(動画) 絶景バロチスタン2020・マクランコーストと泥火山世界

2020年2月下旬、今シーズンのバロチスタン海岸部の旅の季節も終了です。もうずいぶん日中の気温も高くなってきました。

今シーズンに撮りためた「マクランコーストと泥火山」ドローンクリップです。

 

Video & Text : Maiko SAWADA

Visit : Nov2019 -Feb2020, Makran Coast, Balochistan

 

 

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「船の墓場」ガダニの船舶解体ヤード

船の最後はどうなるのでしょう・・・昔は海に沈めたりもしていたそうですが、現在は解体し再利用できる部品を取り出しています。造船ラッシュのあった戦後の日本でも各国で不要になった軍艦などが解体されていたそうですが、こういった船舶の解体の現場は南アジアへと移りました。

 

ガダニではビーチング方式という海岸での解体が行われています。満潮時に船を浜に乗り上げさせ、転売できる部品、鉄をはぎとってリサイクルへと出荷します。資料によるとガダニの海岸は10キロにも及び1980年代には世界最大規模で3万人が働いていたといいます。2016年に大事故があり死傷者がでたことで安全基準の見直しが行われたこと、そして新政権下で新しい税金や保険の導入が行われたため、私たちが訪問した時には数カ所の解体ヤードしか営業していませんでした。

 

14時、昼食休憩の後の作業開始です。

 

海岸のオイルタンカーや客船が手作業で切り刻まれていきます。

 

作業の迷惑にならないように、離れて見学させていただきました。

 

ガダニの海岸・・・疲弊した海岸に数隻の船舶が。

 

私たちが訪問した解体ヤードの労働者は地元のバローチ人だけではなく、スワート渓谷など遠くからやってきた、特にパシュトゥーン人が多いようでした。過酷な労働の現場にいるパシュトゥーンの人たちの強さ、明るさ、男らしさはあっぱれです。

 

Photo & Text : Mariko SAWADA
Visit :Nov 2019, Ship breaking yard of Gadani, Balochistan

 

カテゴリ:■バロチスタン州
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(動画)マクランコーストの泥火山、神秘の光景 – バロチスタン

 

クンドマリールに近いマクランコーストの海岸にある泥火山のひとつ。2019年の冬は活発な活動があり、見ごたえ十分でした。これまで大きな泥火山を見てきましたが、足元で噴き出す泥の造形はまた異なる魅力です。

 

Video & Text : Mariko SAWADA
Visit :Nov 2019, Makran Coast, Balochistan

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(動画) プリンセスオブホープ、ブズィ峠の絶景 – バロチスタン

 

マクランコースタルハイウェイをクンドマリールからオルマラへと向かう途中にあるブズィ峠。そのクンドマリール側のふもとには有名な”Princess of Hope”があります。私にはプリンセスには見えないのですが、週末の午後には大勢の国内観光客がプリンセスを取り巻いています。

 

ブズィ峠からは浸食によって作られた壮大な景観が・・・。

 

Video & Text : Mariko SAWADA
Visit :Nov 2019, Makran Coastal Highway, Balochistan

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(動画)絶景バロチスタン・ヒンゴル国立公園最深部へ!

絶景バロチスタン・ヒンゴル国立公園最深部へ!

 

ヒンゴル国立公園最深部、究極のオフロードで訪れる泥火山世界。

 

2018年の冬からバロチスタンに通い3回目に初めて到達することができた、Mars Point=火星ポイント(スタッフと勝手に命名)。実際の火星がどんなのか知りませんが、「地球じゃないみたい」というイメージです。

 

2019年シーズンも雨の後で壊れた道を開拓しながら、濡れた泥におびえながらのアドベンチャーでした。写真家の中西敏貴さん、ビデオ出演ありがとうございます。許可さえでれば、本当はキャンプしたい場所です!

 

Video & Text : Mariko SAWADA(映像はドローン空撮を含みます)

Visit :Nov 2019, Hingol National Park, Balochistan

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豊漁!クンドマリールの漁港にて(バロチスタン)

クンドマリールの海岸でキャンプをしていると、波・風のない日は沖に漁火が見えます。そんな夜の翌日、漁港へ行ってみました。

 

クンドマリールは小さな漁港。採れた魚は小舟で母船からビーチに運ぶシステムです。この日は港の沖にたくさんの船が集まっていました。

 

漁船です。魚がたくさんあがっています。長い白っぽい魚はなんだろう・・・と思っていたら、なんと太刀魚でした。太刀魚の成魚は朝夕に海面近くにやってくるといいます。

 

