渡りの本流!韓国の離島バードウォッチングツアー【後編】

Report by 大西敏一&五百澤日丸 / 2025年5月3日~7日

5月6日:4日目 / Report by 五百澤日丸

この日は島での最終日です。船の席が連休ということで発売日でも満席だったため、やむなく朝一番の船で帰るため、早朝から1時間弱しか鳥見も出来ません。それぞれパッキングして朝食後、フェリー乗り場まで向かいます。宿の周辺では相変わらず鳥は多くいます。後ろ髪引かれる思いで離島にさよならです。

7時30分、離島を後にしました。帰りもうねりは多少あったものの、快適な船旅でした。12時前に韓国本土に到着、そのまま昼食場所へ向かいます。連休最後の日ということもあり、道路も激混みでした。昼食の後は、2時間ほど南へ行った干潟や湿地のある場所へ移動しました。干潟はまだまだ干潮で、遠くまで干潟が広がっています。ホウロクシギやトウネンなど様々なチギ・チドリ類、ズグロカモメの夏羽、遠くにはカラシラサギも確認しましたが、なんせ遠くて大変です。後背地の疎林や草地ではダルマエナガ、繁殖中のジョウビタキなどを観察しました。日本でも近年、ジョウビタキの繁殖確認が増えていますが、韓国では昔から普通に繁殖していて、それも平地でもどこでも見かけます。

コイカル、コムクドリ、シベリアムクドリ、シロガシラ水浴び後(五百澤撮影)
シベリアムクドリ群飛(五百澤撮影)

なぜ、日本はまだ高原のような標高がやや高い位置でしか見られないのか不思議に感じています。夏の暑さは、日本と変わりの無い韓国では、町中や港のそばなどごく普通に繁殖しています。そんな違いも興味深いところです。そしてコガラはほとんどいないけれど、ハシブトガラは町中でも普通にいます。韓国で繁殖する鳥について、日本との違いにその面白さがあり魅力を感じるときでもあります。やや日も傾いてきたところで、北へ向かったところの海中道路を挟んだ内陸側の湿地が見えるところで観察です。その池にはいかにも内陸湿地を好む、ツルシギの群れ、オグロシギ、セイタカシギ、クロツラヘラサギの小群、クロハラアジサシ、シマアジなどがいました。後背地の田んぼを耕したばかりのところでは、マガンと亜種ヒシクイなど200羽強が降りていました。光線具合もよく存分に観察を楽しみました。18時、本日はここで終了です。

アカガシラサギ(五百澤撮影)

 

この日確認した鳥:115種

 

 

5月7日:最終日 / Report by 大西敏一

最終日は朝探が無く、のんびりです。朝食は7時から。3日ぶりの洋食バイキング。これまでの探鳥が良かったのでコーヒーが美味しい。8時にチェックアウトし、昼までの短い探鳥へ出発しました。今日は車で行ける2つの小島へ。

韓国本土から橋で歩いて渡れる離島
橋で歩いて渡った離島の風景

途中干潟でカラシラサギやホウロクシギ、オオソリハシシギなどを観察しているとシロガシラが鳴いています。韓国ではすっかり定着してしまった感がある鳥です。沖の小さな岩礁にはクロツラヘラサギの小さなコロニーがありました。ほどなく現地に到着。プチ離島気分が味わえます。予定では集落周りの農地で鳥見するつもりでしたが、道路を作るため造成されていました。ここでも人の手が入り、生き物の住処が失われていてとても残念です。

もう一つの場所も観光地になっていますが、多少鳥は見られそうです。雑木林で猫にモビングするカササギを見ていると突然シマゴマの声が。粘って姿を探しますが手強く、ちらっとでも姿を見られた方はラッキーでした。小さな林ではキマユムシクイが多く、そこかしこで囀っています。コサメビタキ、チョウセンウグイス、カラアカハラ、シベリアアオジやキマユホオジロ、シロハラホオジロ、アカゲラなどが出現し、再びシマゴマが鳴き始めます。複数いるようだ。赤い鳥が目の前に出てきたのでシマゴマかと思ったらダルマエナガでした。比較的見やすい個体が3羽ほどいて、バッチリ写真に収めた方もいらっしゃいました。

キマユムシクイ(藤田正昭さま撮影)
キマユホオジロ(藤田正昭さま撮影)
ダルマエナガ(藤田正昭さま撮影)
シベリアアオジ雄(大林修文さま撮影)

お昼が来たので探鳥の道中にあったお店で海鮮チヂミや餃子、にゅうめんなどをいただきました。帰りの便は関空行きが早いため、これにて探鳥は終了です。食後、仁川空港へ向かい、そこで私、大西だけが皆さんとお別れになりました。

海鮮チヂミなど

この日確認した鳥:69種

 

