有明海から日本最大のツルの渡来地・出水へ
【2025年】後編

report by 吉成才丈 2025年12月1日~8日

まだ暗いうちにホテルで朝食を済ませ、日の出の少し前に干拓地に到着。ツルのエサを撒き始めるころにはツルにも動きがではじめ、皆さんは日の出前の「月とツルとのコラボ」、「朝焼けのツル」を撮影し始めます。

月とツル(竹村様 撮影)

ほぼ快晴で天気に恵まれた感じですが、朝焼けは少し雲があった方がアクセントがあってよいかもしれません。気温も高めだったので、焼け方は少し物足りない感じだったでしょうか..。日の出前後の撮影を終えると、つぎは電線に集まるカラス類をチェック。ミヤマガラスの大群に混じり、今年はコクマルガラスも多く見られました。コクマルガラスは全身が黒いタイプの方が多いですが、白い部分がある個体も数羽見られ、近くで撮影できたと思います。

コクマルガラス(通称・シロマルとクロマル)

カラスの次は、昨日も観察したホシムクドリを発見。昨日同様、電線にとまるムクドリの群れに、ホシムクドリ数羽が混じっていました。外観は違う印象ですが、お互いに近縁の仲間だとわかるのでしょうね。出水の鳥たちにとって電線はありがたい存在のようで、ニュウナイスズメの群れも電線にとまっていました。ニュウナイスズメはスズメと異なり、オス・メスで模様が異なるのが興味深いです。

ニュウナイスズメ

河川沿いを歩くと、カイツブリやキセキレイ、イソシギなどの水辺の種が出現。ヨシ原では、期待していたツリスガラの声が聞こえ始めましたが、ヨシ原が対岸で距離もあったため、運のよい方のみ姿を見られたようです。河川沿いをさらに進むと、ミサゴ数羽が飛翔したり電柱にとまっていたりしていました。ここも毎年ミサゴがよく出るところで、堰の周辺はエサも取りやすいようですね。昼食はコンビニで済ませ、昼前後は山のダムに行ってみました。ここのターゲットはヤマセミやオシドリ、クマタカなどですが、確実性の一番高いと思っていたカモ類が例年の1/5もいません。ちょっと焦って遠くを探すと、かろうじてオシドリも見られました。ダムは例年よりも水位が目立って少なく、水際に安心して過ごせる環境がないことがカモ類全般、そしてオシドリの少なさに影響しているような印象でした。ダムサイトではジョウビタキやミソサザイなどを確認し、ちょっと早めに干拓地に戻りました。戻ってきた干拓地ではクロヅルが何度か見られましたが、ソデグロヅルやアネハヅルには出会えませんでした。

クロヅル

5日目

この日はチェックアウトもあるため、朝食はとらずに早めに出発。昨日と同じ場所で夜明けを待ち、日の出前後の撮影を始めました。この日は少し雲があり、快晴の昨日と比較すると、背景に変化も出てきました。

朝日とツル(竹村様 撮影)

ある程度明るくなってツルが落ち着くのを待ち、ツルのねぐらをチェックしてみると、待望のソデグロヅルを発見。急いで皆さんを呼びに戻りましたが、タッチの差で間に合いませんでした(残念!)。一旦ホテルに戻り、朝食を済ませてからチェックアウト。残り時間は少なくとも、時間の許す限り干拓地で観察や撮影を行いました。まずは観察センター屋上でツルをチェックすると、近くの方からサカツラガンがいると教えてもらいました。サカツラガンはエサを食べるツルの陰に見え隠れしていましたが、おかげさまでバッチリ見ることができました。サカツラガンも日本に飛来する個体数は少ないので、ラッキーでした。

サカツラガン

そして、あたりを付けていたタゲリが撮れそうなところをゆっくり流してもらうと、期待通りの耕作地にタゲリを発見。静かに待つと近づいてきましたが、近くの2羽がけんかを始めました。一瞬のケンカは何度も見たことがありますが、頻繁に同じ個体同志でケンカを続ける光景は初めてだっため、皆さんにもたくさん撮影してもらいました。

タゲリのバトル(竹村様 撮影)

出発時間も迫り、さいごに観察センターでトイレを借りようと立ち寄ると、屋上の方々がアネハヅルを見ているとの情報をゲット。急いで皆さんと屋上に上がると、アネハヅルは比較的見やすいところにいてくれたので、最後の最後でようやく、全員で観察・撮影することができました。

アネハヅル

予定を10分ほど過ぎていましたが、おかげさまで最高の締めくくりとなりました。確認種をチェックすると、合計で109種(ドバト含む)となったようです。13時を少し過ぎたころに鹿児島空港に到着し、皆さんと解散しました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

この記事を書いた人

吉成 才丈 よしなり としたけ
1962年生まれ、東京都在住。東京都千代田区で、バードウォッチング専門店<Hobby's World(ホビーズワールド)>および鳥類調査会社<(株)日本鳥類調査>経営。バードウォッチングのガイドで、全国各地も巡る。歳時記的に、毎年同じ時期に同じ探鳥地を訪ねることが多く、タカやシギチの渡り、ガン類の越冬、海鳥などを観察・撮影するのが楽しみ。バードウォッチングは、だれでも気軽に楽しめる趣味だと思っています。難しく考えることなく、皆さんのペースで楽しんで頂けるように心がけています。

