもよりも多く見られましたが、なかなかカリガネが見つかりません。そこで少し離れた田んぼも周ってみると、ようやくマガンに混じるカリガネを見ることができました。

4羽のカリガネとマガン(左から4羽目)
4羽のカリガネとマガン(左から4羽目)

 

続いてはハクガンを探すことに。だいぶ苦戦しましたが、2時間近く探したところ、ようやく8羽のハクガンを見つけました。マガンとオオハクチョウに混じって採餌していましたが、少しして飛び立ち、丘陵を越えていきました。

マガンとオオハクチョウに混じるハクガン
マガンとオオハクチョウに混じるハクガン

 

この日はヒシクイの群れも田んぼに降りていて、比較的近い距離で観察することができました。そのほとんどは亜種オオヒシクイでしたが、亜種ヒシクイも混じっており、体格や嘴の形状など両亜種の違いを見ることができました。

亜種ヒシクイと亜種オオヒシクイ(右から2羽目の顔だけ見えている個体)
亜種ヒシクイと亜種オオヒシクイ(右から2羽目の顔だけ見えている個体)

 

この日の最後は蕪栗沼へ。沼にはオオハクチョウやヒシクイ、オナガガモ、ヨシ原ではベニマシコやオオジュリン、シジュウカラ、そして低空を飛ぶチュウヒも見られました。

チュウヒ
チュウヒ

 

3日目

当初の予定ではチャーター船で仙台湾へ行く予定でしたが、強い冬型の気圧配置に見舞われ、朝から強い西風と高波となってしまい中止となりました。そこで、南三陸町の志津川湾へコクガンを見に行くことにしました。志津川湾はコクガンの餌となる海草のアマモが豊富なため、毎年たくさんのコクガンが越冬しています。

ポイントに到着すると、アマモを食べる30羽ほどのコクガンがすぐに見つかりました。また、オオバンが食べるアマモのおこぼれをいただく労働寄生という行動も見ることができました。強風のため海上の鳥のチェックはままならない状況でしたが、クロガモやハジロカイツブリなどが見られました。

コクガン
コクガン

 

翌日も強風によりチャーター船の出港は難しそうであったため、午後は少しでも多くの海鳥を見るために仙台湾の海岸へ。堤防から沖合を見ると、ビロードキンクロやハジロカイツブリ、アカエリカイツブリが比較的近い位置に浮いていました。望遠鏡を使ってさらに沖を見ると、アビやミミカイツブリなども見られましたが、残念ながらウミスズメ類は見つけることができませんでした。

最後に漁港に立ち寄ると、魚の追い込み漁を行うたくさんのカワウと、ハジロカイツブリ、ホオジロガモなどが見られました。ホテルに戻った後、念のため船長に翌日の海の状況を聞いてみましたが、残念ながら翌日もチャーター船による観察は中止となりました。

 

4日目

相変わらず西寄りの強風によりチャーター船は欠航となったため、再び県北へガン類を見に行くことにしました。前日までとは一転、前夜からの積雪でガン類の採餌場は雪に覆われていました。雪田では餌が採れないため、マガンの群れもかなり少なくなっていましたが、何とか5羽のシジュウカラガンを見つけました。このシジュウカラガンも寝てばかりで、雪が融けるのを待っているようです。その後はマガンの群れがほとんど見つからないため、伊豆沼の湖岸に飛来しているシマエナガを見に行くことにしました。シマエナガは北海道で見られる亜種ですが、なぜか数年前から宮城県で毎冬見られています。今期は10羽以上の群れになっているようで、この日もポイントに着くとすぐに8羽ほどのシマエナガを見ることができました。また、シマエナガの群れと一緒にヤマガラやシジュウカラ、コゲラ、ベニマシコ、オオジュリンなども見ることができました。

駐車場でエナガの声を聞きながら今回のツアーは終了となりました。
4日間、大変お疲れさまでした。

シマエナガ
シマエナガ

 

この記事を書いた人

田野井博之 たのい ひろゆき
1985年生まれ。小学生の時に野鳥の観察を始める。東北地方を中心に鳥類調査に携わりつつ、関心のある海鳥やシギ・チドリ類、チュウヒなどを見るため全国各地へ。特に海鳥の識別や生態に強い興味を持ち、国内外を問わず観察を続けている。