今回の離島ツアーは天候にも恵まれ、島での鳥も非常に多く、観察種も186種と申し分ない探鳥になりました。これだけの数の渡り鳥を目にできたのは、20年以上韓国に通っていてもそうあるのではありません。まさに渡りが大爆発したという表現がピッタリでした。とはいえ、離島のツアーには欠航というリスクが付きまといます。それでも離島に足が向いてしまうのはこういうのに出くわしてしまうからでしょうね。

来年も五百澤さんとのタッグで離島ツアーを行う予定ですので、皆さまよろしくお願いたします。

 

この記事を書いた人

大西 敏一 おおにし としかず
1961年生まれ。大阪府在住。野鳥歴45年。フリーランスとして鳥類調査をメインに執筆、講演、ツアーガイドなどに携わる。離島の渡りに関心があり、韓国の島嶼にも長年通い続けている。シギ・チドリ類やムシクイ・ヨシキリ類などが好み。主な著書に「日本の野鳥590/650」(平凡社)、「世界のカワセミハンドブック」(文一総合出版)などがあり、協力図書も多い。

この記事を書いた人

五百澤 日丸 いおざわ ひまる
新潟県在住。(有)レイヴン・所属。鳥類調査を中心に、執筆、写真撮影、ツアーガイドを行う。一番の関心事は、ヒマラヤ山脈から台湾・南西諸島・朝鮮半島・日本にかけての鳥類の分類・分布。主な著書に「日本の鳥550 山野の鳥 増補改訂版」(共著/文一総合出版)、「日本の野鳥650」(共著/平凡社)など。他にも著書多数。

渡りの本流!韓国の離島バードウォッチングツアー【前編】

Report by 大西敏一&五百澤日丸 / 2025年5月3日~7日

5月3日:初日 / Report by 五百澤日丸

今年も韓国離島ツアーがやってきました。このところのツアーは天候に恵まれないこともあり、不安な気持ちもありましたが、多くの鳥たちに会えることを期待しつつ仁川国際空港へ向かいました。

関空組は私一人なので参加者の皆さんとは仁川で顔合わせです。仁川に到着するとあいにく雨。午後からの回復予報を期待しつつ、中部からご参加の方々と合流し談笑していると、成田便が遅延との一報が。現地添乗の朴さんといつものドライバーさんとも合流し、ファストフード店でしばし待機。13時過ぎに成田組の方たちが到着する頃にはすっかり雨も上がっていました。これは幸先が良いぞ。皆さん機内食が出ていたので昼食はパスし、ホテルに向かい、荷物を置いて早々に探鳥に出かけました。

まずはいつものクロツラヘラサギの繁殖する場所へ。調整池のど真ん中の人工島でクロツラヘラサギとモンゴルセグロカモメが繁殖しています。例年ならこの時期は両種とも可愛いヒナの姿が見られるのですが、今年はまだ抱卵中のようです。気温の低い日が続いたからかもしれません。そこではアカツクシガモ、セイタカシギ、コガモに混じるシマアジなども観察。定番のダルマエナガはなかなか手ごわくて写真が難しそうです。

調整池に浮かぶ人工島
セイタカシギ(藤田正昭さま撮影)

その後、クロツラヘラサギが至近距離で見られる湿地公園へ移動。お約束どおり、本種が近い。散歩の人が通るすぐ横で採餌していて、スマホでも撮影できそうです。セイタカシギもすぐ近くにいます。1枚の田んぼにバンが10羽もいる場所があり、デイスプレイや争いなどいろいろな行動が見られて楽しめました。他にはアカハラツバメ、ヒバリシギ、タカブシギなどが見られました。

クロツラヘラサギ(C)五百澤日丸
アカハラツバメとツバメ(大林修文さま撮影)

初日最後の探鳥は干潟で。以前、ホウロクシギなどが数百いた場所ですが、干潮のタイミングだったようで、多くのシギチは遠くで蠢いていました。それでもダイゼン、オオソリハシシギ、ダイシャクシギ、ホウロクシギなどはそこそこの距離で観察ができ、特にズグロカモメの夏羽がひっきりなしに目の前を飛び回り、干潟でシャコの仲間などを捕って食べる場面もありました。気温が低いうえ、風が強く、寒くなってきたので長居はせず本日の探鳥を終了。

夕食はいつもの店でサムギョプサルです。明日は皆さんと渡島できることを願って美味しくいただきました。

ズグロカモメ成鳥夏羽(大林修文さま撮影)
サムギョプサル

この日確認した鳥:56種

 

5月4日:2日目 / Report by 大西敏一

朝起きて、真っ先に空と風を確認した。快晴でほぼ無風。これなら船は出そうです。ホッと胸をなで下ろしながら、ホテルの朝食会場へ行くと、皆さん、すでに朝食バイキングへと集まっておられました。出航が9時なので、朝食は6時30分からです。今日は離島に渡ることが最優先のため、早朝の探鳥はご遠慮いただきました。朝食後、専用車にてフェリーターミナルへと向かいます。