有明海から日本最大のツルの渡来地・出水へ
【2025年】前編

report by 吉成才丈 2025年12月1日~8日

1日目

福岡空港に集合し、まずは佐賀県に向かいました。途中、高速道のサービスエリアで昼食をとり、まずは調整池で鳥見を開始。下見の際には7,000羽ほどいたトモエガモが少なめでしたが、ノスリやオオタカなどの猛禽類が出現すると群れが飛び立ち、さっそくシャッターチャンスがやってきました。今回は撮影される方ばかりでしたが、おそらくどなたかは、追いかけるオオタカとすぐ前を逃げ惑うカモ類の臨場感あふれるカットをとらえたことでしょう。

トモエガモ

調整池の後は、翌日の下見も兼ねて東よか干潟に行きました。翌日の午前中は満潮で鳥が近づくのですが、この日の夕方は干潮で潮が引いています。広大な干潟自体をご覧頂き、点在するシギ・チドリやツクシガモ、ズグロカモメなどを遠くから眺めました。オオジュリンやツリスガラを狙って干潟の近くのヨシ原を覗いてみましたが、風が強くて断念。かわりに住宅地近くでカササギを狙いましたが、移動中に少し見られただけで終了。日暮れが近づいたので、ホテルに向かいました。

カササギ(竹村様 撮影)

2日目

朝食後にホテルを出発し、満潮が近づく東よか干潟に向かいました。本当は一刻も早く干潟に行きたかったのですが、途中、建物のアンテナにとまっているカササギを発見。カササギは集落にいることが多いので、民家にカメラを向けないように注意しながら撮影して頂きました。干潟につくと、シギやチドリ類が接近してきていました。万一離れた時のために集合時間を決めて自由行動も可能とし、銘々に撮りたいカットを狙っていただきました。少しずつ移動しながら探すと、たくさんのハマシギの中にツルシギやアカアシシギ、オオハシシギ、ダイシャクシギ、チュウシャクシギ、シロチドリ、ダイゼンなどを発見。さらに、この干潟に着いて間もないというソリハシセイタカシギやミヤコドリも見つかりましたが、潮位が高くなって居場所がなくなり、すぐに飛んで行ってしまいました。潮が満ちてくる時間の早さに驚きつつも、ツクシガモやズグロカモメ、ヘラサギの仲間なども観察できました。

ダイシャクシギ
オオハシシギ

ハヤブサの幼鳥がハマシギの群れに突っ込むと、逃げ惑うハマシギの群れは動きをシンクロさせながら逃げ惑います。塊の形を変えながら、また上面と下面で色や色彩のパターンを変えながら飛翔する様子も堪能いただけたかと思います。

ハマシギ

東よか干潟観察の後は、長崎県の諫早の干拓地に向かいました。広大な干拓地のヨシ原では、ハイイロチュウヒのメスが飛翔するも、例年より個体数が少ない印象。水路でセイタカシギを撮影していると、近くのバーダーがコミミズクを撮影していると教えてもらい、一緒にコミミズクを撮影させてもらいました。コミミズクは、数メートルから十数メートル移動しながら狩りを行う行動を繰り返したため比較的近くで撮影できたものの、飛翔を狙うことは難しかったですね。

コミミズク(竹村様 撮影)

少し奥の土手に移動して再びハイイロチュウヒなどを狙うと、参加者のお1人が、灌木にとまっているトラフズクを見つけてくれました。とまっていた灌木がヨシ原の少し奥にあったのでトラフズクは安心しきって微動だにせず、終始同じ姿勢で寝ている姿のみの観察でした。それにしても、わずかな時間内に、フクロウ類が2種も観察できるのはラッキーでしたね。

トラフズク

3日目

朝食後にホテルを出て、再び諫早の干拓地に向かいました。干拓地の耕作地では、電線にとまるムクドリの群れの中にホシムクドリを発見。ほどよい距離で車を停められたので、ゆっくり観察・撮影できました。

ホシムクドリ

他に耕作地では、タゲリやツルを観察。ツルは出水のみと思っている方も多いようですが、実は諫早干拓などの九州各地で小さな群れを観察できます。干拓地の締めに、入り組んだ水辺が見られる場所を覗くと、定番のオオハクチョウやヘラサギ類などのほかに、ハイイロチュウヒやコチョウゲンボウのオス成鳥なども観察されました。午前中に島原まで移動し、フェリーで熊本へ。ここの航路は所要時間1時間しかないのですが、毎年ユリカモメの群れが船に付き、堤防にはカツオドリの大群が見られています。今年も、スマホ距離のユリカモメ、海上を飛翔するカンムリカイツブリ、カツオドリなどをお撮りいただきました。

カツオドリ

熊本港到着後は、ツルの待つ出水まで一気に走りました。今年は一番個体数の多いナベヅル、ひと回り委大きなマナヅルのほかに、カナダヅルが3羽、クロヅルが10羽、ソデグロヅルとアネハヅルが各1羽飛来しているとのこと。タイミングが悪いと、個体数の少ないツルは出会えない可能性もあるので、夕方のわずかな時間でもトライ。この日はカナダヅルを近くで見ることができました。