宮城県で冬鳥を楽しむ!
伊豆沼・蕪栗沼の水鳥と仙台湾の海鳥

Report by 田野井博之 / 2024年1月17日~20日

1日目
暖冬の影響で雪もなく、暖かい晴天の中でのスタートです。
ガン類のねぐら入りを観察するまで少し時間がありましたので、まずはカリガネを探すことにしました。毎年カリガネが越冬しているエリアへ行くと、すぐに家族と思われる群れを発見。晴天のおかげで、カリガネの特徴でもある金色のアイリングがとても綺麗でした。

田んぼで休むカリガネ

その後はガン類のねぐら入りを観察するために伊豆沼へ。観察ポイントに着いて周辺のマガンの群れをチェックすると、ハクガンが4羽混ざっていました。次第に暗くなり、16時30分を過ぎると次第にマガンの群れが沼へと戻り始め、日没後の17時頃にピークを迎えました。着水する際にヒラヒラと高度を下げる落雁と呼ばれる光景があまり見られなかったのは少し残念でしたが、無数のマガンが鳴きながら頭上を通過する光景は何度見ても壮観です!次々と帰ってくるマガンを見ていると、100羽を超すハクガンの群れも帰ってきました。マガンが湖面で鳴き交わす様子を見つつ、この日の観察を終えました。


2日目
夜明け前にホテルを出発し、ガン類のねぐら立ちを観察するために伊豆沼へ向かいました。曇天のため朝焼けの中での飛び立ちという光景には恵まれませんでしたが、ゴォーという音を立てて飛び立つマガンの群れに圧倒されます。

マガンのねぐら立ち


朝食後は昨日に続いてカリガネのいるエリアへ。この日もすんなりとカリガネが見つかり、前日よりも近い距離でじっくり観察することができました。

続いてはハクガンを探すことに。すると、こちらもあっさりと80羽ほどの群れが見つかりました。よく見ると、アオハクガン(ハクガンの青色型)も2羽混じっていました!ハクガンの渡来数の増加とともにアオハクガンの記録も増えてきていますが、まだまだ個体数も少なく観察も容易ではないので、とても嬉しい発見でした。

ハクガンとマガン
ハクガンに混じるアオハクガン(中央)

 

午後は蕪栗沼へ。堤防を歩きながら鳥を探します。沼にはオオハクチョウやヒシクイ、オナガガモのほか、毎年越冬しているヘラサギと宮城県では珍しいクロツラヘラサギも見られました。ヨシ原ではベニマシコやオオジュリンの鳴き声、そして低空を飛ぶチュウヒも見られました。

この日の最後は毎年シジュウカラガンの群れが見られているエリアへ。こちらも着いてすぐに80羽ほどの群れが見つかり、マガンとともに採餌する様子を観察することができました。

シジュウカラガン


3日目
当初の予定ではチャーター船で海鳥を見る予定でしたが、強風予報のため急遽予定を変更し、南三陸町の志津川湾へコクガンを見に行くことにしました。志津川湾はコクガンの餌となる海草のアマモが豊富なため、毎年たくさんのコクガンが越冬しています。
ポイントに到着すると、すぐに15羽ほどのコクガンを見つけました。ひたすらアマモを食べています。また、オオバンが食べるアマモのおこぼれをいただく労働寄生という行動もあちらこちらで見られました。海上を見ると、さらに200羽ほどのコクガン、ウミアイサやミミカイツブリ、ワシカモメなどが見られました。

コクガン

皆さんにコクガンを満足するまで観察していただいた後は、仙台近郊のカモ類が飛来する沼へ向かいました。今冬は暖冬の影響もあり越冬するカモ類は例年より少なめでしたが、マガモやオナガガモ、コハクチョウの群れのほか、ミコアイサやトモエガモを見ることができました。

 

ミコアイサ
トモエガモ

 

4日目
この日はツアーのメインでもあるチャーター船からの海鳥観察です!前日の強風も収まり、晴天の中での出港となりました。
まずは毎年ウミスズメやアビ類が見られるエリアに到着すると、この日もウトウやウミスズメの小さな群れ、アビ、アカエリカイツブリなどが見られました。そして、とても驚いたことにウミバトが出現!宮城県では何度か記録がありますが、仙台湾の奥部では初めての記録かもしれません。