韓国も連休2日目となっているので、道路もやや混んでいます。ターミナルの駐車場も満車で入れません。外で下ろしてもらい荷物を持って乗り場へと向かいます。中に入るとものすごい混雑ぶりで、座る場所もありません。たくさんある離島の船乗り場なので、みんながみんな、同じ離島ではないので、心配はありませんが、それでも満席とのことでした。8時40分、乗船し指定席に座ります。9時に出港すると鏡のような海面を滑るように走ります。船酔い止めはいつも飲みますが、この日は飲まなくても大丈夫そうでした。黄海は海鳥がいつも少なく、ずっと探していてもほとんどいなくて疲れるだけで後悔します。モンゴルセグロカモメとウミネコ、カワウ(亜種が気になるところです)、ウミウ程度で、参加者の中でヒメウも確認されました。12時30分、目的の離島に無事に到着しました。これで一安心です。今回の宿は以前もお世話になってペンションで、そちらの迎えのバスに乗り込んで、まずは宿に入ります。荷物を置いたら昼食会場へ行って腹ごしらえです。

今回の離島のペンション
ウミネコ

 

13時30分、昼食後、宿に戻りひと休憩して観察機材を各自準備していよいよ探鳥の開始です。宿の周りには林、荒れ地、農耕地があり、集合中、宿の木にとまっているシベリアムクドリ、キマユムシクイ、バフマユムシクイ、ヤナギムシクイと次々と鳥たちが出てきます。始めから渡りパワー?全開で参加者もガイドもどうして良いのかわからなくなるような嬉しい悲鳴が続きました。

離島の環境(荒れ地)
シベリアアオジ(五百澤撮影)

 

まずは宿の前の荒れ地を見ながら舗装道路をゆっくりと進みます。足下から次々と小鳥たちが現れては藪に入ります。地面で草本の種子を一生懸命についばんでいます。シベリアアオジ、コホオアカが中心で、キマユホオジロ、シマノジコ、シマアオジなどなど。その数は日本の離島の比ではありません。シベリアアオジやコホオアカなど各1,000羽は楽にいる感じだし、シベリアムクドリも200羽程度の群れでいます。チョウセンメジロも20羽程度の群れが飛んできて目の前の桜の低木に入り、一気に盛り上がりました。空を見ると、ハチクマとサシバが結構な柱を作り、東から西へと渡っていきます。その中にアカハラダカやアカアシチョウゲンボウの姿も確認できました。大西さんがノゴマやアカモズを説明していると、こちらでアリスイやハリオシギなど出て、どこを見たら良いのかわからなくなるほどでした。

ノビタキ(五百澤撮影)
ハチクマ(五百澤撮影)

 

こうしてあまり歩く前に時間は過ぎていき、あっという間に夕方になってしまいました。終了間際、チャキンチョウが1羽飛んでいく姿を見ましたが、去った方向を探しても見つからず・・・。日没は日本より西にあるだけ(時差はない)、まだまだ明るかったのですが、18時30分に夕食の時間となり、本日はここで、終了です。

 

この日確認した鳥:106種

 

 

5月5日:3日目 / Report by 五百澤日丸

後述しますが本日は渡りが大爆発した一日でした。いつどこを見ても鳥がいる状況で長年韓国に来ていますがなかなかお目にかかれない、素晴らしい鳥見の一日でした。

今日は島に一日滞在して探鳥ができる日です。朝5時半に探鳥へ出発。空は昨日とうって変わり曇天で霧も出ています。このような天気の時は渡り鳥たちが島に降りてくる可能性が高く、ときに大当たりになることがあるのです。昨日のコースを逆に辿りながら回ってみることに。いきなり道端からハリオシギが飛び出し、コイカルやサンショウクイが群れで飛びます。ツツドリ、カラアカハラ、キマユムシクイなどがよく囀っています。オウチュウは複数で出現。昨日五百澤さんが見たチャキンチョウ目当てに定点観察をしているとマミジロキビタキの雄が現れ、端ではムジセッカが囀り始めました。上空を見上げるとマミチャジナイとカラアカハラの大群が何度も渡っていきます。明らかに小鳥類が増えてきている感じです。水田地帯に抜ける途中でシロハラクイナやシマノジコを確認。まだ水が張っていない田んぼでは、ツメナガセキレイ3亜種、アカガシラサギ、シマアオジなどをじっくりと観察しました。朝探だけで61種を観察。

コイカル・シベリアムクドリ・コムクドリ・シロガシラの水浴び(大林修文さま撮影)
オウチュウ(大林修文さま撮影)
マミジロツメナガセキレイ(大林修文さま撮影)

 

朝食のメインはカレイの煮つけ。ゆっくりと食事をしたあと9時半から探鳥を再開。宿前の電線にはシベリアムクドリが飛来し、桜にはアカマシコの群れも現れたので皆さんで観察。宿前の空き地を歩くとマミジロタヒバリやジシギが飛び出します。綺麗なノゴマの雄の姿も。ツメナガセキレイやホオジロハクセキレイを見ているとケリが1羽佇んでいます。本種は離島でたまに見られる珍鳥です。ムクドリ類の声がするので見ると数十羽の群れが飛んできて木に止まりました。なんとほとんどがシベリアムクドリ!カラムクドリも混ざっています。さながらシベリアムクドリがなる木には皆さん大興奮。遠くの電線にも群れが止まっています。