カナダヅル

 

この記事を書いた人

吉成 才丈 よしなり としたけ
1962年生まれ、東京都在住。東京都千代田区で、バードウォッチング専門店<Hobby's World(ホビーズワールド)>および鳥類調査会社<(株)日本鳥類調査>経営。バードウォッチングのガイドで、全国各地も巡る。歳時記的に、毎年同じ時期に同じ探鳥地を訪ねることが多く、タカやシギチの渡り、ガン類の越冬、海鳥などを観察・撮影するのが楽しみ。バードウォッチングは、だれでも気軽に楽しめる趣味だと思っています。難しく考えることなく、皆さんのペースで楽しんで頂けるように心がけています。

奥日光で冬鳥観察&会津でヤマセミ撮影にもチャレンジ【後編】

report by 吉成才丈 2025年11月4日~7日

3日目
いよいよ、今日、明日の2日間がヤマセミ撮影の本番です。
4時30分ちょっと前のまだ暗いうちに迎えに来てもらい、明るくなる前にハイドに身を隠して息をひそめます。
この日は未明から霧が出て、スタート時の水面は煙っていました。たいてい、ヤマセミは鳴声を発してから目の前に現れるのですが、最初の個体は下流から無言でやってきました。ヤマセミは、運よく20mほど離れた流木にとまり、まだ薄暗い中で最初のカットが撮影できました。この個体はオスで、争いに敗れて今は孤独な個体とのことでした。

つぎは、やや上流にとまり、探餌後にダイブして魚を捕えたものの、さらに上流に向かって水面近くにとまり、ゆっくりと魚を飲み込みました。

朝イチのヤマセミ(ISO 20,000)
エサを運ぶヤマセミ(村上様 撮影)

 

その後もヤマセミは、時折、目の前を通過していきましたが、近くにとまったり、近くで採餌をしたりなどのよい条件での出現はありませんでした。
ヤマセミの出現状況は毎日異なりますし、ヤマセミの行動を認識して飛翔を撮影するには、1日だけだと難しいのです。だから2日間連続のチャレンジなのですが、明日に期待ですね。

午後は貸切り車で市内を巡り、お堀のカモ類やエナガ、シジュウカラ、ヤマガラなどの小鳥類を楽しみました。
また、猪苗代湖畔の耕作地も巡ってコハクチョウなども撮影しましたが、今朝も明日も早いので、早めにホテルに戻りました。

コハクチョウ
コハクチョウ

 

4日目
前日に続き、まだ暗いうちに迎えに来てもらい、明るくなる前にハイドに身を隠して息をひそめました。この日は霧もなく条件が良いのですが、途中から風が強くなる予報なので、朝方が勝負です。
期待通り、この日のヤマセミは近くの流木や落葉樹にとまったりして、昨日以上に興奮しました。
2羽での並びとまりは見られませんでしたが、入れ替わるようにとまったり飛びたったり、またエサを捕えたり持ち運んだりして、ヤマセミの行動もお楽しみ頂けたと思います。

近くの流木にとまるヤマセミ(村上様 撮影)

 

天気予報通り、この日の後半は風が強まり、ヤマセミの出現も減少してきました。
撤収後はホテルに戻り、ご挨拶後に解散。宿泊したホテルはチェックアウト時間に余裕があるので、皆さんの都合で、銘々に帰路についていただきました。

 

近くの枝から飛び立ったヤマセミ
オスと入れ替えで飛び立つメス

 

このツアーはヤマセミ撮影にチャレンジすることを謳っていますが、観察だけでも大丈夫です。今回参加された方も、半分の3名は観察だけで楽しんでおられました。
また来年も企画されると思いますので、ヤマセミをじっくりご覧になったことがないという方、ぜひ撮影にチャレンジしてみたいという方は、どうぞお気軽にお出かけください。

この記事を書いた人

吉成 才丈 よしなり としたけ
1962年生まれ、東京都在住。東京都千代田区で、バードウォッチング専門店<Hobby's World(ホビーズワールド)>および鳥類調査会社<(株)日本鳥類調査>経営。バードウォッチングのガイドで、全国各地も巡る。歳時記的に、毎年同じ時期に同じ探鳥地を訪ねることが多く、タカやシギチの渡り、ガン類の越冬、海鳥などを観察・撮影するのが楽しみ。バードウォッチングは、だれでも気軽に楽しめる趣味だと思っています。難しく考えることなく、皆さんのペースで楽しんで頂けるように心がけています。