魚が母船から小舟でビーチに運ばれてきます。

 

魚を担いでカラチ行きのトラックへ。この小さな漁村にも「製氷工場」があり氷づめにしてすぐにカラチへと運ばれて行きます。

 

地元の人が総出で手伝う浜辺。今日の収穫を見せてもらいました。

 

太刀魚です。見てしまったからには買わずにはいられなくなりました。採れたてです。アイスボックスに入れてキャンプへ。コックのヌールさんと一緒に太刀魚15匹でお刺身と炭火塩焼きと南蛮漬けを作りました。日本米を焚いて、太刀魚尽くしのディナー。

 

クンドマリールのビーチのキャンプでいただく、太刀魚のお刺身、自前のビールとワインとともに。

 

この太刀魚の炭火塩焼きの美味なこと・・・。この晩、15匹の太刀魚は日本人7名の胃袋に余すところなく吸収されていきました。長い間パキスタンを旅していていますが、本当に一番のディナーでした。

 

Photo & text : Mariko SAWADA (写真はドローン撮影を含んでいます)

Visit :Nov 2019, Kund Malir, Balochistan

カテゴリ:■バロチスタン州 > マクランコースト > クンドマリール
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バローチ族の村を訪ねて(ゴーラクヒル、シンド州)

シンド州とバロチスタン州の州境、ゴーラクヒルの山中で訪問したバローチ族の村(キャンプ)を訪問。

バローチ族はパキスタン、アフガニスタン、イランの3カ国に暮らしパキスタンでは総人口2億人の約4パーセントがバローチ族。50%がバロチスタン州に、40%シンド州に暮らしています。

言葉はイラン系のバローチ語。バローチ族は女性の衣装やアクセサリーの豪華さでも知られています。また、バローチ族の中で130~150の部族(氏族)に分かれており、今回であったのはブズダール(氏族)の人々でした。

 

バローチ族の人々は大変保守的です。バロチスタン州では写真撮影どころか村の訪問も困難ですが、シンド州に暮らすバローチの人々はゴーラクヒルに来るパキスタン人観光客を見慣れているせいか、外国人の私たちの訪問を<今のところ>受け入れてくれています。

 

ゴーラクヒルで3か所の村を訪問しましたが、いずれの村でも家長が迎えてくれ、自分の家と家族を紹介してくれました。家長以外の男性はふもとの畑に働きに出ていたり、放牧にでており、女性は村の周りで採取する植物の葉を使ってマットを作っていました。

 

ゴーラクヒルに近いJarra Buthi 村。ここに暮らして6世代目とご主人が言います。女性はマットを編み販売し、現金収入を得ます。1枚500ルピー。

 

美しい刺繍、バローチ族の民族衣装。

 

ゴーラクヒルの厳しい自然の中に暮らす、バローチ族。変わりゆくパキスタンで見た、昔ながらの暮らしを営む美しいバローチの村でした。

 

Photo & Text : Mariko SAWADA

Visit : Nov 2019, Gorakh Hill, Sindh

カテゴリ:ゴーラクヒル > ■シンド州
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ヒンゴル国立公園・泥火山世界-5

バロチスタン、ヒンゴル国立公園のチャンドラグプ泥火山です。

 

泥火山(でいかざん)とは地下深くの泥が地下水・ガスとともに地表に噴出し堆積したものです。「火山」とついていますが火山活動と必ずしも関係があるわけではありません。バロチスタンの沿岸部はアラビアプレートがユーラシアプレートに沈み込みんでいます。多くの場合、こういう場所では火山活動が活発なのですが、バロチスタンの場合は泥やガスが噴き出す「泥火山地帯」が出現しました。

 

チャンドラグプ泥火山は3つあり、資料によっては「チャンドラグプ1」、「チャンドラグプ2」、「チャンドラグプ3」と記述があるのですが、一番高いヒンドゥの巡礼地になっている泥火山が「チャンドラグプ1」というのは確かなようですが、残りの2つについてはどちらが2か3かわかりません。高い順番かな、と勝手に解釈しています。

 

ヒンゴル国立公園の泥火山についての記事:    

 

2番目に高い泥火山、「チャンドラグプ2」のクレーターです。前シーズンは活動がなく乾いていましたが、今年は泥が噴き出てクレーターにたまり始めていました。

 

「チャンドラグプ2」は傾斜が緩やかな泥火山で、泥の流れが作り出した景観が大変美しい泥火山です。

 

真上から見た「チャンドラグプ泥火山2」。泥の作り出した造形美。

 