アカマシコ雄と雌(藤田正昭さま撮影)
シベリアムクドリのなる木(藤田正昭さま撮影)

その後、カラアカモズやマミジロキビタキなどを見たあと、海岸でしばしカモメウォッチング。ウミネコが多く、モンゴルセグロカモメの姿もちらほら。ひときわ背中の色が濃い個体がいたので見ると足の色が黄色い。ホイグリンカモメかと思いましたが、そこまで背中が濃くないのでtaimyrensisタイプでしょう。成鳥の初列風切はすべて換羽している点もモンゴルセグロカモメと違うポイントです。ここではミヤコドリやタイワンハクセキレイなども近くで観察しました。海岸横の小さな公園もポイントです。草地にはシマアオジやキマユホオジロ、コホオアカなどがいます。コイカルの声のする方を見ると数十羽木に群がっています。シベリアムクドリやシロガシラも羽繕いをしています。どうもそばに水たまりがあり、そこで水浴びしたものが木に移って休んでいるようでした。結局、午前中だけで103種を観察しました。

モンゴルセグロカモメ第1回冬羽(藤田正昭さま撮影)
シマアオジ雄(藤田正昭さま撮影)

 

昼食は豆腐チゲ。スープがとても美味しい。朴さんのコーディネイトで辛いのが苦手な方も安心して美味しい韓国料理が食べられるのもこのツアーの良いところです。食事を終えて店を出ると近く木にマミジロキビタキが止まっています。と、「クロウタドリ!」と五百澤さん。見ると目の前の畑に雄がいます。コウライウグイスも数羽飛んできます。少しも気が抜けないのが離島の渡りです。宿に戻り、バスから降りると今度はブッポウソウが10数羽飛来して木に止まりました。私は宿にカメラを置いて食事に出ましたが、私がカメラを持っていないと必ず何かが出るジンクスは健在で、皆さんに「今後はカメラ無しでお願いします」と言われ大爆笑でした。

マミジロキビタキ雄(藤田正昭さま撮影)

少しの休憩を挟み、14時から探鳥スタートです。オジロビタキが宿裏にいたようでお客さんが綺麗な雄を撮影されていました。宿前の電線には奇麗なシベリアムクドリの雄が止まっています。午後は少し遠出をして以前のツアーで色々と見られた島の南部の集落を目指すことに。しかし現地に着いて驚きました。ここ数年の間に風景が変貌しており、良かったポイントは軍施設のフェンスで仕切られていたり、農地には住宅がいくつも建っていて探鳥ポイントが無くなっていました。これは島だけのことではなく、本土側でも様々な理由で探鳥ポイントが失われているのはとても残念なことです。

オジロビタキ雄(大林修文さま撮影)

早々にその場を離れ、ある程度戻った位置から徒歩で水田地帯を進みながら宿まで戻るコースに変更。幸い今回は鳥影が濃いので歩きながらじっくり探す方が色々と見られそうです。途中、軍人さんから職務質問を受けるハプニングを挟みながら探鳥が進みます。キマユムシクイやマミジロキビタキが増えていて、後者を撮りたかった方も無事カメラに収められたようです。畑と隣接するブッシュにイワミセキレイが出現。皆さん色めき立ちます。独特の声も聴かれました。ここではオジロビタキやアムールムシクイ、シマノジコ、シロハラホオジロ、アカガシラサギなども見られました。

イワミセキレイ(大林修文さま撮影)

 

ふと空を見上げると断続的にブッポウソウの群れが飛んでいきます。一体、何羽通過して行くのでしょうか。水田地帯を歩くとアカガシラサギが何度か出現。田植え前の田んぼではシマアオジの雄やハリオシギ、ツメナガセキレイ3亜種などを観察。シベリアアオジやコホオアカはどこにでもいます。昨日のチャキンチョウポイントで定点観察をしているとブッポウソウとコウライウグイスの群れが飛来し、木に止まったのを皆さんとじっくり観察。宿には18時過ぎに戻りましたが、再びブッポウソウの群れが。数えると70羽以上。コウライウグイスもわらわら飛んでいきます。今日一日でブッポウソウはゆうに300羽以上は見られたし、シベリアムクドリに至っては一生分見たような感じでした。

シマノジコ雄(大林修文さま撮影)
コウライウグイスとブッポウソウ(大林修文さま撮影)

本日の夕食はペクスクという地鶏を使った鍋です。参鶏湯のようにナツメグなど漢方的なものやコウタケなどが入っていて美味しい。今日のような鳥だらけの島にはずっと居たいですねと皆さんと乾杯。食事が終わり店を出ると遠くコノハズクが鳴いていました。