奥日光で冬鳥観察&会津でヤマセミ撮影にもチャレンジ【前編】

report by 吉成才丈 2025年11月4日~7日

1日目
予定通りに宇都宮駅に集合し、貸切りバスで奥日光に向かいました。
昨年も紅葉が遅れていましたが、今年はさらに紅葉シーズンが遅れたため観光客が多く、若干の渋滞を通過して奥日光に到着。昼食を済ませた後に川沿いの遊歩道を散策すると、デッキの真下にカワガラスが休んでいました。川の周辺では、カワガラスが潜って採餌したり追いかけあったりする様子を堪能。行動が面白いので、撮影される方はたくさん撮られたと思います。
湯滝の下から小滝までをぐるっとひと回りし、つぎに牧場の方に向かいました。ここではツグミが多く、よく見ると、マミチャジナイやアカハラなども混じっていました。牧場にはツグミの群れも降りており、見渡す限り数十羽を数えることができました。山合いは薄暗くなるのも早く、夕方は早めにホテルにチェックインしました。

カワガラス(村上様 撮影)

 

2日目
早朝の探鳥を提案しましたがクマも怖いというので、朝食後に宿の周辺をひと回り。湖では、ヒドリガモやカルガモ、オオバンなどを観察。
一旦ホテルに戻ってチェックアウトし、湿地のトレイルを昨日とは別方向からアプローチしようと車で移動。驚いたことに、車を降りたところから鳥の気配があり、マミチャジナイやアカハラ、ウソ、ベニマシコ、オオマシコ、カシラダカなどが次々と出現しました。

マミチャジナイ
ウソの幼鳥

 

いつまでもここにいられそうでしたが、まだいる鳥たちを残してトレイルを歩きだすと、ツグミやゴジュウカラ、コガラ、エナガなどを発見。皆さんはマヒワを見たいとのことだったので、よく水を飲みに来るところをチェックすると、期待通りにマヒワの群れがいました。
マヒワは最初は落ち着かずに警戒していましたが、そのうち慣れると近くで水を飲みに降りてき始めました。毎年、同じようなところで水を飲むとは驚きですね。

マヒワ
マヒワ

 

アトリの群れも何度か来ましたが、なかなかじっくり見られませんでした。
その後、アオシギを狙って再び清流沿いを歩きましたが出会えず、またまたカワガラスの面白い行動を楽しみました。
午後は明日のヤマセミ撮影に備えて、専用バスで会津へ移動しました。
意外だったのですが、今回は奥日光が初めてという方が多く、雄大な景色もお楽しみ頂けたようです。

カワガラス
奥日光の景色

 

後編につづく

 

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吉成 才丈 よしなり としたけ
1962年生まれ、東京都在住。東京都千代田区で、バードウォッチング専門店<Hobby's World(ホビーズワールド)>および鳥類調査会社<(株)日本鳥類調査>経営。バードウォッチングのガイドで、全国各地も巡る。歳時記的に、毎年同じ時期に同じ探鳥地を訪ねることが多く、タカやシギチの渡り、ガン類の越冬、海鳥などを観察・撮影するのが楽しみ。バードウォッチングは、だれでも気軽に楽しめる趣味だと思っています。難しく考えることなく、皆さんのペースで楽しんで頂けるように心がけています。

秋色の佐渡島に舞う朱鷺色トキを狙う

Report by 戸塚学 / 2025年10月21日~24日


初日は移動で終わってしまったが、残り2日半天気も「快晴」でなく晴れ曇りだったのでお昼に休憩を入れず1日中撮影をするハードスケジュールになってしまった。今までより約2週間遅くしたが、猛暑の影響は強く稲の二番穂も紅葉も色づきが鈍いのが残念だった。大きく分けて2か所の田んぼを廻ったが、1ヶ所のトキたちの警戒心が強く苦労をしました。しかし、40羽近い群れやねぐら入りするトキたちを見られるだけでなく水浴びとディスプレイも撮れたことは良かったと思います。

飛翔

1日目 新潟~佐渡島(曇り)

初日は佐渡島上陸後、雲に太陽が隠れ暗くなってしまったのでそのままホテルに向かい終了となりました。

2日目 佐渡島(曇り時々晴)

朝6時30分に出発してホテル周辺の田でトキを探しますが、警戒心が強く苦労をしていると、ランニングのおじさんから「あっちにトキの群れでいるよ」と教えてくれたのでそちらの田に向かうと6羽いました。が、こちらもかなり離れているのに車を停めると同時に飛んでしまい撮影が難しい。それでも参加者のみなさんは「初トキ」なので多少遠くてもシャッター音が響き渡ります。一旦7時30分頃朝食にホテルへ戻り、各自で食べてもらいます。9時に再集合してトキ探しをします。しかし見つからない・・・見つけても遠いし、近づくと飛んで逃げる。それでも移動を繰り返し何とか3羽の群れを狙っていると、突然飛んできたトキが3羽の近くに降りると、そのうちの2羽が激しく羽ばたき、ダンスを始めました。なんとディスプレイを撮れるとはびっくりでした。

トキのディスプレイ

その後も探しながら撮影を繰り返し、一旦トキテラスへ行き展望台から国仲平野を見てもらいました。気がつけばすでに12時を過ぎている!天気が快晴なら11時頃からお弁当を買ってホテルで休憩のはずだったのですが、光がいいのでこんな時間になってしまった。もう休憩を入れてる時間はないのでコンビニでお昼ご飯を買っていただき、食べながらトキの撮影を続行しました。その後は少し離れた別の田に向かい探しますが・・・見当たりません。もう一度午前中に廻った場所を探しますが、パッとしません。しかしオオハクチョウとオオヒシクイの群れに出会えたので撮影をしてもらいました。もう少し近くでと思ったのですが、やはりオオヒシクイは飛び立ってしまいました。オオハクチョウは座っていたのでゆっくりと撮影ができました。夕方は曇っているせいでどんどん暗くなってしまったので「もしかして」と思ってねぐらにしている場所の近くに行くと2羽が枝にとまる姿を見つけました。暗いながらもなんとか撮影もできました。ホテルに戻る途中、田の中に「ネコ?」と思ったら仔タヌキでした!