ウトウ
ウミバト

ゆっくりと船を進めていくと、今度はアビ類の数百羽の群れが海面に浮いていました。ほとんどはシロエリオオハムでしたが、オオハムやアビ、そしてミツユビカモメも混じっていました。

オオハムの群れ(アビとシロエリオオハムも混じる)

その後もウミスズメやアカエリカイツブリ、アビ類を見ながら移動し、出港から3時間を過ぎたころ、ついにマダラウミスズメを2羽見つけました!この2羽は潜水して探餌していましたが、どんどん移動していき見えなくなりました。そこで、見えなくなった方へ船を進めていくと、次々とマダラウミスズメが出現!最終的には20羽をカウントしました。私の過去の観察では、1回の乗船で2羽か3羽が見られれば上出来という出現状況でしたので、これほどの数が見られるとは思いもしませんでした。仙台湾がマダラウミスズメにとって重要な越冬地であるということを改めて認識しました。

マダラウミスズメ

マダラウミスズメが予想外に多く見られた一方で、暖冬による影響からかクロガモやビロードキンクロなどの海ガモ類は例年よりもかなり少なめでした。

ビロードキンクロ

その後はウミスズメやカンムリカイツブリなどを見ながら帰路につき、無事にツアー終了となりました。4日間、大変お疲れさまでした。

 

この記事を書いた人

田野井博之 たのい ひろゆき
1985年生まれ。小学生の時に野鳥の観察を始める。東北地方を中心に鳥類調査に携わりつつ、関心のある海鳥やシギ・チドリ類、チュウヒなどを見るため全国各地へ。特に海鳥の識別や生態に強い興味を持ち、国内外を問わず観察を続けている。

秋の石垣島・西表島 珍鳥とオリイヤマガラに挑戦!【前編】

Report by 簗川堅治 / 2022年11月18日~22日

渡りの終盤に石垣島と西表島にやってくる珍鳥、そして種に格上げされる予定のヤマガラの亜種オリイヤマガラを見ようというツアーです。

 

1日目。羽田空港発、那覇空港発の飛行機が大幅に遅れましたが、無事揃い、スタートしました。

まずはオニアジサシを見に行きました。しかし、お留守だったので、白いクロサギなどを観察。続いては、田んぼへ。そろそろ稲刈りの時期の田んぼでは、なんと、石垣島的珍鳥のコハクチョウにご対面。暑そうです(笑)セイタカシギやツルシギ、クサシギなど忙しそうに採餌中でした。他、ツメナガセキレイやベニバトを探すもいないようです。

コハクチョウ(撮影:上山功夫様)

 

続いて薄暗い公園でズグロミゾゴイを見ました。幼鳥が2羽いましたが、虹彩の色が1羽は暗色、もう1羽は淡色でした。この違いは何なんでしょう?

更に移動途中でアカガシラサギを見つけました。地味な冬羽をじっくりと観察できました。

アカガシラサギ(撮影:上山功夫様)

今度はまだいるらしいアカツクシガモに挑戦です。でも、見つけた途端に飛ばれてしましました。ものすごい警戒心です。同じ場所にハシビロガモ、コガモ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、セイタカシギ、アオアシシギなどがいました。その他、タシギが飛び出し、草むらからはヒクイナの声もしました。

また移動し、マガン、そしてカリガネを見ました。ハイイロガンもいるらしいのですが、見当たらず。コハクチョウに続き、ガンまでいるとは、南の国に来た感じがしません(笑)

この日最後はクロヅル。その移動中に運よく、白いクジャクとヤエヤマオオコウモリを観察できました。クロヅルはアカツクシガモ同様、見つけた途端、飛ばれて、飛んだ姿だけはじっくりと観察できました。

白いクジャク(撮影:上山功夫様)

2日目。昨日、見られなかったハイイロガンを探しに行き、あっさりと見ることができました。マガン、カリガネも健在です。水面に映るハイイロガン、とても綺麗でした。

ハイイロガン(撮影:上山功夫様)

カリガネ(撮影:上山功夫様)

マガン(撮影:上山功夫様)

昨日、飛ばれて終わったクロヅルにも再挑戦。この日は近くでじっくりと観察。

クロヅル(撮影:上山功夫様)

その後はアカツクシガモをまた見て、さらに別の場所でクロハラアジサシの群れも見ることができました。

アカツクシガモ(撮影:上山功夫様)