ぺクスク

この日確認した鳥:116種

 

後編に続く………

この記事を書いた人

大西 敏一 おおにし としかず
1961年生まれ。大阪府在住。野鳥歴45年。フリーランスとして鳥類調査をメインに執筆、講演、ツアーガイドなどに携わる。離島の渡りに関心があり、韓国の島嶼にも長年通い続けている。シギ・チドリ類やムシクイ・ヨシキリ類などが好み。主な著書に「日本の野鳥590/650」(平凡社)、「世界のカワセミハンドブック」(文一総合出版)などがあり、協力図書も多い。

この記事を書いた人

五百澤 日丸 いおざわ ひまる
新潟県在住。(有)レイヴン・所属。鳥類調査を中心に、執筆、写真撮影、ツアーガイドを行う。一番の関心事は、ヒマラヤ山脈から台湾・南西諸島・朝鮮半島・日本にかけての鳥類の分類・分布。主な著書に「日本の鳥550 山野の鳥 増補改訂版」(共著/文一総合出版)、「日本の野鳥650」(共著/平凡社)など。他にも著書多数。

渡りの本流!韓国・春の離島【2本目・後編】

Report by 五百澤日丸 / 2023年5月2日~7日

 

ツアー4日目

今日は韓国のこどもの日です。どこも人や車で混雑する見込みです。朝起きると・・・信じられないことに強風、雨、霧と3悪の天候です。これはどうみても今日も欠航だろうと思いました。案の定、すぐに欠航連絡がありました。今日行けないとなると、もうほぼ終わりです。明日、行けたところで、7日の飛行機には間に合いません。絶望の中、このあとどうするかを、今日も総力をあげて考えます。雨が強いので、まずは鳥のセンターに向かいました。ここでは韓国の鳥の剥製を見学し、近くの人工塔の上で繁殖するコウノトリの2羽のヒナと成鳥を観察しました。詳しくは分かりませんが、どうやらこのコウノトリは日本で増えた一部がやって来ているようでした。

人工塔の上の巣とコウノトリ

この悪天なら、離島では普通鳥たちがたまっていくので、昨日、ほとんど鳥がいなかった岬も同様に鳥が入ってきているのではないか、ということで岬へ向かいます。さらに暴風ぎみになってきてガスも濃くなってきました。観察には辛い状況ですが、きっと、鳥は増えているはず、と期待に胸が膨らみます。現地に着くと、視界も200mもないような濃霧となっていました。畑は林縁を探すと、やはりいました。シベリアアオジ、キマユムシクイ、アムールムシクイ、シマノジコなどが確認でき、少し盛り上がりました。海の方からは続々と鳥が入ってきている感じでした。そして、クロウタドリが出現し、この日の一番の盛り上がりをみせました。島に渡れなかった韓国のバーダーたちも、この地に数人来られて、一緒にクロウタドリを観察しました。やはり皆さんも苦労されたようです。この岬の付け根にあるホテルを何とかとることも出来て、明日の朝に期待して各自、部屋に戻るのでした。
この日は66種確認しました。

シマノジコ

ツアー5日目

今日も起きると宿の周辺は、濃いガスの中でした。これはいい条件だ、と部屋の窓を開けて外を見ていると、すぐそばでシマゴマの声がしたので、外に出てみました。霧雨が結構強く降っていて、なかなか辛い状況でしたが、朝食前に、皆で歩いて探鳥です。ポイントにつくと、ツメナガセキレイの夏羽が数羽、タイワンハクセキレイも数羽、ハリオシギが裸地に見られ、畑には、コホオアカ、シロハラホオジロ、キマユホオジロ、ノジコ、ムネアカタヒバリ、コサメビタキと続々と出現し、ようやく「らしい」状況となりました。

ダルマエナガ
コイカル

ヒタキ類がさっぱりで残念ではありましたが、今日もクロウタドリが出現し、昨日よりもじっくり観察出来て本当に良かったです。朝食の後は、霧雨から土砂降りに近い状況になったので、昼近くまで宿でしばらく休憩を取ることにしました。午後になり雨も少し落ち着いてきて、15時まで岬のポイントで楽しみました。このあと、仁川に向けて北上しました。多少、渋滞しましたが、ほぼ予定通りに仁川に到着し、夕食を取った後、ホテルに入り休みました。考えてみると、もし、初日に島に渡ることが出来ていたとしても、この日も欠航だったため、我々は島流しにあい、帰れなくなるところでした。そう思うと、ゾッとするのでした。いいのか、悪いのか、複雑な心境になりましたが・・・。
この日は49種確認しました。

クロウタドリ
クロウタドリ

 