オオヒシクイ
 

 

3日目 佐渡島(晴れ時々曇り)

この日も6時30分出発して朝陽絡めの撮影を試みますが、昨日同様トキの警戒心が強く苦労をする。また田が1枚当たりの広さが非常に広く、近づくのに時間がかかる。それでも飛び立つ姿や飛翔する姿が撮れたのでホテルに戻りました。朝食後、いつもの田を廻ると・・・異様な光景?白っぽい塊が水の溜まった田に広がっている?双眼鏡で見るとオオハクチョウとダイサギも混じるが、トキが40羽近く集まっている!こんなのは初めてで一旦全体が見られる場所へ移動して撮影をしてもらい、その後は堤防に上がりこの群れを俯瞰で撮りましょうと話していると軽トラックがトキの群れの近くを走って行くと・・・群れが飛び上がってしまった!群れが大きくなると警戒心が強くなるので仕方ないとはいえ俯瞰で撮りたかった!残念。

トキの群れ
群れ

 

移動をしていると一段高い田にノスリがとまっている?飛ぶかもしれないので撮ってねと伝え車を停めるが逃げない?何か獲物でも掴んでいるようなしぐさをしていたので、そんな仕草もアップでしっかりと撮影できました。

ノスリ

その後は飛び上がり、近くの電柱にとまったのでそれを撮っていると軽四が停まり「トキを撮ってるのか?」と聞かれたのでノスリだと伝えると「そこの池の脇の木にトキがたくさんとまっている」と教えてもらったので行ってみると距離はあるものの枯れ木にトキの花が咲いている姿を撮れて超ラッキーでした。

枯れ木に止まるトキ

気がつけばまたしても12時を過ぎてしまったのでAコープでお弁当を買ってもらい、また食べながらの撮影をすることになりました。田の中のペアを狙っているとひさしぶりに水浴びをする姿を見ることができました。遠いのが悔しい!その後は昨日行った別の田にこの日も探しに行きましたが、ほとんどトキは見つけられなかった。再び午前中の田に戻ると神社の立派な杉の枝に4羽とまるトキの姿をゲットできました!昨日オオハクチョウとオオヒシクイがいた場所には白鳥の群れが?ちょっと違和感があったので双眼鏡で見るとコハクチョウでした。どうやら渡ってきたようです。他にもアトリ、ムナグロの群れも飛び回っていました。

オオハクチョウ

夕方もう一度、神社の立派な杉を見に行くと枝に3羽トキが残っていた。せっかくなので夕日に照らされる「紅のトキ」を撮るため粘っていると1羽が飛んで来て枝にとまり、再び4羽になりました。しかし雲が意外と厚くて思ったほど色づかなかったのが残念でした。しかしここをねぐらにするのか?撮影を切り上げるころには4羽とも眠ってしまいました。最後に昨日のねぐらの近くに行くとどんどんトキたちがねぐらに入る姿を観察することができました。そしてホテルに戻る途中またしても同じ場所に仔タヌキがいました。

 
杉の枝に4羽とまるトキ

 

4日目 佐渡島~新潟(快晴)

最終日も6時30分出発して撮影を試みるもやはりこの田は難しい。一旦朝食を食べてから車に荷物に積み込み、最後の撮影ですが・・・なぜかこの日はいつもの田で見つかりません。それでも何とか近づけたトキを撮影します。最後に昨日の池脇の枯れ木を見に行くと今日は10羽以上がとまっていたのでしっかりと撮影をしてもらいました。時間になったのでレンタカーを戻しフェリーターミナルで食事とお土産を買っていただきます。1日目は移動だけで終わってしまいましたがそれ以外はちょっと近づけないこともありましたが、美しい姿を沢山撮影ができたのではないかと思いました。昨年は撮影ができなかった今年は近くでしっかり撮れて、みなさん心地よい疲れを感じられていたのではないかと感じました。ご参加いただいたみなさまありがとうございました。

飛翔
枯れ木に止まる群れ

 

撮れた鳥

オオヒシクイ・オオハクチョウ・コハクチョウ・トキ・タシギ・トビ・ノスリ・タヌキ

見られた&声を聞かれた鳥

カルガモ・マガモ・コガモ・ハシビロガモ・キジバト・カワウ・チュウサギ・ダイサギ・アオサギ・コサギ・ユリカモメ・ウミネコ・セグロカモメ・ミサゴ・モズ・カケス・ハシブトガラス・ハシボソガラス・ヒバリ・ヒヨドリ・ウグイス・ムクドリ・ジョウビタキ・スズメ・ハクセキレイ・キセキレイ・タヒバリ・アトリ・カワラヒワ・ホオジロ・ムナグロ