クロハラアジサシ(撮影:上山功夫様)

今度はカンムリワシの幼鳥を探しです。しかし、見当たらず。今年はあまり繁殖しなかったのでしょうか?お昼を挟んで、移動中に飛翔するツバメチドリの群れや大きなミミズを食べるズグロミゾゴイを観察。

ツバメチドリ(撮影:上山功夫様)

ズグロミゾゴイ(撮影:上山功夫様)

移動して、ツメナガセキレイを探します。数羽のムナグロとたくさんのツメナガセキレイを見ることができました。まだ夏羽が残った黄色い個体も何羽かいました。

今度は海岸へ移動して、シギチの観察です。メダイチドリを中心に、シロチドリ、ムナグロ、キョウジョシギ、キアシシギなどが400羽以上はいたでしょうか?その中にオオメダイチドリも複数入っていました。クロサギも白色型、黒色型の両方を見ることができました。

オオメダイチドリとメダイチドリ

最後はカタグロトビ。なかなか見つかりませんでしたが、ようやく電線に止まっている個体とホバリングしている個体を見ることができました。

この記事を書いた人

簗川 堅治 やながわ けんじ
1967年生まれ。山形県在住。日本野鳥の会山形県前支部長。「何しったのやぁ?こだい寒いどごで(何してるんですか?こんなに寒い所で)」「鳥ば見っだのよぉ(バードウォッチングです)」「こだい寒いどぎ、ほだなどさ、鳥あて、いだんだがしたぁ?(こんなに寒い時にそんな所に鳥がいるんですか?)」私の地元では、こんな会話が日常茶飯事です。鳥はいつでもどこでも楽しめます!見て、聞いて、撮って楽しんでもらうのはもちろん、ほっこりとした温かい時間を過ごしてもらえるように山形弁でがんばります。おらいの(私の)島、飛島さもきてけらっしゃい(飛島にもきてください)!

初冬のみちのく 宮城・山形の海から山まで目指せ120種!

Report by 簗川堅治 / 2021年12月2日~5日

本格的な積雪を前に、冬鳥も揃ったみちのく宮城県、そして山形県で多くの鳥を楽しもうというツアーです。

 

冬型の気圧配置で天候が心配されましたが、ツアー開始前には穏やかになりました。まずはガイド簗川の地元でアオシギです。こちらは難なく観察することができました。しかし、あまりのカモフラージュさに、望遠鏡を使っても「どこ、どこ?」となる場面もありました。さすが、アオシギです!

アオシギ(撮影:高後洋子様)

 

マガモ、コガモ、そして数羽のヨシガモがいる沼をほんの少しだけ観察し、伊豆沼へと向かいました。冬型の気圧配置なので太平洋側は晴れです。伊豆沼ではハクガンを探しましたが、ガンの大きな群れ自体がほとんどおらず、四苦八苦しました。あきらめて移動する時に、遠くで大きな群れが飛び立ちました。と同時に、2羽のハクガンを発見!ところが、段々遠くなり、よく見ないうちに行ってしまいました。残念。

続いてカリガネのポイントに行きました。もうお馴染みの場所です。こちらもいることはいたのですが、遠い。それでも望遠鏡で餌をついばむカリガネの家族を見ることができました。

 

カリガネ

 

最後はもちろん、ガンのねぐら入りです。まずはコチョウゲンボウのねぐら入りを待ちます。いつの間にか現れ止まっていました。♂のようです。今度は、遠くから続々とガンの大群がやってきました。一体、どこにこんなにいたのかと思うくらいです。

場所を変え、さらにねぐら入りの観察です。頭上、そして目の前に次々にガンがやってきます!シジュウカラガンもたくさんいるようです。そして、何かがあったのか、一斉に舞い上がりました。ものすごい数です。上空を一周して、再び沼に舞い降りました。いつもながら、この何万羽というガンのねぐら入りは、本当に感動的です。

 

ツアー2日目

当然、ねぐら立ち観察です。蕪栗沼に行きました。シジュウカラガンの大群が水面見えます。そして、日の出の時刻に地響きを伴い数万羽のガンが飛び立っていきます。ある群れは北東に、またある群れは南東に、南西に…真上も通過し、ただただ「すごい!」の一言です。