ツアー6日目

今日は曇で、雨も上がりまあまあの天気です。ホテルで朝食後、荷物を積んで出発しました。ツアー最終日です。まずは、ソウルの郊外西方にある水田地帯へ向かいます。ここでは夏羽のクロツラヘラサギを間近に見ることが出来る場所です。到着すると、その水田地帯に隣接する丘の林からシマゴマの声がたくさんしています。こちらも荒天続きだったせいか、鳥たちが入ってきているようでした。しかし、その姿をみることは出来ませんでした。水田地帯では、タカブシギやヒバリシギ、オオヨシキリなどを堪能しました。次は最後の探鳥地、クロツラヘラサギの繁殖地に向かいます。現地に着くと、クロツラヘラサギの巣には雛がだいぶ大きくなっているものや、生まれたてのような可愛いヒナが見られました。モンゴルセグロカモメもヒナが孵っています。近くの松林ではシマノジコやシマゴマがいましたが、姿は一瞬で、不完全燃焼でした。これでタイムアップです。関西方面は飛行機の時間が早いため、先に大西さんと、戸塚さんを空港でお別れし、残りは空港の滑走路を望む食堂で最後のお昼ご飯、キンパ(韓国風太巻き)を食べてから空港に向かいました。その上空を1羽のブッポウソウがフワフワと飛んでいく姿を最後に、ツアーは終了しました。

クロツラヘラサギ
クロツラヘラサギ

この日は57種でした。6日間のトータルは、129種という結果となりました。
今回は、一度も島に渡れず、極めて残念でした。天候にはどうしても勝てませんでした。来年は欠航が少ない島に行く内容にしようと考えております。どうか宜しくお願い致します。

この記事を書いた人

五百澤 日丸 いおざわ ひまる
新潟県在住。(有)レイヴン・所属。鳥類調査を中心に、執筆、写真撮影、ツアーガイドを行う。一番の関心事は、ヒマラヤ山脈から台湾・南西諸島・朝鮮半島・日本にかけての鳥類の分類・分布。主な著書に「日本の鳥550 山野の鳥 増補改訂版」(共著/文一総合出版)、「日本の野鳥650」(共著/平凡社)など。他にも著書多数。

渡りの本流!韓国・春の離島【2本目・前編】

Report by 五百澤日丸 / 2023年5月2日~7日

 

ツアー1日目

韓国の離島に大西敏一さんの誘いのお陰で渡ってから、早13年が経ちました。コロナ禍のため4年ぶりのツアーとなりました。4月25日の1本目のツアーについで、2本目のツアー開始です。
現状では成田発、仁川着の飛行機が15:50着という夕方になるため、初日はホテルへの移動のみとなりました。1本目のツアー後は、大西さんと仁川にて1日の休日を挟んでホテル待機でした。成田から8名様を空港でお出迎え、無事に合流しました。今回は、来年のために下見で参加する写真家の戸塚学さんも一緒です。総勢、11名は一路、ホテルに向かいます。車中から見掛けた鳥や、高速道路のサービスエリアに隣接するちょっとした林を覗いた程度でしたが、この日は29種ほどを確認しました。だいぶ暗くなっていたとはいえ、時差は無いものの日本よりやや西側になるのでまだ多少明るかったのは救いでした。夕食は参鶏湯を食べてからホテル入りしました。明日の船に向けてゆっくり休みます。

参鶏湯

 

ツアー2日目

朝起きると、晴れていて風も微風。これは文句なしの出航日和です。期待を胸に朝食会場まで歩いて行きます。気持ちの良い朝です。潮の関係で、船は午後便となってしまったが、韓国本土も見どころはいっぱい、余裕の気持ちで朝食をとりました。ところが、その期待の午後便も欠航する、との連絡が入ってしまいました。過去に潮の関係で欠航になったことはありませんでした。聞くところによるとかなりの大潮で、港に船が入れないから、というところのようです。しかたが無いので朝食後、今回の旅の目玉のひとつである、ワシミミズクのポイントに向かいます。1本目のツアーで行った場所と同じところです。1本目のツアーレポートの中で大西さんが書いておられるように、マナーの悪い一部の地元カメラマンのせいで?すぐに逃げてしまう場所になってしまいましたが、遠くから何とか成鳥とヒナを全員で見ることが出来ました。

ワシミミズクの幼鳥

早々に移動して、昼食を食べに移動します。昼食後、今度はちょうど満潮になる、河口干潟に向かいます。思惑通り、だいぶ満ちてきていてシギ・チドリ類は結構近いところに集まってきています。ホウロクシギが多い。ダイシャクシギもいる。チュウシャクシギ、キアシシギ、ソリハシシギ、オオソリハシシギ、オグロシギ、ウズラシギ、トウネン、ハマシギ、エリマキシギ、アカアシシギ、シマアジ・・・などなど2,000羽くらいはいただろうか。十分に観察でき満喫することができました。明日はきっと大丈夫だろうと期待しながらホテル近くで夕食をとり、各自、部屋に戻りました。この日は84種確認しました。

河口干潟とシギ・チドリ類
オグロシギ群飛

 