この記事を書いた人

戸塚 学 とつか がく
高校3年生の時写真に興味を持ち、幼少の頃から好きだった自然風景や野生の生き物を被写体として撮影をする。20歳の時、アカゲラを偶然撮影できたことから、野鳥の撮影にのめり込み、「きれい、かわいい」だけでなく、“生きものの体温、ニオイ”を感じられる写真を撮ることが究極の目標。野鳥を中心としたネイチャー系フォトグラファーを目指す。作品は雑誌、機関紙、書籍、カレンダー、コマーシャルなどにに多数発表。
●日本野鳥の会会員 ●西三河野鳥の会会員 ●SSP 日本自然科学写真協会会員

立山のライチョウを撮る【2025年4月編その2】

Report by 戸塚学 / 2025年4月20日~22日

3日目 晴れ

天気予報は曇りのはずが、なんと晴れてる!予定通り5時30分からライチョウを探しに行くと、昨日2羽のオスがいた場所にオスはおらず、かわりにメスが目立つところにいたのでみなさんに撮ってもらいます。昨日までは雄ばかりだったので雌雄の違いをしっかり確認してもらいました。

ライチョウ(メス)
ライチョウ(メス)
ライチョウ(メス)

私は違う場所へライチョウを探しに行き、みなさんには撮影を続行してもらいます。1羽のオスを見つけましたが遠いしあまりいい場所ではないのでみなさんを呼ばずに戻りました。1人の女性が「こっちに2羽いますよ!」と教えてくれたので見に行くとオスが2羽いました。昨日の2羽かなと思ってみていると?1羽には足環がなさそうで?とすれば昨日とは別のオスのようです。もう1羽はみくりが池方面のハイマツに消えて行く時に昨日いた雄と同じ足環を確認。そんな時、山側を鳥の群れが通過しました。昨日は猛禽に追われ一瞬でしたが、今回は普通の飛翔スピードだったのでヒヨドリと確認できました。一旦食事に行き、次回は荷物をまとめ食堂にデポしてから撮影に出る事にします。

再びメスがいる場所へ向かうとなんと2羽でいます。メスが嫌がっていないという事はどうやらペアリングしているようです。考えてみれば昨日この場所にいた2羽のオスはこのなわばりのオスではなかったという事か。それで激しい喧嘩をしなかったのだ。今日は雄、雌、ペアとどれも白いライチョウを撮ることができました。

ライチョウ(ペア)

人が増えて来たことと太陽が光線が真上から降り注ぐのでペアはハイマツの中に入ってしまった。動きが無いので10時にみなさんに集まってもらい今後のスケジュールを伝えました。「このまま撮影を続ける」「状況的にこれからは良くならないので切り上げて帰る」を選択してもらい1名は残り、4名は帰るという事で、宿で解散となりました。結局残ると言っていた方も30分後「やっぱり帰る」と私たちが出発する前に戻ってこられました。

残雪の多さでライチョウの出現が心配されましたが、数は少ないものの白いライチョウをしっかり撮れたのは良かったと思いました。

奥大日岳
奥大日岳

 

撮影できた鳥
ライチョウ・カヤクグリ

 

見られた&声が聴かれた鳥(S=さえずり)
ウソ・ヒヨドリ・ハイタカ?・ハヤブサ

この記事を書いた人

戸塚 学 とつか がく
高校3年生の時写真に興味を持ち、幼少の頃から好きだった自然風景や野生の生き物を被写体として撮影をする。20歳の時、アカゲラを偶然撮影できたことから、野鳥の撮影にのめり込み、「きれい、かわいい」だけでなく、“生きものの体温、ニオイ”を感じられる写真を撮ることが究極の目標。野鳥を中心としたネイチャー系フォトグラファーを目指す。作品は雑誌、機関紙、書籍、カレンダー、コマーシャルなどにに多数発表。
●日本野鳥の会会員 ●西三河野鳥の会会員 ●SSP 日本自然科学写真協会会員

立山のライチョウを撮る【2025年4月編その1】

Report by 戸塚学 / 2025年4月20日~22日

今年の冬は日本海側で雪が多かったこともあり、室堂も数年ぶりの雪景色でした。あまりにも雪が多いとライチョウは朝のなわばりパトロール後、下に降りてしまう事が多く遭遇率の低さを心配遭いましたが、3日目には多くの白いライチョウに出会う事ができました。

1日目 曇りのち雨

さて当日、宿に向けて歩き出した時はまだ雪も雨も降っていなかったのですが、5分ほどで霙が雨に変わりました。本来ならこの道中もライチョウを探しながら撮影をするのですが、雨が結構強く振って来るのでひたすら歩くことに。何とか宿まで無事に到着することができました。その後も雨足は強くなるのでこの日は撮影をせず終わりました。

2日目 快晴

朝は5時30分からスタートです。天気は快晴=ライチョウが出にくいのが心配ですが、歩き出してすぐに真っ白なオスを発見してみなさんに撮ってもらいます。本来なら昨日ライチョウを探しながら各ポイントへ向かい説明をするのですが、大雨だったのでそれができなかったのでこの日にすることにしていました。しかし、すぐにライチョウが見つかったので撮影を優先させます。