「チャンドラグプ泥火山2」から望む夕日と、「チャンドラグプ泥火山1」。美しい夕焼けに恵まれた日でした。

 

Photo & Text : Mariko SAWADA *一部の写真はドローン撮影です。

Special Thanks :Yoko Kadonaga for photograph  from Crater edge

Visit : Nov 2019, Chandragup Mud Volcano、Hingol National Park , Makran Coast, Balochistan

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ヒンゴル国立公園・泥火山世界-4

マクランコースタルハイウェイをクンドマリールに向けて走っていると、道路から見えるヒンゴル国立公園の山並みの中に泥火山 Mud Volcano をいくつか見ることができます。この泥火山もそのひとつ。

 

泥火山(でいかざん)とは地下深くの泥が地下水・ガスとともに地表に噴出し堆積したものです。「火山」とついていますが火山活動と必ずしも関係があるわけではありません。バロチスタンの沿岸部はアラビアプレートがユーラシアプレートに沈み込みんでいます。多くの場合、こういう場所では火山活動が活発なのですが、バロチスタンの場合は泥やガスが噴き出す「泥火山地帯」が出現しました。

 

ヒンゴル国立公園の泥火山について 

 

 

その横にも大きな泥火山があります。同じ泥火山ですが、その様相はかなり異なるものです。

 

歩いてこの泥火山の麓へアプローチ。

11月上旬、今年の1本目のバロチスタンツアーの皆さんと泥火山地帯を歩きました。柔らかい箇所があったりして場所を選んで歩かなくてはならないので時間がかかりますが、泥が作り出した景観は見事なものです。

 

ところどころに陥没した場所が。まさに泥の氷河のクレパス。

 

この日は気温が高く、10時を過ぎるともう歩くのが大変でした。とはいっても11月のバロチスタンは季節の変わり目でもあり、朝晩は気温が下がり過ごしやすくなります。

 

Photo & Text : Mariko SAWADA *一部の写真はドローン撮影です。

Visit : Nov 2019, Hingol National Park, Makran Coast, Balochistan

カテゴリ:■バロチスタン州 > 泥火山 Mud Volcano > ヒンゴル国立公園 > マクランコースト
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ベラのケイヴシティ・ゴンドラニ石窟 Cave city of Gondrani

バロチスタンにある仏教遺跡・・・と信じられているのが「ベラのケイヴシティ Cave City of Bela」、「ゴンドラニのケイヴシティ Cave city of Gondrani」と呼ばれる石窟群です。ベラの町の郊外、4WDで行くか歩いて川を渡らなければならない場所にあります。

 

この遺跡が何だったのか、何の目的で作られたのか、時代など詳しいことはわかってませんが、この地域が仏教を信じる王国の領地であった8世紀ごろの仏教僧院の跡だろうと考えられています。

 

表の面がテラスになっていて、その奥にさらに部屋があります。

 

近くで見るとこんな感じです。これはアフガニスタンのバーミヤンの谷にある石窟を思い出させます。バーミヤンの谷の石窟遺跡との違いは、バーミヤンでは仏陀や菩薩を描いた壁画、天井装飾などが施された石窟があるのですが、ここでは一切装飾あとがありません。

 

水が流れて作り出した道を歩いていくとやがて石窟の規模が小さくなり、いびつな形になります。長い年月の風化でほとんど残っていない窟も。

 

アフガニスタンの石窟に触れましたが、これがバーミヤンの谷の石窟群、東大仏から西大仏にかけてのパノラマです。1,300mにわたり750以上の窟があります。これらは5世紀には造営が始まり、6~7世紀が最盛期、8~10世紀に終焉を迎えたと考えられています。右側の東大仏のテラスには現在も壁面装飾が残されています。

 

バーミヤンの石窟よりももっとゴンドラニ石窟に似ているのが、同じバーミヤンにあるフォラディ石窟です。

 

石窟付近には人が住み、戦時中には村人が石窟に暮らしたため、火をたいたすすで天井が黒くなっている石窟もありました。

 

それでもゴンドラニ石窟とは違い、フォラディ石窟ではこのようなラテルネンデッケの装飾などが残されています。

ゴンドラニ、ベラのケイヴシティの歴史調査が行われ、かつてパキスタンにあった仏教の歴史に光がさすことを願って。

 

Photo & Text : Mariko SAWADA

Visit : Feb 2019, Cave city of Bela / Gondrani , Balochistan

2003-2012, Bamiyan & Foladi Cave in Afghanistan

 

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