ツアー3日目

朝起きると、空気は冷たく風が出始めている。これまでこの程度の楓は問題なく出航してきたので、大西さんも現地の人も安心していました。朝食を取っていると、なにやら現地ガイドさんの携帯に電話がなった。ガイドの朴さんの顔が曇る・・・。まさか・・・。電話を切った朴さんの話では、船会社からの連絡で午前便は欠航とのお知らせだったとこのと・・。何と言うことでしょう・・・。午後便が出航になることが決まるのは11時頃だと言うので、今度はすぐ戻れる岬へと出向く。ここは本土でも渡りの鳥が多少見られる場所です。落ち込んでいても始まらないし、今後、どうやって鳥を多く楽しめるかを考えながら進めていくしかありません。しかし、岬へ行っても鳥が少ない・・・。今、ここで少ないと言うことは、離島も同様に少ないことが予想されます。それでも離島の方が、当然、何かしらいるのは間違いないでしょう。考えてもしかたが無いので、とにかく必死に鳥を探します。地つきのダルマエナガが多少見られたのと、あとはせいぜいシベリアアオジやムジセッカの声がする程度でした。

シベリアジュリン

11時頃、朴さんの携帯に連絡が入る。固唾を飲んで遠くから見守っていると、朴さんの手が「ばってん」と、示しました・・・。午後便も欠航となったのです。ショックが大きすぎて、しばらく思考停止・・・するも、この後どうするかを考えなくてはなりません。大西さんは現地の友人とやりとりし、朴さんも知り合いの研究者からポイントを訪ね、五百澤もかつて韓国で10年ほど調査していた友人に連絡してポイントを教えて貰うなどしました。昼食後は、これらの3つのポイントを巡りましたが、やはり天候のせいでしょうか、どこも鳥が少なくて、全体的には非常に物足りないものでした。しかし、本当にどうしようもありません。それでも、カラアカハラ、シベリアジュリン、シギ・チドリ類を堪能して、宿に戻りました。旅程変更のため、本土の宿もいよいよ明日からほぼとれない状況です。不安の中、部屋に戻り、この日も終わりました。

ハシブトガラ
昼食の海鮮カルグクス

 

この日は71種確認しました。多くの情報を教えてくださった、現地のバーダーや研究者、友人に心から深く感謝致します。ありがとうございました。

この記事を書いた人

五百澤 日丸 いおざわ ひまる
新潟県在住。(有)レイヴン・所属。鳥類調査を中心に、執筆、写真撮影、ツアーガイドを行う。一番の関心事は、ヒマラヤ山脈から台湾・南西諸島・朝鮮半島・日本にかけての鳥類の分類・分布。主な著書に「日本の鳥550 山野の鳥 増補改訂版」(共著/文一総合出版)、「日本の野鳥650」(共著/平凡社)など。他にも著書多数。

夏の仲ノ御神島&石垣島アジサシ観察

Report by 五百澤日丸 / 2021年7月15日~7月18日

ツアー下見のため、4日前から石垣島に入って島内を細かく見て回りました。何度も来ている石垣島ですが、毎年同じ場所にいるとは限りません。環境の改変によって、ポイントも大きく変わるので、ツアー直前の下見は非常に大切です。心配していた海況も、非常に穏やかでクルーズ船の航行には問題が無いことを確認し、胸をなでおろしました。

 

初日、石垣空港で参加者の皆様と無事に合流しました。皆さん、挨拶もそこそこに開口一番「船は大丈夫ですか!?」でした。海況は穏やかで問題が無いことをお伝えすると、仲ノ御神島クルーズに2回行こうとして、2回とも欠航で悔しい思いをしているので心配されていたとのことでした。

 

潮の時間がちょうど良く、引き始めで干潟が拡がりつつある状況を生かして、まずは海岸へ向かいます。7月中旬にもなると、シギ・チドリ類が増え始める頃です。干潟には、トウネン、キアシシギ、アカアシシギ、キョウジョシギ、オオメダイチドリ、ダイゼンなどの姿が見られました。今回のメインとなる、アジサシ類はエリグロアジサシとコアジサシが干潟に降りて休んでいました。強い陽射しの中、真っ白い姿は暑さを忘れさせてくれるほど美しかったです。

エリグロアジサシ
エリグロアジサシ(撮影:長谷川誠様)
クロアジサシ
クロアジサシ(撮影:長谷川誠様)

続いて住宅地にある林、水田地帯、その他のポイントを巡り、リュウキュウアカショウビン、シロハラクイナ、ムラサキサギ、移入種で世界的に分布を拡げつつあるカバイロハッカなどを確認して、この日は明日に備えてホテルへ入りました。

 

翌朝、外は今日もいい天気です。皆さんの体調も万全です。朝食後、ホテルから歩いてクルーズ船へ向かいました。すでにクルーズ船のスタッフの方は準備して待っていました。以前にもお世話になった船長さんと挨拶し、今日は穏やかな海況であるとのことで、参加者の皆さんのテンションもあがります。