ライチョウ(オス)
ライチョウ(オス)
ライチョウ(オス)
ライチョウ
ライチョウ(オス)

だんだん人が集まってきたので一旦切り上げ2か所目に向かい説明をしました。残念ながらこの場所にはライチョウはいなかったので先ほどの場所に戻り再び撮影をしてもらいます。途中、ハイマツ上でさえずるカヤクグリを狙う方もいました。

カヤクグリ

7時30分に一旦食事にして9時から撮影再開にしました。朝撮影したライチョウはまだいましたが、一旦別の場所へ向かいます。ここもライチョウがよく出る場所で説明をした後「私は歩いて別の場所へライチョウを探しに行きますが、いい場所にライチョウがいればストックを大きく振るので頑張って歩いてきてね」と伝え探しに行きましたが1ヶ所目には見当たりません。2か所目にはオスがいました。しかし天気がいいので枝が混みあった場所で眠っています。動きそうもないのでストックを振ることなく戻り、朝撮影した場所へ戻り再びライチョウを撮影してもらっていると、ハイマツの中のライチョウが急に首を伸ばして振っています?「警戒してる」と思ったら、小鳥よりも少し大きな鳥の群れが私たちの間を猛スピードで駆け抜けて行くとすぐ後ろを少し大きめなシャープの鳥が追いかけていました。一瞬ですが尾羽にバンドがあるのは確認できましたが、種の同定はできませんでした。しばらく飛び去った方向を見ると猛禽類らしい2羽が喧嘩しながら飛んでいますが雪の斜面から猛スピードで出たり入ったりするのでなんだかわかりません。そのうちの1羽を何とか撮影するとハヤブサでした!10時30分にすでにみなさん撮影に疲れたので切り上げたいという事で夕方まで休憩にすることにしました。

ハヤブサ

夕方は朝撮影した場所の近くにオスがいますが、様子が違う。よく見ると足環の色が違うので別個体です。撮影しながら動きを待っていると?朝の個体がハイマツから登場!しかしお互いの存在を認識しているのですが喧嘩にならずまったりとしていたのだが、いきなり朝の個体が飛び出し追いかけっこが勃発!ここでみなさん撮りたかった赤く張り出した肉冠の撮影ができたと喜んでいました。一旦夕食をとり、夕陽の撮影に出たのですが少し遅い感があり宿の前で夕陽を狙う派と夕日のポイントで狙う派に分かれました。夕日が沈んだ後の雲の焼けるシーンを待っていたがどうも焼けないなぁと思っているとハイマツの中から2羽のライチョウが出てきて走り回るのでどちらを狙うかで悩んでいると2羽とも私たちの前を駆け抜けて消えてしまいました。ここでもう暗くなったので終了しました。

夕焼け

夜は20時30分から星の撮影に出ました。その前にカメラの設定を明るい場所でしてもらいポイントへ行くとなぜか?私以外がOMユーザーで1名以外は撮影ができない!キヤノンなら教えてあげるのだがOMはわからない。撮影できる方に設定を見てもらったが「わからない」とのことでどうも何かが邪魔をしているようで残念な結果になってしまった。

 

この記事を書いた人

戸塚 学 とつか がく
高校3年生の時写真に興味を持ち、幼少の頃から好きだった自然風景や野生の生き物を被写体として撮影をする。20歳の時、アカゲラを偶然撮影できたことから、野鳥の撮影にのめり込み、「きれい、かわいい」だけでなく、“生きものの体温、ニオイ”を感じられる写真を撮ることが究極の目標。野鳥を中心としたネイチャー系フォトグラファーを目指す。作品は雑誌、機関紙、書籍、カレンダー、コマーシャルなどにに多数発表。
●日本野鳥の会会員 ●西三河野鳥の会会員 ●SSP 日本自然科学写真協会会員

奄美大島・固有種を狙う撮影三昧の4日間 2本目【後編】

Report by 戸塚学 / 2025年4月6日~9日

3日目 高曇り時々晴

昨夜が遅かったので今日はのんびりスタート。9時出発で森に向かいます。今日も各自狙いの鳥の場所で撮影してもらいました。撮影をしない参加者がまだしっかりとアカヒゲを観ていないという事で私は彼女についてアカヒゲを探しました。まったく鳴いてくれず約1時間経つとようやく鳴いてくれたのでそちらで探しますが、なかなかじっとしてくれず苦労をしましたが、ようやく最高な場所でそれも近くでゆっくりとさえずりと羽繕いをしてくれたことでスマホでも撮影ができたと喜んでもらいました。

アカヒゲ
アカヒゲ

その後はまた各自で楽しんでもらう事に。私は休憩室に食事をしに行くと?そこの近くでリュウキュウコノハズクの「ココッコッホ」の鳴き声?さえずりが?昼間鳴くのはこの森では初体験でした。午後はまたアカヒゲやルリカケスを狙っていただきました。14時終了で一部の参加者が田中一村美術館に行きたいとのことで、途中のバス停で降ろし残りのメンバーはホテルに戻りました。