シジュウカラガンとマガン

 

朝食後は、昨日、チラッとしか見られなかったハクガンを探しに行きましたが、残念ながら出会えず。再び蕪栗沼に。今度は散策路を歩き、ベニマシコ、ジョウビタキ、シメなどの小鳥類や亜種オオヒシクイやチュウヒを観察しました。

ベニマシコ(撮影:高後洋子様)

オオヒシクイ(撮影:森久美子様)

チュウヒ(撮影:森久美子様)

午後は南三陸でコクガンです。その前に東日本大震災で犠牲になった大川小学校へ立ち寄り、津波のおそろしさ、むごさを実感しました。そんな中、オオワシが真上を通過していきました。

震災直後は、港にたくさんの海藻が生え、コクガンが漁港にたくさん入りました。しかし、港の工事が終わった今は、昔のようにちょっと沖の養殖場にいることが多くなりました。それでも、一ヶ所の漁港で25羽以上のコクガンを比較的近くでじっくり観察することができました。オオワシやワシカモメの姿もありました。

コクガン(撮影:高後洋子様)

ツアー3日目

天気予報通り、朝から雨降りです。雨の中、最上川河口へハクチョウのねぐら立ちを見に行きました。こんな天気の時は、ハクチョウのねぐら立ちもゆっくりなので、日の出時刻を過ぎても飛び立ちません。その代わり、ゆっくりと観察できる利点はあります。ここのところの大雨で増水して中洲がなくなったためか、ハクチョウの数はかなり少なめです。コハクチョウがほとんどなので、亜種アメリカコハクチョウを探しました。それっぽい個体はいましたが、ちょっと黄色部が広めなので、合いの子のようです。

 

朝食後は、海岸沿いを回りました。ヒメウやハマシギなどを観察。その後、田んぼでミヤマガラス、そしてオオワシを見ることができました。柿の実にくるムクドリの群れやツグミなども見ました。レンジャクを期待したものの、残念ながら会えませんでした。

オオワシ(撮影:吉田徹様)

お昼を挟んで、今度は大山上池下池でカモの観察です。しかし、カモは例年よりかなり少なく、ちょっとがっかり。それでも、ここの名物、トモエガモはたくさん見ることができました。その他、ミコアイサ、カワアイサ、ハシビロガモなども見ました。オジロワシもいるはずですが、あちこち探しても見当たらず。

続いて、また海岸です。カモメ類はほとんどおらず、期待はずれな感じはありましたが、ウミウ、スズガモ、そしてシノリガモとウミアイサを楽しむことができました。

シノリガモ(撮影:吉田徹様)

帰り際、オオワシの近くに止まるオジロワシも見られましたし、柿の実のそばでは2羽のオオタカも見ることができました。

オジロワシ(撮影:吉田徹様)

ツアー4日目

最終日です。まずは沼でカモ類です。トモエガモを納得いくまで観察。マヒワ、アトリが上空を通過して行きました。

トモエガモ

今度はスペシャルメニューで、急きょ、鷹匠の家へ訪問し、鷹狩りに使うイヌワシ、クマタカなどをじっくり見せてもらい、目の前のワシとタカに大興奮!そして面白い鷹匠の体験話に思わず笑顔になりました。

 

最後は、初日のアオシギにまた挑戦しましたが、あいにく見ることはできませんでした。残念。

目標の120種には及びませんでしたが、初冬のみちのく宮城・山形の海から山までたくさんの鳥に出会うことができました。4日間、大変お疲れ様でした。

この記事を書いた人

簗川 堅治 やながわ けんじ
1967年生まれ。山形県在住。日本野鳥の会山形県前支部長。「何しったのやぁ?こだい寒いどごで(何してるんですか?こんなに寒い所で)」「鳥ば見っだのよぉ(バードウォッチングです)」「こだい寒いどぎ、ほだなどさ、鳥あて、いだんだがしたぁ?(こんなに寒い時にそんな所に鳥がいるんですか?)」私の地元では、こんな会話が日常茶飯事です。鳥はいつでもどこでも楽しめます!見て、聞いて、撮って楽しんでもらうのはもちろん、ほっこりとした温かい時間を過ごしてもらえるように山形弁でがんばります。おらいの(私の)島、飛島さもきてけらっしゃい(飛島にもきてください)!