仲ノ神島遠景(船上より)
仲ノ神島遠景(船上より)(撮影:長谷川誠様)

石垣港を就航して、リーフ内を滑るように船は進みます。竹富島や黒島などを見ながら、所々にある灯浮標にとまるオオアジサシ、エリグロアジサシなどを観察しました。リーフを出ると、さすがにうねりが出てきます。それでも今日はかなり穏やかな方です。遠くに仲ノ御神島が見えてくると、周辺の海域にはアナドリ、クロアジサシ、カツオドリなどが飛び始めます。やがて仲ノ御神島が目の前に迫ってくると、たくさんのカツオドリが船の上に集まってきました。ごく近くを大きなカツオドリが飛ぶと迫力があります。その表情もはっきりと分かります。

仲ノ神島近景(船上より)
仲ノ神島近景(船上より)(撮影:長谷川誠様)

波の少し穏やかな場所へ入り、聳える岩壁を見上げると、白っぽいカツオドリがいます。例年、白い綿羽に覆われたカツオドリのヒナがたくさんいる時期なので、「白いのはカツオドリの幼鳥です」と説明して、双眼鏡を覗いてびっくり!しました。なんと、アオツラカツオドリの成鳥でした。それもあちこちにいます!私を含め、船上は騒然となりました。数えること、最大同時64羽のアオツラカツオドリを確認しました。これは国内でも最大級の数です。巣は確認出来なかったので、これから繁殖するのか、たまたまやってきたものなのかわかりませんでした。

アオツラカツオドリ
アオツラカツオドリ(撮影:長谷川誠様)

島を1週しながら、一番波がおだやかな場所へ行きます。セグロアジサシ、マミジロアジサシ、クロアジサシが無数に舞い、夢のようなひとときを楽しみます。島の北東側でアンカーをおろし、しばし、観察を楽しみます。斜面を飛ぶ白いカツオドリがいます。「こちらにもアオツラがいますね・・・」と、言いかけてまたしてもびっくり!しました。なんと尾が白いのです。「アカアシカツオドリです!」と、またしても予想外の展開に、皆さんと再び大興奮となりました。飛んできたアカアシカツオドリがとまった木には12羽のアカアシカツオドリがとまっているではありませんか!それも巣があり抱卵中?の個体もいます。茶色いのは幼鳥ではなく、褐色型のようです。さあ、次はネッタイチョウ類!と、期待しながら待ちますが、残念ながらそれらは出ませんでした。それでもアオツラカツオドリとアカアシカツオドリがたくさん見られただけでも十分贅沢な瞬間でした。こうしているうちに、あっという間に蛙時間となりました。アジサシ類とカツオドリ類の大コロニーの島、仲ノ御神島をあとに、心地よい疲労感の中、船は一路石垣島へと向かいました。

アカアシカツオドリ
アカアシカツオドリ(撮影:長谷川誠様)

翌日は、石垣島内の各ポイントを巡ります。穏やかな海だったとはいえ、やはり揺れない陸地は快適です。島の各ポイントを巡り、カンムリワシ、シロハラクイナ、リュウキュウツバメ、ムラサキサギ、ズグロミゾゴイ、オオアジサシ、クロハラアジサシなどを観察しました。今年は、石垣島で繁殖するアジサシ類は例年よりも少なくて、やや物足りない状況でした。ちょっと残念ですが、これも自然界のことです。来年に期待したいところです。

カンムリワシ
カンムリワシ(撮影:長谷川誠様)
ズグロミゾゴイ
ズグロミゾゴイ(撮影:長谷川誠様)
リュウキュウアオバズク幼鳥
リュウキュウアオバズク幼鳥(撮影:長谷川誠様)

最終日、皆さんにどこで何を目的に回るか相談して、そのリクエストに応える形にしました。まだ行っていない地域を中心に出現する可能性がある、オニカッコウのポイントのほか、リュウキュウアカショウビン、オリイヤマガラ、カタグロトビなどを探しました。時間があまりなかったので、粘ることは出来ず、全部は見られませんでしたが、それなりに楽しむことができました。

リュウキュウアカショウビン
リュウキュウアカショウビン(撮影:長谷川誠様)

とにかく暑くて大変でしたが、最大の目的である、チャーター船で行く仲ノ御神島クルーズが欠航することなく、無事に終了することが出来たのはなによりでした。やはり石垣島は何度来ても素晴らしいところでした。参加者の皆さん、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。

この記事を書いた人

五百澤 日丸 いおざわ ひまる
新潟県在住。(有)レイヴン・所属。鳥類調査を中心に、執筆、写真撮影、ツアーガイドを行う。一番の関心事は、ヒマラヤ山脈から台湾・南西諸島・朝鮮半島・日本にかけての鳥類の分類・分布。主な著書に「日本の鳥550 山野の鳥 増補改訂版」(共著/文一総合出版)、「日本の野鳥650」(共著/平凡社)など。他にも著書多数。