21時30分再びナイトツアーに出発です。1名が体力的に休むという事でその方以外で出発です。途中国道でアマミノクロウサギとアマミヤマシギが出ていてびっくりしました。昨日すでに経験済みなので本日カメラ設定は無しでスタート。スタートしてすぐにのんびりとしたアマミノクロウサギに遭遇!昨日とは打って変わって撮りまくり野郎でした。

アマミノクロウサギ
アマミノクロウサギ
アマミノクロウサギ
アマミノクロウサギ

その後は次から次とアマミヤマシギで出まくるので、途中からパスして進みます。

アマミヤマシギ
アマミヤマシギ

突然ガイドさんが「あっ!」といってライトを木の枝にあてるとリュウキュウアオバズクです!私は森の中で鳴き声は聞いたことはありましたが、姿を見るのは初めてです。電線ではないところの姿をみなさんにしっかりと撮ってもらいました。

リュウキュウアオバズク
リュウキュウアオバズク

さて残るはリュウキュウコノハズクです。声を頼りに探しますがなかなか厳しい。途中にアマミノクロウサギやアマミヤマシギの撮りやすい個体だけをつまみ撮りしながら進み、昨日ケナガネズミのいた木を探しますがやはりそんなに甘くはありません。

アマミノクロウサギ
アマミノクロウサギ

ガードレール下でのんびりしているアマミノクロウサギを狙っているとガードレールの上の枝に飛んできたリュウキュウコノハズクがとまった!さぁどうする上か下かでバタついているうちにリュウキュウコノハズクは飛び去り、アマミノクロウサギも下に消えて行きました。これぞ二兎追うものは一兎も得ず!その後も順調にアマミノクロウサギとアマミヤマシギを撮影しながら下り、少し早いが超充実した時間を過ごし1時にホテルに到着して終了となりました。

リュウキュウコノハズク
リュウキュウコノハズク

4日目 晴れ

今日は9時にタクシーに荷物を積み込み、昼食は買わずに森へ向かいます。森に入ると西遊旅行のガイド梁川さんのGがちょうど出てきました。ここで梁川さんからすごい情報が!オオトラツグミがいてスマホでも撮影ができたと聞き、ポイントを詳しく聞きました。早速今回「どうしてもオオトラツグミが撮りたい」という方とその場所へ。「たぶんここだと思うんだけど」と道が分岐するところに来ると・・・いた!それも目の前。大慌てで撮影をしてもらうと森の奥へ消えて行きました。

オオトラツグミ
オオトラツグミ

しばらくすると他のメンバーも集まってきたのでみんなで待っていると、なんと私たちの後ろから現れたではないか!なんとか全員撮れたので「ワンモアチャンス」にかけるが動きが無いので池の方へ行くと男性が何かを撮っていた。「カケスですか?」と聞くと「オオトラツグミです。その草陰に入りました」と教えてくれたので道を迂回して進行方向に出ると歩道に出てくれました。開けた場所なのでばっちりです。その後も消えた周辺を迂回作戦で臨み、何度もチャンスに勝利しました。まさかあれほど苦労したオオトラツグミがこうも簡単に片付くとはアンビリーバボー!以外にありません。時間は11時30分あと30分で終わりです。みんなで放心状態で駐車場へ戻る途中またしてもズアカアオバトがのんびりサクランボを採餌していてしっかりと撮影ができました。

ズアカアオバト
ズアカアオバト

それにしても信じられない4日間でした。全員笑顔が戻らないまま空港に到着して無事解散終了となりました。ご参加いただいたみなさまありがとうございました。

 

観察できた生き物・聞かれた鳥

オオトラツグミ・アマミヤマガラ・アマミヤマシギ・アマミヒヨドリ・アマミシジュウカラ・アマミヤマガラ・アマミコゲラ・リュウキュウキジバト・サシバ・アカヒゲ・オーストンオオアカゲラ・ルリカケス・リュウキュウサンショウクイ・ズアカアオバト・リュウキュウハシブトガラス・リュウキュウコノハズク・リュウキュウメジロ・クロサギ・コチドリ・シロチドリ・オオメダイチドリ・ムナグロ・セイタカシギ・オジロトウネン・ウズラシギ・タカブシギ・アマミノクロウサギ・ケナガネズミ・アマミトゲネズミ・アマミイシカワガエル・ヒメハブ・シリケンイモリ

 

見られた&声が聴かれた鳥・生き物カラスバト・リュウキュウツバメ・ツバメ・スズメ・ダイサギ・アオサギ・コサギ・イソヒヨドリ・ヒドリガモ・コガモ・ハシビロガモ

この記事を書いた人

戸塚 学 とつか がく
高校3年生の時写真に興味を持ち、幼少の頃から好きだった自然風景や野生の生き物を被写体として撮影をする。20歳の時、アカゲラを偶然撮影できたことから、野鳥の撮影にのめり込み、「きれい、かわいい」だけでなく、“生きものの体温、ニオイ”を感じられる写真を撮ることが究極の目標。野鳥を中心としたネイチャー系フォトグラファーを目指す。作品は雑誌、機関紙、書籍、カレンダー、コマーシャルなどにに多数発表。
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